徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

世界の中心で、愛をさけぶ

2007-07-14 19:14:35 | 映画
 今日は台風の通過待ちで借りてきたDVDを見て過ごした。行定薫監督の「世界の中心で、愛をさけぶ」。彼は熊本出身なので前から注目はしていたが、実はこの映画だけは避けていた。理由は、病気が愛する二人を分かつという類のベタドラマが苦手だから。また、行定監督の「北の零年」や「春の雪」などは見たが、正直出来はあまり良いとは言えなかった。「せかちゅう」なる流行語も生まれたほどこの映画はヒットしたが、たしかに今まで見た彼の作品の中では一番まとまっている。ただ、彼が意識したかどうかはわからないが、驚くほど「大林映画」の世界が展開する。つまり、彼の独創性がどこにあったのかが今いちわからない。まもなく彼の新作が公開されるそうなので今後に期待したい。