徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

氏神様 藤崎八旛宮

2023-01-06 19:47:58 | 歴史
 昨日は藤崎八旛宮へ初詣へ。何といっても藤崎宮はわが家の氏神様。それは46年前に他界した祖母の言い伝え。祖父はさらにその60年も前に他界しているので祖母方、祖父方あるいはその両方とも藤崎宮を氏神と崇めていたのかどうかわからない。祖母の実家は一番被分町(現水道町)にあったので、明治11年に目と鼻の先の井川淵町に遷座してきた藤崎宮を氏神と崇めるのはよくわかる。今でも例大祭の飾馬奉納は鳥居基に次ぎ水道町親和会が二番を務める。
 一方、祖父方はどうだったのだろうか。わが家の発祥の地である黒髪町下立田は明治時代、長岡(細川刑部)家があった泰勝寺跡を中心として10数軒の集落で、一軒の農家を除いてすべてかつて細川家に仕えていた家だったそうである。おそらく旧藩時代の名残が極めて強かったと考えられ、熊本城の鎮守社、あるいは熊本城下の総鎮守であった藤崎宮への尊崇の念は強かったであろう。おそらく祖父家も藤崎宮を氏神と崇めていたことは想像に難くない。
 さて、正月5日ともなればさすがに初詣も一段落。ゆっくりと一年の家族一同の息災を祈ることができた。5日恒例の松囃子は動画におさめたので後日アップしたい。 


初詣も5日ともなればゆっくりと参拝できる


松囃子の前に神職のお祓いを受ける金春流・喜多流の能楽師