大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/31 ヒドリガモが気になる。 追加情報アオバズクなども。

2015年10月31日 | Weblog
 朝一番に出会った大将の言葉が頭から離れない。「太陽の広場で全国各地の蕎麦や地酒の催しをやってる」
 そんな行事は昼からやろ私の言葉に。 「10時オープン」 と何故か詳しい。

 いつものように園内を回りながら 「全国の地酒に蕎麦」 が頭から離れず、じっくり鳥も見られない。10時が気になって気もそぞろ。
 約束している訳でなし、満席になる訳でもないのに、時計見ながら太陽の広場に着いたのは5分前。
 自分でA型の真面目な性格が出ていると思う。他人からどう見られているのか分からないが。

 ずいぶん昔、「脳内メーカー」 とういのが流行った。 名前を入れてクリックすると、その人の頭の中にあるものが字で表わされる。
 当時の記憶では、私の頭の中は 「休・真・H・遊・無」 がほぼ同じくらいの比であったように思う。

 酒や鳥は組み込まれていない言葉だったが、今なら酒が半分、残りの半分が鳥。残り4分の1は・・・。

 会場では、まず缶ビールを飲みながら各店舗の様子を見る。富士宮やきそばは、富士山に鳥見に行った時に食べた記憶がある。

 例の水場でも鳥を楽しんだが、富士山鳥見行で、一番記憶に残っているのが、ふぁっと飛んだ、尾の先や下尾筒の白が目立ったホシガラス。

 今朝は、いきなり蕎麦では腹が膨れて飲めなくなるので、宮崎の地鶏の焼き鳥。 若い女性が4人でやっていたので、いつもの軽口。
 「ここは可愛い子しかいてないんか!」
 気分を良くしたのか、「サービスします」 と言って、本当にパックにいっぱい入れて輪ゴムで止める。

 そのおかげで、酔っぱらうまでのあては十分。
 日本酒の方へ向かって。最初の酒は、宮城県の 「水鳥記」 次は岩手県の 「浜千鳥」 一応鳥の名前の付いた酒を選ぶ。

 その後は、福岡県の 「池亀」 長野県の 「黒澤」 再び宮城に戻って・・・この辺りから記録するのも面倒になって・・・何を何杯飲んだか。

 一人飲みながら空を見ていると、オオタカがカラスのモビングを受けながら飛んできた。素早くカメラを向けて数枚撮影。このあたりは、長年鳥見をしているだけのことはある。
 酔っていても体が反応する。などといい気分になっていたが、さすがに蕎麦が食べたくなってきた。

 「新そば」 のぼりを出している店が2軒。 新そばは、だいたい来月の中旬ころから出る。ちょっと早いのではと、1件目のねえちゃんに秋新か?と聞くとはっきりしない。

 2軒目の呼び込みねえちゃんに聞くと、本当に新そばですと。北海道は早いので○○の粉を使っているという。のぼりには北海道○○町。

 酔っぱらっているので、しつこく場所はどこかと聞くと、旭川の辺りとか言ったような。川か下の字が付く名前の町だったが覚えていない。

 この蕎麦にしようと決めたが、食券の残りは500円。100円不足。かと言って再び1000円の食券を買うと400円が余ってまた酒を飲む。
 1000円ちょうどに収まらない。そんな事ですでに4000円ほど使っている。はっきりいって非常に割高。この金額なら、京橋でもっとうまい酒が飲める。

 ちょうどそこに、親方とKさんの二人。Kさんに食券100円を売ってもらう。おかげで北海道○○町の新そばを食べて帰宅、パソコンを開くが寝落ち。

 オオバンの増加。予想どおりだが東外堀に9羽、西外堀に6羽、北外堀に3羽、合計18羽にもなっている。

 一方バンは。東外堀の1羽は変わらず。ところが今日は西外堀にも1羽。どうもこいつは居場所によって見られないことがあるようだ。初認からずっといたのかも知れない。
 観察日は、10月の16・18・19・20・29日、そして今日。

 ヒドリガモはまたまた記録更新。すべての堀で観察でき合計482羽。どこまで増えるのか。関心が。
 オカヨシガモは、東外堀、南外堀、北外堀で20羽。
 ヨシガモは、東外堀に8羽。内2羽ははっきりと♂と分かるほどの夏羽。

 カルガモは、本丸日本庭園池に12羽。投げられたパンに集まってくる。近くの数人の親父たちが大声で、これは渡り鳥や。夏にはいなかったが、毎年冬にはやってくると。・・・気になるが。。。
 マガモの♀1羽が、このカルガモの群れに混じっている。

 ハシビロガモは、東外堀、北外堀で17羽。
 コガモは、南外堀、内堀で23羽。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀で8羽。やはり増えない。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、北外堀で10羽。これも少ない。

 ジョウビタキは、各所で9羽。
 ミヤマホオジロはみどりのリズムで♀1羽。
 アトリもみどりのリズムで1羽。
 シメ、本丸日本庭園池で2羽。

 キビタキは、♀型がみどりのリズムと太陽の広場東の森。♂が梅林と豊国神社裏。
 コマドリ♀が飛騨の森1羽。今日もいる。10人くらいがカメラを向けていた。
 メボソムシクイかオオムシクイは飛騨の森1羽。

 アオバト♀1羽、飛騨の森。
 ダイサギが上空を通過。

※追加情報=市民の森、クロツグミ♂♀、マミチャジナイ2、アカハラ、アオバト♂♀、オオタカ幼鳥、アオバズク。 みどりのリズム、ヤマシギ通過。
 アオバズクは、市民の森東側で道路にうずくまっているのが見られた。その後自力で飛び立ったとの事。
 
●今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ジョウビタキ、ミヤマホオジロ、シロハラ、キビタキ、ハクセキレイ、オオバン、バン、シジュウカラ、カイツブリ、キセキレイ、アオバト、コマドリ、シメ、メボソムシクイ、オオタカ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ダイサギ、クロツグミ、マミチャジナイ、アカハラ、アオバズク、ヤマシギ。
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10/30 冬鳥が主役に変わりつつある。

2015年10月30日 | Weblog
 いつもの事ながら、鳥たちで季節の移り変わりを知る。 カモやジョウビタキを見ると冬が近い。
 
 東外堀に着く。大阪城公園で鳥の知り合いのH氏と出会って立ち話。自分の生き方のスタイルを持っている印象の男。

 カモのカウントから始める。まずはひと通り全体をざっと眺める。もしも変わったのが目に入ったら、カウントより先にそれの観察。

・オカヨシガモ。東外堀と北外堀で17羽。カモの中では毎年、到着が遅い種。
・ヨシガモ。東外堀に4羽。普通に毎年飛来す9るようになった。

・ヒドリガモ。東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で計454羽。すべての堀で見られる。大阪城公園での、一日最多観察数を更新。

 2001年に南外堀でウキクサを餌に集まり、観察ごとに増加した時を思い出す。 当時、通常は数羽~数十羽の観察だったのが毎日増加し、とうとう200羽を超えた。今期も今後どこまで増えるのだろうか。

・ハシビロガモ。東外堀、南外堀、北外堀で計27羽。
・コガモ。南外堀、西外堀、内堀で計10羽。

・ホシハジロ。東外堀、北外堀で計10羽。
・キンクロハジロ。東外堀、南外堀、北外堀で計11羽。

 ・・・お勧め。カモの観察に最も役立つ図鑑・・・
 決定版 日本のカモ識別図鑑
 日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述。 出版社:誠文堂新光社 304ページ 3500円+税。

 オオバン、はますます増えて、東外堀に7と西外堀に5、合計12羽。
 一方バンは、東外堀に1羽は変わらず、ところが西外堀が見当らない。こちらは草が多く隠れやすい。

 昨日はみどりのリズムで観察されたヤマシギ、今日は豊国神社裏で。
 飛騨の森にノゴマ♂は滞在もコマドリは不明。クロツグミも不明。

 ジョウビタキは、もみじ園、西外堀、南外堀、6番やぐら、豊国神社裏、元ヘリポートなどで計7羽。

 パソコンのキーボードを触りながら眠ってしまう。寝落ちと言うらしい。

※追加情報=飛騨の森ビンズイ1羽。 梅林アトリ7羽。 東外堀キセキレイ1羽。 青屋門カワラヒワ8羽+。 みどりのリズム東空トビ1羽。

●今日の可愛い鳥たち。
 アオバト、ハクセキレイ、コゲラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、バン、ヤマシギ、シロハラ、キビタキ、モズ、アトリ、ジョウビタキ、カワウ、コサギ、オオタカ、ノゴマ、アオサギ、シジュウカラ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ビンズイ、キセキレイ、カワラヒワ、トビ。
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10/29 カモもオオバンも増加。

2015年10月29日 | Weblog
 体操の世界選手権で、日本の男子団体が37年ぶり金メダル。おめでとう。

 東外堀を見るとオオバンが5羽も。これまでなら驚くところだが、年々増加しているので、驚くより今年も増えてきたなぁと。西外堀にも3羽。合計8羽。

 バンは東外堀に1羽が滞在中。西外堀へ向かうとここにも1羽。西外堀は、今月の中旬に数日見られた。同じ個体が戻ってきたのか別の個体か。あるいは石垣沿いの草の中にいて見逃していたのか。

 ヒドリガモはますます増加。東外堀284、南外堀26、西外堀10、北外堀53で合計402羽。早くも400超え、東外堀では水草を盛んに食べている。

 2番目に多いのがハシビロガモ。南外堀、西外堀、北外堀で31羽。

 3番目がコガモ。南外堀のみ15羽。

 カルガモ、東外堀、西外堀、本丸日本庭園池で9羽。
 ヨシガモ、東外堀のみ9羽。
 オカヨシガモ、東外堀と南外堀で7羽。
 マガモ、東外堀に♂3羽。早朝に親方が確認。7時半ごろには見られなかった。
 
 ホシハジロ、東外堀と北外堀で7羽。
 キンクロハジロ、南外堀と北外堀で5羽。

 カモはヒドリガモが圧倒的に多い。この様子では大阪城公園の一日観察数の記録を更新しそう。 一方ホシハジロとキンクロハジロの海ガモが増えない。

 海ガモは、水草などで水面が覆われると下りてこなくなる。何故なら飛び立つ時に助走が必要で、その障害になるから。淡水ガモの方はヘリコプターのように、その場から一気に飛び上がることができる。

 夏鳥は大きく減少しているが。
 コマドリ♀1羽、飛騨の森。
 ノゴマ♂1羽、飛騨の森。
 クロツグミは、みどりのリズムで♂♀、飛騨の森で♀の計3羽。
 キビタキは、♀型がみどりのリズムと市民の森で計3羽。

 冬鳥などは。
 ミヤマホオジロがみどりのリズムで。2~3羽と。
 シロハラが6羽、みどりのリズム。
 アトリ5羽、みどりのリズム。
 ジョウビタキ、各所で5羽。
 みどりのリズムでヤマシギの飛翔、大将が観察。

※追加情報=ムギマキ♂成鳥、みどりのリズム。梅林入口ミヤマホオジロ♂2。みどりのリズム、オオタカ成鳥、幼鳥。アトリ12。カワセミ2。

●今日の素敵な野鳥たち。
 ミヤマホオジロ、キビタキ、アトリ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、バン、シロハラ、クロツグミ、シジュウカラ、モズ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、コマドリ、ノゴマ、ヤマシギ、コサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ムギマキ、オオタカ、カワセミ。
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10/26 カモが順調に増加。近年の優占種ヒドリガモもかつては・・・。

2015年10月26日 | Weblog
 ここ数年は残暑が長く続いて、いきなり冬に。秋を感じる期間がほとんどなかった記憶。
 しかし今年は、秋らしいい秋が続く。 今朝もすっきり抜けるような青空。
 
 カモが日増しに増えてきた。堀にカモたちが休んでいる風景が好きな私は、これからの季節が楽しみ。

・ヒドリガモ。東外堀、南外堀、西外堀、北外堀で計295羽。
・カルガモ。東外堀、西外堀、本丸日本庭園池、内堀、北外堀で計21羽。
・キンクロハジロ。東外堀、南外堀、内堀で計29羽。
・ハシビロガモ。東外堀、南外堀、北外堀で計29羽。
・コガモ。東外堀、南外堀、人工川で計11羽。
・ヨシガモ。東外堀、南外堀で計2羽。
・マガモ。東外堀1羽。
・ホシハジロ。東外堀、北外堀で5羽。

 今朝はカモの観察を終えて、堀の眺めは変わったなぁー。ベンチで休みながら巡る思い。最近はヒドリガモが多い。それにいつもは多い北外堀が非常に少なく、東外堀にほとんど集まっている。
 北外堀は広く繁茂しているアゾラが影響していると思われる。

 長いスパンでみると冬期間のカモは同じではない。種の増減、観察数の1位から5位までを見るとよく分かる。例えば5年ごとの順番を見ると。

○1994―1995年の冬 
1位=ホシハジロ。2位=キンクロハジロ。3位=コガモ。 4位=マガモ。5位=ヒドリガモ。

○1999年―2000年の冬
1位=ホシハジロ。2位=キンクロハジロ。3位=コガモ。 4位=ハシビロガモ。5位=ヒドリガモ。

○2004年―2005年の冬
1位=キンクロハジロ。2位=ホシハジロ。3位=ハシビロガモ。 4位=コガモ。5位=ヒドリガモ。

○2009年―2010年の冬
1位=ヒドリガモ。2位=キンクロハジロ。3位=ハシビロガモ。 4位=ホシハジロ。5位=オカヨシガモ。

○2014年―2015年の冬
1位=ヒドリガモ。2位=ホシハジロ。3位=キンクロハジロ。 4位=オカヨシガモ。5位=ハシビロガモ。

 焼酎を片手に、これらの数値を眺めるのが好き。
 圧倒的多数で1位をほしいままにしていたホシハジロ。どんどん落ちて4位まで。しかし近年は2位まで復活。

 一方今は1位を誇るヒドリガモ。かつては5位。目立たない、少ないカモだった。それが一気に1位に上り詰める。今も一番多いカモ。

 中位から下をうろうろしているのがハシビロガモ。一気に1位にはならないが、5位から消えることもない。中低位で安定とでも言おうか。

 興味があるのがオカヨシガモ。大阪城公園では新参者。直近では4位にまで。そのせいかマガモやコガモは消えてしまった。

 この後の興味は、次に来るカモ何?
 私の予想では、アメリカヒドリ。あるいはホオジロガモ。ではないかと。

 夏鳥たちは少なくなった。
 ノゴマは♂1羽が、飛騨の森。
 コマドリ♀1羽が、飛騨の森。
 クロツグミ♀1羽が、天守閣東配水池。

 ジョウビタキが増えて、元射撃場、本丸、天守閣東配水池、修道館裏、元ヘリポート、本丸日本庭園池で計7羽。
 気になるオオバンは、東外堀2、西外堀2で計4羽。

※追加情報=ミヤマホオジロ♂1・♀2、みどりのリズム。

●今日の素敵な野鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、ヒドリガモ、カルガモ、ハクセキレイ、オオタカ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、バン、コガモ、ヨシガモ、マガモ、ホシハジロ、カイツブリ、モズ、コサギ、ジョウビタキ、オオバン、ヤマガラ、クロツグミ、ノゴマ、コマドリ、アトリ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ミヤマホオジロ。

★ウタツグミについて。
 前回のブログにコメントいただきました。同意見であれ反対であれ多くのご意見をいただければ幸甚に思います。
 ちなみに1995年に大阪城公園で出たウタツグミ(?)の写真は、「珍鳥・ウタツグミ 大阪城公園鳥だより」 で検索していただくと見ることができます。
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10/24 先日の ウタツグミ・・・・確信に変わった。

2015年10月24日 | Weblog
 心地よい秋空の下、元博物館近くで、大将や親方らに出会った。そう言えば、大将とは久しぶりだ。ひたすら仕事に励んでいると誰かに聞いたが(笑)

 大将が16日に撮影した例の鳥 「クロツグミか?ウタツグミか?」 の動画を見せてもらった。
 問題は絵でなく音。その鳥の地鳴がはっきりと録音されている。
 「チッ」 と地鳴の声がはっきりと聞こえる。まさしくエンベリザの地鳴と同じようなチッだ。濁っていない済んだ細い声。

 クロツグミは多く見ているが、こんな声は聞いた事がない。 もちろんウタツグミの地鳴も聞いたことはないが、「日本の野鳥650 平凡社」 ではウタツグミの地鳴はカシラダカに似ているとの説明がある。

 パソコンで検索すると、イギリスでウタツグミのさえずりや地鳴きを聞いた方のブログにもそのように書かれている。まさしくこの声だ。
 先のブログで、ウタツグミだと思うと書いているが、これで確信に変わった。

 よく動画で撮っていたものだ。こういう場合は、あきらかにスチルとは情報量が違う。
 ただ、自分が撮影できていなかった事が心残りではある。 後日、数十人が取り囲んで、数メートルの近距離で、夕刻まで撮り放題だったと聞くと少し悔しい。

 
 オオバンが少しずつ増えている。今日は東外堀2、西外堀2、北外堀1で合計5羽。昨年や一昨年を思い出す。毎日のように増加するオオバンを数えて驚いていた。
 過去の記録を開くと、最多数は、
・2014年は、2月18日に45羽。
・2015年は、1月25日に81羽。
 ピークは年が明けてからのようだ。そして数は倍近くに増加しているが、今冬はどうなるのか。興味津々。

 バンの方は、東外堀に1羽のみ。
 
 カモも順調に増加。面白くなってきた。
・ヨシガモ、東外堀8羽。
・ヒドリガモ、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀で275羽。
・マガモ、東外堀、西外堀で4羽。
・カルガモ、東外堀、人工川で5羽。
・ハシビロガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で23羽。
・オナガガモ、東外堀1羽。
・コガモ、東外堀、南外堀、西外堀で14羽。
・ホシハジロ、東外堀、北外堀で4羽。
・キンクロハジロ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で19羽。

 キビタキは、みどりのリズム、豊国神社東、飛騨の森で計4羽。ずいぶん少なくなった。
 ノゴマは♂が、豊国神社東と飛騨の森。豊国神社東の個体は、前回観察時、植え込みからサクラの木に飛び出し、どんどん枝を上がり、樹冠部を隣の木へと移動して行っ見えなくなった。
 それきり帰ってこないと思っていたら、元の植え込みに戻っている。

 ツグミ、飛騨の森1羽。
 シロハラ、飛騨の森、天守閣東配水池、市民の森で4羽。増えてきたが下には下りないので見つけにくい。
 ジョウビタキ、元博物館、梅林で2羽。少ない。ちょっと出合いが悪かったか。

 ハヤブサが、城南地区を道路沿いに東へ飛翔姿が観察される。

 ウタツグミ。わずかに自信がなく、頭の隅で気になっていたが、今日はスッキリした気分。水上バス乗り場で、第二寝屋川を眺めながらビールタイム。心は今日の秋空のごとく爽やか♪

※追加情報=元ヘリポート、ツグミ、オオルリ♂幼。 西の丸庭園、オオタカ、ノゴマ♂1・♀2、エゾビタキ、コサメビタキ
。 天守閣東配水池、ビンズイ。 愛の森、アトリ4、ムギマキ♂若。

●今日の素敵な鳥たち。
 キビタキ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オナガガモ、ハクセキレイ、モズ、カイツブリ、オオバン、バン、シジュウカラ、メジロ、キセキレイ、コサギ、アオサギ、シメ、ヤブサメ、ツグミ、シロハラ、エゾビタキ、コサメビタキ、ジョウビタキ、メボソムシクイかオオムシクイ、ノゴマ、ハヤブサ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ビンズイ、アトリ、ムギマキ。
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10/22 ノゴマ、コマドリ、ムギマキなど。

2015年10月22日 | Weblog
 快晴で清々しい朝。

 今日も豊国神社東でノゴマ♂。ツツジの植え込みの中にいたのが、やがて横のサクラの高い枝に上がり、近くの木に移っていく。結構高い枝を。
 繁殖期の北海道では、枝の先でさえずる姿を見たが、大阪城公園で高い枝での観察は少ない。
 早くから居た人の話しでは、早朝にも高い枝に行ったが、やがて元の植え込みに戻ったとのこと。

 飛騨の森のコマドリ♂。今日も観察された。昨日のノゴマは見られないとの事。

 キビタキは、♂1・♀型。修道館裏、みどりのリズム、天守閣東配水池ほか。やや減少。
 コサメビタキは、修道館裏。
 メボソムシクイかオオムシクイ、市民の森、豊国神社東、城南地区など計5羽。
 音楽堂西上の北側で、ムギマキの若い個体1羽が観察される。

 ジョウビタキは、豊国神社裏、音楽堂西上、修道館西で♂2・♀2。一気に増えてきた。
 ツグミ、飛騨の森で1羽。
 アトリ、豊国神社で1羽。
 
 オオバンは、東外堀1と西外堀2で計3羽。前回は東外堀に2だったのに。・・・移動したのか、たまたま別の個体か。
 バンは、東外堀に1羽のみ。西外堀は探したが見当らない。端の方に隠れていたら分からないが。

 ヒドリガモ、東外堀、南外堀、西外堀で計251羽。多くなってきた。ひょっとしたらアメリカヒドリなども混じっているのでは?はっきり言って自信がない。
 ホシハジロ、東外堀、西外堀、北外堀で6羽。
 コガモ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀で21羽。
 ハシビロガモ、南外堀5羽。
 ヨシガモ、南外堀、西外堀で10羽。
 キンクロハジロm西外堀、内堀、北外堀で9羽。

 豊国神社東で親方に出会う。東外堀にオナガガモ♂が1羽と聞く。朝に私が見た時はオナガガモは居なかった。帰途に
東外堀を再度探すと、オナガガモはやはり見つからなかったが、代わりにマガモ♂1羽を見つける。
 結構移動しているようだ。見る時間帯によって変わる。

※追加情報=飛騨の森、♂2。 ムギマキ♂成鳥1・若2。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 モズ、シジュウカラ、キビタキ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、バン、オオバン、ハクセキレイ、メボソムシクイかオオムシクイ、メジロ、コサメビタキ、ジョウビタキ、ノゴマ、ツグミ、アトリ、カワラヒワ、ムギマキ、オナガガモ、マガモ、ヤマガラ、ウグイス、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


■決定版 日本のカモ識別図鑑
日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述。 
出版社:誠文堂新光社 304ページ 3500円+税 アマゾンほかで予約受付中。
ネットで検索すると詳しくでてきます。11月2日発売です。
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10/20 ムギマキ、コマドリなど。 「日本のカモ識別図鑑」 著者からのメッセージ。

2015年10月20日 | Weblog
 今朝も東外堀にカモたちが集まっている。特に北側の青屋門に近い方。

 最初全体を軽く見てそれからとなるが、今日はすぐにオオバンを2羽見つける。その後西外堀でも確認しているので今日のオオバンは計3羽。
 こうして少しずつ増えていく。昨年も一昨年も、毎朝カウントして何羽になった。と日々増えるのに驚いていた。
 今年も同じようになるんだろう。

 バンは東外堀と西外堀で2羽。いつまでいてくれるか。

 カモの群れの大部分はヒドリガモ。柵に肘を着けて双眼鏡がぶれないようにして観察。 これは何? ひょっとして大阪城公園初記録アメリカヒドリ。そんな事を頭の中で巡らせながら。

 カモの群れを見ているのは楽しい。ただし、知識の不足で分からない事が多い。 その上スコープでなく双眼鏡なので、一段と分からない。難しい。

 バードウォッチングは知的好奇心を満足させる行為。そんなところに惚れたのかも知れない。

 先日から紹介しているカモの図鑑 「決定版 日本のカモ識別図鑑」 著者である 氏原巨雄先生から、このブログに、図鑑のお勧めポイントなどメッセージをいただいたので、紹介します。(下記に掲載)
 11月に刊行予定で、今や最終段階の様子。待ち遠しい図鑑。

 この時期の人気者ムギマキ。麦まきをする時期に現れるのでムギマキ。本当にこの時期に麦まきするのか知らない。
 天守閣東配水池に♂成鳥1羽。20人以上が待っているが、なかなか見られない。いつ出てくるか?スターの出待ちみたいな様子。

 飛騨の森ではコマドリ♂。「春のコマドリ 秋ノゴマ」 秋のコマドリは貴重。
 キビタキはかなり減少。今日は♀型5羽のみ。市民の森、豊国神社東、梅林南側上桜広場、元ヘリポートなど。
 コサメビタキは、修道館裏、一番やぐら、天守閣東配水池などで計4羽。

・ヒドリガモ、東外堀、北外堀で218羽。
・ヨシガモ、東外堀、南外堀で11羽。南外堀の7羽のうち1羽ははっきりと♂と分かる羽衣。
・カルガモ、東外堀、人工川、内堀で6羽。
・コガモ、東外堀、南外堀、人工川で15羽。
・ハシビロガモ、東外堀、北外堀で8羽。
・ホシハジロ、東外堀、北外堀で2羽。
・キンクロハジロ、南外堀、北外堀で10羽。

※追加情報 ノゴマ♂1羽、豊国神社裏。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 ハクセキレイ、ヒドリガモ、ヨシガモ、カルガモ、コガモ、オオバン、ハシビロガモ、ホシハジロ、バン、モズ、アオサギ、キビタキ、キンクロハジロ、カワウ、シジュウカラ、コサメビタキ、メジロ、ジョウビタキ、ムギマキ、コマドリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ノゴマ。

★★★ 氏原巨雄先生から 「決定版 日本のカモ識別図鑑」 についいてのメッセージ。

 水面に浮かぶカモの大きな群れ。この群れは♂成鳥、♀成鳥、♂幼鳥、♀幼鳥、それぞれの換羽中の個体、雑種、♀の雄化個体などが混然一体となって形成されています。
 
 しかし手持ちの図鑑には♂♀の成鳥しか載っていない。エクリプスや幼鳥が少数載っていることもあるが、識別点はあいまいで不正確。これではカモを正しく知ることは不可能でしょう。
 この困った状況を改善、というか、一気に解消するために出版されるのが今回の『決定版 日本のカモ識別図鑑』です。

 例えば水面採餌ガモでは各種イラスト12点、写真15点前後で各羽衣を徹底的に解説しています。雑種や♀の雄化個体も同様です。

 この一冊でカモ観察のあらゆる場面に対応できるはずです。初心者から観察会の指導者、ベテランバーダーまで、あらゆるレベルの方に役に立つ図鑑に仕上がったと思います。
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10/19 超珍鳥 ウタツグミ!? ムギマキ・コマドリ。

2015年10月19日 | Weblog
 昨夜の事は。偶然だろうか。

 ①夜には、ほとんど見ないのに、何故かパソコンを開いていた。

 10/16に 「大阪城公園で撮影したこの鳥はクロツグミの♀?ウタツグミ?」というブログを見つけた。 ブログは 「好奇心京都」
 ②人のブログを見ることはそう多くない。特に知らない人のブログを見ることはごくまれ。なのに偶然に出合った。

 写真を見て驚いた。普通のクロツグミの♀ではない。変異な個体。それよりウタツグミの方が。
 早速コメントを入れて、写真を送ってもらえないかと依頼。
 ③これまで、知らない人のブログにコメントして、写真が欲しいなどと言った記憶はない。

 その時、親方からメール。
 「大阪周辺の野鳥」というブログに、先日のクロツグミ?の詳しい写真が出ている。ウタツグミかとの論争があるのでと。

 ④えっ!驚いた。そんな論争が起こっているとは露知らず。今さっき、別のブログに写真を送ってほしいとコメントを入れたところだ。話題になっていたのか。知らなかった。

 そのうち京都の方から、十数枚もの写真が届いた。(お手数をおかけいたしました。ありがとうございます)
 私はウタツグミを見た事がない。それを検討するには、図鑑しかない。
 しかし家にある何冊かの図鑑では情報が不足。もっと多くの情報が欲しい。特に多くのウタツグミの写真が見たい。

 ウタツグミ、ヨーロッパではごく普通の鳥。ならばと、英語名で検索すると写真がたくさん。残念ながら解説は読めない。
 中にそっくりの写真も。嘴の形状。上が黒っぽく下嘴が黄色。太いアイリング。目先の白さ。それに全体の雰囲気。

 顔つきは、私の知っているクロツグミ♀ではない。 脇の橙褐色がない。
 地鳴の件。エンベリザのような 「チッ・チッ」 で聞き逃さないほどの大きめの声だったと。これもクロツグミの地鳴では聞いた事がない。
 もっとも、ウタツグミがどんな地鳴するのか知らないが。写真を送っていただいた方には、ウタツグミだと思うと、お礼のメールを入れた。


 実は、大阪城公園で1995年春に、市民の森でウタツグミとされる個体が観察撮影された。
 大阪府初の鳥、ウタツグミ 「大阪府の鳥№310」 として記録された。
 当時、私が発行していたミニコミ紙 「大阪城公園鳥だより 1995年6月 第11号」 にも観察者の記事と撮影者の写真を掲載。

 しかしその後、異論もあって、野鳥の会大阪支部で、ウタツグミは保留となった。
 ただし、平凡社1997年に刊行 「日本動物大百科4鳥類Ⅱ」には、その個体がウタツグミとして記載されている。

 私の記録では、確たる自信がないので、ウタツグミとして記録にあげているが、別の意見がある旨も併記。

 当時の写真は、甘い写真ではっきりとは写っていないが、今回の写真は完璧で、種々の角度からも見ることができて、素晴らしいもの。
 このウタツグミを否定する一番の理由は、超珍鳥だという事。
 これからいろんな論争も起きると思う。そんな議論は大好きです。それも楽しみましょう。
 
 ちなみに、ベテランの意見だから必ず正しいと思う必要はない。意見は聞くも、自分の直感も大切です。
 ただし、バードウォッチングでは昔から 「珍鳥か、普通種か 迷った時は普通種」 という格言もある。
 もう一つ。ウタツグミは 「日本鳥類目録改訂第7版」 には掲載されていない。 つまり日本の鳥に認められていない。現在は検討中の鳥。
 さあ、この先どうなるか♪

 肝心の今日の鳥について。
 昨日に引き続き、天守閣東配水池でムギマキ♂成鳥1羽。
 クロツグミ♀1羽。朝一番に社会運動顕彰塔で出合い、頭にウタツグミがあったので一瞬奇跡が・・・と思ったが脇の赤褐色もあり顔も違う。
 コマドリ♂1羽。天守閣東配水池。

 ビンズイ1羽。梅林南側上桜広場。
 カシラダカ1羽。天守閣東配水池。
 シメ3羽。元博物館。

 東外堀にオオバン1羽とバン1羽。 西外堀に着くとここにもオオバン1羽にバン1羽。まさか同じ鳥が先回りもないだろう。
 ヒドリガモが増えてきた。東外堀に189羽、北外堀に1羽で計190羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 クロツグミ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、オオバン、バン、モズ、メジロ、キビタキ、シジュウカラ、カワウ、コガモ、コサギ、ハクセキレイ、コサメビタキ、ジョウビタキ、ビンズイ、ムギマキ、キセキレイ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、コマドリ、カシラダカ、シメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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10/16 ツグミ到着しました♪♪

2015年10月16日 | Weblog
 今日も快晴の秋空。

 太陽の広場東の森で、樹冠部に動く鳥を見つけ、首が痛くなるほど頭を上にして枝葉の隙間に動くのを確認。喉から胸の境目に見覚えがある。
 少し飛んだ先に移動、やはり首を痛くして必死に見上げると 「やはり、ツグミ!」 

 今期初だ。大阪城公園に到着おめでとう。数千キロの旅に、心の中、拍手で迎える。
 その後、本丸日本庭園池でも観察されたと聞く。これで今日2羽。冬鳥の代表ツグミもいよいよ到着。

 シロハラは、豊国神社東、梅林南側上桜広場で4羽。
 ジョウビタキは、天守閣東配水池で♂1羽・愛の森に♀1羽。

 城南地区バス駐車場の売店。いつもこの自販機で飲み物を買う。今日は熱い方にしようと缶コーヒー。
 硬貨を入れそこねて下に落とす。百円玉は転がって自販機に下に。奥の方に転がったようだ。 前にも同じ失敗をしたような記憶。

 昔、読んだか聞いたか、「自販機前で落としたお金は、必ず自販機の下に入る」 という説がある。 朝から地べたに這いつくばって棒切れで、百円玉を掻きだす行為も気が重い。

 泣く泣く諦めて、いつものコースを歩き始める。手にすると結構熱い230円の缶コーヒーを飲みながら、あの説は正しい。

 東外堀で今朝もバンを確認。西外堀に着いて、オオバンを確認しようとするがいつも場所にいない。
 しばらく探していると、西の丸庭園側で見つける。 驚いたことにバンが一緒にいる。バンは東外堀で見たのに。まず別個体だろう。今日はバンが2羽♪
 
 こんなことでうれしい気分。共に幼鳥か第1回冬羽の個体。この土日は登城できないが、来週まで滞在してくれるか。

 豊国神社裏でマミジロ♀と大将や親方から。二人に別れてすぐ、一番やぐらでマミジロ♀と出会う。同じ個体だろうか。
 最初、枝の隙間から見た胸は一瞬トラツグミかと。しかし一瞬顔も見えてマミジロ。

 迷っても当然。今はマミジロとトラツグミは同じ仲間。アカハラやシロハラやツグミなどとは離れた仲間。
 昔は同じ仲間だった。ところが 「日本鳥類目録 改訂第7版」 で変更された。
 マミジロよ!お前はツグミの仲間じゃない。こっちへおいで。トラツグミの方やでと。

 結果、マミジロはトラツグミ属。 アカハラ、シロハラ、ツグミ、マミチャジナイ、クロツグミなどはすべてツグミ属。

 当然これらは、外見の形態で決められたものでない。分子系統学・・・云々の説明があるがよく分からない。
 でも、枝の隙間から、腹だけ見た時、そうかもな。納得みたいな。

 キビタキは今日も。太陽の広場東の森、みどりのリズム、元射撃場、修道館裏、元博物館、2番やぐら跡、飛騨の森などで♂3・♀型11の14羽。

 オオルリは、アッシュさんの撮影した飛騨の森の♂幼鳥1羽。
 メボソムシクイかオオムシクイは、愛の森、市民の森、修道館裏、元博物館、一番やぐらなどで計6羽。

 サメビタキは豊国神社東から元博物館で1羽。
 コサメビタキ、元博物館、豊国神社裏などで4羽。

 カモは相変わらず東外堀にほとんど。 例年と違う。北外堀に広く繁茂したアゾラが影響しているのかもしれない。
 東外堀にも水草が増えているが多分種が違う。カモの餌になるかどうかの違いか。よく分からない。今後課題のひとつ。

 バードウォッチングマガジン 「バーダー誌・11月号」 が届いた。今月の特集は 「カモ類観察 スペシャルガイド」

 その中で、先般からこのブログで紹介している 「日本のカモ識別図鑑」 を上梓された氏原先生が 「チャート式、識別難のカモ類攻略ガイド」 を数ページにわたり執筆されている。
 これから本格的なカモの季節。これも参考にしてカモや水辺の鳥も楽しもう。

 ちなみに、この号では私が撮影した、大阪城公園のハシビロガモの写真も掲載されているので併せてご覧を。

 ヒドリガモは、東外堀、西外堀で128羽。
 コガモは、東外堀で3羽。

 ヨシガモは、東外堀え1羽。
 ホシハジロは、東外堀、北外堀で2羽。

 ハシビロガモは、東外堀2羽。
 カルガモは、人工川1羽。

 オナガガモは、東外堀2羽。
 キンクロハジロ、北外堀1羽。

 梅林でノビタキを期待したが、草刈作業で入れず。一昨日は見られたと聞くが。

※追加情報=豊国神社裏にマミジロ♀について写真。クロツグミではなかったかと。 結果、嘴は黄色、眉斑なし、胸の斑点の形状などからクロツグミ♀と変更。では一番やぐらで見たものは? 私の公式記録には保留。

・アトリ1、元博物館裏。 オオタカ幼鳥、市民の森。 クロツグミ♂1、飛騨の森。 
 
●今日の素敵な鳥たち。
 ツグミ、ヤマガラ、キビタキ、ヒドリガモ、コガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、ハシビロガモ、バン、ハクセキレイ、モズ、メボソムシクイかオオムシクイ、シジュウカラ、カルガモ、オオバン、コゲラ、マミジロ、サメビタキ、シロハラ、ジョウビタキ、コサメビタキ、オナガガモ、オオルリ、カワウ、コサギ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、クロツグミ、アトリ、オオタカ。
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10/15 バン、オオバン。ジョウビタキ、オオヨシキリなど。

2015年10月15日 | Weblog
 今年の秋の渡りは、当り年と言えるだろう。

 キビタキも非常に多い。今日も、太陽の広場東の森、東外堀沿い藤棚、元博物館、天守閣東配水池、元射撃場、音楽堂西上、修道館裏、梅林、豊国神社裏、飛騨の森など、いたる所でキビタキに出会う。♂3・♀型16の計19羽。

 朝にいつものコースを回って市民の森に入る。先日オオタカが近距離でとまっていた枝に目がいってしまう。もちろん同じ様にとまっている筈はない。
 そんな事は当然分かっているのに、あの枝に目がいってしまう。

 オオルリは、♂の幼鳥が修道館裏、飛騨の森、天守閣東配水池の3羽。

 コサメビタキは、教育塔、元博物館の3羽。
 エゾビタキは、梅林の1羽。

 昨日は午後からムギマキが出たようだ。場所は元博物館裏。(若い♂か♀)ではないかと聞いている。
 ムギマキは完全な成鳥羽になるまで、複数年かかる。そのため♀か♂若かと問題になる。 一番分かりやすいのは、尾羽の付け根にはっきりと白がある。これが♂。幼鳥でも若でもある。この白が無ければ♀。

 ムギマキの撮影時は、顔が見えない姿勢の時でも、尾がはっきり見える場合はシャッターを切らないといけない。
 顔が見えるようにと待たずに切る事。そこで♂♀を確認してから削除すればいい。
 もちろん双眼鏡で観察の時も、漠然と見ないでその部分を注視すること。

 昨日、親方から観察情報をいただいていた東外堀のバン。今日も元射撃場に近い場所にいた。幼鳥~第1回冬羽の個体で、手前の近い方には全く寄ってこない。
 オオバンは、今朝も西外堀で確認。

 オオヨシキリを確認のため、桜門から空堀を探す。草の中に入っていると全く分からない。20分ほど待っていると飛びだして場所を変えることが多い。
 今朝もそのつもりで待っていると突然飛び出す。オオヨシキリ確認。ただし1羽のみ。

 天守閣東配水池のノゴマは見られなくなった。代わりに飛騨の森で♂1羽観察される。「春のコマドリ 秋ノゴマ」 毎日のようにノゴマ情報。

 メボソムシクイまたはオオムシクイ。市民の森、音楽堂西上、飛騨の森で計5羽。

 天守閣東配水池でヤブサメ1羽。

 マミチャジナイが飛騨の森で1羽。
 
 シロハラが飛騨の森と天守閣東配水池で計3羽。
 
 先日6番やぐらで初認されたジョウビタキ。今日は♂1羽を天守閣東配水池で観察。久しぶり!元気?の出合い。冬鳥たちが次々到着し始めた。

 カモはやはり東外堀に集まっている。何故か?

 ヒドリガモ、東外堀、西外堀、北外堀で計124羽。内東外堀が117羽。
 ホシハジロ、東外堀2、北外堀の越夏と計3羽。
 キンクロハジロ、東外堀3と北外堀の越夏で計4羽。

 コガモ、東外堀、南外堀で計3羽。
 ハシビロガモ、東外堀で2羽。
 カルガモ、人工川で6羽。
 ヨシガモ、東外堀で3羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 キビタキ、シジュウカラ、メジロ、ヒドリガモ、ホシハジロ、コガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、ハクセキレイ、モズ、ヤマガラ、メボソムシクイかオオムシクイ、カルガモ、コサギ、コサメビタキ、オオバン、オオルリ、シロハラ、マミチャジナイ、キンクロハジロ、エゾビタキ、オオヨシキリ、アオサギ、ジョウビタキ、ヤブサメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■決定版 日本のカモ 識別図鑑
 氏原 巨雄、 氏原 道昭 著
 誠文堂新光社刊 2015年11月刊行
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