まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

レジ待ちにて

2016-02-15 09:22:23 | くらし

袋菓子店で300円のお菓子を二つ買った。
600円をレジの受皿においてお菓子が渡されるのを待っていると。
「お客様、あと100円お願いします」って。えっ?
あんれま、受け皿には510円が鎮座しているじゃないの。
参ったね、またやったかの得意技よ。ほんと、へこむ。

その前には洋風食材お店でレジ待ち。
私の前の方、チョコレートひとつ出して。
「京急のポイントはありますか」と問われてバッグの中を探しまくる。
ややして、あああったわと店員さんに。私もやれやれ。
で、次にお金を支払う段になって、バッグの中をまたもや手探り。焦ってるらしくあちこち手探り。
それがね、けっこう大きめのバッグなのよ、あれじゃあ見つかりにくいなあ、なんて他人事ながら。
口をぱかっと開いて探してらっしゃるから丸見え。あんなにポケットがあったんじゃなあ、なんて他人事ながら。
いやあ、待ちましたねえ、チョコレート1個に。
店員さんとアイコンタクトして微苦笑。ま、仕方ないか、待ちましょうなんて。
ようようその方「これで」って直接1000円札取り出して。
一部始終拝見。長かったわ異常に。明日は我が身、と。

Eテレの「団塊スタイル」 五木寛之さんがゲストの回。五木さんのお話。
サラリーマン氏が退社する時間帯に書店で本を数冊買ってレジでの支払い時に。
後ろにはサラリーマン氏が列をなして並んでいる状況ね。
小銭を取り出そうとして指がすべり、2,3枚の小銭が床にコロコロと転がったそうな。
そのとき、五木さんには聞こえたそうな。
舌打ちと「だから年寄りは嫌なんだよな」と言う声が。本当に言ったかどうかは分からないけれど。
『嫌老感』
ご自分で感じたそうだ。あんまりいい言葉じゃないよね、私は好きじゃない。
五木さんご本人は年を取って行くことを、否定的にとらえているわけではないけれど。

佐渡で父と暮らしていたときのこと。
老人会の人たちと一緒におむつたたみの作業をしながら、何かでそんな話題になったのね。
「俺はそういう時は持ってる小銭をみんな出して、あねさん、いるだけ取ってくれえっちゃって頼んどるが」
とムロオカサンが。
おおー、いいわあ。
小銭分はレジ嬢にかかった代金だけ取ってもらい、お札は手がすべらないから自分が取り出す。
なんたる合理的なやり方か。
私がこちらでその方法を試したらどうなるかしら。
手間が省けるって感謝されるかしら。それとも。
ふざけんなって蹴っ飛ばされるかしら。

 (富士山はどこだ!)

 

コメント
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