大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

コルリ、サンコウチョウなどなど 2019.8.26

2019年08月26日 | Weblog

 やはり汗ぼとぼとになって歩く。一番やぐら前の暗い林の中に知らない人影。無難に前を通り過ぎようとしたら、こっちに向かってくる。・・・ん。 

 ああ大将か。私は相変わらずである。 久しぶりに出会った。 聞くとサンコウチョウとのこと。 サンコウチョウはやや南側の二番やぐら跡方向に飛ぶ、

 そちらに向かうと数人が撮影中。よく飛び回るが低い所に出てくるので、観察撮影も良好なサンコウチョウ。 やがてもう1羽いるとのこと。

 音楽堂西側上ウバメガシでは、20人ほどのカメラマンが取り囲んでいる。 コルリの♂若らしい。 今朝のコルリは、他に飛騨の森で♀と愛の森で♂若の3羽。  ここ数日は4~7羽くらいが毎日観察されている。 今朝の3羽は少ない。午後からもう少し増えるかもしれない。

 いつも同じ事を言うが、コルリの渡りは 「春は遅く=遅刻 秋は早い=早退」 「遅刻して早退する」 タイプ。

 ちなみに昨年2018年は9月2日に11羽が最多だった。 2017年は8月27日の5羽だった。 ともにオオルリやキビタキの通過が始まったころ。 ピークはまだまだ後ろになる。 でもコルリは早い。もうすでにピーク。

 センダイムシクイは市民の森、六番やぐら、飛騨の森などで4羽。

 コサメビタキは音楽堂西側上と天守閣東側配水池。

 エゾムシクイは天守閣東側配水池と一番やぐら前。

 キビタキは♀型1、一番やぐら。

 オオルリは♂若1羽が修道館裏。♀が天守閣東側配水池。

 夏鳥の渡りは順調に進んでいる。と言うより、今のところでは、より好調にスタートしていると言ってもいい!

 

 机の端に娘が読みかけの文庫本があった。通り掛けにふと表紙が目に入った。「オーデュボンの祈り」 (伊坂幸太郎 新潮文庫) 思わず手に取った。

 「オーデュボン」 はアメリカの著名な鳥類画家。野鳥の出てくる小説かとパラパラめくってみたが野鳥は出てこない。たまたま同じ名前だったのか。  

 「オーデュボン伝」 という本を読んだことがある。(コンスタンス・ルーアク著 大西直樹訳 平凡社) 帯には、・・・・あらゆる困難を乗り越えて大著 「アメリカの鳥類」 を完成させた・・・などとある。

 彼の絵は植物とともに動きのある野鳥の画。特徴的できっと皆さんも気付かないうちに目にしていると思う。 

 アメリカの自然保護団体の名前は 「オーデュボン協会」 彼の功績を記念したものだろう。日本の 「日本野鳥の会」 のようなものだ。シンボルマークはダイサギ。

 ちなみにイギリスは 「RSPB イギリス鳥類保護協会」 でシンボルマークはソリハシセイタカシギ。 それぞれドラマもある。またの機会に。

 

●今日の鳥たち

 カワラヒワ、センダイムシクイ、シジュウカラ、メジロ、コサメビタキ、コルリ、コゲラ、エゾムシクイ、オオルリ、キビタキ、サンコウチョウ、カワウ、カルガモ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆オオルリ (1992.10.2 豊国神社裏) 

 今年の春に日本で生まれた幼鳥が、越冬のために南へ渡る途中にこの公園を通って行く。未知の国への旅立ち前の休息だ。そして半年過ごし、来春になれば再び帰ってくる。 日本と南の国でそれぞれ5か月ずつ暮らして、春と秋ごとに往復を繰り返すという大変な一生を過ごす。彼らにとってどちらの国が故郷なのだろうか。 夕食時にこんな話をしていると、「鳥にとっては、どちらの国といった区別はないのでは」と言われ目覚めたように気付いた。

 地球は鳥の星なのだ。人間が国などを決めているだけで、鳥にすれば地球全てが故郷だ。ダイニングキッチンで食事し、居間でくつろぎ、寝室で寝る。さて、どの部屋が自分の家でしょうか?と聞いているようなもの。地球には地図のような国境線の1本も引かれていないのだ。

 この鳥は幼鳥のため、頭部や背面は青くならず、茶色のままであるが幼い印象はなく一人前に見える。 渡りの途中に暴風に巻き込まれたり、過労で落ちたり、他の鳥に襲われるなど危険は多く、無事に帰ってくる率は低いらしい。一人前に見えても幼いこの鳥が、再び帰ってくる事を祈らずにはいられない。

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キビタキ コサメビタキ センダイムシクイなど 2019.8.22

2019年08月22日 | Weblog

 暑い!まだまだ暑い。夏鳥たちもぼちぼち。

・センダイムシクイ 沖縄復帰の森、梅林南側上。ほかに市民の森との話しも。

・キビタキ 市民の森で♂♀。

・コルリ 飛騨の森と梅林南側上ウバメガシ。

・オオタカ 飛騨の森。

・コゲラ2羽 梅林南側上桜広場。

・コサギ2羽 第二寝屋川。

・アオサギ2羽 第二寝屋川、南外堀。

・カワウ 南外堀、第二寝屋川。

・カワラヒワ 27羽 六番やぐら、太陽の広場東の森、第二寝屋川。

・カルガモ 2羽 第二寝屋川。

・コサメビタキ1羽 西の丸庭園。

 スマホデビューから数か月。ラインも家族間では普通に使いこなしている。この歳で立派なもの。 もっとも孫がいなければ、こうはいかなかったと思う。

 今朝は スマホでのキャッシュレス決済デビュー! ついに文明の利器を使いこなす酔っぱらいになった♪♪ これまでコンビニでは小銭の釣りが嫌で 「イコカ」 を使っていたが、とうとう 「ペイペイ」 と言う奴を始めることに。 いつもの噴水前のローソンで、ビール4本、枝豆、焼き鳥2本。

 店のねーちゃんに 「これでできるかな~、始めてでよく知らないので」 こわごわ差し出す。

 彼女は無言でピッ! とやって終わり。何ともあっけないデビューだった。 始めての者にはもっと優しくするもんだ。

 第二寝屋川を前に飲んでいると高校生U君がやってくる。いつも私がここで飲んでいることを彼は知っている。 来春から就職。自分の18歳を思い出していた。 

 

◆◆コサメビタキ (1992.9.26 修道館西側) 

 春よりも秋の渡りの時に多く、秋が近づくとこの仲間に出合うのが楽しみのひとつ。 色合いは大変地味だが、目が大きく愛嬌のある顔立ちはこの仲間共通でバードウオッチャーたちに人気がある。

 数はこのコサメビタキがもっとも多く、次いでエゾビタキでサメビタキはかなり少ない。これらをサメ三兄弟と呼んでいるが兄弟を見分けるのも楽しい。

 飛び出た枝にとまってあたりの空間を見回している様子は真剣そのもの。 虫が飛 んでくると枝から一気に飛び出し、空中で捕らえるとひらりと身をひるがえし元の枝に戻る。サーカスの軽業を見るようでひとり拍手を送ってしまう。

 狭い範囲で同じ行動を繰り返しているので一度見つけると楽に観察していられる鳥だ。 書籍によると空中で虫を捕らえ損なった時にパチッとくちばしの音がするとあるが私はまだ聞いたことがない。気の毒だが空振りを期待してしまう。

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秋の渡り始まってる♪♪ 2019.8.19

2019年08月19日 | Weblog

 心配した台風も大阪ではそれほど被害もなく済んだ。日本全土を暴風圏に巻き込むほどの大きさとのことでちょっと不安になっていた。 近年は自然災害に敏感になっている。でも準備して無駄なことはない。

 秋の渡りは例年、お盆のあけたころ。今年も夏鳥が次々とやってきている。ここ最近でサンコウチョウ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、コルリ、ヤブサメ、コサメビタキ、オオヨシキリなどが観察されている。

 今朝は、 センダイムシクイがみどりのリズム、市民の森、豊国神社裏、教育塔裏、修道館裏などで6羽。

 キビタキ♀型が市民の森で1羽。追いかけ合っていた、もう1羽もキビタキではなかったかと思っている。

 コサメビタキ天守閣東側配水池、みどりのリズムで2羽。

 コルリ天守閣東側配水池、梅林南側上ウバメガシで計3羽。

 エゾムシクイ梅林南側上桜広場1羽。

 トケンが1羽、西の丸庭園から本丸へ飛翔も種の特定できなかったと聞く。

 多くはないが確実に秋の渡りが始まった。数人の鳥友たちにも出会った。私は変わらず汗かきで、頭からビールが離れない。

 そういえば最近、階段を下りている時、突然次に出すのは右足か左足かと混乱して不安になって立ち止まる。 ほんの一瞬なので横にいる人も気付かないが、私は思わず手すりに手を伸ばしている。

 私の頭は 「奈良漬け」 と言われて久しい。アルコールで脳がグチャグチャになっているのだろう。100パーセント受け入れている。

 これまで何度も人生の岐路に立った。大雑把に言って、勉強も、進学も、就職も退職も、結婚も、子育ても、何からなにまで。 列車のハンドルを握って迫ってくる分岐点、右か左か選択してたどり着いた。 正しい選択だったか。黄泉の国についてから思い返してみるしかない。

 今乗っている列車に分岐路はない。この1本の線路を走るだけ。右も左も選べない。 岐路のない線路の上を走っている列車の客。終点に向かう酔っぱらいの乗客。 目的地は決まっている。到着時間が分からないだけ。

 なので私は大変朗らか。岐路の選択で悩むことがないから。毎日酔っぱらってこの列車に揺られているだけでいい。いづれ終着駅に着く。70数年間選択し続けるのに疲れた。 特別な感慨もない。

●今日の鳥

 センダイムシクイ、シジュウカラ、キビタキ、メジロ、コサメビタキ、コルリ、カワウ、アオサギ、カワラヒワ、エナガ、エゾムシクイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 

◆◆キビタキ(1992.10.11 豊国神社裏)

 春の渡りでは♂を見ることが多く、秋はほとんど♀ばかり見られるので疑問に感じていた。この個体を観察していると乾氏から♂の幼鳥(1W)ではないかと意見があった。 1Wであることは分かるが、胸の黄色味や腰の濃いオリーブ色など全体に色を感じる。一方これほど色を感じない個体もよく観察していたのでこの意見は大いに気になった。その後意識してみると、確かに二型に区別できるようだ。図鑑によると幼鳥の♂♀は識別困難とあるが、この点から区別ができないだろうか。 もうひとつ、春にこの公園を通過していった♂たちは山地で繁殖を終えてどうしているのだろうか。秋の観察例が極端に少なくなることの疑問は残っている。 推定で、①繁殖を終えた後死ぬものが多い。②春と秋の渡りのコースが大きく違う。③渡り始めと目的地に近付いた時の一日の飛行距離や休息時間が違う。④繁殖を終えた後換羽で♀型の羽衣になる。など興味は尽きない。

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秋の渡りそろそろと、キビタキも。 2019.8.13

2019年08月13日 | Weblog

 セミの声に包まれて汗びっしょり大阪城公園。台風10号か、そのせいで風が強い。帽子が飛ばされる以外ありがたい。

 いよいよ秋の渡りが! 先日にサンコウチョウとコルリが観察されたとの情報。

 今朝は、キビタキ♀タイプが梅林南側で観察と。山男Tさん。 その話を聞いて梅林南側へ向かったがだめ。 でもセンダイムシクイ1羽を確認。 私はこれでも十分満足。

 カルガモは、南外堀で成鳥と幼鳥の2羽、他に西外堀、第二寝屋川、内堀。

 カワラヒワは、第二寝屋川で1羽。

 コサギは東外堀と第二寝屋川で。

 アオサギは内で1羽。

 ゴイサギは北外堀ねぐらで1羽。

 カワセミ1羽 北外堀。

 お盆で、塾の様子が放映されていた。 お盆の時こそ遊ばないで勉強。差をつけるチャンスと塾の先生が熱っぽく語る。子供たちはハチマキして勉強。

 小学生がインタビューに答える、分からなかった問題が解けた時はうれしい、将来医師になるために頑張る。 私のころは夏休みはトンボとりで遊ぶだけ。

 帰省客で高速道路の渋滞が十数キロなどのニュースを目にすると大変だなあと思う。同時にそこまでしても故郷に帰って、友人たちと語って素敵な時間を過ごすのだろう。

 悲しいかな私には郷里がない。大阪生まれ、大阪育ち、勤め先もすべて大阪だった。大阪から出たことがない。

 どこまで大阪がらみと思われるが、野鳥も大阪城公園。自宅も大阪城公園の近く。 結果的にそうなってしまっている。太閤さんが大好き。そしてタヌキおやじ家康が嫌い。

 なのに私の名前に 「康」 が付いている。 歴史好きの人に言われたことがある。家康は若い頃 「元康」 を名乗っていた時期もあったと。・・・んー。 俺の名前を分割しあがって!

  「国家安康」 の字句が家康の名を分割したと因縁をつけて、豊臣家との争いに持ち込んだ話しは有名。 なのに元康とは。時代が時代なら・・・。

 ん。順が逆か。親はどんな理由で、私にこの漢字を使ったのか。あの世に行けば一番に尋ねたい。 

 

◆◆キクイタダキ (1994.10.29 梅林南東)

 「大阪城公園鳥だより」を送っている人から電話があり、キクイタダキを見たとの知らせ。翌日、一通り公園内を観察してから、それほど当てにせずその場所に行ってみると、聞いたとおりアキニレの木で採餌しているキクイタダキを発見。

 電話をいただいた方の顔が思い浮かばない。どこかで出会って「大阪城公園鳥だより」を送ることになったのか、あるいは何かで「大阪城公園鳥だより」知って送付の依頼があった人なのか。

 人の顔が覚えられないのは、先天的なものだと決めているが、努力がたりないのが原因か。営業職であったらダメ社員の代表だったであろう。

 もともと人に興味が薄いのかも知れない。目的もなく喫茶店に入って、世間話しや雑談で長時間過す気が知れない。とてもできない。

 こんな私に観察情報を連絡していただけるのは本当にありがたい。しかし大阪城公園で出会っても礼が言えないのが困るが。

 キクイタダキは、ともかくよく動き回る鳥で、ひと時もとまる事がない。しかもピーカンでなかったので、2倍増感して数本撮影したが、800ミリ5.6で60分の1が精いっぱい。撮影時に手ごたえを感じたものは1枚もなく、出来あがった中から辛うじてこの2枚をプリントした。お金の話も何だが、この写真1枚に数千円もかかっている。

 キクイタダキは針葉樹にいるものだと決めつけていたが、常にアキニレから離れずに行動している。双眼鏡では頭部の赤色の確認ができた個体もあったが、写真にはいずれにも写っていなかった。

 その後も何日か観察され続け、キクイタダキがこれだけの期間滞在するのも珍しい。今年は各地でよく観察されているようだ。 

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カワラヒワ幼鳥 2019.8.8

2019年08月08日 | Weblog

 驚いた。小泉進次郎と滝川クリステルが結婚発表。どこでどうつながっていたのか。びっくり。いまだに二人が愛し合っているというのが想像できない。 野鳥に比べると男と女は太古より説明できない関係だった。 幸せな夫婦でいてほしいと心から願っている。

 今朝もむりむり大阪城公園へ向かう。ただ暑いだけ。うんざり。これが仕事だったら有給休暇取って休む。 仕事ではないから休めない。 社長から命じられて行っている訳ではない。 いつ辞めても自由。誰にも強制されない。これが辛い。ただただ克己心。

・カワラヒワ7羽 太陽の広場東の森で林床から飛び立ち枝にとまる。すべて下面に縦斑が目立つ幼鳥。第二寝屋川2羽飛翔。

・シジュウカラ9羽 市民の森ほか。

・メジロ5羽 市民の森、修道館裏。

・ハシブトガラス 市民の森で尾羽がない個体。でも普通に飛んでいる。

・ツバメ4羽 市民の森、梅林。飛翔。

・コサギ1羽 第二寝屋川。

・カワウ4羽 第二寝屋川ほか。

・カルガモ4羽 南外堀ヒナと親、第二寝屋川2羽。

・アオサギ1羽 第二寝屋川。

 昨日高校生U君来訪。大阪城公園の観察をパソコンに記録する方法について相談を受ける。 合わせて前回できなかったラインの交換もやっとできた。 ライン交換も数日掛かりの作業!

 またまたF1の話し。レッドブルホンダのフェルスタッペンが来季もチームに残留することが決まった。 メルセデスへ移籍話しが話題になっていて不安の一つだったから。

 はっきり言って今のレッドブルホンダの成績は彼の腕による。同じシャシー、同じエンジンの車で走るガスリーは、全く争いに入れないレベル。 フェルスタッペンありがとう。 来期はワールドチャンピオンなってくれ。 ホンダもワールドチャンピオンに! 頼むで。 久しぶりにスズカに行こうかな。。。。

 

◆◆カワラヒワ (2007.4.19 一番やぐら)

 茜色、浅黄、萌葱色など伝統色という日本の色がある。染物や絵画などに使われたもので、主に草木を原料としてから染め出した。色合いは日本の風土によく調和するものだ。

 その中に鶸色(ヒワ色)がある。緑色とやや暗めの黄色との中間の色合いだ。 鶸は枕草子の38段に出てくるが、清少納言も同じ鳥を見ていたんだと思うと、不思議でしかも彼女に親近感も沸く。

 しかし、見た鶸はカワラヒワなんだろうか、それともマヒワだろうか。想像では多分カワラヒワだろう。マヒワでは「鶸色」の深みがない。やはりカワラヒワのこの微妙な色合いが「鶸色」に合う。これでしか表現できない色だ。

 図鑑でどう表示されているか調べてみると、褐色がかった暗緑色。あるいはオリーブ褐色。とある。 鳥を知らない人がこれを見て、どんな色を頭に浮かべるだろうか。

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台風の影響か風が助かる 2019.8.5

2019年08月05日 | Weblog

 大阪城公園に着いただけで汗ぼとぼと。もともと汗かきで滝のように汗が流れる。 セミの声もうるさくて鳥はさっぱりだめ。 ただし今朝は風があったのでその分は助かった。        

 樹間に動くものを見付けたらセミかスズメ。時にシジュウカラ。 市民の森の石の水場の前のベンチで休んでいると、ハシブトガラス、スズメ、メジロがやってくる。 水が溜まっているので、今朝も誰かが入れてくれたのだろう。

 昨夜は F1  ハンガリーGP 前日の予選で我がレッドブル・ホンダのフェルスタッペンがトップタイム。予選1位。ポールポジション獲得。 これで7~8割は優勝できるだろうと決勝が待ち遠しかった。

 決勝 スタートもうまくいき、ホンダがトップ、後にメルセデス、フェラーリと続きレースは進む。 このコースは70周になるが中盤を過ぎても大きく変わらず。 このままゴールまで頼む。祈る気持ちで応援。

 残り20周になったころ、尻を突っつくほど迫ってきたハミルトン(メルセデス)これは危ない。 が突然ピットインしタイヤを交換。 これはギャンブルだ。 同じハードタイヤではフェルスタッペン(ホンダ) 追い抜くのは無理と判断して賭けに出た。

 タイヤ交換で、相手は20秒ほどロスする。その間フェルスタッペン(ホンダ)はどんどん差を広げる。 よし。これで勝った。メルセデスはミスをした。 祝杯の用意でもするか♪♪

 単純に残り20周で差が20秒、1周辺り1秒早く走ればいい。ところがこのハミルトン、数回のワールドチャンピオンの経験もある一流ドライバー。 ファステストラップ連発しながら飛んでもない速さで差を詰めてくる。 差は15秒、10秒、5秒。。。祝杯の準備どころではなくなった。

 フェルスタッペン(ホンダ)逃げろ、逃げろ! ともかくゴールまで逃げ切れ! 相手は1周ごとに迫ってくる。 こっちのタイヤはぼろぼろでこれ以上スピードアップできない。 相手は新品の柔らかいタイヤで早い早い。

 残り5周。頑張れ!フェルスタッペン! 残り3周。あーあ追い抜かれた。 70周の内67周はトップだったのに。 一気に気持ちが落ち込む。 残念、悔しい。。。ふて寝だと床に。

 ところが脳が興奮していて寝付けない。なぜ負けたのか? 車体(レッドブル)も、エンジン(ホンダ)も、ドライバー(フェルスタッペン) も差はなかった。 予選では勝っている。 結局相手のギャンブル作戦に負けた。

 ではどんな作戦だったら勝てたのか。 頭はレッドブルの監督になっている。 私の結論は、相手が入った時こっちもすぐに入って柔らかいタイヤにする。だった。

 今朝起きてネットで見ていると、レッドブルのコメントで同じ考えはあったが、そうしても相手の方が早くて、やはり勝てなかっただろうと。・・・。

 まだまだ、言いたい気分はいっぱいだけれど、F1に関心のない方には退屈だろうと、終わることにする。 悔しい。悔しい。 祝杯がやけ酒。

◎シジュウカラ、ササゴイ、メジロ、アオサギ、カワウ、キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。

 

◆◆ アオサギ (2007.9.23 城南地区人工川)

 人工川のアオサギ。特にこれという事は何ないのだが、フォトジェニックな雰囲気に、ついカメラを向けてしまう。写真が増えて整理に困るのだから、アオサギは無視すればいいのに。 浅い水の中にすっと立ち、長い首を伸ばしてこちらを警戒している姿はなかなかのもの。知らない人には鶴と思われることもある。 しかし、どこにでも普通に一年中見られるので、バーダーには相手にされない。

 なかなかのスタイルだが、これほど首を伸ばした時と縮めた時の印象のちがう奴はいないだろう。別種の鳥かと思うほどである。首を折たたんで飛ぶ姿や、無様に羽を広げて日光浴する姿は、お世辞にも美しいとは言えない。

 また、灰色なのになぜアオサギか、と聞かれる事も多い奴だ。古語でアオは、今の青、緑、紫、灰色を含む、黒から白に至る広い範囲の中間色を示す色だったという説や、藍からの由来とする説などがあり、現在とはかなり違ってあいまいだ。 だから、アオサギのアオを今の青と直接結びつけて考えるとかなり違うことになる。アオは今の灰色も含む色だったこと理解すればいいだろう。 世界的には、灰色のサギとされることが多いようで、英名もグレイへロン(灰色のサギ)と名付けられているようだ。

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もう8月 知らんけど。 2019.8.1

2019年08月01日 | Weblog

 8月に入った。正月に今年はどんな事が起こるかな? 思いながら床についた覚えがある。 半分以上過ぎて・・・んー。

 人生ってそんなにはっきりした結果が残る行為ばかりでもない。坂本龍馬だって四六時中歴史に残る事をしていた訳でもないだろう。 きっと尻をかきながら、ごろごろしていた時間も。

 高校生U君と出会った。ついに彼もスマホデビュー。 じゃぁライン交換となったが彼は初心者、私も数カ月前にデビューしたばかり。お互い分からない。

 あれやこれややったが結局、交換出来なくて日差しの中、太陽の広場東の森でまた今度と分かれる。 「酔っぱらいと高校生」 みじめな夏の日。

 彼は誰かに聞くといっていた。 私は孫に聞けば即解決。でも覚えられない。

 ・シジュウカラ 市民の森の石の水場のベンチに座っていると小さな群れがやってくる。4羽、その後5羽。 ひと目で分かる初々しい姿。

・コサギ 人工川1羽、第二寝屋川1羽。

・ゴイサギ 北外堀ねぐら。

・カワウ 第二寝屋川ほか。

・アオサギ 第二寝屋川1羽。

・ハクセキレイ1羽 第二寝屋川を下流へ飛ぶ。まったく声無し。

・カルガモ 南外堀親と子2羽。第二寝屋川1羽。

 テレビから聞こえた 「山田池公園」 目を向ける。鳥見で何度も行った場所。大阪ではよく知られた探鳥地のひとつ。

 猛暑の中インタビュアーがマイク片手に、ここでしか見られないものが 山田池公園で見られています。毎日多くの人がそれを探してと、興奮気味に解説。

 やってきた女性にマイクを向ける。これに会いたくて京都から来たと。 私は半身乗り出して 「珍鳥か!」 

 「ポケモンGO」 え! 一時流行って大阪城公園にもよく来ていた。もう終わったと思っていたがまだ続いていた。

 山田池公園に凄いのが出ているらしい。 何か分かっていないけれど凄いのが出てるらしい。知らんけど。

◆◆メジロ (2010.3.27 豊国神社東側)

「結果が分かるから」とつまらなさそうな顔をした。そうなんだ。どんなに魅力的で興奮させる出来事でも、結果が分かっているとつまらない行為になる。

餌付けされた野鳥を撮影する時、この場所に出てきて、この枝にこんな姿勢でとまると分かっているから、確実に撮影はできる。でも繰り返すうちにつまらない行為になる。最初はあれほど興奮したのに。

メジロは花の蜜が好きだ。花と一緒の美しい写真が撮れる。しかし、ひとときもじっとしていないので、思った構図になってくれない。

結果的にはメジロに合わせて撮影し、後からゆっくり選択することになる。全く結果の分からない撮影だ。

その中で思わぬメジロの姿に出合うなどに驚き歓喜することもある。それゆえ毎回興奮し撮影することができる。出来上がった写真に一喜一憂する。感動し興奮するのだ。

 

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