大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/27 ヤマシギ飛ぶ、西の丸庭園。

2012年10月30日 | Weblog
 公園全体に静かな印象。鳥もやや少なくなったよう。バーダー、カメラマンも少ない。 特に中国からの観光客が大きく減少し、人が少なくなってより静かに感じる。

 西の丸庭園の乾やぐら南側、今日もヤマシギ。しかし数人のカメラマンに気づき飛び立つ。いつものパターンではある。
 以前は空堀に休むヤマシギを上から見放題だった。2羽一緒に見られた時もあった。

 1996年秋に空堀の中を除草し、土を焼いてスイトピーなどの花畑になった。しかし続かず、それからクズが多い茂った。種々の雑草が生えて豊かだった空堀内は、今や単一の植物が大部分を占める貧しい環境になってしまった。こんな所にヤマシギは休まない。

 当時、桜門付近からスコープで空堀のヤマシギを見ていると、次々と観光客に声をかけられた。説明とともにスコープをのぞかせると、みな一様に感嘆の声を上げられていたのを思い出す。
 一日中観光客相手に、ヤマシギの観察会をしていたようなものだった。

 城南地区人工川にコサギ。南外堀にはコガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ。 それにヨシガモ4羽。その内の1羽はかなり換羽がすすんで一目で♂。

 東外堀では、ヒドリガモとカルガモ、それにカイツブリ。上をアオサギが飛ぶ。
 北外堀には、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ。それにオオバン。

 メボソムシクイ?が市民の森で 「ジッ・ジッ・ジッ」 と地鳴しながら採餌移動。 梅林南側上では、無口ながら、大変フレンドリーな奴がいて、じっくり観察撮影。
 そのうち、メボソムシクイとオオムシクイの識別ポイントは・・・なんて出てきたときに役立つように、種々の撮影をしておく。

 市民の森でマミチャジナイ2羽。 
 ジョウビタキは、元ヘリポート、西の丸庭園で計5羽。
 ウグイスが西の丸庭園で笹鳴き。

 梅林の東外堀沿いで、アトリの群れ40羽+がアキニレに群れて採餌。しばらく写真を撮っていると、何かに驚いたように一斉に飛び立ち、北側の木に群れとまる。
 しばらくすると再び一斉に飛び立ち、別の木に群れとまることを繰り返す。

 追:アカハラ1羽。豊国神社裏。元博物館横キクイタダキ。配水池キビタキ、ムギマキ、シロハラ。西の丸庭園アオジ。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メボソムシクイ、メジロ、マミチャジナイ、ヤマガラ、モズ、ウグイス、オオタカ、アトリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アカハラ、キクイタダキ、キビタキ、ムギマキ、アオジ。
 ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、ヨシガモ、アオサギ、カイツブリ、コサギ、カワウ、ハクセキレイ、オオバン。
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10/29 秋の渡り、今日も。

2012年10月29日 | Weblog
 10月27日のブログに、京都の 「mitsu」 という方からコメントをいただいた。
 見てびっくり! 「マガンが3羽南西の方向へ飛んで行きました」 とある。

 実は、時々夢見る事がある。それは、コウノトリが天守閣の上を飛ぶ光景。 各地でコウノトリが見られたとのニュースを目にすると、大阪城公園は下りる環境ではないが、上空を通過することはあるかも知れない。
 そんな事を夢見ていた。 ところが、マガンが通過した・・・!!

 マガンの思い出。宮城県の伊豆沼へ行ったのはずいぶん昔の事。
 「雁平野」 文・田辺一雄、写真・堺博 同時代社刊。この本を読んでから出かけると思いが一層増す。

  
 早朝、暗いうちから騒ぐ声が聞こえ、やがて次々と飛び立つ群れは数千。朝焼けの空に消えていく。 夕刻には 「カハハン、カハハン」 と鳴きながら、鍵になり竿になり群れが次々と夕焼けをバックに広い農地の空を帰ってくる。
 この光景を見て感動しない人はいないと断言できる。 現地で車中泊し、飲みすぎて二日酔いの頭でも忘れられない光景だった。 旅行好き、鳥好きの方はぜひ一度訪ねては。

 昨日、アマツバメが観察された。梅林から東外堀の上を6羽が飛び回ったそうだ。
 大阪城公園でアマツバメの観察例はかなり少ない。これまで数例しかなく、直近では2004年以来となる。大将の写真を見せてもらって私も撮影したかった。

 昨日の雨、雷から一夜あけて、今日はすがすがしい快晴。 その割にバーダーやカメラマンが少ないと思えば、久米田池にクロツラヘラサギが出ているので、そちらに行ったのではないかとの話し。

 ムギマキ♂若1羽が天守閣東配水池の水場に出てきて水浴び。
 キビタキは♀型が、市民の森、音楽堂西上、天守閣東配水池。
 エゾビタキが1羽珍しく残っていた。元ヘリポート。
 メボソムシクイ?市民の森と元博物館。

 モズの高鳴きが、豊国神社、ピースおおさか、玉造口、梅林、元博物館、ホールで聞こえるが、同じ個体が飛び回っているかも知れない。

 ツグミは音楽堂西上、豊国神社裏、梅林。 シロハラは城南地区、市民の森。
 ジョウビタキ、今日は出合い悪く、元ヘリポートで2羽だけ!

 キクイタダキは梅林での観察情報。今日は西の丸庭園は休園日。
 カワラヒワ2羽が、もみじ園で観察された。 種々鳥が多い今秋だが、なぜかカワラヒワが少ない。
 キクイタダキが、梅林で3羽。
 マヒワは、もみじ園、内堀、青屋門で29羽。昨日は80~100くらいの群れが見られているので、今日はまだ大きな群れと出合っていないだけの気がする。

 ササゴイは南外堀に1羽。南外堀を観察中に声がしてカイツブリ2羽が飛んできて着水。
 オオバンは北外堀にい1羽。 キセキレイ2羽が北外堀。

 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀に124羽。
 ホシハジロは、内堀、北外堀に10羽。
 キンクロハジロは、南外堀、内堀、北外堀に34羽。
 ハシビロガモは、南外堀、北外堀に22羽。
 コガモは、南外堀に5羽。
 カルガモは、南外堀、北外堀に4羽。
 久しぶりにマガモ♂が北外堀に1羽。

 
●今日の鳥たち。
  メジロ、シジュウカラ、キビタキ、メボソムシクイ、ツグミ、モズ、ヤマシギ、ジョウビタキ、エゾビタキ、シメ、キクイタダキ、カワラヒワ、マヒワシロハラ、ムギマキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、カルガモ、マガモ、ハクセキレイ、ササゴイ、カイツブリ、オオバン、キセキレイ。
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10/27 今日もヤマシギ、キクイタダキほか にぎわう。

2012年10月27日 | Weblog
 秋晴の空。絶好の鳥見日和。

 土曜日とあって、バーダーやカメラマンが多い。9時開園の西の丸庭園の前に集まっている人たち。 開園と同時に一斉に入場。奥へ、奥へ。

 後で出会った神戸の人の話しでは、昨日のブログを見てヤマシギ目的に来ているとのこと。「そうかー。ヤマシギって見れる時は見れるけど!」

 焔硝蔵の前で、ムギマキとヤマシギが見たいと、やってきた女性と立ち話していると、迎賓館の東側から飛び出し飛騨の森方向へ。
 「ヤマシギや!!」 と一瞬飛騨の森に消える。ほとんどの人は見られていないだろう。わずかな時間。彼女は鳥運がいい!

 マヒワの群れが飛び回る。天守閣東配水池から山里丸。 青屋門の北外堀への注水場にばらばらと下りてくる。ここではアトリの10羽程の群れもやってくる。

 キビタキはますます減少し、天守閣東配水池、豊国神社東、西の丸庭園など。
 ジョウビタキは、天守閣東配水池、西の丸庭園、元博物館、山里丸などで。
 イカルが西の丸庭園などで7羽。大きなさえずりも。

 人気のキクイタダキは、豊国神社裏、梅林、西の丸庭園など各所で10羽以上。でも撮影は大変。
 ムギマキは、♂若が天守閣東配水池。

 コサメビタキが西の丸庭園で1羽。いよいよ最後か。
 シメは豊国神社東と音楽堂西上。

 天守閣東配水池でツグミが鳴く。シロハラが飛びこんでくる。ハイタカが舞う。
 メボソムシクイ?は、豊国神社東、天守閣東配水池、教育塔、西の丸庭園など各所で。時にメジロやキクイタダキとの混群。

 カルガモは、南外堀と北外堀。
 ヒドリガモは。、内堀、北外堀、東外堀。
 ホシハジロは北外堀。キンクロハジロは北外堀と内堀。
 ヨシガモは内堀。
 ハシビロガモは北外堀。

 オオバンは北外堀1羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、ウグイス、マヒワ、ジョウビタキ、メジロ、コゲラ、キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、ヤマガラ、シメ、メボソムシクイ?、キクイタダキ、ヒガラ、ハイタカ、オオタカ、モズ、ムギマキ、ヤマシギ、アトリ、イカル、コサメビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハクセキレイ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、ササゴイ、カワウ、カワセミ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、ハシビロガモ、オオバン。
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10/26 今日もヤマシギ、キクイタダキ。

2012年10月26日 | Weblog
 昨日のプロ野球ドラフト会議。阪神タイガースが藤浪投手を当てた。ファンは飛び上がって喜んでいるだろうな。

 西の丸庭園の奥に、今日もヤマシギがいたと聞く。
 そのすぐ後、キクイタダキなどを探しながら、西の丸庭園の奥を歩いていると、ヤマシギが飛び出して坤やぐら跡辺りに飛び込む。その方に向かって、様子を見ながらゆっくりゆっくり歩を進める。

 草が多い茂っていて見にくい。じっくり見て探しながら1歩、もう1歩。十分に目を配りながら進む。でも見当たらない。
 この付近に下りたように見えたが、通り過ぎてしまったんだ。諦めて立ち去ろうとした時、足元のすぐ先から飛び出す! わっ!ヤマシギ。 目で追うと、元の乾やぐら南側に飛び込む。

 行ってもまた同じことだろう。ヤマシギもゆっくり食事もしたいだろうし。と諦める。
 その後、天守閣東配水池で出会った知人から、同じころ豊国神社裏でヤマシギを観察したとの事。時間的に場所的に同じ個体とは考えられない。

 昨日も、西の丸庭園で観察したが、それ以外に豊国神社裏と音楽堂西上で観察されていた。2羽か3羽いるのだろう。

 西の丸庭園奥でムギマキの♂若1羽と出合う。 ムギマキは、完全な成鳥羽になるのは4年と本で読んだ覚えがある。 当然、4年以内に死んでしまう事も多いため、真っ黒な頭にはっきりと白い斑、喉の赤褐色が美しい成鳥は数が少ない。

 昨日は音楽堂西上で成鳥が見られたと聞いたが、大阪城公園での観察記録でも、完全な成鳥羽の個体は多くない。

 城南地区人工川の教育塔側で、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラの中にキクイタダキ1羽。
 西の丸庭園の奥でも、メジロなどとともにキクイタダキ5羽。少し離れて1羽。

 まだまだキクイタダキは滞在している様子。相変わらず盛んに動き回るので撮影は難しい。デジカメはランニングコストがほぼゼロに近いので、ひたすらシャッターを切るがほとんどすべてダメ。

 ジョウビタキが増えてきた。♂は音楽堂西上、西の丸庭園、梅林で4羽。♀は空堀、北外堀天端、梅林、修道館で4羽。計8羽。
 キビタキが減ってきた。今日は西の丸庭園、天守閣東配水池などで計4羽のみ。すべて♀タイプ。

 
 天守閣東配水池の南側でマヒワ5羽。
 梅林でノジコ1羽との事。

 オオタカ、ハイタカ一緒に2羽が舞う。写真を見せてもらった。

 北外堀に今日もオオバン1羽。越冬しそうな感じ。 
 南外堀にササゴイが2羽。

 ヒドリガモは、東外堀、内堀、北外堀の計110羽。今期初100羽超え。
 カルガモは東外堀、北外堀の計8羽。
 ホシハジロは北外堀に3羽。キンクロハジロは内堀、北外堀で25羽。
 コガモは南外堀に6羽。 ヨシガモは、内堀と東外堀で3羽。
 ハシビロガモは、南外堀、北外堀の計17羽。 

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メボソムシクイ?、メジロ、ジョウビタキ、モズ、キクイタダキ、ヤマガラ、オオタカ、ハイタカ、キビタキ、イカル、オオルリ、ヤマシギ、マヒワ、ノジコ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒガラ。エゾビタキ。
 ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、ササゴイ、ハクセキレイ、オオバン。
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10/25 クロハラアジサシ、ヤマシギ、マヒワ、キクイタダキ・・・・。

2012年10月25日 | Weblog
 朝はやや気温が低い。今期初上着を着ていったら、次々と鳥たちが出て興奮で暑い。暑い。上着を通して汗。

 太陽の広場東の森から市民の森辺りで、相変わらずキビタキ。それにメジロの群れにシジュウカラとヒガラが1羽。 メボソムシクイ?にも、ちょくちょく出合う。
 ヒガラに合えたのがいい!

 音楽堂西上から沖縄復帰の森に向かうと、アキニレに群れる鳥。木に成った花のように群れて動き回る。 マヒワだ!数がカウントし辛い。やがて一斉に飛び立つと、群れで飛び回り近くに木にとまることを繰り返す。

 群れで空を舞っているときに撮影して、後でカウントしようと待っていると、再び飛び立ち空を大きく回る。
 私はカメラを向けたまま、それに合わせてバレリーナのようにその場で1回転。

 モニターをのぞいて数を数えていると、自転車のK氏がやってきて 「何をぐるぐる回ってんねん!」
 マヒワの数は40羽+。後ほどゆっくり数える事に。

 マミチャジナイが市民の森で1羽。
 キビタキは♂が、太陽の広場東の森と豊国神社東。♀型は各所で9羽。
  
 シメが梅林南側上桜広場で10羽。
 ウグイスが、天守閣東配水池ほかで3羽。

 ジョウビタキは、ピースおおさか、西の丸庭園、空堀で♂ばかり3。
 モズの高鳴き豊国神社。空堀では♀が1羽。草の先にとまっている姿を見つけて 「ノビタキが来た!」 と一瞬喜んだ。

 西の丸庭園でアトリ2羽が、飛騨の森から 「キョキョキョ」 鳴きながら飛んでくる。
 天守閣東配水池の、北面でムギマキ♂若1羽。南面でノゴマ♂。

 西の丸庭園に入って奥のトイレ前、西の方からハト大の赤茶色に見える鳥が目前を一瞬通過して、焔硝蔵の後ろへ飛び込む。
 すぐに後を追って辺りを探すが見当たらない。飛騨の森へ抜けたかと思案していると、突然飛び出し、再び元の方へ。「いたんか!」
 小走りでそちらへ向かいながら、頭の中で 「図鑑のページを繰っている」 が思いつかない。

 再びトイレ前辺りまで戻ってくると、向こうから来たMさんが 「ヤマシギがそっちへ行った」 
 西外堀沿いの土手の斜面にいたのが東へ飛んだそうだ。それが私の目の前を通過したということだ。

 北外堀を西から順にカモのカウントをして中ほどまで来たとき、K野さんが堀に突き出した枝を見ている。
 小さな鳥が動き回る。混群だ。シジュウカラ2、メジロ3、コゲラ1、ヤマガラ5、ムシクイ1、の中にキクイタダキ3羽。
 キクイタダキは、梅林南側上桜広場にもメジロとともに1羽観察とのことで計4羽。
 取りあえず数十枚シャッターを切る。ファインダーをのぞいたらメジロだったリムシクイだったり。動き回るので大変。

 それから昨日ここにハイタカがとまったと、K氏の話しを聞いていると、堀の中を白い鳥が飛ぶ。 「クロハラアジサシや!」 「まだ居たんか?!」
 堀の中を飛び回り、何度か水面に飛び込む。やがて浮かんで水浴び。何度か水浴びを繰り返して、やがて浮かんで休む。

 先日よく見られた時でも、水に浮かんで水浴や休息はなかった。今日初めて見た。成鳥冬羽の個体だ。
 クロハラアジサシは、各地に一斉に現れて話題になったが、すでに飛去してしまったはず。何で大阪城公園にまた現れるんだ!びっくり!

 
 カモたちも堀をにぎやかに。
 ヒドリガモは、東外堀、北外堀、内堀の計91羽で今期最多。
 カルガモは、東外堀と北外堀で5羽。
 ホシハジロは東外堀、内堀、北外堀の計4羽。
 キンクロハジロは、東外堀、内堀、北外堀の計31羽。
 ハシビロガモは、南外堀と北外堀で13羽。
 コガモも南外堀に4羽。
 ヨシガモは内堀に1羽。

 オオバンは今日も北外堀に1羽。 ササゴイは南外堀に1羽。 第二寝屋川をアオサギが飛ぶ。

●今日の鳥たち。
 キビタキ、シジュウカラ、ヒガラ、ウグイス、メボソムシクイ?、マミチャジナイ、キクイタダキ、シメ、メジロ、ジョウビタキ、マヒワ、モズ、アトリ、ヤマシギ、ノゴマ、オオタカ、コゲラ、ヤマガラ、オオルリ、ムギマキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 アオサギ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、ヨシガモ、ササゴイ、ハクセキレイ、オオバン、クロハラアジサシ。
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10/22 すだく虫の音、金木犀が香る。

2012年10月22日 | Weblog
 今日も快晴の秋空。 ピースおおさか横のにおいいの森、豊国神社裏、第二寝屋川沿いなどで、金木犀の甘い香りが激しく鼻を刺激する。虫たちの声も鳥に負けずと。まさに秋。

 昨日に比べると、鳥たちは少し落ち着いてやや静かになった。西の丸庭園も休園日。

 今、一番人気のキクイタダキ。10月20日に突然群れが飛来したが、日を追って分散し減少。今朝は今のところ、市民の森、音楽堂西桜広場、元博物館と少ない。

 ノゴマ♀が弓道場トイレ前の植え込みに。 エゾビタキが元ヘリポートに1羽。
 天守閣東配水池にオオルリ♂幼鳥と♀計4羽。
 キビタキは相変わらず多く、♂は2番やぐら跡、♀型は、太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、音楽堂西上、ピースおおさか、城南地区、梅林、元博物館などなど各所。

 メボソムシクイ?それともオオムシクイ?。「困った、困った、こまどり姉妹」 大阪の人にしか分からない?島木譲二のギャグ。言ってる場合じゃない。本当に困っている。

 市民の森で 「ジッ・ジッ」 または 「ジリィ・ジリィ」 と鳴いていたのが2羽。鳴いていないのが3羽。2番やぐら跡でも鳴いていない1羽。じっくり観察できた奴の下面は黄色味なく白っぽい。
 地鳴での識別もたいがいなのに・・・・鳴いていない方が多い。

 ムギマキ♂天守閣東配水池。ハクセキレイがにおいの森の枝にとまる。ヒガラ2羽が天守閣東配水池で。
 ウグイスが珍しく空堀で1羽と。
マヒワが6羽、梅林南側上桜広場。 シメ3羽、梅林。

●今日の観察種。
 シジュウカラ、ノゴマ、キビタキ、メジロ、イカル、メボソムシクイ?、コゲラ、モズ、ジョウビタキ、エゾビタキ、ヒガラ、オオルリ、ムギマキ、キクイタダキ、ウグイス、オオタカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、マヒワ、シメ。
 ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、ハクセキレイ、ササゴイ、カワウ、コサギ、オオバン。
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10/21 冬鳥が詰まった箱を開けた。

2012年10月21日 | Weblog
 今日も快晴。実に心地よい。

 ノゴマ♂が天守閣東配水池、コマドリも天守閣東配水池で観察撮影された。

 
 一気に冬鳥たちがやってきた。
 一番やぐらで出会ったK夫妻。立ち話の中で 「冬鳥がセットされたパックを開けたみたい」 と、ここ最近の大阪城公園を表現する。
 気に入った。この言葉。まさしくその通り。開けてしまったんだろう。鳥たちが一気に出る。

 パンドラの箱の場合は底に 「希望」 が残った。 この秋は何が・・・・ いやいや、あわてて閉めることもなかったから、箱からすべてが飛びだした。

 昨日の情報で驚いたのは、突然キクイタダキが各地に大量に現れたこと。 
 そんな話し、聞いた事がある。「そのとおり!」 クロハラアジサシがそうだった。 昨日のキクイタダキも突然各地の公園などに 「どっと」 出た。

 情報では、太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、元博物館、西の丸庭園、天守閣東配水池、などなど合わせて20羽+。その倍の40羽以上いたとの話も耳にする。

 今日も大阪城公園の各所で観察されたが、昨日と違って分散。市民の森、豊国神社裏、梅林南側上桜広場、西の丸庭園、天守閣東配水池、第二寝屋川沿いなど各所でばらばらに見られ計12羽。

 西の丸庭園で40歳くらいの外国人女性から 「こんにちは」 と声をかけられた。そして、英語でしゃべりかけられるが、私はまったくだめ。 しかし言葉の中に 「ナルシッソス・フライキャッチャー」 の単語。

 彼女の片言の日本語や、分かった単語を集めると、タイの女医さんで、千里の循環器病センター病院に一か月来ている。研修や研究が目的?。南千里で鳥を見て大阪城公園に来た?。そんな感じ。簡単な英語くらい話せるように勉強しておけばよかった・・・。遊んでばかりいたからなぁー!

 運よく近くでキビタキの鳴き声がする。枝にとまったのを見つけて指し示すと、バックから双眼鏡を取り出しニッコリ嬉しそう。次に私が取り出した図鑑の♂を指さす。困った。

 キビタキ♀型は相変わらず多く、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西上、ピースおおさか、西の丸庭園、元射撃場、元博物館などなど。
 オオルリは、市民の森と豊国神社裏。コサメビタキは元博物館。

 一番やぐら北側でイカル、シメ、ジョウビタキ、キビタキ。
 西の丸庭園では、キビタキ、ハクセキレイ、キクイタダキ、モズ。

 大手前から対岸の西の丸庭園を見ると、久しぶりに坤やぐら跡にオオタカがとまっている。急いで一番近い堀の角まで進み、とりあえず1~2枚シャッター。
 遠くてゴマ粒みたい。トリミングを考えて、カメラの設定を変えて見上げるともういない。70~80メートルは離れているが大変警戒心が強い。残念。この手持ちカメラでは撮影は厳しい。

 メボソムシクイ?が、市民の森と西の丸庭園と元博物館で4羽。
 コサメビタキが元博物館で1羽。
 サメビタキが太陽の広場東の森。

 ツグミが飛騨の森で5、シロハラが市民の森で4、マミチャジナイが音楽堂西上さくら広場、市民の森で5羽。ビンズイが豊国神社裏。
 南外堀で、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ。
 北外堀に昨日からオオバン到着。先日のバンは1日でいなくなったが、オオバンは今日も滞在中。

 ともかく園内どこに行っても鳥たちがいっぱい。観察情報もいっぱい。頭が混乱してしまうほど。今秋は野鳥の大当たりの秋だ。
 ちなみに昨年の10月22日の観察種数は25種。今日はなんと41種。
 ひでキングの情報を追加して43種。とんでもない数。
 その後の追加情報で、ミヤマホオジロ、ムギマキ。これで45種。大都市の真ん中の公園でこれだけの鳥が見られるのは!!

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、キビタキ、キクイタダキ、シメ、シロハラ、メジロ、オオタカ、メボソムシクイ、オオルリ、ヤマガラ、ヒガラ、モズ、カワラヒワ、ジョウビタキ、ツグミ、マミチャジナイ、コサメビタキ、ノゴマ、コマドリ、サメビタキ、ビンズイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、エゾビタキ、ミヤマホオジロ、ムギマキ。
 ヒドリガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ヨシガモ、カルガモ、コガモ、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、ササゴイ、カワウ、オオバン、カワセミ。
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10/19 やっとジョウビタキと出合う。ムギマキ、ノゴマなど。

2012年10月19日 | Weblog
 快晴、秋晴れ。城南地区の南外堀沿いでやっとジョウビタキ♂に出合う。今期は10月8日に梅林で♂1羽が初認されている。その後♂も♀も観察されているが、私は空振りばかりだった。

 今日合えて一安心。ジョウビタキを見ないと冬が迎えられない気分。このジョウビタキも、フレンドリーな奴で目前で尾を振っている。
 ジョウビタキはその後、西の丸庭園で♂♀、梅林で♂と出て、一気に4羽の観察記録。

 つい先日まで、あれほど多く見られていたエゾビタキは、西の丸庭園と山里丸のみ。
 変わって今一番多いのがキビタキ。♂は市民の森。後は♀タイプで、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西上、沖縄復帰の森、元射撃場、城南地区、西の丸庭園、豊国神社裏、山里丸、一番やぐら、元博物館、天守閣東配水池で計20羽。園内全域で見られる。

 オオルリは、♂幼鳥が沖縄復帰の森、天守閣東配水池。♀は沖縄復帰の森、豊国神社東。 天守閣東配水池では、先日から♂幼鳥3羽が水場によく現れていたが、今日も2羽が頻繁に現れる。
 ノゴマ♀が天守閣東配水池。10月14日から同じ所で見られているが、同じ個体ではないだろうか。
 ムギマキ♂若が音楽堂西上。10月16日から同じ所で見られているが、同じ個体ではないだろうか。

 メボソムシクイが市民の森と元博物館南。(オオムシクイかもしれないが、とりあえず本種として記録)

 日本鳥類目録改訂第7版で、これまで亜種コメボソムシクイとしていた鳥は、コムシクイと変更され種として独立した。
 これまで、春秋に旅鳥として日本を通過し、亜種コメボソムシクイとされていた鳥は間違いで、実はオオムシクイだったということがはっきりした。

 これまで亜種コメボソムシクイと亜種メボソムシクイは、種メボソムシクイとして一緒に記録していたが、別種になったので別々に記録しなければいけなくなった。

 ここから問題が・・・・! 春はさえずれば、メボソムシクイとオオムシクイの識別ができるが、秋は区別ができない(悩) 各地で観察記録を付けている方々は、今後どうするんだろうか?

 市民の森で林床から飛び上がったのはクロツグミ♂だった。もう1羽飛び上がった鳥がいたが、双眼鏡に捉えられないまま見失った。
 
 相変わらずヤマガラによく出合い、沖縄復帰の森、教育塔、豊国神社裏で計6羽。地上に降りて木の実らしきものをくわえて飛び上がり、つついて食べている。しぐさが可愛い。
 沖縄復帰の森では、シジュウカラとコゲラと混群で行動していた。

 モズは城南地区で高鳴き。豊国神社で♂が高い梢の先で高鳴き。
 ハクセキレイは、みどりのリズム、西の丸庭園、内堀で計8羽。
 
 南外堀にササゴイが2羽。第二寝屋川をアオサギが飛翔。西外堀でカワウ1羽。

 ヒドリガモは、東外堀、内堀、北外堀の計75羽。
 カルガモは、東外堀、西外堀、北外堀の計5羽。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀の計10羽。
 ホシハジロは北外堀1羽。
 キンクロハジロは、内堀と北外堀で18羽。
 コガモは南外堀に7羽。
 ヨシガモは内堀に1羽。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、キビタキ、メボソムシクイ、クロツグミ、ヤマガラ、コゲラ、オオルリ、ジョウビタキ、モズ、エゾビタキ、ノゴマ、ムギマキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、ハクセキレイ、ササゴイ、カワウ、アオサギ、ヨシガモ。
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10/18 「日本鳥類目録」 改定第7版

2012年10月18日 | Weblog
 日本鳥学会から、「日本鳥類目録 改訂第7版」 が9月に発行されている。
 実は届いてから、あまりの大きな変更にショックを受け、机の横に置いたままになっていた。じっくり目を通すのが怖い。

 分類と配列が大きく変更されている。大阪城公園で記録のある鳥でいえば、これまではカイツブリから始まってカラスで終わる。 それがカモで始まってホオジロで終わる。(なじめない!)

 今後、出版、行政、マスコミなど、各部分野でこの分類や配列が使用される。書籍も順次新しくなった図鑑が出てくるだろう。

 長年、これまでの分類や配列が体に浸み込んでいる。図鑑で鳥を調べる時、目次を見ることはなかった。種名を見れば、本のどの辺りにあるか分かるので、その付近を繰るとすぐに出てきた。

 新しい配列が記憶できるだろうか? 今や脳は酒に侵されボロボロ。今後は、目次を見ないと探せない。
 これまでの大阪城公園の記録も変更しないといけない。大変な作業になる。

 例えば、タカ科の次にハヤブサ科があったのが、タカ科の次はフクロウ科に。ハヤブサ科はキツツキ科の後と、タカとハヤブサが離れてしまった。

 コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラは、すべてシジュウカラ属で一緒だったのが、コガラとヤマガラがまとまってコガラ属に。ヒガラとシジュウカラもそれぞれ分かれて、ヒガラ属とシジュウカラ属。三つに分かれた。

 頭が付いていかない。コガラとヒガラは近い仲間と思っていたら、ヤマガラとの方が近い。うーん!
 会社でA君はB子さんと仲良くて噂に。そのうち結婚すると思っていたら、突然C子さんとの結婚が発表されたような気分。えー!。AとBは仲良かったん違うんか!

 
 こんな感じの変更がいっぱいある。混乱して理解できない。
 ただし、今回の変更を批判しているのではないので誤解のないように。本の 「はじめに」 の中に 「最近の分子系統学の発展を受け大幅な見直しを行った」 とあるように、頭が付いていけないだけ。

 二日間も窓の外は雨。「改訂第7版」 を開いてぼちぼちと資料の整理を始める。でも何かなじめないなぁー。歳を取った証拠や。アルコールのせいもある。でも、まぁーぼちぼちと・・・・・やるか!
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10/16 秋晴れの空にイカルの声ひびく。ミゾゴイ撮影される。

2012年10月16日 | Weblog
 今日も見事な秋晴れ。雲ひとつ見えない。

 東外堀沿い藤棚辺りで、「キョッ・キョッ」 と鳴く声。アカゲラか!?と声の方を探すが姿が見えない。やがて 「お菊、二十四~」 ああイカルか。 その後一番やぐらでも見られている。

 キビタキは今日も多く、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西上、教育塔裏、西の丸庭園、豊国神社裏、2番やぐら跡、天守閣東配水池、元博物館などなど。
 この時期には、今年の春から初夏に全国で生まれたキビタキが、南へ南へと大量に大阪城公園を通過していく。人で言えば幼児の大移動。男の子か女の子か分からない。

 人ならちんちんで分かる。オオルリなら♂にはすでに青色が出ているので分かる。キビタキは男か女か分からない。ニューハーフ状態。

 この秋はヤマガラによく出合う。太陽の広場東の森、城南地区、豊国神社裏。 「ニーニー」 とフレンドリーに可愛い姿を見せてくれる。
 そういえば、エナガが来ていない!

 モズの高鳴きは、沖縄復帰の森、西の丸庭園、元博物館などで耳にする。すべて声のみ。
 
 コサメビタキは南外堀沿いのみ。エゾビタキは空堀などで3羽。
 メボソムシクイは元博物館で4羽。

 天守閣東配水池の東面の水場で、今日もオオルリの幼鳥が3羽。クロツグミ♂1羽。ノゴマ♀1羽。
 市民の森でアカゲラの♀。

 ムギマキは昨日、飛騨の森で2羽が見られていたが、今日は若い個体が1羽の観察情報。

 ヒドリガモは、東外堀、内堀、北外堀で計73羽。
 カルガモは、東外堀、北外堀で4羽。
 コガモは、南外堀、人工川で13羽。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀で8羽。
 ホシハジロは、北外堀1羽。
 キンクロハジロは、内堀、北外堀で20羽。
 ヨシガモは、内堀に2羽。

※追:ジョウビタキ♂♀梅林で観察情報。コメントに。
 ムギマキが、元射撃場から音楽堂西上と修道館東。
 昼に、西の丸庭園天守閣寄り真ん中の桜広場角で、ミゾゴイを観察撮影したとメールをいただきました。急遽タイトルに追加しました。

●今日の鳥たち。
 メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、キビタキ、イカル、モズ、コサメビタキ、エゾビタキ、オオルリ、メボソムシクイ、ムギマキ、シロハラ、クロツグミ、ノゴマ、アカゲラ、コゲラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ジョウビタキ、ミゾゴイ。
 ホシハジロ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ササゴイ、コサギ、ハクセキレイ、カワウ、キセキレイ。

★パソコンのメール回復しました!
 不通になっていたここ一週間ほどのものは、削除されたとの事です。すみません。内容により再度送信お願いいたします。
 原因は、サーバーにコピーを保管するとなっていて、それが一杯になって、その後は受付なかったとのこと(私には意味不明)

コメント (11)
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