まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

船酔いのはなし

2016-02-19 09:22:06 | くらし

お酒に酔う、サクラに酔う、クサナギツヨシクンに酔う、人ごみに酔う。
心地良い酔いと悪酔いと、ま、酔いにもいろいろあるけれど・・・
船酔いをはじめとして乗り物酔いは悲惨よね。
だいいち「気持ち悪いからおろしてーーー」と必死になって叫んでも、当の乗り物は知らん顔だものね。

って、佐渡の夷のお寺さんから彼岸供養のお知らせが来た。板仏はどうしますかって。
そうだわ、来月は佐渡に渡らねばならぬ。ま、そのころになれば海の時化もそうたいしたことはなかろうと。
楽観的。

私の船酔いの歴史をたどればどんくらいでも話せる。2時間は持つね。
そんなこと聞きたくないでしょうから、ざっと。



だいいちは船が悪かった。
当時(50年以上前ね、ゆめじ丸だなみじ丸だのころ)の2等船室は船底に下りるのよ、安ペンキの匂いがぷんと鼻をついて。
もうそれだけでダメ、おぇってなっちゃう。
おまけに冬の荒れ狂う日本海の荒波にもまれると、荷物も人間もあっちへごろごろこっちへころころと大移動。
船室に置いてあったアルマイトのバケツを抱えてマーライオン状態よ。

それに私はものすごく神経質だった。
正月佐渡に帰らねばと思うと、
1週間も前からどうしようどうしようと時化たらどうしようとそればかり。どうにもしようのないことなのにね。
思い余って医者に睡眠薬を処方してもらったこともある、全然効果なかったけれど。
で、乗船前からもうすでに船酔いよ。
ほんとあの気持ちの悪さは乗り物に強い人には分かるまい、と思う。

ま、そんな船酔いも、船がよくなり自分も図々しくなりその前に泡で酔って先取りするやらの対処でこの頃はない。

はなしは元職場同僚の集まりでのこと。

おひとりがシチリアに行くことになったと切り出したところで、もうおひとりが「バルト3国に行こうって誘われているのよ」
なんて。どこよそこ、と無知な私は地図が浮かんでこない。ほらあそこよ、昔のロシアのあそこよ、と言われても。
で、クルージングが入っているから考えちゃうのよ、と言う、乗り物にはとても強そうな人なのに。
ガラパゴスに行ったときにひどい目にあったんですって。
もう乗っている間中トイレ占領して苦しいのなんの。もう二度とあんな目に合いたくないから考えちゃうのよですって。

すると、さらにおひと方がシチリアに行くのにナポリ港から船に乗ったんですって。
パレルモに行くには距離が長いものね。いかにも遠いわ。
その時の船酔いのひどいことひどいこと。
前の晩同行の友に、エチケット袋を作ろうと言われて、わけも分からず作ったのが役立ったのか立たなかったのか。
やはりトイレ占領状態になったそうな。

船酔いのつらさだけは共有したけれど世界を股にかけた話のでっかさ。
佐渡海峡とのあまりの違いに頭を垂れました、はい。

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円覚寺の梅

2016-02-18 08:45:40 | 植物

昨日は横浜友定例会。
称して北鎌倉観梅、と言ってもお決まりの東慶寺・円覚寺。この日は傘要らずで、はい。

聞かれたわ。
この間の元職場同僚定例会のとき、私が荏柄天神の梅を観るために車から降りたのは団体行動を乱したのかと。
いやいやまさか。いくら自己中の私でもそんなことはしません。
車を出してくれた人と他の二人は京急沿線がお住まい。私はJR沿線が住まい。
だからね、六浦方面と鎌倉方面への交差点岐れ道で下してもらったわけよ。
名誉回復、説明不足のお詫び。

で、3人して仲良く観梅。
東慶寺は今少し後の日の方がいいかな。

円覚寺の梅。広い境内のあちらに1本そちらに1本のこちらのお寺の方が好き。

 



 

 

 

 

 

 

 

この日のベストショット。
円覚寺を出てぶらぶら歩いていると民家のお庭に見事な梅。おまけの鶯(としておく)。

私のコンデジ、仕事ができる。
梅はもうお腹がいっぱいかな。

 

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クリの木にふきのとう

2016-02-17 08:08:45 | 植物

先日の公園墓地散歩の折に見つけたふきのとう。
ああやっぱり春が来ているんだわと。

 

いつも不思議に思うのよ、ここら辺にクリの木が多いこと  遠くにはランドマーク

斜面に広がるふきのとうの一群     

落ち葉に包まれて

 風をさけるように

 自然が置いた葉っぱの座布団

 

  

 

絵手紙に描きたいような。
天ぷらで食したいような。

若草色の春の訪れ。

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アバウトになろう

2016-02-16 08:51:21 | くらし

去年のこと。
横浜年上友と大船の教室に行くことになって、電話で駅待ち合わせ時刻を打ち合わせする。
年上友が「じゃあ1時10分の電車ね」と言う。えっ?!
ほら、長年の付き合いでたいていのことは分かる。すぐにピンと来たね。

「あなた、その時間時刻表見たの?」
「うううん、見てない」って。
あああ、羨ましい。
だいたいその時間に待ち合わせすれば間に合うだろうと、考えるところが羨ましい。
10分には電車がなくて後の電車で行くと遅刻かも、なんて考えないところが羨ましい。

結局10分より早い電車で行こうと結論付けて。
でも私は後悔したね、いいじゃん別に10分に待ち合わせね、で。
ネットがなくて調べることができなかった時代はそんなもんだったじゃん。
そんなことに細かい自分が面倒くさい。

土曜日の教室での休憩時間。
知り合いの方たちの健康状況話になって。

イワイサンが、
「せんせい(体操のね)がね、胃がんになるなんて。あんなに躰動かしていたのに」
と言ったので速攻で私「肺がんじゃなかった?」と。
ああ、胃だろうと肺だろうと話の流れには何の支障もないのに、話の腰を折って訂正してしまう。はい。

続いて年上友がお知り合いの方がよく歩く方だったのに、
「バセドー氏病になった」と言ったので、またもや速攻で「パーキンソン病じゃないの」と。
バセドー氏病だろうとパーキンソン病だろうと、要するに運動していても病気になるの話だったのに。
ああ、またもや話の腰を折ってきっちり訂正せずにはいられないこの病。死ぬまで治らないね。

で、家に帰って、ま、いちおうは後悔するわけですよ。
どうでもいいじゃんそんな細かいこと、もっとアバウトになれ!って。
もっとゆったりおおらかにしたらどうよ、って。
あんた(私のこと)と付き合う人は大変だよって。そうだよね。

読み終わった野田秀樹さんの『ひつまぶし』(ひまつぶし)ではありません。最終章。

野田さん雑誌のインタビューを受けて。取材開始時刻に家を出たそうな。
相手の方がもう来ていると思って、30分くらい遅れるからって先方に謝ってとマネージャーさんに頼んだ。
ところが相手の方も5分くらい遅れると連絡があったそうな。
結局、先方の方も野田さんも20分遅れで現場に着いた。
同じ20分の遅れを先方は5分と読み、野田さんは30分と読んでの対処。
はるかに先方の方が楽観的だと。
おまけに先方の方は5分だからどうってことないやと20分間を考え、
野田さんは30分と考えたから、20分間を罪悪感と共に生きたそうな。

そして結論付ける。
長生きしそうなのは先方だ。
南国の楽園で幸せに暮らせるのは絶対自分ではない、って。

うーん、分かる。
車で迎えに来てくれるマサチャンママに、
「あんた、外に出て待っとらんでもいいや。家ん中に居って待っとってくれえや。外で待っとると思うと焦ってしまうからさ」
と念押しされる私。
立派じゃんねえ、わざわざ車を降りさせて呼びに来させちゃあ悪いから約束時間前に家の前で待ってるの。
ああでもね、自分でもそんなところが窮屈な性格だなと思うわけよ。
別に長生きしなくてもいいけれど、南国の楽園で幸せに暮らせるようにはなりたいわけよ。

それには「アバウトで行こう!」が合言葉だな。
えっ?
なんだか「今でも充分アバウトだよ」の声が聞こえた気がするわ。

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レジ待ちにて

2016-02-15 09:22:23 | くらし

袋菓子店で300円のお菓子を二つ買った。
600円をレジの受皿においてお菓子が渡されるのを待っていると。
「お客様、あと100円お願いします」って。えっ?
あんれま、受け皿には510円が鎮座しているじゃないの。
参ったね、またやったかの得意技よ。ほんと、へこむ。

その前には洋風食材お店でレジ待ち。
私の前の方、チョコレートひとつ出して。
「京急のポイントはありますか」と問われてバッグの中を探しまくる。
ややして、あああったわと店員さんに。私もやれやれ。
で、次にお金を支払う段になって、バッグの中をまたもや手探り。焦ってるらしくあちこち手探り。
それがね、けっこう大きめのバッグなのよ、あれじゃあ見つかりにくいなあ、なんて他人事ながら。
口をぱかっと開いて探してらっしゃるから丸見え。あんなにポケットがあったんじゃなあ、なんて他人事ながら。
いやあ、待ちましたねえ、チョコレート1個に。
店員さんとアイコンタクトして微苦笑。ま、仕方ないか、待ちましょうなんて。
ようようその方「これで」って直接1000円札取り出して。
一部始終拝見。長かったわ異常に。明日は我が身、と。

Eテレの「団塊スタイル」 五木寛之さんがゲストの回。五木さんのお話。
サラリーマン氏が退社する時間帯に書店で本を数冊買ってレジでの支払い時に。
後ろにはサラリーマン氏が列をなして並んでいる状況ね。
小銭を取り出そうとして指がすべり、2,3枚の小銭が床にコロコロと転がったそうな。
そのとき、五木さんには聞こえたそうな。
舌打ちと「だから年寄りは嫌なんだよな」と言う声が。本当に言ったかどうかは分からないけれど。
『嫌老感』
ご自分で感じたそうだ。あんまりいい言葉じゃないよね、私は好きじゃない。
五木さんご本人は年を取って行くことを、否定的にとらえているわけではないけれど。

佐渡で父と暮らしていたときのこと。
老人会の人たちと一緒におむつたたみの作業をしながら、何かでそんな話題になったのね。
「俺はそういう時は持ってる小銭をみんな出して、あねさん、いるだけ取ってくれえっちゃって頼んどるが」
とムロオカサンが。
おおー、いいわあ。
小銭分はレジ嬢にかかった代金だけ取ってもらい、お札は手がすべらないから自分が取り出す。
なんたる合理的なやり方か。
私がこちらでその方法を試したらどうなるかしら。
手間が省けるって感謝されるかしら。それとも。
ふざけんなって蹴っ飛ばされるかしら。

 (富士山はどこだ!)

 

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ミモザ

2016-02-14 08:58:03 | 

外は大荒れです。雨風強くガラス戸に雨粒が叩きつけられています。
気象予報士の南さんが「春一番」の条件を教えてくれて、本日はすべて当てはまっていてどうやら・・・ですが。
こんなにどんより暗い空では気分は春一番とは言えません。はい。

我が家の春告げ木ミモザも大揺れ、踊りまくっています。
が、写真は青空の日に撮影しているのでいかにも春の訪れを告げているかのよう。

ミモザの黄色に青空はよく似合う。


2月3日

 


剪定が上手くいって近年になく姿形が美しい、と自画自賛

 

 


3枚は2月10日

 

ミモザは「開花はもうちょっとお待ちください」と言っています。
はい、毎日眺めて「はよせえ」とつぶやきながら待つことにします。

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遠回りして行こう

2016-02-13 08:03:37 | くらし

♪月がとっても青いから 遠回りして行こう なんて歌うと年がばれる。
♪空がとっても青いからって。

買い物に出たら雲ひとつない青空。
遠回りをして公園の紅梅を見たり、保育園児を眺めたり知らないおじさんの愚痴を聞いたりして。

の水曜日。


保育園児がやってきました

 

 

 

可愛い女の子がバイバイって手を振ってくれて)^o^(

 

駅近くの住宅街曲がり角にオジサンが立っている。目があったらつかまっちゃって。
ゴミ収集所の違反を見てるんですって。
燃えるごみの日なのに4,5センチ厚さの雑誌が道路に置いてあって、どうしてこんなことするんだろうねえって。
それから高齢者の分別違反が多いことを延々と。
ま、最後は
「俺らもいつそうなるか分からんからね、なんでもかんでもいっしょに袋に入れるのも分からんでもない」って。
その町内のおじさんは見知らぬおばさんにいちおう訴えたかったのね。

そんなこんなの遠回り道。

 

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吾妻山公園

2016-02-12 08:15:52 | 自然・風景

二宮駅など降りたことないから珍しくて。
北口を出て横断歩道を渡る、観光協会らパンフレットいただいて裏の坂道を上がるとすぐに。
 いやいやここで安心してはいけない。
この階段がもうもう。横浜友よ、やっぱりおススメはできません、はい。
息も絶え絶えに上ること300段20分近くかかる、ただただ私のポンコツ膝に感謝よ。よく頑張った。

で、標高136、2メートルの展望台に到着。大パノラマ!ってほんと!
清々しいのなんの。自分がいかに広々清々好きか再認識するわ。
同じ場所で山と海を見ることができるなんて素晴らしい。いいねえ。

 

 


30分もいたかしら。
もっとゆっくりしていたかったけれど、何しろ口を開けて待っている人がいるから仕方ない。
各自にすればよかったなあ、なんて思いながら、行きとは別の昔ながらの参道を降りて(ここの階段も結構長い)駅へ。

途中の吾妻神社 

 

吾妻山公園

 

満足満足の小半日でした。

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菜の花と富士山と海

2016-02-11 12:47:41 | 自然・風景

昨日は「イベントは自分では限界です、作れません」なんてぼやいていたけれど・・・
買い物に出たら雲ひとつない青空。
遠回りをして公園の紅梅を見たり保育園児を見たり知らないおじさんの愚痴を聞いたりして。
ま、それなりに楽しんだ、楽しんだが。こんな天気のいい日になんたるもったいないことをと後悔しきり。

で、今日こそと昨日の天気予報観て自分企画。
毎日が日曜日の身分がありがたい3時間半のちょこっと旅。

菜の花と富士山といえば二宮の吾妻山公園。
はい、存分に味わってきました。もうもう感激でした。

 

 

 

いちばん上の写真から薄灰色の雲の帯が移動してきて富士山山頂付近にかかりました

そして相模湾

 

 

ところでどうでもいいクイズです。
ipadミニ写真のこの中で1枚だけコンデジ写真が混じっています。
何枚目でしょうか?

はい、正解*です。

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覚園寺への道すがら

2016-02-10 09:24:20 | 植物

ワタナベサーン、スズキサーン、「イベントは自分で作れ!」とおっしゃっても。
限界でーす。
作りたいんです、実行したいんです。
でもでも寒いし、なんだかなあめんどくさい(禁句)んです。

果報は寝て待て
棚からぼた餅
海老で鯛を釣る
瓢箪から駒
残り物には福がある

ま、こんなときもそんなときもあります。本日休業。

覚園寺への道すがら、暮らしの彩り。

 

 

 

 

せめて少し遠回りして買い物に行って来ます。はい。

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