電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

プラチナ社の新ボトルインクに入っているインク溜

2015年08月19日 06時04分32秒 | 手帳文具書斎
7月下旬から、モンブランのマイスターシュテュック149にプラチナ社の古典ブルーブラックを吸入して使っておりますが、ツバメノートの相性もたいへん良好です。ところで、同社の新型のインクボトルには、プラスチック製のインク溜が入っており、インクの量が少なくなった時でも、万年筆でインクを吸入しやすいように工夫されています。



つまり、二段になったインク溜のBの部分に万年筆のニブが入ることで、インクが少量になっても吸入できる、というしかけです。プラチナ社の万年筆、たとえばブルゴーニュなどでは、ニブがBにすっぽり入るのですが、モンブランの場合はニブの横幅が大きすぎて入りません。小さいニブや標準的なサイズのものには便利な工夫ですが、モンブランにはあと2ミリほど直径が不足するようです。残念ですが、当面はインク溜を撤去し、ニブ全体がインクに浸かるようにして使うようにします。もし、インク量が少なくなったら、同社の旧タイプの容器(30ml)に移して使うという方法もありますが、実際にはモンブラン万年筆には同社のインクというのが、様々な点で最も使いやすく工夫してあるのでしょう。



情報によれば、同社のブルーブラック・インクは、2013年に古典ブルーブラックではないタイプに変更されているそうです。裏抜けしにくく幅広く用紙を選ぶことができるという特徴から、プラチナ社の古典ブルーブラックを使いたい当方は、多少の不便は自分の工夫でなんとかすることを考えておりますが、さてどうなりますことやら(^o^)/

8月8日にプラチナ古典BBを補充しておりますが、ほとんどA5判ツバメノートにしか使っていませんので、次回のインク補充まで、ページ数にして何頁くらい連続して書くことができるのかを数えてみたいと思います。

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