夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『マジック・マイクXXL』

2015年11月03日 | 映画(ま行)
『マジック・マイクXXL』(原題:Magic Mike XXL)
監督:グレゴリー・ジェイコブズ
出演:チャニング・テイタム,マット・ボマー,ジョー・マンガニエロ,ケヴィン・ナッシュ,
   アダム・ロドリゲス,アンディ・マクダウェル,ジェイダ・ピンケット=スミス他

なんばパークスシネマで2本ハシゴの2本目。
毎日終業後に2本はキツイなぁと思いつつもなんばまで行ったのは、
これを観るのが目的だったのですけれど。

前作『マジック・マイク』(2012)の続編ですが、
監督だったスティーヴン・ソダーバーグは製作にまわり、
グレゴリー・ジェイコブズなる人が監督に。
彼は『インフォーマント!』(2009)、『サイド・エフェクト』(2013)、
『恋するリベラーチェ』(2013)などのソダーバーグ監督作品をはじめ、
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)などの製作を担当。
監督も兼ねたのはこれが3作目で、知らない人だと思っていたけれど、
監督デビュー作の『クリミナル』(2004)は観ていました。

3年前に男性ストリッパーを引退し、家具職人となったマイク。
自分の会社も興して夢を叶えたかに思えたが、経営はまだ軌道に乗れない。
たったひとりの従業員の保険も払ってやれず、悶々としている。

そんなある日、かつてのストリッパー仲間から連絡が入る。
世話になったダラスが亡くなったとのこと、マイクは通夜の会場へと向かう。
ところが通夜の様子はどこにもなく、喪服のままプールへと放り込まれる。
マイクを呼び出すにはこれしかないと、仲間たちがついた大嘘だった。
無茶なもてなしにマイクは苦笑い。

ケン、リッチー、ターザン、ティト、トビアスの話を聞けば、
そろそろストリッパー引退を決意した彼らは、最後にひと花咲かせようと、
遠く離れた東海岸で開催されるストリップ大会に出場するつもり。
一緒に参加しようと誘われて一旦は断ったものの、やはりもう一度踊りたい。

こうして、フードトラックを改造したトラックに乗り込む面々。
ストリッパーとしての最後の花道を飾る長旅へと出発するのだが……。

そもそもは前述の『アース・トゥ・エコー』じゃなくて、本作が目的でなんばまで行ったのに。
内容はぐだぐだ。どうでもいいロードムービーです。
期待していなかったからではなく、『アース・トゥ・エコー』のほうが断然上。
本作では名前が出てきただけのダラス役はマシュー・マコノヒーでした。
前作で彼の存在がどれだけ作品自体をキリリとさせていたのかがよくわかります。

が、男性ストリップのショーとして観るならばとても楽しい。
タイプいろいろ揃えましたと言わんばかりのストリッパーたち。
その肉体は美しく鍛えあげられていて、目の保養になります。
ショー自体もただ踊っているだけではないのですよね。
趣向が凝らされていて、これまた楽な世界ではないなぁと思うことしきり。

道中知り合った女性の家を訪ねてみれば、その母親たち熟女が宴会中。
アンディ・マクダウェルを見たのは久しぶり。この人、ちっとも変わらない。
人気ストリップクラブの女性オーナーで名MC役にジェイダ・ピンケット=スミス
この人は若い頃より綺麗になっている印象を持ちました。
エリザベス・バンクスは本作にも登場、最近こんなのばっかり。(--;

ストリップを見たければ文句なく楽しめますので、どうぞ。

ところで、これまでもなんばパークスまで車で行ったことはありましたが、
駐車料金が高いだろうと決めつけて、パークスの駐車場を利用した経験なし。
今回は平日最大料金1,000円の設定があると知り、駐車場初利用。
立体駐車場の1階に駐めれば、シネマへのエレベーターのほん近くでめちゃ便利。
この日も終映時刻は22:50。すいすい帰ってやっぱり23:30着でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする