まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

5月の読書は大当たり

2018-05-21 09:31:38 | 

先程、ない脳味噌を振り絞って書き上げたのにその記事が消えました。
書き上げて、後で読みなおそうとネットサーフィンしている間に不具合が生じて消えました。
何度戻るボタンや復元するにしても下書きのままで書いた記事は上がりません。
もう泣きたいです。いや泣いています。
泣きたいけど泣き寝入りは悔しいので、ごめんなさい紹介文だけでもあげさせてください。

5月の大当たり読書記録。味わった読書の醍醐味。

『あこがれ』 川上未映子著 

麦彦とヘガティー、思春期直前の二人が、脆くはかない殻のようなイノセンスを抱えて全力で走り抜ける。この不条理に満ちた世界を――。サンドイッチ売り場の奇妙な女性、まだ見ぬ家族……さまざまな〈あこがれ〉の対象を持ちながら必死で生きる少年少女のぎりぎりのユートピアを繊細かつ強靭無比な筆力で描き尽くす感動作。

第一章 ミス・アイスサンドイッチ
第二章 苺ジャムから苺をひけば

第一章の物語で二人は小学四年生、麦彦君の憧れの人ミス・アイスサンドイッチ。
彼女がお店をやめるというので麦彦君は会おうか会うまいか悩むの。
そこをヘガティが背中を押す。
「ミス・アイスサンドイッチに会いに行った方がいい」と「はじめましてって言えばいいんだよ」って。

第二章は六年生に。
今度は麦彦君がヘガティの会いたい人に会わせようと画策するわけ。麦彦君とても魅力的な男の子。

二人が別れるときは合言葉「アルパチィーノ」で。素敵でしょ。

『鬼はもとより』 青山文平著 

どの藩の経済も傾いてきた寛延三年、奥脇抄一郎は藩札掛となり藩札の仕組みに開眼。しかし藩札の神様といわれた上司亡き後、飢饉が襲う。上層部の実体金に合わない多額の藩札刷り増し要求を拒否し、藩札の原版を抱え脱藩する。江戸で、表向きは万年青売りの浪人、実はフリーの藩札コンサルタントとなった。教えを乞う各藩との仲介は三百石の旗本・深井藤兵衛。次第に藩経済そのものを、藩札により立て直す方策を考え始めた矢先、最貧小藩からの依頼が。

藩札の仕組みなどさっぱり理解できずすっ飛ばして読んでも面白かった。
コンサルタントの奥脇抄一郎、依頼主の執政の梶原清明個性が際立って魅力的。
最後場面の手紙、泣けたわ。
でも青山さん、女性は登場させなくてもよかったんじゃないの、違和感あるわ。

『祈りの幕が下りる時』 東山圭吾著 

映画化もされていたのね。
「ナミヤ雑貨店の奇跡」を読んでさすが東野さん、やっぱりエンターテイメントな方だわ。
と手に取った1冊。裏切りませんお面白かった。

極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが――
第48回吉川英治文学賞受賞作品! 1000万人が感動した加賀シリーズ10作目にして、加賀恭一郎の最後の謎が解き明かされる。

 『乙女の家』 朝倉かすみ著 

若菜17歳。青春真っ最中の女子高生と、三世代女系のてんやわんやの家族の物語。内縁関係を貫いた曾祖母、族のヘッドの子どもを高校生で産んだシングルマザーの祖母、普通の家庭を夢見たのに別居中の母、そして自分のキャラを探して迷走中の娘の若菜。強烈な祖母らに煽られつつも、友の恋をアシスト、祖父母の仲も取り持ち大活躍の若菜と、それを見守る家族。それぞれに、幸せはやって来るのか……。

第1章 家出してみよう
第2章 多忙になってみよう
第3章 病弱になってみよう
第4章 告白してみよう
第5章 遠くをながめてみよう

新聞小説で長編です。
最後の方はすっ飛ばして読みましたが、ぜんぜんokです。朝倉さんごめんなさい。
いやいや、八方美人といわれ自分も自覚して性格改造に取り組んだりしている若菜ちゃんに
自分の高校時代を重ね合わせて、ずいぶん共感して読みました。
章立てで、改造内容がちょっと想像できようというもの。

 

もうここまでで思い出すのも精いっぱいです。うーん。さっさと投稿します。

 

 

 

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五月の庭は

2018-05-20 08:28:49 | 

昨日までの蒸し暑さとうって変わって。
洗濯物干していたらさわやかを通り越して寒くなるほどの今朝。
それでも心地よくてこれぞ5月の空。

わが家の狭い庭も、朝夕は草花が生き生きと輝いてなかなかでちょっとうっとりとしている。
緑がいちだんと鮮やかになり花がちょこちょこと。

 
もうちょっとそれぞれがボリュームがあってもいいかなと思うけれど、
毎日眺めて癒やされるにはちょうどいいか、なんて自画自賛もいいところ。それが自分ちの庭よね。


門扉から階段上って正面

 
コンボルブルス・クネオルム


居間の前 左側 

 
ミニのジギタリス

 *アグロステンマ  


居間の前 右側

 *リシマキア・ボジョレー

これからも少しづつ紹介していきます。
なにしろ春仕様の庭ですから、お見せできるのは今しかありません。

さて今日はこれから公園掃除です。
9時集合ですが9時に行くと終わりに近いのですから大変。

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町内「雀友会」

2018-05-19 09:08:33 | くらし

回覧板で開催のお知らせが回ってきて、ポストにチラシが入っていて。
そうか、それなら行ってみようかと夫と参加した。
昨日午後の町内お楽しみ麻雀「雀友会」第1回目。称して健康麻雀。
会場は家から2分の町内会館。それも行く気になった大きな要因。
ひょろっとサンダル履きで行かれるものね。
もぐもぐタイムのお菓子代200円が参加費。

1時半の開始前から、我が家にも参加者たちの楽しそうな大きな声が聞こえてくる。
遅れてはならじと駆けつけると、雀卓4台にはもう皆さん坐っていて、開始を今か今かと待ち構えている。
顔なじみの方もいらっしゃる。
平日の午後だから、当然のことながらメンバーは、
若かりし頃、雀荘通いに励んだ思われる方が手ぐすね引いて座っている。

私は初心者レベルの女性4人の席へ。
ボランティアさんが1から教えてくださって。
独身の時、たまにやっていたことから少しずつ思い出してきたわ。そうだそうだった、なんて。
「こいっ!」なんて掛け声かけて牌を引いて来たりもして。



リーチをかけた人に2回もサービスして振り込んだり、自分も2回くらい上がったりして面白かったわ。
途中もぐもぐタイム、簡単体操を挟みぴったり2時間で終了、だらだらしないのがまたよしよ。
月2回の「雀友会」
ここまでこぎつけるのにはご苦労があったんだろうなと。
この日も地域ケアプランナーさんがいろいろお世話してくださっていた。
ほんと、頭が下がります。ありがとうございました、おかげさまでとても楽しかったです。
いやいや老眼のせいで、麻雀杯がぼんやりして見えずらかったことは想定外って、内緒ね。

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「人命救助」

2018-05-18 08:46:19 | くらし

 
(昨夕) 

昨日、買い物帰りに車庫前でイダサンと会った。
久しぶり!生きてた?って会話よ。
イダサンは人生の大先輩、恐れ多くて普通ならタメ口など訊けない。
が、そこはそれ、イダサンは何事にも達観しているから、私がおちょくってもへでもない。

こまわりくん?と聞くと、歩いて整形によってそれからスーパーへ買い出しですと。
「あなた、そんなもん(原チャのことね)乗ってないで歩きなさい、歩くのがいちばんだって。
先生も言ってるわよ。なんでも歩くことってさ」
いやだわ、私そんな医者には行かないようにするわ、なんて、せっかくの好意を無にする可愛げのなさ。

道の隙間に咲いている花を見て、
「あら、きれいに咲いたじゃない」と言うから *エリゲロンね、と私もえらそうに教える。
「だめ、すぐ忘れる、カタカナはだめなの。娘が言うのよ、お母さん人前で声出して読むなって。
みっともない、一回、目で読んでからほら小学生みたいにさ、それから声に出して読めって」
どっちの娘?私は聞く。
「長女よ、あれがうるさいのいちいち」
もうひとりは家出したんだよね、確か。
「出てくれてよかったわ、ほっとしたわ」なんて。

話のニュアンスからからどうもそのようなので、結婚したの?と聞くとそうだって。あらまよかった。
なにしろ柱にしがみ付いて出て行かない、と嘆いていたのを何回も聞いていたからね。
いやあ、良かったわね。よかったよかった。と親戚の娘が嫁にいった気分よ。
その結婚した次女さんは息子の同級生でもあるからね。めでたいめでたいがさらに膨らむ。

イダサン。
「人命救助してくれる人がいたのよ。ありがたかったわ」ですって。
結婚が人命救助よ、人命救助。気分気分。そりゃもうあはははははと笑ったわ。

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再び港の見える丘公園 香りのローズガーデン

2018-05-17 08:22:34 | 植物

2回目のバラ鑑賞だから、そりゃあそりゃあ固く決心していた。
ひと騒動終えて家を出る時から、
「今日は写真は最小限にする!できたらバラは撮らない、他の花を撮る」
自分じゃなんだからコンデジに言い聞かせた、強く。「あんたも協力してよ」

あっそうそう、この間アップした黄色のバラ。
本家本元ではこの花色を「深みのあるピュア・イエロー」と表現しているんですって。
しかもバラの殿堂入りしていた超有名な方でした。ほんと、無知で恥ずかしい。

たった5日の違いなのに、イングリッシュローズガーデンのバラたちは我らのようにしょぼくれていたから、
老いのしみしわは撮りません、と決意は順調に守られていたのよ。

ところが、いけません。この大仏次郎館横から、

香りのローズガーデンに足を踏み入れた途端、ふわっといい香りに包まれて決意は崩壊。
どうぞお付き合いくださいませ。

 

 

 

 

 

 


花とおじさん

11時近くになるとごらんのような賑わい。
私は8時半の開門をちょい過ぎたころ来ますから、天候と時間によってこうも人出が違うことを実感した次第です。
この香りのローズガーデンはまだ見頃だったから、来られた方も満足。よかったわ。

 

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よくぞご無事で!

2018-05-16 08:51:20 | くらし

昨日は横浜友定例会、先週の予定が流れて昨日に。「港の見える丘公園」再び。
さて集合時刻の1時間前だ、そろそろ支度しようと。

 

すでに顔は作ってあるからバッグの中身入れ替えからね。女は大変だ。
いつものバッグ置き場所を見るもない!えっ?!うそでしょ。
あの毎日毎日買い物時に使っている濃い青のデニムトートバッグよ。
リサイクルショップで100円で買ったあのバッグよ、すごく重宝しているから持ち手なんかべとっとしているの。
縦20センチ横28センチマチ幅9センチの小さなそれ。
ないのよ、ない!一瞬、丘公園じゃなくて警察行きが頭をよぎるも、落ち着け私、と言い聞かせる。

もう数年来、探し物に使う「労力心労時間」の3大セット疲労に疲れ果てていたから、
それよりはと心がけていたのが『定物定所(漢字は当て字かと思う)』亡くなった父の言葉。
いつも置いているここに無いとすればあそこしかない。覚えはある。
そうよ、原チャリのフックよ、原チャ買い物の時はいつも引っ掛けているのよ。
一昨日は原チャ使用して大量に物しな買ってきたからね、うん。
玄関から1キロ先の車庫まで走ったわ、ほら大邸宅だから。

わが家の車庫には車、夫のカブ、私の原チャ3台が駐車駐輪している。
車の横にはカブ、車の後ろには私の原チャ横づけ。
つまり、道路のすぐそば30センチくらいのところに駐輪してあるわけよ。
当然、道路から丸見え。道路の端っこ歩いて手を延ばせば持っていかれても不思議じゃない。
いやはや。

門扉開けて道路に出て1mくらい歩いたらフックに持ち手が見えた。はあああ。
おおおお前はよくぞ無事だった!
ほぼ丸1日こんな無防備なところにいたのに、よくぞそのフックにしがみついていてくれた。
ありがとよ。ってその時はまだ胸の動悸がおさまらなかったわ。
小銭で持ち重りする財布、確認、免許証確認、敬老パス確認。すべてOK。

あああ、どなたに感謝すればよいのでしょう。ほんと助かった。
というのが、集合前、昨日の朝の顛末。
それにしても変だわ、不思議だわ、私の行動。
原チャの鍵はちゃんと抜いて持って来ているのに、すぐ横のフックのバッグを忘れるなんて。
それもこれもきっと一昨日の暑さのせいね。そういうことにしよう。

 

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咲き誇るバラたち

2018-05-15 08:26:09 | 植物

はいはい分かっています。
そんなに胸張って誇らしげに、見て見て!と言わなくても充分に伝わってきますってば。
あなたの美しさ華やかさ、はたまた時にうつむいたりひっそりしたりもして変幻自在、おまけに香りまで醸し出して。
見るものを惹きつけるその妖しげな魅力は分かっています、酔いしれてくらくらしています。

私のコンデジではその大輪の魅力を伝えるにはここまでが精いっぱい。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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港の見える丘公園 香りのローズガーデン

2018-05-14 09:04:54 | 自然・風景

イングリッシュローズの庭が、柔らかい黄色のバラがメインを為しているのに比して、
海側、噴水がある香りの庭はピンクのバラがメイン。こちらも素敵。
香りの庭というくらいなのに悲しいかな私の鼻はおバカになっていて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

香りの庭

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ちゅっぱ、無言の抗議

2018-05-13 09:06:45 | くらし

このところ、お父さんが土曜出勤で遊びに連れて行ってくれなくなると、ちゅっぱは、
「ばあばのところに行こう」
と、娘におねだりするらしい。 

金曜の朝にも突然メールが来て。
「お父さんが急に出勤になったから、あした行ってもいい?」って。
もちろん「待ってます」の返信。

昨日、夫が迎えに行って10時ごろ来た。
あれで遊びこれで遊び私と遊び  しばし休憩でお絵かきタイム。

 

こちらは先回来たときの絵。右に大好きなアンパンマン。

 

今回もカレンダーの裏にクレヨンで、
アンパンマンを描いて、おっきな自分を描いて、お帽子かぶっている自分を描いて満足して。
部屋中駆け回っていた。

そこへ夫が、
「○ちゃん、おへそがないよ」と言ったのよ。
言っただけならまだしも、ちゅっぱが駆け回っているすきに、勝手にからだと思しき部分の真ん中に×を描いて
「○ちゃん、おへそ描いたからね」なんて言って見せてるの。

ちゅっぱ、それ見てしばし無言。じっと見たまま無言、そしてうろうろ。
夫が立ってどこかに行ったとみると、同じ色のクレヨンを取り出してごしごしごしごし。
やおらからだの部分に力こめて、おへそもろとも塗りつぶし始めたの。無言の行。

一部始終を見ていた娘と、ちゅっぱの精いっぱいの抗議に大笑い。戻ってきた夫もその絵を見て大笑い。
「あたしのかいたえにむだんでてをだすな」だったのね。ほんと、じいじはおバカだね。

それが下の絵のからだ塗りつぶしのわけよ。
今朝も二人して思い出し笑い。

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港の見える丘公園 イングリッシュローズガーデン

2018-05-12 08:11:15 | 自然・風景

今週前半の天候不順な日々。
近所ではバラがきれいに咲いているというのに、予定している港の見える丘公園にバラ見学に行くことができない。
風が強かったから、海のそば高台にある港の見える丘公園のバラがどうなっているか気が気じゃない。
もう我慢できない、とばかりに曇り空寒空の10日、バラ見学決行。何が何でもと行ったわ。

よかった!ちょうど見頃
まだかなというほどでもなく咲ききってもいず、蕾を残して程よく開花している。
園内のバラの花びらを清掃していた作業員の方が「まだまだ楽しめますよ」とおっしゃっていた。

まずは入口のアーチをくぐってすぐ、イギリス館前に広がる「イングリッシュローズガーデン」の紹介。

 

 

 

 

 

 

バラの名前はとんとわかりませんが、取り合わせが素敵でいつもため息が出ます。

 

丘公園 イングリッシュローズガーデン

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