電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

トイレのドアノブを交換する

2015年08月16日 06時04分24秒 | 料理住居衣服
屋外の井戸用水栓の交換補修がうまくいったのに味をしめて、お盆の休みを利用して、自宅の内外の不具合を見直しました。こんどはトイレのドアノブの内鍵の調子が悪く、内側から鍵がかかりにくくなっていましたので、ドアノブを外して動作を調べてみました。すると、ラッチではなくドアノブのグリスが固くなってしまったのか、鍵がかかりにくくなっていることが判明。



これはまるまる交換した方が早いと判断して、某ホームセンターに行き、ハイスのナイト錠を購入し、交換しました。バックセットという、ドア端からノブ中心位置までの距離が 60mm という標準的なものでしたので、すぐに同型品が見つかり、幸いでした。結果はバッチリで、スムーズに内側の鍵がかかるようになりました。これなら、ハンドル式のものに替えても良かったかな、とちらりと思いましたが、それは次の課題といたしましょう。



今回のホーム修理とお盆の諸実務のリストは次のとおりです。

  • トイレのドアノブ交換
  • 2階のドアノブの調整
  • 井戸の循環ポンプの調整


  • まだ残っていた昔の雨水槽を埋める
  • リンゴと桃を数個だけ早期収穫し、お盆の飾りを準備

  • 孫たちの花火の監督(^o^)/


うーむ、これくらい働いたら、貢献度は大きいと思うのですが、ダメでしょうかね~。妻のノートパソコンが復旧しないうちは、評価はまだまだのようです(^o^)/

コメント (4)

屋外の井戸用水栓のパイプを補修交換する

2015年08月15日 06時03分26秒 | 料理住居衣服
屋外の井戸用水栓が腐食し、可動パイプの根元から水が漏って使用にたえない状態になりましたので、寸法を測って、ホームセンターで補修用パイプを購入して来ました。三栄水栓製作所の PY120-65X-16 という、パイプ径が16mmで呼び13水栓用のものです。



あらかじめネットで調べたところでは、この交換作業なら元栓を閉める必要はなさそうですので、レンチで可動パイプのナットをゆるめ、破損したパイプとパッキンを外します。ゴムパッキンとプラスチックのリングは残っていたものの、金属製パイプは見る影もなく摩滅しておりました。



新たに購入してきた部品のゴムパッキンを歪みなく均等に押し込み、プラスチックのリングも押し込んでパイプを固定、ナットを締め付けます。水栓を開くと勢いよく水が飛び出し、水栓を閉めると水はきちんと止まります。これでバッチリです。

これで味をしめて、もう一ヶ所の水栓も交換しました。お盆の時期ですので、亡父も「ほほう」とかなんとか言いながら、笑って見ているのかもしれません(^o^)/





この記事は、「料理・家事」というカテゴリー名にはふさわしくありませんので、カテゴリー名を広げ、「料理・家事・DIY」と変更しました。

コメント

2015年夏から秋の演奏会~山形市を中心に

2015年08月14日 06時05分37秒 | クラシック音楽
2015年の夏から秋にかけて、山形市を中心に予定されている演奏会について、日付順に整理してみました。今年はアフィニス音楽祭が広島の年ですので、まだ少ないほうかもしれませんが、ずいぶんたくさんあることに驚きます。さて、山響定期と山Q定期の他にいくつ聴けるでしょうか。

■8月29日(土) 山形交響楽団第247回定期演奏会 (16:00~山形テルサホール) 現田茂夫指揮、シューマン:歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲、グリーグ:ピアノ協奏曲(Pf:若林顕)、ドヴォルザーク:交響曲第6番
■8月30日(日) キルシェ弦楽四重奏団第1回定期演奏会 (18:30~文翔館議場ホール) ハイドン:弦楽四重奏曲「ひばり」、モーツァルト:弦楽四重奏曲「プロシャ王第1番」、チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番「アンダンテ・カンタービレ」
■9月12日(土) レジェンド「ひまわりの旅」山形公演 (15:30~山形テルサホール) 男性オペラ歌手5人組、曲目不詳
■9月19日(土) マリンバ・ピアチェーレ (18:30~山形テルサ・アプローズ) パヴァッサー、吉松隆、ミーチャム作品、リスト(木島由美子編)「愛の夢」、ピアソラ(知野礼美編)「リベルタンゴ」等
■9月25日(金) 駒込綾ヴァイオリン・リサイタル (19:00~文翔館議場ホール) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番K.377、ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
■10月2日(金) サヴァリッシュ朋子・ピアノリサイタル (19:00~山形テルサホール) ゲストトーク:飯森範親、モーツァルト:幻想曲ニ短調K.397、ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」、ショパン:「幻想曲」ヘ短調、シューマン:「幻想曲」ハ長調Op.17、(全席指定:2,500)
■10月3日(土) フルート・アンサンブル「パレット」1st Concert (14:00~遊学館ホール) 福田洋介:「銀のひかり」他、special guest:足達祥治
■10月7日(水) チェコフィルハーモニー・コレギウム合奏団 (18:30~天童市民文化会舘大ホール) スメタナ:「モルダウ」、ラフマニノフ:「ヴォカリーズ」、フォーレ:「夢のあとに」、ドヴォルザーク:弦楽セレナードホ短調(全曲) (ペア:4,500)
■10月17日(土) 山形弦楽四重奏団第57回定期演奏会 (18:30~文翔館議場ホール) メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番、バックス:オーボエ五重奏曲(Ob:齋藤真美)、ハイドン:弦楽四重奏曲ホ長調Op.54-3
■10月29日(木) モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」、演出:野田秀樹、指揮:井上道義、山形交響楽団、山形オペラ協会合唱団ほか、(18:30~山形テルサホール)



うーむ、これは急な野暮用のほかには、桃やリンゴの収穫と果樹園の秋の施肥作業との日程調整が課題だな。お天気がこちらの都合どおりにはいかない点が心配ですが(^o^)/

コメント

妻のノートパソコンがログインできなくなった~User Profile読み込みエラー

2015年08月13日 06時03分07秒 | コンピュータ
先日、妻がノートパソコンがおかしいと相談して来ました。またいつものように、アホ猫がキーボードの上に寝そべって、日本語入力の切り替えができなくなったのかとたかをくくっていたのですが、なんと Windows7 Home Premium にログインすらできない事態です。エラーメッセージの内容は、

User Profile Service サービスによるログオン処理に失敗しました
ユーザープロファイルを読み込めません

というものです。もちろん、当方は初めて見るメッセージです。

エッ、アタシ? そんなの、知らないわよ! 濡れ衣よ!

困ったときの Google だのみで、さっそく「Windows7 User Profile Service ログオン 失敗」で検索してみました。すると、実におびただしい数の事例が報告されています。フムフム、なるほど。要するに、何らかの理由で、パスワードを暗号化した結果を保存しておくファイルが破損してしまったために、ログイン認証に際して参照できなくなっている、ということのようです。

それならば、Administrator でログインして別のアカウントを作ってやればオッケーじゃん!……妻のアカウントが Administrator だった……。
たしか Windows の Home には、パスワード無しの隠れAdminアカウントがあったくらいだから、セーフモードで立ち上げれば……セーフモードで立ち上がらない!
パスワード・リセット・ディスクは作っていませんでしたし、そもそも妻のノートパソコンにはリカバリー・ディスクが付いていない!

なんという凶悪な事態でしょうか。これは長引きそうだと判断し、とりあえず妻の当面の用途には、単身赴任時代に使っていた17インチの液晶ディスプレイと、消費税アップの直前にドサクサで購入していた Iiyama のデスクトップPCをセットして、Windows7 に Administrator と妻のユーザーを作成して、ノートパソコンと同じパスワードを設定して使ってもらうことにしました。あとは、お盆休み合間を利用して、なんとかチャレンジしてみたいと思います。

無理と分かれば、これもさっさと Linux マシンに変身すればよいだけの話なのですが(^o^;)>poripori
我が家では、かくのごとくして Windows マシンは消え、Linux マシンが増えていくのです(^o^;)>poripori

コメント

ブラウザFirefoxを更新する

2015年08月12日 06時04分01秒 | コンピュータ
ふだん使うブラウザはもっぱら Firefox ですが、このほどセキュリティ面の改善を含む新版が公開されましたので、さっそく 39.0.3 に更新しました。

Mozillaのサイト(*1)から新版をダウンロードし、解凍して、今まで使っているアイコンを新しい実行ファイルに関連付けるだけという作業ですので、いとも簡単に終了しました。このあたり、たいへんありがたいところです。



画面はあまり変化がないように思えますが、むしろユーザーインターフェースががらりと変わってしまうことのほうが異常とも言えます。メニューバーを表示させれば今までの操作性がほぼ確保されるということは、ありがたいことです。セキュリティ面でも深刻な脆弱性を解消したとのことで、大いに歓迎です。

(*1):Mozilla Japan~公式サイト

コメント

ジャガイモを収穫する~雨不足にもかかわらず、まずまずの出来

2015年08月11日 06時02分17秒 | 週末農業・定年農業
過日、老母が丹精したジャガイモを収穫しました。ジャガイモ畑はすっかり掘り返され、収穫するばかりになっています。さすがに重いジャガイモを運ぶのは無理ですので、私と妻と二人で、コンテナに入れ、収穫することとしました。

品種は二種類で、左側の二列が「きたあかり」、右側の二列が「男爵」だそうです。大小さまざまな芋をコンテナに入れて、軽トラックまで運びます。いやはや重いのなんの、一人で運ぼうとすると、腰を痛めそうです。





軽トラックで自宅まで運び、風通しの良い日陰に並べて乾かしております。昔は、亡父が上から石灰を振って、病気で腐るのを防止するようにしていたものでした。



枝豆も、先日「湯上がりむすめ」を収穫して美味しく食べたばかりですが、こちらは「秘伝」。庄内の「だだちゃ豆」に並ぶ、内陸地方の美味しい晩生種です。雨不足にもかかわらず、まずまずの育ち具合のようです。



残念ながら、里芋は見るも無残な生育状況で、例年の三割もいくでしょうか。高温多雨地帯を原産とする芋らしく、やはり雨不足がそうとうにたたっているようです。



一昨日、スーパーハイテンション・エネルギッシュ・ジャリンコな孫たちが両親とともに帰省して、一気に賑やかになりました。昨日から、月山にキャンプに行っておりますので、再び静かな夏になっております。アホ猫たちは、ようやくのんびりとした日常を取り戻したと言っております(^o^)/
若いからできるのでしょう、親業もたいへんです(^o^)/

コメント (2)

三本目の万年筆としてウォーターマン「ロレア」を復帰させる

2015年08月10日 06時05分07秒 | 手帳文具書斎
先日、朝のうちに、予約してあった歯科医院で右奥歯の欠けたところを補修してもらい、この件を備忘録ノートに書いていたら、ペリカン万年筆がどうも書きにくく感じます。国産万年筆と比べられると、英数字には強いけれど漢字かな混じり文に弱いのは仕方がありませんが、どうもそれ以上に、書きにくく感じます。最近になって使い始めたのがモンブラン・マイスターシュテュック149で、#3776ブルゴーニュの細字と併用している形ですので、いささか分が悪いようです。

パイロットのカスタム・グランディはまだ点検調整修理のためにドック入りしているところですので、常用万年筆の第三候補としてはペリカンをあきらめて水洗い後に再保管することとし、当座の用途にはウォーターマンの「ロレア」を復帰させることにしました。ああでもない、こうでもないと、ずいぶん贅沢になったものです(^o^)/

筆記量を優先するのと、残っているインクカートリッジの消化のために、コンバータを引っこ抜き、カートリッジに付け替えました。ウォーターマンのブルーブラックは、なんとなく色が薄く、時間の経過で緑化するのが特徴のようで、あまり好みではないのですが、まあ、たまにはいいでしょう(^o^)/
インク・カートリッジの残りは、あと二本。それまでに、愛用のカスタム・グランディが戻ってくるかどうかですね~(^o^)/



新調したペンケース、パイロットの「ペンサンブル」の一番外側(細い方)に差して見ると、まずまずの部類でしょう。モンブランの隣のブルゴーニュはなかなか堂々として立派ですが、ロレアは少々見劣りするかも。まあ、別の言い方をすれば、都会的でスマートということでしょうか(^o^)/

コメント

山響から暑中見舞いが届いていました

2015年08月09日 06時02分17秒 | 季節と行事
数日前に、郵便受けに葉書が入っておりました。定年退職して三年目、暑中見舞状など珍しい、と手に取ってみると、「山形交響楽団より会員の皆様へ」とというご挨拶に添えて、ヴァイオリンの五十嵐さやかさんの署名がありました。おそらくは筆ペンだろうと思いますが、小筆で、女性らしい優しさと元気な勢いを感じさせる字で、思わず嬉しくなりました。



新事務局長のもと、経営の再建を目指した活動の一環なのだろうと思いますが、団員の皆さんが分担して暑中見舞状を書いている姿を思い浮かべ、われらが山響を応援する気持ちをますます強くした次第です。

山形交響楽団の皆様
ヴァイオリンの五十嵐さやか様
全国の音楽ファンの皆様

 猛暑お見舞い申し上げます

   平成27年8月
   「電網郊外散歩道」 narkejp



コメント (6)

怪しい電話営業~NTTの増設工事と称する勧誘

2015年08月08日 06時01分34秒 | コンピュータ
夏休みを取ってたまたま自宅にいたとき、電話がありました。NTTがフレッツ光を200MBから1000MBに増強する工事を行うに際して、現在のままでも良いが、希望者に無料でレベルアップを行うと言います。電話をかけてきた女性は、会社名と担当者名を名乗って、比較的ていねいな応対でしたので、話を聞きました。そうしたら、モデムの交換が必要になるが、それは無償とのこと。ただし、その際には立会いが必要だ、とのことでした。現在、光モデムはレンタルしていますので、この話が本当だとすると、従来のユーザーとの公平性がおかしくなります。どうも怪しいと思いながら、二三、技術的な質問をしました。そうしたら、この女性は、自分にはわからないので、技術のわかる者に後で電話をさせます、とのことでした。

すぐに電話がかかってきて、こんどは男性です。書類が届いているかどうかを確認してきましたので、そんなものは届いていない、こちらは承諾したわけではなく、二三、技術的な質問をしたいのだと伝えると、ずいぶん高飛車に、書類が届いていない人には対応できないと言い張ります。ハハーン、これは怪しい電話営業で、このバイト君が自分の持分でないことを抗議しているのだなと察せられました。そこで、はっきりと断り、以後は勧誘の電話をしないでくださいと伝えました。

念のため、「NTT 増設 (この会社名) 会社」で検索すると、フリーダイヤルで怪しい勧誘電話の手口がたくさん報告されていました。いやはや、油断も隙もありません。我が家では、基本的に電話営業には応じないことにしていますが、あやうく引っかからないで良かった良かった(^o^)/

皆様も、どうぞご注意ください。



もう一つ、いつも見ているブログの中に、クリックすると怪しい宣伝サイトのタブが立ち上がるようになったところがあります。他のサイトではそのようなことはありませんので、どうもこのブログサイトが何かマルウェアに感染でもしたのかと懸念しています。最近は、手口も高度化して来ていますので、Linux だからと安心していないで、こちらのコンピュータの環境も適宜更新するようにしないといけないなあと感じているところです。



コメント (2)

外出時に単行本と音楽CD3枚を購入する~飯嶋和一、ハイドン、アイアランド

2015年08月07日 06時01分46秒 | 散歩外出ドライブ
所用があり、外出したついでに、某郊外型書店に立ちよって、しばらくぶりに単行本と音楽CDを三枚ほど購入してきました。

  • 飯嶋和一『狗賓童子の島』(小学館)
  • ハイドン 弦楽四重奏曲第47~49番Op.50-4~6「プロシャ王四重奏曲」(2)、コダーイ・クヮルテット、NAXOX
  • アイアランド ピアノ協奏曲 他、ジョン・レナハン(Pf)、ジョン・ウィルソン指揮ロイヤル・リヴァプール・フィル、NAXOS
  • アイアランド ピアノ三重奏曲集、グールド・トリオ、NAXOS

このうち、飯嶋和一は『雷電本紀』から注目している作家であり、同郷同年代同○ということで応援している人です。このたびの新作は、幕末の流刑の島が舞台といいますから、興味深いところです。忙しい時期に慌しく読み飛ばすのではなく、じっくりと読みたいところです。



音楽CDは、まずハイドンの弦楽四重奏曲。作品50の「プロシャ王」の六曲から、後半の三曲です。ハイドンの弦楽四重奏曲は、何か全集セットを購入してしまえば楽なのだろうとは思うのですが、どうも昔からの習慣で、単売で少しずつ聴き進める楽しさに傾いてしまいます(^o^;)>poripori

もうひとつ、アイアランドという作曲家については、皆目なにもわかりません。英国の作曲家らしいという程度の知識です。さて、どんな音楽なのだろう? 興味津々です。

コメント (2)

先日の強風でプルーンの枝がボッキリ折れた~週末農業の再評価

2015年08月06日 06時07分26秒 | 週末農業・定年農業
先週の土曜日の午後に、かなり強い突風が吹きました。あまりの暑さに風神もトチ狂ったようで、我が家のプルーンの枝が一ヶ所、ボッキリと折れてしまいました。



もとはといえば、剪定不良で摘果も行えず、枝も実も付きすぎて重そうに垂れ下がっていた箇所です。あれだけの突風には耐えられなかったのでしょう。早朝にチェーンソーで細かく伐採し、焼却する剪定枝とともに積み上げました。



これまでの週末農業を振り返って見ると、いくつかの問題点を感じます。

  • 専業農家として働いていた亡父と同じ品種を、同じ本数だけ栽培維持管理するのは、かなり無理があると感じるようになりました。
  • 作業期間が重なる品種については、どちらかを止めるとともに、樹も大きく成長しているので、週末農業でできる程度に、大きさや本数を減らす必要があるのでは、と感じます。
  • 樹を維持管理できる本数と作業日程が確保できるように、現在の本業と矛盾しない年間スケジュールとする必要があります。

どうやら、週末農業も、少しずつ再評価をすべき時期になっているようです。





本日は、広島の原爆記念日。父の死去により参列した平和記念式典は、猛烈に暑かった(*1)。凍らせたおしぼりはもらったけれど、あっという間に融けてしまいました。今年は、キャロライン・ケネディ駐日大使が出席予定とか。どのようなコメントをされるか、興味深いところです。

(*1):広島原爆ドームと資料館を見学し、亡父の体験を思う~「電網郊外散歩道」2009年8月
(*2):ブラームス「交響曲第4番」を聴く~「電網郊外散歩道」2009年8月
コメント

健康診断の結果通知が届く

2015年08月05日 06時01分28秒 | 健康
例年どおり、健康診断の通知が届きました。結果は、今年もオール○です。ひとつも異状がありません。これで、職場の三奇人いや三変人、マチガイ、三健人の称号は今年も確定でしょう。それにしても、ヒロシマで救援にあたった際の入市被曝による原爆症に苦しんだ亡父の健康を思えば、なんともありがたい話です。

尿も血液もレントゲンも便潜血も前立腺も、全く問題梨じゃなかった問題なし。細かく見ると、中性脂肪が増加ぎみですので、BMI=22.4の数値に甘えず、せっせと歩いて運動する必要はありそうです。

おや、アホ猫、何か言いたそうだね。

この暑い時に、何をつまんないこと自慢してるのよ。そんなことよりも、この暑さをどーにかしてよ!

そうだね~、お前たちはいつも毛皮だもんね~。お前たちを見てると、ストレスもなくなるよ~(^o^)/

写真は、ある日のアホ猫の、平和なお昼寝の風景です。

コメント

佐伯泰英『意次ノ妄~居眠り磐音江戸双紙(49)』を読む

2015年08月04日 06時04分02秒 | -佐伯泰英
長く続くシリーズもいよいよゴールが近くなった大長編『居眠り磐音江戸双紙』シリーズですが、最新刊の著者の「あとがき」によれば、予定よりも1巻だけ多くなり、来年(平成28年)の1月に第50巻と第51巻を同時刊行して完結、だそうです。ふむふむ、それは目出度い。ほとんど惰性で読んでいるとはいえ、結末はやはり気になります。



小梅村の尚武館坂崎道場では、空也クンと睦月チャンの兄妹が老犬・白山を心配しています。前の老中・田沼意次の死去の知らせをもたらしたのは、今は引退している速水左近。もう一つの情報は、老中首座に就いた松平定信が、田沼政治を急展開すべく、某商人をブレーンに据えようとしているとのこと。それが今津屋でないところに、定信からの依頼=将軍の剣術師範就任を断りつづけている坂崎磐音との距離感があらわれているようです。

しかし、書名のとおり、田沼意次氏は懲りない人のようで、またまたナントカの一つ覚えのように、生前に刺客を放っていたようなのです。全部で49巻も続けて読んできた読者にしてみれば、こうなるともはや「作者の妄」に近い展開ですなあ(^o^)/

松平定信の「寛政の改革」で奢侈禁止令が出されるというインサイダー情報を入手した磐音クンは、最上屋奈緒の紅花商売を心配しますし、松浦弥助の情報によって判明した柳生永為ら七人の刺客団を切り崩し、松平定信暗殺の未然防止のための策略をめぐらして、それは半ば成功しつつありますが……、というお話。



うーむ、この大長編エンターテインメントでは、敵はくるくる変わるのが特徴です。始まりは確か豊後関前藩の内紛で、黒幕は国家老の宍戸文六でした。次は今津屋が両替屋行司に就任する以前の同業者仲間の実権争いで、この時は今津屋は田沼側だったはず。それがいつの間にか田沼父子が巨大な敵に変わってしまい、次々に妙ちきりんな刺客を送り込むだけでなく、豊後関前藩の江戸家老が企んだ阿片抜け荷の黒幕さえも田沼父子になってしまっていました。ところがトリックスター佐野善左衛門さんの軽挙妄動によって田沼意知が死に、今回は意次さんも亡くなります。物語としては新たな敵が出現しないと困るわけで、土子順桂さんが最後の敵になるのでしょうか、それとも松平定信が敵に回ることになるのか?

やれやれ、つまるところ武術は護身の術であり、敵を倒すのは政治と軍事なのだ、ということか。結局は「一介の剣術家・坂崎磐音、次々に押し寄せる刺客をしのぎきることができるか?!」という物語に終わってしまうのでしょうか(^o^)/
全部で51巻もかかってそれだけに終わるのかどうか、作者のお手並み拝見、といった気分です(^o^)/

コメント

私の好きな三重奏曲

2015年08月03日 06時04分50秒 | クラシック音楽
楽器編成に焦点をあて、「私の好きな」という共通項のもとで、1人の作曲家について1曲ずつ、独奏曲、二重奏曲、三重奏曲などをリストアップしてみよう、という趣旨の第三弾、「私の好きな三重奏曲」です。たぶん、四重奏曲あたりまではなんとかなると思うのです。では、さっそくリストアップを。

  • モーツァルト ピアノ三重奏曲第5番 K.564
  • ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第7番「大公」
  • シューベルト ピアノ三重奏曲第1番
  • シューマン ピアノ三重奏曲第3番
  • メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番
  • ブラームス クラリネット三重奏曲
  • ドボルザーク ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」
  • チャイコフスキー ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出」
  • フォーレ ピアノ三重奏曲
  • ドビュッシー フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ

次点は、

  • クヴァンツ フルート、オーボエ、クラヴサンのための三重奏曲
  • ハイドン ロンドン・トリオ第1番~Fl,Vn,Bassoonのための~
  • バルトーク ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのためのコントラスツ

あたりでしょうか。なんだか大事なものを落としているような気がしないでもないのですが、とりあえず大勢はこんなところでしょう。

モーツァルトは、屈託のなさでディヴェルティメント(K.254) などと競合しましたし、ベートーヴェンもピアノトリオの第1番などと競合した結果ですが、やっぱり「大公」トリオの堂々とした気分は外せないだろう、という判断です。シューマンは、幻想小曲集Op.88や他の2曲のピアノ三重奏曲などの中から、後年の暗い情熱を取りました。メンデルスゾーン、チャイコフスキー、フォーレ、ドビュッシーは文句なしの決定。ドヴォルザークは、第1番も第3番も魅力的なのですが、憂愁と躍動の曲想から「ドゥムキー」を選びました。

二重奏曲ではヴァイオリン・ソナタが強く、三重奏曲になるとピアノ三重奏曲が圧倒的に多くなりがちですので、ブラームス、ドビュッシー、次点のバルトークは意図的に他の楽器の組み合わせを選んだところです。この中ではドビュッシーの斬新さが光りますが、この組み合わせでは、他に何曲も書くということは難しかったのでしょうか。

画像は、Linux上の音楽ソフト「RhythmBox」で再生中のメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番、スーク・トリオによる演奏です。お遊びでリストアップするだけですが、いろいろな曲をまだパソコンに取り込んでいないことに気づいたり、すでに取り込んでいる曲を何度も繰り返して聴いたりする時間は、けっこう楽しいものです(^o^)/

コメント (4)

色違いで同型のペンケースを二個購入する

2015年08月02日 06時05分40秒 | 手帳文具書斎
叔父の遺品の巨大な万年筆モンブラン・マイスターシュテュック149を使いだしてから、ペンケースに困っておりました。今まで使っていたのは、某会の記念にウォーターマンの万年筆をいただいたときに、セットでもらった二本用のものですが、プラチナ#3776ブルゴーニュでも少々きつい印象で、モンブランはとても無理です。せめて三本用くらいのペンケースで、モンブランにも対応可能なものをと考え、パイロットのペンサンブル・シリーズから、ファスナータイプを候補として選びました。



先日、行きつけの文具店にひそかに注文しておいたところ、「ご注文の品物が入りました」との連絡が入り、さっそく購入してきました。お値段は@6,000円のところを、@4,800円(税別)。しかも、ちゃんと色違いでプレゼント用に包装してくれていました。田舎の良心的文具店は、某密林よりも Good! です。



色は、日頃のお弁当づくりの義理のある妻にはワインレッドを、私のは中高年オジサン御用達ダークブラウンです。最近、妻も複数の万年筆のインクの色を変えているらしく、ペンケースはタイムリーな贈り物になりました。



ペンケースの内部は、内側のものが一番太く、外側にいくほど細くなります。パイロットのカスタム・グランディが、現在メーカーの方に点検調整修理のためにドック入りしておりますので、内側から順に、

  • モンブラン マイスターシュテュック149
  • プラチナ #3776ブルゴーニュ
  • ペリカン 400N

をさしておりますが、太さも大きさもちょうどぴったりです。カスタム・グランディが戻って来たら、ペリカンと交代させようと考えております。





一年中で一番暑い季節です。皆様に、暑中お見舞いを申し上げます。



コメント (2)