大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/30。ツグミ やはり激減。

2010年12月30日 | Weblog
 冷え込んで寒い朝。今年も明日一日で終わる。
 若いころは、年の暮れだからと回顧することなどなかったが、歳のせいか過ぎた一年間が頭に浮かぶ。 軌跡をたどると、いろいろな出来事があったなぁーと。

 今朝、大阪城公園を回って一番感じるのは、やはりツグミが少なくなった事。1,000羽以上はいただろうと思われるツグミが、一気に減少。
 夜間に渡るとの事から想像すると、前夜大阪城の上空を、「行くぞー!・行くぞー」 と鳴き騒ぐ。各所でツグミたちは、それを聞いて旅立ちの心つもりをする。
 やがて 「出発!」 と群れが一気に大阪城公園を後にする。

 そういう意志の疎通ができているに違いない。ほとんどの鳥たちは群れで渡りの移動をする。危険が少ないからと考えられている。
 例えば、コミミズクのようなフクロウが、50羽も100羽も群れになって、海を渡っている顔を想像すると面白くて不思議。

 昭和29年、青函連絡船が暴風によって沈没し、多くの犠牲者を出した洞爺丸事故。この台風の中、夜間に津軽海峡を渡るキビタキの群れを救った話がある。「キビタキ船長」 で検索すると出る。

 梅林でモズ♂1羽と出合う。何かを捕えたようだ。ウグイスが笹鳴きを繰り返しながら移動する。音楽堂西側上でアオジが植え込みの中を移る。

 南外堀でカイツブリ4羽、東外堀でも1羽の計5羽。越冬のササゴイは南外堀で2羽。カワセミは本丸庭園池に1羽。ここにはアオサギ1羽とジョウビタキも1羽。
 
 ヨシガモ♀型は南外堀で3羽。ササゴイは2羽。カイツブリは南外堀4羽と東外堀1羽の計5羽。
 内堀でセグロカモメ1羽が着水。柵の所まで行っても全く平気な顔。距離20メートルほど、大阪城公園でこれまで一番近距離で観察。

 城南地区人工川でコサギが見当たらないと思ったら、本丸庭園池にいた。カワセミも♀1羽がいつもの枝にとまっている。

 出会ったバーダーが、昨日は葛城山に行ってオオマシコ、ハギマシコを見てきたと話す。大阪城公園に来てくれないかな!

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、ウグイス、カワラヒワ、ジョウビタキ、モズ、ヤマガラ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、アトリ、マヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハシビロガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カワウ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ササゴイ、カイツブリ、アオサギ、マガモ、キセキレイ、セグロカモメ、カワセミ、コサギ、オオバン。
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12/28。ツグミ激減。シロハラ増加。

2010年12月28日 | Weblog
 各所であれほど見られたツグミが大きく減少。今日のカウント数は159羽。変わってシロハラが増加し64羽。まだツグミの方が倍以上多いが、数百の群れが飛び回ったツグミの激減。印象からするとシロハラの方が目に付く。

 マヒワは梅林から内堀の上を60羽+が飛び回る。カワラヒワが梅林8羽と一番やぐら2羽の計10羽。少しずつ目につくようになってきた。 そろそろ渡ってきたのが到着し始めているのだろうか。
 西の丸庭園の未申やぐら跡に今朝もオオタカ成鳥がとまっている。すぐに西の丸庭園内に飛びこまれてしまう(>_<)。ハイタカは市民の森の樹間を飛翔。

 マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロの大阪城公園カモ8種、今日もすべて観察。全体の数は減少。
 ヨシガモは当初見られなかったが、後に内堀の梅林側で♂1羽と連絡いただく。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、メジロ、カワラヒワ、マヒワ、アオジ、オオタカ、シジュウカラ、ヤマガラ、ハイタカ、ウグイス、ルリビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 コガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、カワセミ、ハクセキレイ、カイツブリ、ヒドリガモ、カルガモ、コサギ、ササゴイ、マガモ、ユリカモメ、オオバン、ヨシガモ。
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12/26。センダンの実 ヒヨドリが丸飲み。

2010年12月26日 | Weblog
 先日、糖尿病の検査結果が出た。空腹時血糖やヘモグロビンA1Cの値は基準値を超えているが、薬を飲むまでには至っていない。 「食事と運動」 が重要と主治医に指導されている。
 鳥見が運動になっていると自分で解釈。食事内容も多少は意識している。ただし、午前中からの飲酒は主治医に内緒。

 昨日はやや体調不良だった。今朝も完全とは言えないがかなり回復。大阪城公園が気になる。このまま暖かい布団の中で・・・と頭に浮かぶが、克己心を奮い立たせて大阪城公園に向かう。 

 西の丸庭園沿いの、センダンの大きな実をヒヨドリが飲み込む。 ちなみに、「栴檀は双葉より芳し」 のセンダンはこの木でないそうだ。

 修道館と豊国神社の間の水たまりに亜種ツグミが群れている。中にはシロハラも混じっている。梅林の水たまりにも亜種ツグミが群れて水浴び。上空を飛び回るのもいる。 各所に大変多い。 これだけいれば、亜種ハチジョウツグミも混ざっているのではと、少し意識して見る。
 シロハラも増えてきて33羽を数える。

 マヒワは大きな群れでなく、豊国神社裏1、音楽堂西側上34、市民の森15、みどりのリズム9、山里丸32と各所で出合う。計94羽。
 内堀の梅林側で久しぶりにカワラヒワの群れ24羽がアキニレで採餌。アトリ38羽が、飛騨の森から愛の森の北外堀天端で採餌。

 今朝も西の丸庭園にオオタカ成鳥。ハイタカは、市民の森からカラスに追われ飛び立ち西の空へ。24日には南外堀でチョウゲンボウが見られたと聞いている。

 ヒガラ、キマユムシクイともに、今日も出合いなし(>_<)。ただし24日にはヒガラも観察との情報。
 ルリビタキ♀型1羽、愛の森で眼の前に現れる。やはりルリビタキは可愛い目をしている。

 東外堀にヨシガモ♂1羽。夏羽にはもう一息。♀型は4羽。カイツブリ南外堀2、東外堀1羽。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、マヒワ、カワラヒワ、メジロ、アオジ、ジョウビタキ、ハイタカ、ウグイス、ジョウビタキ、アトリ、ルリビタキ、オオタカ、シメ、ヤマガラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハシビロガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、カルガモ、ヨシガモ、ハクセキレイ、カワウ、ササゴイ、カイツブリ、ユリカモメ、オオバン、アオサギ、コサギ。
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12/23 木 大阪城公園 フクロウ現る!

2010年12月23日 | Weblog
 一昨日と同じように鳥たちが少ない。ただツグミだけが、やたら多い。

 天守閣東配水池で知人と出会う。先ほどみどりのリズムでも出会った方だ。ちょどシジュウカラ、ヤマガラ、コゲラの混群が飛び回っていたので一緒にしばらく観察。少し立ち話をして別れる。

 元博物館から桜門へ。空堀の上にアオジを見つける。「 アオジが少なくなった! その内大阪城公園の珍鳥になるなぁ」 と先の知人と話していたところだ。
 双眼鏡で眺めたり、カメラを向けたりしていると、ポケットの携帯が震えている・・・。
 出ると、先の知人。 「淀君の自刃の所にフクロウがいる」 エッー!!!!!えっー!!! 
 
 山里丸へ走る。ひたすら走る。「今まで居たのにカラスに追われて・・・」 と ならない事を祈りながら走る。
 間に合った(^O^)。うれしぃねー。しかも、見やすい。撮影しやすい。近い枝で動かない。
 見つけた知人の了解を得て数人にメール入れる。こういうときはメールが一番。何人にも電話はできないから。

 帰宅後調べてみると、大阪城公園のフクロウは今回で7回目。私が撮影するのは2回目。初めての時の事は今も鮮明に思い出せる。
 1998年10月28日。宝くじに連続当選したようなラッキーな偶然が続いた。あの日の事は一生忘れられない。

①平日だが、たまたま有給休暇を取っていた。(休暇を取る時は、重要な用がある時。風邪などで高熱や下痢の時。激しい二日酔いで死んでいる時。なのに)

②たまたま大阪城公園に出かけていた。

③9時になれば、西の丸庭園に入ろうと、豊国神社東側で時間調整していると、奈良のT氏がやって来て何かと話しかける。時間になったので、西の丸庭園に向かおうとするが、部類の話し好き。とまらない。心の中で、終わってくれと祈りながら焦っていた。

④その頃、千里のH氏が、大阪城の芙蓉花壇横でフクロウを見つけ、私の自宅に何度も電話するが留守。私に連絡しようと知人、友人などにあたって、探し回ってくれたが居所不明。(携帯電話が無かった時代)

⑤フクロウを観察したのが偶然H氏だった。H氏でなければ、そこまで努力してくれなかった。

⑥豊国神社東側で、T氏につかまっている時に、偶然H氏がやってきた! 「ここに居たのか!探してたんや!フクロウが居るで!」 と駆け寄ってきた。T氏につかまっていなければ、既に西の丸庭園に入っていてH氏とは会えなかった。

⑦ともかく、聞いた場所へ駆けつけるが既に飛去した後だった。

⑧残念!落胆(>_<)。しかし、何故か、市民の森を探そうと思った。
重い足を引きずって市民の森を歩く。(広い砂浜に落としたイヤリング一つ探すより困難だろう)ところが偶然、茂った木々の樹冠部にフクロウを見つけたのだ!!。(根拠もなく、市民の森方面を探した偶然)

 どれだけの偶然が重なって出合えたのか。当時はフクロウの写真を枕元に置いて眠れない日々を送ったものだ。

 今日も、キマユムシクイ、ヒガラともに出合いなし。オオタカは早朝の西の丸庭園に1羽。カメラマン1人。シロハラは少し増えたようだ。しかしツグミとは比較にならないが。
 カモも全体にはかなり減少している。この時期カモがやや減少するのは基本パターンである。ヨシガモ♂は南外堀に1羽。♀型は3羽。
 今日は、フクロウが上手く撮影できたことで、すべてOK!

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、ウグイス、メジロ、オオタカ、シジュウカラ、シメ、モズ、ジョウビタキ、アトリ、ヤマガラ、メジロ、アオジ、フクロウ、トビ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、カイツブリ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、コガモ、ヨシガモ、コサギ、アオサギ、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、ササゴイ、ユリカモメ、セグロカモメ、バン、オオバン。
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12/21(火) 霧の大阪城公園。

2010年12月21日 | Weblog
 霧にかすむ大阪城公園。
 大手門を出て、いつもオオタカがとまる西の丸庭園の坤やぐら跡を見ると、白くかすんで見えない。NHKや市歴史博物館のビルは建物の存在さえ分からない。
 
 これでは堀の対岸は観察できないと思いながら、晴れるのを待つようにゆっくり歩く。南外堀に着いた時には何とか対岸は見える。

 今日もツグミが多く、カウント数は364羽。飛び回ったり木に群れてとまったりしている。印象では秋に飛来した群れでなく、最近新たに到着した群れのように思う。
 何となく落ち着きがない、警戒心が強い、地上に下りないなど。

 一方シロハラは少なく計13羽のみ。 霧のせいかマヒワの大きな群れにも出合わず。音楽堂西側上のアキニレにマヒワ6羽とカワラヒワ5羽一緒に採餌。マヒワは他にみどりのリズムで13羽。

 キマユムシクイ出合いなし。市民の森へ向かうと、カメラを提げた男性が一人 「柳原の大将は、先ほどまでキマユムシクイを探していたが見当たらず、仕事に行く時間になって帰った」 との事。
 大将でも見つからなかったとは、これは手ごわい。首が痛くなるほど見上げながら、市民の森をぐるぐる回って探すがだめ!メジロの群れさえ見つからず。
 話では、昨日は豊国神社裏で見られたとか。その通り行動範囲が大阪城公園全域になったとすると、キマユムシクイとの出合いは非常に難しくなる。
 ヒガラも見当たらず。アトリは市民の森1羽と飛騨の森で11羽。シメ西の丸庭園に3羽。

 ここまでブログを書いていると 「キマユムシクイ市民の森にシジュウカラ、メジロと混群で居る・・・・」 と携帯に鳥友からメール。
 居たのか? 朝は見つからなかったんだが、居てくれてやれやれ。記録としてもう少しまともな写真を撮っておきたいから。

 カモ8種は見られるが、ヨシガモが居ない。霧のせいにする訳ではないが、今日は鳥との出合いが悪い。
 ヘリコプターが低空で飛ぶ。北外堀のカモたちはあわてる。バン1羽、オオバン2羽は観察。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、マヒワ、カワラヒワ、ウグイス、シジュウカラ、アトリ、ジョウビタキ、シメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハクセキレイ、カワウ、ササゴイ、コサギ、カイツブリ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、マガモ、カルガモ、ユリカモメ、キセキレイ、オオバン、バン。
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12/19(日) 大阪城公園の珍鳥 ☆五つ2種 今日も。

2010年12月19日 | Weblog
 風がないので気温が低い割には寒くない。しかし早朝は息が白い。
 先日、カメラのモードダイアルをロック付きに改造のため、梅田のキャノンサービスSへ行った。
 昔、勤務先が北区の事があった。当時は地下街の、どの階段を上がると何ビルの何処。すべて分かっていたが、今はさっぱり分からない。方角も現在地も分からない。案内地図を見ても理解できない。
 人に尋ねながら何とかたどり着く。情けないかな、まったくのお上りさんになっている。

 昼めしがてらに一杯飲んで帰ろうと思ったが、おっさんが似合いそうな店が見つからない。結局、京橋まで戻って立ち飲み屋。おでんで、※どて、湯割りで昼めし。

 大阪城公園の珍鳥。☆五つのヒガラ。音楽堂西側上で3羽観察。シジュウカラとしばらく行動。タカでも来たのか、飛ぶと一瞬に見えなくなってしまう。以前に3羽観察との情報があったが、私は初めての観察。
 いつもこの辺りでしか見た事がない。ヒガラの行動圏はどの範囲なのか?

 もう一つの☆五つのキマユムシクイ。市民の森で1羽。メジロ、コゲラなどと高い場所を動きまわる。今朝も柳原の大将ほか数人が観察中。
 しかし、観察、撮影とも相当時間をかけないと満足できないだろう。朝から夕刻まで一日中付き合っていると、1~2回はチャンスがあるかも知れない。
 下から見上げ、腹の写真ばかりなのに、大将は頭部の撮影成功とのことで見せてもらった。拡大すると不明瞭な頭央線が見える。これも、カラフトではないとの判断を補足するものだ。

 マヒワは梅林前の内堀沿いのアキニレに70羽±群れて採餌。時々一斉に飛び出し、空を2~3周して再び戻ってくる。一番やぐら付近でも10羽±が飛ぶ。
 
 ツグミが多い。各所で木に群れてとまっていたり、空を飛び回る。カウント数の計は377羽。実際に大阪城公園には、千くらいは居るのではないだろうか。オオタカ1羽、早朝西の丸庭園いつもの辺り。

 カモは、大阪城公園の基本8種にヨシガモ。南外堀に♂1・♀4。 北外堀にバン1羽、オオバン2羽滞在中。セグロカモメが南外堀と北外堀飛翔。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、マヒワ、メジロ、オオタカ、ジョウビタキ、コゲラ、ヒガラ、ウグイス、キマユムシクイ、ヤマガラ、アオバト、イカル、カワラヒワ、アオジ、モズ、シメ、ハイタカ、アトリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 セグロカモメ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、カワウ、ハクセキレイ、カワセミ、コサギ、カイツブリ、ササゴイ、バン、オオバン、ユリカモメ、キセキレイ。

 
◎※どて=牛ホルモンを味噌でやや甘く煮込んだもの。大阪の立ち飲み屋にはほとんどある。上品に 「どて焼き」「どて煮」 などともいうが、立ち飲み屋でそんな注文の仕方をすると軽蔑される。正しい注文の仕方 「どて ひとつ!」
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12/16。大阪城公園 キマユムシクイ再び。 

2010年12月16日 | Weblog
 今冬一番の冷え込みとか! 寒い! 大阪城公園を回り始めて気付いた。帽子を忘れている(-_-;) 頭が冷たい。 その上、携帯まで忘れているのに気付く(>_<)!
 大事なメールなんていつも来る訳じゃない。だから忘れても影響はないだろう・・・と思いながらも、気になる。
 若い子のように夜も日も明けないという事はない。しかし、携帯が無いと何か落ち着かない。

 ☆五つ。キマユムシクイ。再び登場。数日前から、らしき奴がいるとK野さんから聞いていた。よく見つけたもんだ。(^O^)
 市民の森の中央から北部あたり。少し意識して上を探していたが、らしき鳥は見つからない。みどりのリズムに向かう途中、柳原の大将と出会う。 「いますよ」 と言う。北側の道との境目辺り。
 メジロ十数羽の中に1羽。高い木の樹冠部で双眼鏡に捕えるだけで精いっぱい。撮影などとんでもない。できれば春まで越冬し、もう少し低い位置に下りてきてほしい。

 愛の森からトイレの上辺りにカラスが騒ぐ。北外堀を超えて、本丸の方からも、鳴きながら次々集まってくる。大変な数だ。ざっと数えて70羽くらい。
 きっと何かあると探していると、トイレの裏の地面からハイタカが飛び出し木々の中を縫って見えなくなる。何かを押さえ込んでいた様子。その場には何も残っていない。飛び出す前に見つけていたらなぁー!
 でも、最近ハイタカによく出合う。

 南外堀でヨシガモ♂1羽。♀型4羽。♂は、一番やぐらの下の、ゴミや倒木が溜まっている隅に上がって休んでいたが、しばらくして泳ぎ出す。
 南東の藤棚の方に向かっている。落ち葉がたくさん浮かんでいて、コガモやヒドリガモがよく採餌している場所だ。近い距離で撮影できそうと先回りしてそっと待つ。
 三列風切もまだ伸びきっていないし、頭部の緑も鮮やかでない。年末年始くらいにはと、期待して待つことにする。
 先に楽しみがたくさんある方がいい。

●今日の観察種。情報含む。
 メジロ、シロハラ、ツグミ、カワラヒワ、シジュウカラ、ウグイス、ジョウビタキ、モズ、ヤマガラ、キマユムシクイ、シメ、アトリ、イカル、ハイタカ、キクイタダキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハクセキレイ、カイツブリ、カワセミ、バン、オオバン。
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12/14。雨上がりの空 マヒワ、ツグミが飛びまわる。

2010年12月14日 | Weblog
 午前中すっきりしない天気予報。気象庁の 「レーダー・ナウキャスト」 で確認すると、雨雲の最後は岡山を通過し、兵庫県辺りまできている。5分おきに移動する画像から、大阪を過ぎるのは7時半と予想し出かけた。
 ぴったり正解、雨が上がって空が明るくなってきた。

 雨上がりの公園も悪くない。人も少なく静かでしっとり。
 何故か1本の木にツグミが群れる。30羽もいるだろうか。ぬれた地面をキジバトが歩く。
 こんな時、鳥を見ているようで頭の中は人生を思っている。

 ジョウビタキ♂3♀1の計4羽。豊国神社前では♂♀が一緒に出てきて地面に下りたり柵にとまったりする。
 マヒワは梅林から本丸の上を約250羽の群れが飛び回る。他に蓮如前のアキニレに50羽ほど、音楽堂西側上でも20羽ほど。別れて行動しているのか、別の群れなのか分からない。

 ツグミはカウントの計166羽。多分園内にはこの2~3倍は居るだろう。シロハラはわずか7羽。ツグミに比べるとずいぶん少ない。

 カワラヒワは多くない。今日は梅林南側上桜広場、梅林、大手前で計4羽。モズは梅林と天守閣東配水池。さすがに高鳴きは聞かれなくなって出合いの確立が下がる。
 ヤマガラ4羽。二番やぐら跡から豊国神社東側へ、時々地面にも下りたり植え込みに入ったりしながら移動。メジロも混群で。

 ウグイスは豊国神社東側ほかで3羽。音楽堂西側上では植え込みの中から、目立つ枝先や伸びた草に出てくる。撮影しようとするが、ピントが合うか否かの瞬間に移動するので難しい。しばらく遊んでもらった感じ。
 ハイタカは上空飛翔し、南東の空に見えなくなる。

 大阪城公園のカモ8種のはずが、マガモが見当たらない。しかし、ヨシガモ♂が内堀蓮如前に1羽。すぐに飛び出す。南外堀でも♂1羽。先の奴かも知れない。♀型は8羽。
 カイツブリは南外堀に4羽、東外堀に2羽合わせて6羽。
 北外堀の青屋門側に清掃のボート2隻入る。カモは全く見られず。西側に一部残っているが。
 バン1羽とオオバン1羽はかろうじて観察できた。

●今日の観察種。情報含む。
 ジョウビタキ、マヒワ、ツグミ、シロハラ、カワラヒワ、モズ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、ヤマガラ、ウグイス、ハイタカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、コガモ、カルガモ、ヨシガモ、ハクセキレイ、カワウ、カイツブリ、コサギ、キセキレイ、オオバン、バン、ササゴイ。
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12/12。都市の公園に オオタカ、ハイタカ。

2010年12月12日 | Weblog
 朝の気温6度。着込んでいるのでそれほど寒くない。
 北東の森ノ宮ごみ焼却施設の高い煙突から、蒸気のような白い煙がまっすぐ上がっている。風がないので、この気温はピリッとして清々しいほど。
 少し体が慣れてきたようだ。ニュースで今年の漢字は 「暑」 とあったが、酷暑の夏が遠い出来事のよう。

 西の丸庭園の坤やぐら跡にオオタカがとまっている。日の出ごろには飛び立つ事が多く、8時過ぎても居るのは珍しい。カラスに騒がれてうるさいなぁーの感じで飛び出す。
 私の待っている大手前方向にはこないで、西外堀をかすめて再び西の丸庭園へ。

 音楽堂西側上へ向かうと、北側の高いアキニレにハイタカが飛んできてとまる。カラスたちもやってきて騒ぎまわる。ハイタカもうるさいなぁーの感じですぐに飛び立ち沖縄復帰の森へ消える。
 大都市の中央にある公園でオオタカ、ハイタカが見られるのはなかなかのもの。ともに♀と判断しているが、やはり女はたくましい! と言うのは飛躍しすぎ。

 マヒワ。今日は梅林上を群飛60羽±。他に梅林南側上桜広場南東のアキニレに4羽。豊国神社裏にも11羽。群れたり離れたりで総数はどれくらいか。
 音楽堂西側上でヒガラ1羽を見つける。ヤマガラも近くに出てくるが、ヒガラは沖縄復帰の森へ。ヤマガラはシジュウカラやエナガとの混群でもよく見るが、やはりヒガラは単独行動をしているようだ。

 南外堀をセグロカモメが2羽ゆくり飛ぶ。やがて分かれて1羽は上空へ、1羽はUターンして西へ。第二寝屋川でも飛翔1羽。その後、白でない褐色の1羽も飛ぶが識別できない。大きさは大型カモメ。
 今期時々褐色のカモメを見かける。セグロカモメの若い奴と思うが・・・・。撮影して確認したい。詳しい人なら一瞬で分かるのだろうが、5~6秒見ただけで識別する能力がない。なさけない・・・・!!

 バン、オオバン共に北外堀。ヨシガモは♀型を東外堀で観察。パンを投げる人に、マガモ、ヒドリガモなどと共に近寄ってくる。これが♂ならと思いながら撮影。
 ヨシガモが大阪城公園で、こんな近くで撮影できるとは。数年前なら、近距離で観察したくて、堺市の池に数回出かけたり、大阪府内でヨシガモが最も多く記録される、豊中の池に出かけたり種々努力したものだが。
 
●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、マヒワ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、シロハラ、オオタカ、ジョウビタキ、モズ、ヒガラ、ヤマガラ、ハイタカ、コゲラ、アトリ、アオジ、エナガ、シメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 コガモ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、カワウ、アオサギ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワセミ、コサギ、セグロカモメ、ササゴイ、ホシハジロ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、バン、オオバン、ユリカモメ、オカヨシガモ、カイツブリ。
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12/10。あーあ。オシドリが・・・・・!!

2010年12月10日 | Weblog
 昨日、自宅でパソコンに向かっていると柳原の大将から 「オシドリ見当たりません」 
 早すぎる別れの日。いつかこの日が来るのは分かっていたが・・・・・。 春までとは言わないが、せめて年が明けるまでと夢を膨らませていた。
 結局11/28~12/8まで滞在。日数11日間。
 彼は今頃、何処でどんな景色を見ているんだろう。大阪城公園で過ごした11日間を忘れないで。

 大阪城公園のドングリを袋いっぱい持って、鳥取県日野町に行ったことがある。
 オシドリの郷としてよく知られた所だ。小屋の中からのぞき窓を見ると、目前にオシドリがあふれている。とこかくオシドリだらけ。びっくり! 毎年千羽ものオシドリが越冬するそうだ。「日野 オシドリ」 で検索すると見られる。
 たった1羽なんだけど、大阪城公園で越冬するのは難しかったか・・・・残念。

 2番やぐら跡でマヒワ約70羽がアキニレに群れて採餌。真っ青な空をバックに時折飛び出す。じっとしていると低い枝まで下りてきて私を気にせず、食べるのに一生懸命。
 言ったら何んだけど、マヒワってアップで見るとそれほど可愛くないね! 何故かと思うと目付きだ。
 ジョウビタキの♀なんかよく可愛いって言われるのは、あの目付きだろう。アイリングがある方が優しい目に見える。
 でも尾の形はいい。下からシルエットで見てもキュート。

 ヨシガモは♂が見当たらず。♀型は南外堀2羽、東外堀3羽の計5羽。他のカモ8種は特に変化なし。ただし、内堀にボートが入って清掃。
 オシドリが残っていても、このボートが入ると飛去する可能性大。他のカモたちは一斉に飛び出して、北外堀など他の堀に移動することが多い。
 南外堀でカワセミ1羽。石垣にとまる。北外堀オオバン2羽確認もバン見当たらず。バンは見逃しやすい。

 ジョウビタキ今日は♂1♀2。北外堀天端でアトリ27羽が地面に下りて採餌。警戒心強くすぐに 「キョキョ」 と飛び立つ。

●今日の観察種。情報含む。
 ジョウビタキ、シロハラ、ウグイス、ツグミ、コゲラ、シジュウカラ、マヒワ、アオジ、アトリ、ヤマガラ、メジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヒヨドリ、オカヨシガモ、カルガモ、ハシビロガモ、カワウ、アオサギ、カワセミ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コサギ、コガモ、ヨシガモ、ササゴイ、ハクセキレイ、キセキレイ、マガモ、オオバン。
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