大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

7/30。アームチェアーバーディング。

2010年07月30日 | Weblog
 昨日の雨で余計に蒸し暑い。鳥影薄く、セミの声がうるさく、行く気がしないが、記録のためにはそうもいかない。毎年、同じ思いで夏を過ごしてきた。

 いつも同じメンバーがそろうだけ。ササゴイ、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。後半月もすれば、少しは期待できるだろう。

 「カルガモ親子が、名神高速の京都南インターチェンジから大阪方面に約600メートルの辺りで見つかった」 とのニュースを目にする。 
 この記事で最初に頭に浮かんだ事は、2008年5月に西外堀にカルガモ親子が観察された事だ。
 西外堀の回りをすべて探したが、営巣跡らしき場所が見つからず、かと言って近辺の水辺から西外堀までは、道路などで幼鳥が歩いて来ることは無理と思われた。
 どこで営巣していたんだろう?
 今回のニュースでも、飛べない幼鳥がどうして高速道の上を歩いていたのか。不思議だ。

 もう一つニュース。「絶滅の恐れが出ていた幻のキツツキ、ミユビゲラが北海道大雪山で見つかった」 との記事。
 「一切の伐採を中断し、詳しい調査と早急な生息環境の保全が必要だ」 とある。まったくその通りだと思う。積極的にやるべき。

 ただし、世界的な分布を記載した図鑑を見ると、ミユビゲラは北欧、ロシア、北米など広範囲に生息している。(亜種は考慮せず)

 クマゲラも同じように話題になる種だ。しかし、これも世界での分布図を見ると、ヨーロッパからロシア、中国など、かなり広範囲に生息している事が分かる。

 実は、日本で一番保護を必要とするキツツキは、ノグチゲラなのだ。
 世界中で、沖縄のごく一部に少数が生息しているに過ぎない。法の整備や、多少の金をかけても積極的な保護策を進めてほしい。

 たくさんの図鑑があるが、世界の分布図の入った図鑑も1冊持たれる事をお勧めする。自分の好きな鳥が、世界でどう生息しているのか。 きっと新しい発見があるだろう。
 夏のこの時期は、図鑑を眺めて過ごす 「アームチェアーバーディング」 をお勧めする。

 
  
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7/27。アオサギUFOに乗る。

2010年07月27日 | Weblog
 連日猛暑。各地でゲリラ豪雨。この先どうなるんだろ。早朝からクマゼミの声。本丸方向から聞こえる法螺貝の音が、アオバトの声に聞こえて一瞬立ち止まる。

 今朝のニュースで平均寿命がまた伸びたとあった。男は約80歳。単純に計算すると、私の残り寿命は17年だ。これは長いのか短いのか・・・。この間に何ができるだろう。

 南外堀の水質浄化システム 「ソーラーUFO」 の上にアオサギがとまっている。昨年から設置されているが、鳥がとまっているのは初めて見た。
 たまに噴水のように水が噴き出すが、アオサギは驚くだろうな。
 
 東外堀では水草を囲う、水上フェンスにゴイサギがとまっている。ごく近くで見ていても警戒せず動かない。
 その昔、ゴイサギを見るために天王寺動物園に行った事がある。アシカの池で、餌の魚を買って投げるのだが、それを狙ってゴイサギが数羽、手の届くような場所にとまってじっと待っている。双眼鏡もいらない。肉眼で詳細に観察できる。
 今朝は、それほどの近距離ではないが、ふと思い出した。



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7/23。大暑。ササゴイの幼鳥。

2010年07月23日 | Weblog
 今日は大暑。早朝から回るが、すぐにクマゼミが鳴き出し、暑い!暑い!

 世界最大の花 「ショクダイオオコンニャク」 が咲いたと話題になっている。強烈な悪臭を放つらしい。 大阪ならぜひ見に行きたい。どんな臭いかも好奇心。
 赤い実は、サイチョウが食べるとアナウンサーが言っていた。ネットで調べて見たがよく分からなかった。
 そう言えば、鶴見緑地での 「花博」 の時に世界最大の花が話題になっていた記憶があるが。あれは何だった。

 カワラヒワが鳴きながら飛ぶ。東外堀でササゴイがじっと水面を見つめる。辛抱強いなあと感心。イラチの私ならとても待てない。
 南外堀でササゴイの幼鳥が飛んできてとまる。今期初観察だ。どこで営巣していたのだろう。
 城南地区人工川で、コサギとアオサギ、それにカルガモも。
 北外堀のカイツブリは見られなかった。ホシハジロ、キンクロハジロはいつものように。
 メジロやシジュウカラなどは、いつものとおり。著変なし。

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7/20。夏到来。セミが・・・。

2010年07月20日 | Weblog
 暑い!朝からクマセミがうるさい。梅雨が明けたら一気に真夏。
 なるべく涼しい内にと早くから出かけるが、30分も歩けば汗が流れる。

 城南地区人工川でコサギが上手にドジョウを捕食。時々注水が止められて、干上がっている事もあるのにドジョウがいるのは不思議。
 その先ではアオサギ。
 北外堀では今日もカイツブリ1羽。先日の奴だろうか。くちばしは黄色。

 前回の問題の回答。

●第1問 過去5年間の秋の渡りで、夏鳥が最も早く見られたのは何月何日か?
  ①8月6日です。2005年でした。普通はお盆の辺りに初認される事が多い。

●第2問 過去5年間の秋の渡りで、最も早く見られた回数が多い夏鳥は?
  ①コルリです。5年間で4回。

●第3問 1995年の秋の渡りで、早く観察された3種は?
  ②エゾムシクイ、センダイムシクイ、コルリの3種でした。

 以上から、今年の秋の渡りも、8月の15日前後にコルリが見られる???
   
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7/16。久しぶりにカイツブリ。

2010年07月16日 | Weblog
 うっすらと青空に、飛行機雲一筋。緑濃く、遠くから詩吟の声。梅雨明けも近いとの予報。

 シジュウカラは数か所で、2番子だろうか、いまだに親に餌をねだる幼鳥も。ハシブトガラスもハシボソガラスも幼鳥。市民の森でコゲラ。
 空堀の上をカワラヒワ3羽が鳴き飛ぶ。人工川でカルガモ1羽。ササゴイは南外堀で2羽。
 北外堀で越夏中のホシハジロ、キンクロハジロ以外に、カイツブリ1羽観察。どうと言うことはないカイツブリだけれど、鳥の少ないこの時期に見つけると、「おッツ!カイツブリ」 と思わず。

 秋の渡りをひたすら待っている毎日。
 秋の渡りが春と一番違うのは、鳥たちは、南へ向かって移動していること。
 世界中の多くの鳥たちが、地球の上を南へ南へと飛んで行く。アメリカでもヨーロッパでも、もちろん日本でも。
 目的は、暖かくて餌の多い場所で冬を過ごすため。ただし諸説あり分かっていない事も多い。

 8月には夏鳥たちがやってくる。暇つぶしに「大阪城公園野鳥クイズ 秋の渡り」 ただしツバメ、ササゴイは除く。

●第1問 過去5年間の秋の渡りで、夏鳥が最も早く見られたのは何月何日か?
  ①8月6日  ②8月16日  ③8月26日

●第2問 過去5年間の秋の渡りで、最も早く見られた回数が多い夏鳥は?
  ①コルリ  ②キビタキ  ③ヤブサメ

●第3問 1995年の秋の渡りで、早く観察された3種は?
  ①コルリ、センダイムシクイ、キビタキ
  ②エゾムシクイ、センダイムシクイ、コルリ
  ③コルリ、ヤブサメ、コマドリ

 回答は次回にでも。
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7/13。後 ひと月。

2010年07月13日 | Weblog
 ここ数日忙しい日々だった。サッカーワールドカップ。大相撲。参院選などなど。 

 この時期、天気予報は難しいんだろうなー。ことごとく外れる。前夜の予報と朝の予報が変わっている。 出かけるとまた違う。見なければいいのだが予報が気になる。
 かつて農作業と鳥は切っても切れない関係があった。鳥が生活の節目となっていたそうだ。こんな不規則な気候にも鳥予報は対応出来たんだろうか。

 大阪城公園では7月が一番少ない月。来月の中旬あたりにはムシクイやコルリなどがやって来る。後1か月の辛抱。
 梅雨の晴れ間の狙って大阪城公園を歩く。ショートカットで約2時間。鳥を見るより散歩気分。

 帰宅後、近くの銀行へ。シャッターが閉まって張り紙。そう言えば支店廃止とか手紙が来ていたなあー。 やむを得ず地下鉄ひと駅ほど離れた新店舗へ。
 ATMから 「取り扱いできません」 の紙が出てくる。案内の女性に聞くと、店舗が廃止になったので窓口での手続きが必要と。
 しかし、待ち時間は30分以上と言われ、また来ると!店を後にした。待つのが大嫌いなイラチの大阪人の代表。
 これが悪運の始まり、銀行に傘を忘れて戻ったらわずか5分なのに・・・。近くの支店のつもりでスリッパで出かけてきたが、新品だったので、数か所の皮がめくれて出血し痛い。引きずりながら歩く。


 


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7/8。北外堀で越夏中のカモたちに出合う。

2010年07月08日 | Weblog
 早起きの私が目覚めた時は既に6時。疲労が蓄積しているのかな?と。
 体重は2キロ以上オーバー。いつも言うように真夏でも食欲、飲酒欲・・・など落ちない。しかし部屋でごろごろしていると当然体重が・・・。
 しかも、鳥を見ていない分、ストレスがたまる。疲れもたまる。

 朝のワイドショーで、W杯の日本代表のGK 川島永嗣選手がベルギーのチームと契約を交したとの報道。日本の選手が世界から注目を浴びるのは素直にうれしい。
 一番驚いたのは契約内容でなく、川島選手が英語だけでなくイタリア語、ポルトガル語などに堪能だとの話し。将来世界を目指す夢のため若い時から勉強していたらしい。
 やっぱり。一流になる奴は一流なんだなー。と感心しきり。

 自分の頭の程度を知ったのは十代の後半だった。
 ラグビー中の事故で、常に死の恐怖と闘いながら生きた大宅歩の 「詩と反逆と死」 に出合った時からだった。
 大宅歩は、ジャーナリスト大宅壮一の長男で、若くして夭折した息子の部屋の天井裏から出てきた原稿を、親がまとめて上梓したものが 「詩と反逆と死」

 この本に出合って、自分の生きている世界の狭さ、知識の浅さ、などなど頭脳に衝撃を受けた。
 目覚めた若い私は 「頭の悪さはどうしようも無い。しかし意識は変えられる!」 と必死に生きてきたつもりだったが。
 結局。たいして変わらなかった。変われなかった。
 
 気付けば還暦を数年前に過ごしている。 「60にして耳順う」 ムリ、ムリ絶対にムリ。全然従わないもんね!。
 やっぱり 「この世は呑ン兵衛が 引き受けた」

 先日、知り合いが写したと、「アカツクシガモ」 の写真を持って鳥友が訪問してきた。7月1日に鶴見緑地で出たらしい。その時だけで居なくなったらしいが。
 私のアカツクシガモの記憶は、20年以上前の事だが、知り合いの女性が、服部緑地の池で偶然発見し撮影して話題になった事。

 今回は時期が不自然なのだが、そんな事もあるかも知れない。
 何しろ地球は鳥の星なんだから。鳥は地球上に生まれて1億4千万年ほど。ヒトはわずか数百万年。桁が違う、話にならない。
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7/5。クマゼミの声。

2010年07月05日 | Weblog
 久しぶりに快晴。梅雨も終わったかのよう。
 本丸の金蔵辺りで、クマゼミの鳴き声を今期初めて耳にする。ただし、鳥友からのメールでは6月29日に初鳴きを聞いたと。
 いよいよセミのシーズンが近づいてきた。早朝から頭が痛くなるほどの強烈なクマゼミの合唱。暑い、うるさい。

 各所でムクドリが多い。20羽から30羽が群れて地面で採餌している。何かに驚くと 「ぎゅるぎゅるぎゃー」 みたいな声を出して一斉に飛び立つ。
 大阪城公園の最近の優占種はムクドリでは。あのヒヨドリはずっと少ない。

 かろうじてシジュウカラの声が時々。空堀をツバメが飛び回る。南外堀に浮かんだ流木の上にササゴイが1羽。カワウは南外堀と東外堀に。人工川でアオサギがゆっくり歩く。
 北外堀でウシガエルが 「ボーボー」。

 ところで先日の京橋の餃子店 「大阪王」 は餃子が美味い。数年前に、京橋の餃子店を食べ歩いて、この店にたどりつき、以後はここと決めている。

 たまたまネットで検索してみると、かなり有名な餃子店であることが分かった。そう言えば芸能人のサインや、雑誌の切り抜きが壁に貼ってある。

 ネットによると、全国クチコミランキング「餃子の美味しい店」全国2位獲得。シャンプーハットが、いとうまい子と、大林素子をエスコートし「関西で住むなら絶対この街!」の番組内で大阪王の極旨餃子が紹介。
 赤井英和の思い出の食べ物、大阪王京橋本店の極旨餃子。マガジンハウス社「大阪の「ええ店」よりすぐり Meets大阪本」にて全国のファンを持つ名物餃子として紹介。
 ・・・・などなど、マスコミによく登場している有名な店だった。
 いつも昼食にしか行かないので、店は空いている。晩なら混雑しているのかもしれない。私は待つのが嫌いなので、満員なら入らないが。

 今日はいつもの回転すしで昼食。酔って帰って、そのままゴロンと昼寝。気付けば2時を過ぎている。
 酔っている時は、♪浪花しぐれ「桂 春団治」♪ などを鼻歌で上機嫌。元気がいい。

♪♪酒も呑めなきゃ 女も抱けぬ
  そんなどアホは 死になされ
  この世は呑ン兵衛が 引き受けた
  あの世はあんたにまかせたぜ
  男浮名の・・・・・♪♪

 しかし、目が覚めた時の不快感。やっぱり長生きしそうにない。 
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7/1。早くも 7月に。

2010年07月01日 | Weblog
 朝に所用があって9時を過ぎてからブラブラと出かけた。
 OBP(大阪ビジネスパーク)にある銀行にも用があるので、大阪城公園の後、立ち寄る予定。その先は京橋。昼飯に回転寿司で一杯飲む作戦である。

 汗をかかないように木陰を選んで回る。シジュウカラ、メジロ、コゲラなど。青屋門近くの北外堀で 「チョウトンボ」 がとまっているのを発見。
 カメラを持っていないので携帯のカメラで撮影してやろうとそっと近づくが逃げられる。
 おまえは、チョウかトンボか?ややこしい奴だ。

 同所で鳥友に声をかけられる。先ほどからこの 「チョウトンボ」 を撮影していたそうだ。水面を見ると数羽が飛んでいる。
 尾の無いヤマガラ。エナガとシジュウカラの混群。コアジサシ。など最近の観察情報を聞く。
 
 昼食に誘ったが、これから淀川の海老江へ向かうそうだ。繁殖したチョウゲンボウが電車にひかれたと話していた。何故あんな危険な所で営巣するんだ!と。

 大阪城ホールの横を通ってOBPへ向かう。ゆっくり歩いたが、結構汗もかいて喉が渇く。ビールが飲みたい。
 京橋へ向かうが、ビールが頭から離れない。寿司で、焼酎の湯割りでなく、ビールに餃子だ。行き先を 「大阪王」 へ変更。餃子とニラレバに 生ビール。うまい!!
 


 
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