今朝の日の出 ちょい遅で
♪ふ~じは にっぽんいちの やまあ~・・って。
♪きんぽくは~ さどいちの やまあ~。メロディに合わない。歌いづらい。
私にとってはそのくらい、大好きといおうか恐れ多いといおうか佐渡の象徴といおうか、懐かしいといおうか、気持ちを表現するのに難しいお山でして。
大佐渡山脈でひときわ目立ちますでしょ。(左のいちばん高いお山ね)
姿よし!形よし!懐深し!
春になると右のドンデン山から金北山に縦走する登山者が多い。さらにその先までもね。私だって逆走、金北山からドンデンまで縦走したもんね。よく頑張った。自画自賛。
お年寄りと話をすると、
「新潟の病院に入院せんならん時、船から大佐渡の山を見て、もう見られんかと思って涙が出たっちゃ」とか、
「子供の家で世話になると決めて船に乗ったときはさ、もう見納めだなとおもたや」
なんて、エピソードはざらに出てくる。
新潟の叔母は、父の見舞いに来た時、
「金北山見て胸がつまったわ。今まででこんな気持ちになったの初めてだわ」
と漏らしていた。
歯医者同級生の話、
「おれの同級生が、横山(集落の名前)からの金北山を見たら懐かしくて涙が出たって言うとった」って。
私はまだ胸詰まらせないけれど、この形を見たら、
そう思うようになるのかしら。私の富士山だから、なるね、きっと。
金北山が上の写真のように見える地域に住む者はそうかもしれないけれど・・・
(金北山は白い建物の上)
こういう風に見える地区に住んでいる方たちは、どういう思いを持ってるのかしら。
おまけでして。角度は違いますが同じ場所からです。
このように金北山が曇り、やがて大佐渡のお山を雲が覆うと確実に雨降りに。