徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

それ青陽の春になれば

2023-01-09 21:53:09 | 日本文化
 今日は地元壺川校区の恒例行事「どんどや」が京陵中学校のグラウンドで行われた。今年は50回目の節目の回だそうである。青竹で組み上げられた櫓に火が入るとたちまち炎が駆け上り、門松や注連飾りによって出迎えた歳神が炎とともに雲一つない青空へと昇って行く様を見送っていると、なぜかこみ上げるものがあった。





 どんどやからの帰路、青空を眺めながら、ふと「それ青陽の春になれば」という長唄「鶴亀」の冒頭の一節が口をついて出た。

2019.1.20 熊本市国際交流会館7Fホール
第54回 熊本県邦楽協会演奏会より
三味線:杵屋五司郎・杵屋五司雄・杵屋五司幸・杵屋五司起久・杵屋五司美幸
 唄 :杵屋六花登・宇野民子・木庭順子・今村梨江子・山口嘉子
 笛 :藤舎仁鳳
小 鼓:上村心寧・花童すず・花童ゆうあ
大 鼓:花童かな
太 鼓:今村孝明