大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/29 次々と驚きが・・・・。

2013年11月29日 | Weblog
 今朝は一段と寒い。自販機の缶コーヒーって、なんであんなに熱い。持てないのでポケットに入れ、時々指先を暖める。

○ハイタカと 「小指の想い出」
 カラスが騒いで、沖縄復帰の森から東へハイタカが飛ぶ。 昨日は飛騨の森オジロビタキのところに、突然現れてスズメを捕獲したそうだ。

 
 ところで、先日ハイタカを保護した時、噛まれるのではないかと嘴を警戒していた。しかし無造作にハイタカの前に手を出した瞬間。鋭い足爪が私の手に食い込んだ。しまった!
 タカの武器は、嘴でなく足だと知識はあるが、うっかりしていた。

 以前アオバズクを保護したことがあった。その時アオバズクは、くるっと首を回して、私の手に鋭い力で噛みついた。
 あの痛みの記憶が蘇って、今回も嘴の方に気を取られていたのが失敗のもと。

 3本の爪が指に刺さったまま、強い力でつかまれていて痛い。1本ずつ、痛みをこられて抜く。人差し指、中指、小指。血がしみ出してくる。

 指で押さえて止血していたが、数日たっても小指だけ治らない。雑菌が入って化膿したのか、今もズキズキと痛む。
 「♪~小指が痛い」 年配の方ならご存知だろう。伊東ゆかりのヒット曲 「小指の想い出」

○オオバンあっさり大台超え。
 昨日30羽の大台超えは時間の問題か、などと書いていたが、今朝東外堀で12羽。西外堀で3羽。北外堀では18羽。
 びっくり! あっさりと30を超えて33羽。どこまで増えるんだろうか。

○大阪城公園の珍カモ、オナガガモ飛来。
 南外堀の一番やぐらの下あたりで♂1羽を観察。大阪城公園ではけっこう珍しいカモ。

 この場所で、前にも見た記憶があって記録を開いてみると、今年の2月8日に全く同じ場所で同じように行動している。
 同じ個体だとは当然言えないが、感情としては、記憶があって旅の途中に再び寄ってくれたようでうれしい。

○もう1羽はマガモ。
 西外堀の京橋口の方。昨日オオバン1羽を観察した辺り。数羽のハシビロガモとカルガモ。オオバンも1羽も昨日と同じように。

 そこでマガモ♂1羽見つける。珍カモオナガガモを見て、余韻が残っている時だったので余計に驚きと嬉しさが。

○オジロビタキ越冬中。
 今日も飛騨の森で例のオジロビタキ1羽。本種らしく尾を上にあげて可愛い姿。

○他のカモたち。
・オカヨシガモは、東外堀、南外堀、北外堀の計107羽。偶然昨日と同数。
・ヨシガモは、南外堀で♂8、♀型9。北外堀の越夏した個体が見つけられない。
・ヒドリガモは、全堀で確認でき、合計は216羽。
・カルガモは、城南地区人工川に12羽、西外堀に7羽。
・ハシビロガモは、南外堀、西外堀、北外堀で計31羽。本種少なし。
・コガモは南外堀13羽、西外堀1羽で計14羽。

・ホシハジロは、東外堀、内堀、北外堀の計64羽。
。キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計65羽。

○西の丸庭園。明日が最終。
 大阪城スーパーイルミネーションの開催で、西の丸庭園は、12月1日から例年2月末まで、昼間は入場できなくなる。今期入場は明日が最終。
 西の丸庭園は、モトクロスが終わったと思うと今度はこれ。催物の会場のように使われる。あの広い空間や、緑がはたしている役割を理解していないのが残念。

●今日の鳥たち。
 ハイタカ、アオジ、ウグイス、カワウ、ホオジロ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、キセキレイ、カイツブリ、カワウ、マガモ、
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11/28 オオバンやオジロビタキのこと。

2013年11月28日 | Weblog
 大阪城公園、全山紅葉といった感じ。もみじ園も見ごろ。

○オオバン記録更新29羽。 
 東外堀に12羽。西外堀に1羽。北外堀には何と16羽。合計29羽。記録更新だ。とうとう30羽の大台に近づいてきた。時間の問題かも知れない。

 先日コメントをいただいて、「淀川の毛馬周辺では、例年の半分程度しか見ない気がします。9月の台風18号による水没が関係してる気がします。
 水没でエサや住む場所が奪われて、これまでは毛馬周辺で越冬していた個体が、大阪城で越冬する様になったのかもしれません!?」

 簡単に答えは出ないが、この状況には興味津々。今後の推移を見守っていきたい。

○シロハラ、ツグミが少ない。
 シロハラは市民の森で1羽のみ。ツグミは大手前と愛の森で計3羽のみ。
 年によって大きく変化するが今年は少ない。 ちなみに昨年同日の記録を開くと、シロハラは32羽。ツグミは33羽。となっている。

○バフ色のオジロビタキ。新種か?
 今日も飛騨の森で越冬中のオジロビタキ。やはり警戒心が強くてじっくり見られないが、待っていると10~30分くらいで確実に出てくる。

 1W(第1回冬羽)の個体であるが、気になるのは、喉、胸、腹、脇など下面がバフ色であること。 こんな個体は見たことがない。 何故そうなのか答えが出せない。
 ひょっとしたら、新しい知見につながる大変な個体かも知れない。 オジロビタキに関心のある方はぜひ一度観察を!

○オカヨシガモ飛来数新記録。
 シックでダンディなオカヨシガモ。ますます増加。三ケタに達したのは今冬初であるが、今朝はとうとう107羽までに。
 内訳は、東外堀99羽。内堀4羽。北外堀4羽。

○ヨシガモも多い。
 東外堀♂1羽。南外堀♂8・♀7で計15羽。合計16羽。越夏していた北外堀の個体は確認できず。
 ナポレオン帽子で人気のヨシガモ。大阪城公園でこれだけ増加するとは、ある意味夢のよう。今はヨシガモが見たい方は、南外堀。オカヨシガモが見たい方は東外堀へどうぞ。

○ヒドリガモはピークを過ぎたか。
 今日もすべての堀で観察できた。合計は219羽でやや減少。 大阪城公園のカモは11月から12月にピークを迎える。その後徐々に減少する。渡りの個体が初冬に通過していくからだ。

○人工川のカルガモまた増えた。
 城南地区の人工川。方形の池にカルガモが多く見られるが今朝は14羽も。警戒心は強くない。

●今日の鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ササゴイ、コサギ、ハクセキレイ、キセキレイ、カイツブリ、アオサギ。
 ツグミ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ウグイス、シロハラ、オジロビタキ、メジロ、カワラヒワ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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11/26 沖縄や東京の方が・・・・。

2013年11月26日 | Weblog
 元博物館裏で三脚にカメラを構えた男性がいた。立ち話をしていると、大阪城公園のブログを見て沖縄から来たという。えー沖縄からわざわざ大阪城公園へ?

 名刺を出すと、飛び上がらんばかりに驚いて、えっ!あなたが元山さんですか! まさか会えるとは! 
 今日はどんな鳥に合うより、あなたに会えたのが一番うれしい。大阪城に来てよかった!と手袋を脱いで握手を求めてくる。

 私のようなおっさんと会っただけで、これだけ喜ばれると面はゆい。

 天守閣東配水池を案内して別れ、極楽橋から飛騨の森へ。
 すると、ブログを見て来たと別の男性。この方は東京から来たそうだ。今度は私が驚く。今朝は沖縄と東京から。

 各地の方々がこのブログを見ていると思うと、いつも酔っ払ってええ加減な事を書いているのが心配。大丈夫か!
 今朝は、珍しい鳥に出合わなかったが、ずいぶん遠方から来られた珍しい2人に出会った。

 いただいた名刺に、沖縄の方はアカショウビンとオガワコマドリの写真。東京の方はノビタキ♂夏羽の写真。

 今日のオオバンは、東外堀に12、南外堀1、北外堀14で合計何と27羽。「ひでキング」によると日曜日も同数いたようだ。もちろん新記録数。もうすぐ30羽にとどきそう。

 府内の池や淀川などオオバンの状況はどうなんだろうか? あまりに普通種すぎて話題にもならないし、ブログなどにも出ない。

 ヒドリガモがどれだけ増加しているか楽しみに堀をのぞくが、東外堀135、南外堀66、内堀32、西外堀2、北外堀33、合計268羽。最近と大きく変わらない。

 遅れて帰ってくるのもあるので、時間を遅らせば増えているかもと、最後にもう一度東外堀に寄ってみたが、大きく増えている様子はなく、再度のカウントしなかった。

 オカヨシガモは、東外堀88、北外堀6、内堀8で合計102羽。今期本種多し。
 ヨシガモも、東外堀1、南外堀♂10・♀型5で計21羽。多い。

 飛騨の森のオジロビタキは変わらず滞在中。
 エナガ6羽飛騨の森。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、カワラヒワ、アオジ、ウグイス、エナガ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワセミ、ハクセキレイ、カワウ、キセキレイ、アオサギ。
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11/24 ハイタカを助ける。

2013年11月24日 | Weblog
 早朝、大阪城公園に着くと、太陽の広場東の森の林床でカラス十数羽が騒いでいる。
 ドバトらしき鳥が押さえ込まれて襲われている。 よく見るとハイタカだ!

 急いで駆け寄ると、カラスは逃げる。ハイタカは地面で動けず放心状態。助けようと手を伸ばすと、力なさげにパタパタと低く飛んで十メートルほど先へ。
 カラスたちは、それをみて再び一斉に襲いかかる。

 
 再びかけ寄ってカラスを追い払い。保護しようとするが、ハイタカは最後の力を振り絞って地面すれすれに少し先へ逃げる。
 ハイタカが私から離れると、十数羽のカラスが一斉に襲いかかる。 そんな事を数回繰り返してようやく捕獲。

 ハイタカを手に持つと暖かい、心臓の動きが伝わる。くちばしを少し開いて激しい息遣い。とりあえず、出血しているような部分はなさそう。 ハイタカの爪が私の指を突き刺す。

 タクシーで帰宅し、取りあえず洗濯カゴに入れて再び大阪城公園へ。
 バードレスキューなどへ、何度か電話するも応答なし。どうしようかと考えながらいつものコースを記録して帰宅。

 様子を見ると、朝はカゴの中で大人しくしていたのが激しく騒ぐ。羽が傷つきそう。部屋の中で放してみると元気に飛ぶ。これなら大丈夫と判断。

 車で生駒山の 「緑の文化園」 へ向かう。林の中の駐車場に着いて、黒い布を取ると激しく騒ぐ。上のビニールを半分も開けない内にいきなり飛び出し、50メートルほど先にとまってこっちを見ている。

 「ヒェー。危なかった!あんな所に閉じ込められて。殺されるかと思った。だから人間は、恐い、恐い」 みたいな感じ。
 
 おいおい。おまえを助けたつもりやで。お礼の一つや二つはあっても当然や。
 カメほどじゃなくても、せめて舞い踊りくらいは無いんか!

 豊国神社東でハイタカが観察撮影されたと聞く。多分同じと思われる個体が天守閣東配水池でも観察撮影。
 時間的に、私が保護した個体ではない。すると大阪城公園に2羽来ていたことになる。

 ハイタカ騒動で一日のペースが狂ってしまう。
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11/22 オジロビタキ4日目。

2013年11月22日 | Weblog
 昨日のブログ面白かったでー。みんなで盛り上がったでーと、知り合いから声をかけられた。
 これまでも、時に言われることがあった。楽しんでもらえているなら当然うれしいことだ。

 しかし、うけたのは、酔っぱらって失敗したような話しばかり。本来の鳥の記載で喜ばれた事は一度もない。 そこがつらいところ。情けないところでもある。
 まあいいかっ! 私らしくて(笑)

 オジロビタキは今日も滞在中。4日目になるが、相変わらず落ち着きのないというか、警戒心が強いというか、とまった姿をじっくりと見せてくれない。

 ユリカモメが普通に見られるようになってきた。本格的な冬を感じさせる。上空をセグロカモメが1羽飛翔。

 オオバンは、東外堀に11羽。南外堀に1羽。北外堀に13羽。合計25羽。最多数記録26羽と1羽の違い。ひょっとしたら西外堀を見逃したかもとちょっと不安。

 オカヨシガモが多い。今期は観察数を次々と更新。今日は何と東外堀に76羽、北外堀に3羽。合計79羽。

 ヨシガモは、南外堀に9羽。北外堀で越夏していた奴は見られない。見落としかもしれないので保留ではある。

 ヒドリガモは、東外堀121、南外堀24、西外堀3、内堀46、北外堀61で計255羽。

 カルガモは、人工川9、西外堀2、北外堀1。
 ハシビロガモは、南外堀12、北外堀7で計19羽。何故か少ない。
 コガモは、南外堀に12羽。

 ホシハジロは、東外堀2、南外堀2、内堀25、北外堀50計79羽。
 キンクロハジロは、南外堀9、内堀28、北外堀20の計59羽。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、モズ、ウグイス、ジョウビタキ、カワラヒワ、エナガ、オジロビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 ユリカモメ、カワウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ハクセキレイ、コサギ、アオサギ、カイツブリ。


■喪中につき勝手ながら新年のご挨拶を欠礼させていただきます。よろしくお願いいたします。いっそうご自愛のほどお祈り申し上げます。
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11/21 オジロビタキ3日目。

2013年11月21日 | Weblog
 一日かけてA4紙に書き出した数値が消えている。えー!なぜ?。
 こすると消しゴムのように、消すことができるボールペンだった。便利なので使っていたが。

 いつも焼酎の湯割りを飲みながら作業する。狭い机で置く場所がなく横に置いていた。
 そうだ、こすると消えるのは摩擦の熱のため。大事な数値が消えたのは、熱い湯割りをその上に置いたからだ。

 あーあ大失敗。まさか湯割りで消えるとは。湯割りを置くと消えるとは説明になかったぞー。
 再び同じ作業をするのは大変億劫。気分が落ち込む。やけになって、湯割りがすすむ。

 ふと気づいた。熱で消えるなら、冷やせばと。氷を持ってきて用紙の上下を挟んで冷やす。
 ・・・・と、出たぁー。あぶり絵のようにすーと。数字が浮かび出た。やったー。
 俺は天才じゃないか!

 
 飛騨の森のオジロビタキ、今日も滞在中。このオジロビタキは大変警戒心が強い。現れても一瞬で隠れてしまう。これまでのオジロビタキとは印象が違う。

 かろうじて撮影できた。大雨覆先の白斑から1W(第1回冬羽)の個体である。
 オジロビタキの1Wでは、どちらの亜種であっても♂の特徴は出ないので、このオジロビタキの♂♀は不明というこ とになる。

 少し気になるのは、胸から腹にかけての下面がバフ色であること。これまで10個体くらいのオジロビタキを見たが、すべて明るいグレー系でこのように見える個体は初めて

 北外堀沿いでムシクイ1羽。単独で枝葉の中を動き回る。相変わらずじっとしない。キマユムシクイではないかと、観察も思いのままにならない。
 ともかくシャッターをたくさん押してパソコンに取り込んで確認する作戦。
 結論としては、キマユムシクイではなかった。メボソムシクイかオオムシクイだろう。

 第二寝屋川でセグロカモメ1羽。 
 人工川にカワセミ♂1羽。
 オオバンは、東外堀12、北外堀10の22羽。

●今日の鳥たち。
 シロハラ、アオジ、ジョウビタキ、メジロ、カワラヒワ、ウグイス、モズ、オジロビタキ、メボソムシクイまたはオオムシクイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 ユリカモメ、セグロカモメ、オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キセキレイ、カイツブリ、ハクセキレイ、コサギ、カワセミ、アオサギ、カワウ、ユリカモメ。
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11/20 オジロビタキ現る。

2013年11月20日 | Weblog
 雲が朝焼けに色づいて美しい。空気はきりっと冷たくて冬の風情。

 飛騨の森でオジロビタキが出た。昨日からとのこと今日で二日目。できればこのまま、春まで過ごしてほしいが。

 
 今日ブログで 「3年ぶり」 と書き始め、酔って昼寝していたら・・・、「昨年も出ている」 とメールが。 驚いてパソコンの記録を開いてみたが記載がない! 当時の手帳を引っ張り出して見てもない!
 と言うより、昨年11/15~11/18の4日間は、大阪城公園に行っていなかった。何をしていたのか、もちろん記憶はないが。

 ルリビタキ音楽堂西上1、天守閣東配水池2の計3羽。すべて♀型。ルリビタキは完全な成鳥羽になるのに3~4年かかるといわれる。青色の出方も個体差があるそうだ。

 以前、※バンダー達の、ルリビタキについての座談を記事にしたものを読んだことがある。
 ある個体を捕獲して詳細を記録し、リングを付けて放した個体が、来年に再捕獲された。前年は♀と記録していたのに、何と青が出ていて♂であったと。

 手に取って詳細を観察しても間違うのに、双眼鏡で観察しただけで♂♀が正しく分かるはずがない。

 ツグミ3羽、梅林の東外堀沿いの木に。
 シロハラ2羽、市民の森。久しぶりにあの変な声も聞いた。

 オオバンは、またまた記録更新。
 東外堀11、南外堀1、西外堀1、北外堀13で計26羽。南外堀と西外堀は前回見逃していたかも。

 城南地区人工川は楽しめた。
 流れの場所ではハクセキレイ、方形の池では、カルガモ8羽、コサギ1羽、アオサギ1羽、カワセミ♂1羽。
 ユリカモメが、北外堀~第二寝屋川で64羽群飛。

 オカヨシガモは、東外堀、北外堀で49羽。
 ヨシガモは、東外堀、南外堀で13羽。
 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で278羽。すべての堀で観察。
 カルガモは、人工川、西外堀、北外堀で16羽。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀で29羽。
 コガモは、南外堀に11羽。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀、内堀で58羽。
 キンクロハジロは、南外堀、北外堀、内堀で70羽。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、ルリビタキ、オジロビタキ、アオジ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ハクセキレイ、キセキレイ、カイツブリ、コサギ、アオサギ、カワセミ、ユリカモメ。

※バンダー=カスミ網などで野鳥を捕獲して記号番号がついた足環をつけて放し、移動や寿命について調査することをバンディングといい、この標識調査を行う人を鳥類標識調査員(バンダー)という。
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11/18 ミヤマホオジロに2度も出合う。

2013年11月18日 | Weblog
 家を出る時、どれだけ着込んだらいいのか、あるいは着込まない方がいいのか迷う。

 早朝の道は、冷たい風が木の葉をゆらし、襟を立てて肩を丸めて寒い・・・登城。 やがて朝日も昇り、カモのカウントをしているうちに、寒さは忘れてしまう。

 最高気温が10度を目安にしている。今日はまだ大丈夫。

 うめ見坂で、石段から飛び合上がった鳥、ミヤマホオジロに♂だった。一応カメラを向けるが条件は非常に悪い。やがて元ヘリポートとの境のムクの木に移る。

 上からの方が見やすそうと、桜広場へ上がって探すが見失う。飛び出す前にもう少し早く見つけていたらと思うが、仕方ない。

 その後、元博物館の裏を歩いていると、前を横切って高い枝にとまった鳥。スズメじゃない! 双眼鏡を向けると、これがミヤマホオジロ♂。
 やがて空堀に突き出した木に飛んで見失う。

 大阪城公園では少ないミヤマホオジロ♂に2度も出合うとは。
 場所的に同じ個体だったかもしれない。別のミヤマホオジロだったかもしれない。でも、2度も出合ったのが不思議。

 豊国神社裏でシロハラ、梅林南側上桜広場でツグミ2羽。
 山野の鳥は多くない。

 これからは、堀の中が賑わっていて面白い。
 オオバンは、東外堀11羽、北外堀9羽で計20羽。昨日から減少。南外堀も西外堀も見当たらなかった。ひょっとして見落としたのかも。

 オカヨシガモは、東外堀47、北外堀5で計52羽。東外堀に大変多い。内堀にいないのが不思議。
 ヨシガモは、東外堀♂3、南外堀♂4・♀型5で計13羽。はっきりと♂の羽衣になっているのが見られる一方、♀型のままのが一緒に。
 これは、エクリプスでなくすべて♀でいいのだろうか? 換羽時期にそれほど個体差があるんだろうか。

 ホシハジロは、東外堀、内堀、北外堀の計51羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀の計71羽。

 コガモは、南外堀に11羽。コガモは主に南外堀。何故だろう。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀の計24羽。
 カルガモは、南外堀、人工川の計18羽。

 城南地区人工川にカワセミ1羽。

●今日の鳥たち。
 アオジ、ウグイス、シジュウカラ、シロハラ、ツグミ、ミヤマホオジロ、メジロ、カワラヒワ、コゲラ、ジョウビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ハクセキレイ、カワセミ、コサギ、カイツブリ、カワウ。
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11/17 ルリビタキ、イソヒヨドリ・・・。

2013年11月17日 | Weblog
 「大阪城公園鳥だより」の中の「野鳥図鑑」 を更新しました。アカエリカイツブリ、オオセグロカモメ、クロハラアジサシ、ブッポウソウ、オオムシクイ、エゾセンニュウなどです。

 ブッポウソウ、エゾセンニュウの写真を提供いただいた方には、遅くなりましたが、あらためてお礼申し上げます。

 今後も、撮影された方には、写真の提供をお願いすることがあるかと思います。
 その節は、「大阪城公園鳥だより」 を応援する気持ちで、ぜひよろしくお願いいたします。

 6番やぐらの屋根にイソヒヨドリ♂1羽を観察。けっこう久しぶり。
 大阪城の近辺で繁殖し、餌を取りによく現れたのを思い出す。6番やぐらから修道館の方に飛ぶ。

 冬に可憐なルリビタキ。 飛騨の森で♂♀。冬は本種が楽しみ。

 梅林でホオジロ1羽。 梅林入口前の内堀沿いのアキニレでアオジ4羽採餌。全て黄色がはっきりした♂。何故か不思議。

 エナガ6羽元ヘリポート。 シロハラ飛騨の森、市民の森、天守閣東配水池で計8羽。
 ツグミ2羽、西の丸庭園。

 オオバンは、東外堀11、南外堀1、西外堀1、北外堀12、合計25羽。まだまだ増えそう。

 ヒドリガモは、東外堀159、南外堀5、西外堀4、内堀48、北外堀86で計302羽。300羽を超えたのは大阪城公園初記録。

 オカヨシガモは、東外堀30と北外堀4の計34羽。
 ホシハジロは、東外堀2、南外堀2、内堀22、北外堀54の計80羽。
 キンクロハジロは、東外堀2、南外堀10、内堀37、北外堀29の計78羽。
 
 ヨシガモは、東外堀6と南外堀6の計12羽。明らかに♂の羽衣は6羽。
 ハシビロガモは、南外堀6、内堀5、北外堀26の計37羽。

 コガモは、南外堀5、西外堀2の計7羽。
 カルガモは、南外堀1、人工川7、西外堀4、北外堀2の計14羽。

●今日の鳥たち。
 メジロ、ジョウビタキ、カワラヒワ、シジュウカラ、イソヒヨドリ、モズ、シロハラ、ルリビタキ、ホオジロ、アオジ、ツグミ、エナガ、オオタカ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キセキレイ、カイツブリ、カワセミ、コサギ、アオサギ、ハクセキレイ。
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11/14 川面に朝霧、空をカワウが鍵になり竿になり。

2013年11月14日 | Weblog
 朝は手が冷たいほど冷えた。第二寝屋川に川霧が立ち込めている。いよいよ冬が近づいてきた。
 上空をカワウが19羽、鍵になり竿になり飛んでいく。

 元博物館でルリビタキ♂が出たと聞いた。それから天守閣東配水池へ向かうと、北側で2羽の鳥が追いかけ合うように飛ぶのが目に入る。ようやく1羽を双眼鏡で捕えると、ルリビタキ♀若だった。
 もう1羽は見失ったが、ひょっとしたらルリビタキだったかも。

 後に、天守閣東配水池でルリビタキ♀型2羽と連絡いただく。うーん。3羽いたのか。

 ツグミ、梅林と市民の森。 ホオジロ、梅林。 アオジ、梅林と音楽堂西上。 モズ元射撃場で♀、人工川では♂。
 ジョウビタキは、元博物館、元ヘリポート、北外堀沿い、南外堀沿い、梅林で♂4・♀2の計6羽。

 最近は、オオバンが今日は何羽になっているか? 少し気になりながら、楽しみながら堀をのぞく。
 東外堀9、南外堀1、北外堀11で合計21羽。
 オオバンは、堀の中でも意外とよく動く。また潜水もよくある。そのためカウントは結構気を使う。
 実際より少なく数えてしまうのはまだしも、間違っても、Wカウントして多くならないように。

 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀の計253羽。カモでは最も多い種。
 オカヨシガモ、今朝は東外堀に多く、28羽を確認、ほかに内堀、北外堀を合わせて33羽。昨年は内堀の梅林側に多かったが。

 コガモは南外堀7羽。
 ヨシガモは、北外堀3羽。越夏1羽含む。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀で30羽ちょうど。
 カルガモは、人工川の方形池に13羽も集まっている。北外堀には2羽。

 
 ホシハジロは、東外堀2、南外堀1、内堀9、北外堀36で計48羽。やや増えてきた。
 キンクロハジロは、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計63羽。

●今日の鳥たち。
 メジロ、モズ、ジョウビタキ、カワラヒワ、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、ツグミ、ウグイス、ルリビタキ、コゲラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、オオバン、キセキレイ、コサギ、カイツブリ、カワウ。
コメント
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