まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

円形脱毛症

2022-05-26 09:01:42 | くらし

もちろん私ではありません。夫のことです。
証拠写真を撮ってあるので、お見せしたいくらいの頭絵模様。

4月下旬のある日、外出から帰ってくると玄関のたたきで夫が散髪の最中。
いつも自分で刈っているからそれはいいの。出来栄えはと見たらもうびっくり仰天。
後頭部に高原の湖沼群かと思うような、大小とりどりの大きさの丸いハゲがいっぱい。
「えっ?どうしたの」と聞いたら、バリカンを深く当てすぎたかなと言う。
そんなもんじゃない、夫には横しか見えないからその程度の認識しかないけれど、後頭部を
見ればどれほどか分かる。

写真を撮ってあげると「見せてくれ」と言うから、ほらほらこんなだよと見せた。
ショックなのか夫は言葉も出ない。そりゃそうだろうなそんなレベルだもの。
皮膚科に行って来いと言っても、恥ずかしいと妙なところで羞恥心を出して、いいと言う。
それからというもの、すぐそこへゴミ出しに行くくらいでも帽子をかぶるようになった。
散歩にもかぶるようになった。マスクは忘れても帽子は忘れない。
そして、1週間くらい経つたびに、毛が生えて来たか見てくれ、とうるさい。
そんなにすぐには生えないよ、と言うもやっぱり気になるのか聞く。

とうとう意を決したらしく、先日皮膚科受診をしてきた。
「円形脱毛症だってよ。生えてくるってさ」と声が明るい。
先生にストレスがあるかって聞かれたから「妻がストレスですって言っといたよ」
と言うから、
「よく言うわね、その言葉熨斗つけてそっくりそのまま返すわ、妻を夫に変えてね」
と返答した、さらに「そんなら佐渡でひとり暮らしするからね」と脅すと、
「余計にストレスになる」としらっと言う。
もうもらってきた塗り薬も塗ってあげないよ、と恩着せがましく私は言う。

ほんとにある日突然と言う感じで出現した数多くの円形脱毛、何が原因なんでしょうね。
分からん、ま、命に別条がないんだからいいんじゃないのと付き合っていくしかないわ。
私のことじゃないから、冷やかし半分で見ている。

 

コメント
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