大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

5/30 霧雨の中 コメボソムシクイさえずる。

2011年05月30日 | Weblog
 梅雨に入って雨が続く。
 予報を見ていると昼ごろから、小雨、曇り。雨があがりそう。そうなると気になってじっとしていられない。出かけると霧雨が顔に。 

 ここ数日雨ばかり。毎日家にいて朝から飲んでいると、味もいまひとつ美味くない。
 そこでスーパー銭湯で汗をかこうと、これまで行った事のない朝風呂営業の湯を探して出かける。
 初日は 「三ッ島天然温泉 湯元一丁 門の湯」 門真市にあるスーパー銭湯。ジェット風呂、源泉かけ流しの壺湯など設備も一通りそろっている。
 露天風呂に入るとBGMに鳥の声が流れる。ウグイス、マミジロ、ヒガラ。もう一つのスズメのような感じの短い声の主が分からない。
 湯の中で頭を巡らすが分からない。山地で録音されたものと思うが、どうしても分からず、のぼせる前に上がる。

 次の日は 「東香里湯元 水春 長者の湯」 寝屋川市にあるスーパー銭湯。
 朝風呂でこんなに混んでいるのは初めて。駐車場も傘立てもいっぱい。中に入ると人もいっぱい。トータルの評価としては悪くない。でも何故これほどはやっているのか。
 よーく観察してみると、朝食バイキングと思われる。朝風呂営業している湯には朝食がある。普通は、朝定食5~600円程度。ここではバイキングで680円。これが人気の理由か。
 ビールは飲めないので、冷たい缶コーヒーを買って一気に飲みほして、顔が上を向くと鳥の絵が。パッチワークのように、鳥と花の絵が天井全面にある。
「うーんこの鳥は?」 ウグイスだろうと答えを出す。

 帰宅すると先ず冷蔵庫へ。うまい!やっぱり汗をかくと美味い。 「酒なくて なんのおのれが 桜かな」 
 それにしても、どこの湯に行っても鳥を見つけてしまうトリミニスト。死ぬまで、鳥と酒との縁は切れんなぁー。

 前回ブログで書いた、イソヒヨドリがくわえていた青く細長いもの。ネットで調べた結果、「ニホントカゲ」 のしっぽだった。頭部はどうしたんだろうか?いわゆる 「とかげのしっぽ切り」 で逃げられたのか。

 今日、霧雨の中、大阪城公園に着くとみどりのリズムでコメボソムシクイのさえずり。 「ジジロ・ジジロ」 悪くない。他でも聞けるだろうと思ったが、結局ここの2羽だけ。

 第二寝屋川ではコアジサシが飛び回る。時々声を出す。

 空堀に着くと早速現れたのは、イソヒヨドリの♀。しばらく様子を見たが♂には出合えず。♂♀で一生懸命餌を運んでいるのだろう。
 イソヒヨドリは、孵化後20日ほどで巣立ちするようだ。その時期が近づいているだろう。

●今日の観察種。
 コアジサシ、シジュウカラ、コメボソムシクイ、カワウ、イソヒヨドリ、ツバメ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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5/26 イソヒヨドリ、アオバト、サンコウチョウ。

2011年05月26日 | Weblog
 今日からしばらくは、すっきりしない天気予報。週末あたりには 「梅雨入り宣言」 が出るかもしれないと言っていた。

 昨夜は、明日の空模様次第で、登城するかどうか判断しようと床に付く。
 朝、目覚めて空を見ると、薄曇りながら雨は大丈夫と思える。天気予報でも降水確率20パーセント。登城する事に。
 しかし、鳥も少ないし、万が一雨に降られても・・・・と、カメラを置いて出かけようかと悩む。

 これまでの経験からすると、そんな時に限って、いい出合いにめぐり合う。 然り、サンショウクイが目前で飛び回る悔しさ・・・・。サンコウチョウが足元の円弧を描く柵にとまって、私を見上げている時のうれししさと、それを上回る悔しさ・・・・。数え上げたら限りがない。
 結論。双眼鏡一つで気軽に回る楽しさを押し殺して、リュックを肩に掛ける。

 公園に入ると、いきなり社会運動顕彰塔付近でハクセキレイに合う。 忙しそうに走り歩きながら、くちばしに一杯虫をくわえて飛び立つ。
 大阪城公園か近辺で繁殖しているのは間違いない。 昨年は人工川で巣立ち雛が盛んに餌をねだる姿も観察しているように、ハクセキレイの繁殖記録が年々増加。
 いずれ、私が鳥見できなくなる頃には、セグロセキレイと完全に逆転しているだろう。既にその兆候は種々の観察で見られる。ハクセキレイの南下はよく知られた事実。

 空堀のイソヒヨドリが出てくるのをしばらく待つ。一度出てくるがすぐに見失う。1時間ほど待ってみたがその後出てこない。知人がやってきてしばし雑談。
 前を横切るように飛ぶハトに目をやると、これがアオバト♂。先の立ち木に 「とまれ・・!とまれ・・!」 と呪文を掛けながらて目で追うが修道館の先へ見えなくなる。残念。魔法使いに生まれていれば。

 そろそろ次に回ろうか思っていると突然イソヒヨドリが現れる。くちばしに一杯虫をくわえている。トカゲかムカデか?見た目はあまり気持ち良くない! アップで見ると、イソヒヨドリ♂の背面の色に似た、青い色の10センチほどの細長い生き物。
 やがてくちばし一杯にそれらの餌をくわえて西へ飛ぶ。あれは何だろう?
 写真撮影は成功。やっぱりカメラを持ってきて良かった。

 イソヒヨドリの名前? よく言われるように、これはヒヨドリの仲間じゃない。ツグミの仲間だ。だから 「イソツグミ」 の方が本当の名前だろう。
 しかし、大都市の中で見られるように、磯以外でも生息している。越冬だけでなく繁殖まで。こうなると 「イソ」 もどうかな???

 大将からサンコウチョウの連絡をいただく。イソヒヨドリの後に行くつもりでいたら、飛騨の森から西の丸庭園に入ってしまったと。
 鳥影は薄くなったが、それなりに楽しめる大阪城公園だった。登城して良かった!が今日の印象。 
 もっとも、良くも悪くも関係なく、記録継続のために一年中通うのは日課だけれど。

●今日の観察種。情報含む。
 シジュウカラ、ハクセキレイ、メジロ、カワラヒワ、ツバメ、サンコウチョウ、イソヒヨドリ、コゲラ、アオバト、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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5/24 イソヒヨドリ 昨年に続いて繁殖か?

2011年05月24日 | Weblog
 雨が上がるのを待って、いつもより遅く出かける。洗われた新緑は一段と映え、風に揺れた梢の間から水滴が落ちる。

 朝のすがすがしさと何の脈絡もなく、頭に浮かんだ曲が、フランソワーズ・アルディの 「Comment Te Dire Adieu」 さよならを教えて。
 フランス語は愛を語るために、ドイツ語は戦のために・・・・何かで読んだ記憶がある。確かにこの、フランソワーズ・アルディの歌声を聞くと・・・ほとんどの男は心静かにいられない。

 帰宅後、久しぶりに Yuotubeで 「Comment Te Dire Adieu」 を検索して聞く。焼酎湯割りを飲みながら。
 歌詞は分からない。別れの想いらしい。愛は得恋でなく失恋。

 この時期は、アカショウビンが気になる。
 これまで十数回の記録があるが、最も多く見られているのが、西の丸庭園と音楽堂西側上で各3回ずつ。豊国神社周辺が2回。後はすべて1回のみで、弓道場、梅林南側上、教育塔裏である。
 当てずっぽうで、とりあえず待つなら、西の丸庭園か音楽堂西側上がいいだろう。もっとも野生の鳥の事、あてにはならない。

 大将から連絡いただいて空堀の西部へ。イソヒヨドリの♂が石垣にとまっている。百足のような虫を取って飛ぶ。昨年も繁殖行動が観察されているが、今年も近辺で繁殖していると思われる。

 西の丸庭園でハクセキレイ1羽、芝生の上をツバメが低く6羽。青屋門付近でホトトギスの観察情報あり。

 小学生の団体に声をかけると、徳島の鳴門からきた6年生で卒業旅行とのこと。渦潮の事なんか話しながらしばらく一緒に歩く。そう言えば同居の孫も、今日は奈良公園に遠足だった。

●今日の観察種。情報含む。
 シジュウカラ、メジロ、カルガモ、カワウ、ツバメ、ハクセキレイ、ホトトギス、イソヒヨドリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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5/21 コアジサシ 第二寝屋川を飛ぶ。

2011年05月21日 | Weblog
 静かになった公園内。聞こえる声はシジュウカラ、メジロ。例年これから鳥が少なくなってネタに困る。

 南外堀にカルガモ3羽。ササゴイ1羽。カワウ2羽。
 教育塔裏で、まーくん夫妻らに出会う。オオルリの♀1羽観察撮影とのこと。

 山里丸でアオバトが鳴く。探したが姿は見つけられない。

 第二寝屋川をコアジサシが飛ぶ。いつもの車両工場跡地で繁殖しているのだろう。近い内に観察に行くつもりだ。

●今日の観察種。情報含む。
 コアジサシ、シジュウカラ、メジロ、ササゴイ、カワウ、オオルリ、アオバト、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツバメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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5/19 テッペンカケタカ ホトトギス。

2011年05月19日 | Weblog
 カラッとした晴れ。空気が乾燥していて汗もかかず心地よい風。

 第二寝屋川をコアジサシが1羽飛ぶ。
 コアジサシのあの、小さくてスマートで、時々ホバリングして水中にまっすぐ飛びこむ姿。好きだ。
 家の近くの工場跡の更地。コアジサシの飛来を期待して待っているが、今のところコチドリのみ。

 社会運動顕彰塔、太陽の広場東の森でメボソムシクイのさえずり2カ所。空振りでなくてよかったと、城南地区へ回ると、南外堀を超えて盛んに鳴くホトトギスの声。 大きくて鋭い声だ。よしよしと、大手門から中に入り、修道館裏から豊国神社裏へ向かうが、既にホトトギスの声もない。

 しばらくすると、突然 「テッペンカケタカ」 の大声とともにホトトギスが現れてとまる。これはラッキーとカメラを向ける。そこへ散歩の人が通りかかり、ホトトギスは飛び立つと豊国神社へ。
 ちょうど大将からメールがあり。キビタキ、ホトトギスと。 ここに彼はいない。ホトトギスは別の場所でも見られたのだろうか。

 ほかにはメジロ、シジュウカラのさえずりなど。 バーダーやカメラマンなど一人も出合わず静かになった。 

●今日の観察種。情報含む。
 コアジサシ、メボソムシクイ、シジュウカラ、メジロ、ホトトギス、コゲラ、カワラヒワ、ホシハジロ、キビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

○東大阪、八尾市にある池島・福万寺遺跡(弥生時代)で、コウノトリの足跡が見つかったと新聞に。 弥生時代にはコウノトリが普通に生息していたのだろう。うれしいニュースで興味深い。 全国にある 「鶴見」 の地名の由来のツルは、コウノトリだと言われるように身近な鳥だった。
 兵庫県豊岡市のコウノトリの郷公園の文化館には、小川で牛と人と数羽のコウノトリが写っている写真が展示されている。牛を洗う横にコウノトリがいるのは、ごく当たり前のことだったのだと、写真を見るたびに思う。
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5/17 かろうじてセンダイムシクイ1羽。

2011年05月17日 | Weblog
 ますます緑が濃くなった大阪城公園。快晴でも、暑くなく一番いい時期だろう。ただし、鳥はいなくなった。
 いつも歩きながら、ブログのタイトルが思い浮かぶと、忘れないようにメモする。 今朝頭に浮かんだのが 「ムシクイの声もなし」 だった。
 それほど静かになってしまった。鳴き声で聞こえたのは、シジュウカラ、ムクドリ、スズメが多く、後はヒヨドリ、メジロ、カワラヒワくらい。

 東外堀沿いでメボソムシクイのさえずりが聞こえたような気がしたので、立ち止まってしばらく耳を澄ましていたが分からない。何度か鳴いてくれるといいのに。残念。

 いよいよムシクイの声もなし。と思っていると、南外堀東端沿いの 「※ノースロップの森」 でセンダイムシクイのさえずり。 タイトル変更。

●今日の観察種。情報含む。
シジュウカラ、メジロ、コゲラ、センダイムシクイ、カワウ、カワラヒワ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

※ノースロップの森=東外堀の東側とメイン通路の間の森。ノースロップは、米国の教育者で緑化運動普及の功績者。緑化思想を継承するために作られた森。博士は日本の緑化の恩人といわれている。全国各地にノースロップの森がある。鳥見に出かけた先で見かけるかも。
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5/15 風は心地よいが・・・・。

2011年05月15日 | Weblog
 葉が茂って緑が濃くなった。早朝の風はカラッとして清々しい5月。
 しかし、鳥は少なくなった。どこを回っても静か。一番よく聞こえたのはムクドリの 「ギュルギュル」 の声。 鳥たちは、山へでかけないと見られない時期が近付いてきたようだ。
 この時期なら当然。今頃は既に繁殖に入っているだろう夏鳥たち。大阪城公園で、うろうろしてたら相手も見つけられない。

 かろうじて、弓道場でキビタキのさえずり。センダイムシクイは東外堀沿いで1羽さえずり。
 コメボソムシクイが、豊国神社東側、元博物館、本丸庭園池の3か所でさえずる。大阪城公園の春の渡りの最後を知らせるコメボソムシクイ。これから6月ごろまで 「ジジロジジロ」 を聞かせてくれるだろう。

●今日の観察種。情報含む。
 カワラヒワ、キビタキ、シジュウカラ、センダイムシクイ、コゲラ、アカハラ、メジロ、コメボソムシクイ、ツバメ、イカル、アオバト、コサメビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ。
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5/13 サンコウチョウ、ホトトギス、アオバト、雨上がる。

2011年05月13日 | Weblog
 梅雨のように雨が続いて、朝寝朝酒朝湯の日々だった。つぶすほどの身上もないが、体がすっきりしない。ストレスがたまる。やはり大阪城公園を歩かないと不調。

 9日(月) 「市民の森にカラアカハラ」 と連絡をいただく。これは凄い! 大阪城公園恐るべし!! しかし、既に酔っぱらっていて出かける気力も体力もなく悶々と。しばらく滞在してくれる事を祈るばかり。

 10日(火) 野鳥の会の事務所からの依頼で、読売新聞社の取材に対応。 「サンコウチョウはどこにいるか」 との事。
 残念ながらまだ来ていない。今日に出てもおかしくないが、と返事をすると、「バードウイーク(※愛鳥週間)なのでそれに合わせて写真がほしい。今から出かけて探したいが、一か所ポイントを教えてほしい」という。
 素人が行って簡単に見つかるもんじゃないよと言いながら、とりあえず、愛の森から飛騨の森を探すよう返事。
 夕刻に記者から電話があり 「駄目でした」

 11日(水)飛騨の森にサンコウチョウが出る。あーあ! 運の悪い記者。1日違いで。

 12日(木) 再び記者から 「サンコウチョウは?」 と電話。 なーんだ。まだ待っていたのか。 昨日に出たと言うと 「今から飛騨の森へ行きます」 
 ちょうど鳥友からサンコウチョウが出たと聞いたので、記者を見かけたら教えてあげてほしいと依頼する。

 鳥友から、記者を見かけたので案内したと・・・・・・。ありがとうございます。感謝。
 野鳥は慣れないと、見つけるのも撮影するのも簡単じゃない。素人の記者が一人で探していてもだめだ。植物と決定的に違うのはそこ。
 「高嶺の花は何とかなるが、鳥はならない」

 ようやく晴れ☆ 今朝は、待ちかねて大阪城公園に出かける。頭の隅にあるのはカラアカハラ。
 2009年の時は、3/30初認から5/5終認まで滞在。しかし毎日見られた訳じゃない。断続的に観察されているので、再び現れる可能性はある。

 太陽の広場東の森に入ると、林床にアカハラ、シロハラ、ツグミ。 今朝は、アカハラの胸をいつもよりじっくり見る。
 今期アカハラをたくさん見てきた・・・一目見てアカハラと判断し、数を数えていただけ。胸をじっくり見ればよかった。ネェーちゃんなら、胸を見たのに・・・・。大失敗。バーダー失格。

 アカハラは、太陽の広場東の森、市民の森で計10羽。さえずりも聞かれる。太陽の広場東の森では、一緒にツグミ1羽、シロハラ1羽。
 シロハラは他に音楽堂西側上でも1羽。

 キビタキは、弓道場、音楽堂西側上、飛騨の森で♂3羽。それぞれさえずりも。
 オオルリは、弓道場で♂1羽のみ。盛んにさえずり。

  メボソムシクイは太陽の広場東の森で1羽のみ。センダイムシクイは、市民の森、西の丸庭園、豊国神社東側、元博物館で計4羽。エゾムシクイは聞かず。
 高い林の茂った樹冠部を行動するムシクイを、複数羽観察するも識別は能わず。

 西の丸庭園で、アオバト、サンコウチョウ、ホトトギス各1羽。サンコウチョウは当初西部で撮影されたが、やがて東部に現れ内堀を超えて本丸へ飛ぶ。
 ホトトギスは茶室付近へ飛び、数回 「東京特許許可局」 と鳴き、再び西へ飛ぶ。先に飛騨の森でも数回の鳴き声が聞かれたとの事。
  
 西の丸庭園北部でコサメビタキ1羽。上空をコサギが1羽、南へ飛翔。イカルの声数回。 
 空堀の西部でオオヨシキリ1羽。少しさえずりと撮影もされた。
 飛騨の森でノゴマ♀の観察情報。
 西の丸庭園でヨタカ♀の観察情報。

●今日の観察種。情報含む。
 キビタキ、オオルリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、カワラヒワ、メボソムシクイ、ツバメ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、センダイムシクイ、ホトトギス、アオバト、オオヨシキリ、サンコウチョウ、ノゴマ、コサメビタキ、イカル、ヨタカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カワウ、カルガモ、コサギ、キンクロハジロ、ホシハジロ。

※愛鳥週間=1894年にアメリカのペンシルバニア州の教育長パブコックが、毎年4月10日に行われていた植樹祭で、森林の保護者である野鳥を守ろうと「バードデー」を提唱したのが始まり。
日本では、GHQのオースチン博士の勧告で、野鳥保護思想の普及のため、日本鳥類保護連盟により、1947年から4月10日を「愛鳥の日」(バードデー)と定めた。しかし北海道などでは雪が残っていることや、夏鳥、冬鳥の時期とずれているため、昭和25年から1か月遅らせると同時に週間とし、5月10日から16日までを愛鳥週間と定めた。

★いつもこのブログに訪問いただきありがとうございます。 ホームページ 「大阪城公園鳥だより」  http://www.osakajyotori.com/ もよろしくお願いいたします。
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5/9 コルリ、ジュウイチ、オオヨシキリ、コアジサシ・・・・・。

2011年05月09日 | Weblog
 最高の気候。今日も賑う鳥たち。目にしみる新緑。

 先週の金曜、土曜と今期春の渡りはほぼ終わったと思っていた。しかしそれは第1幕の終わりだった。昨日突然、華麗に第2幕が開演した。
 今日は、第2幕の第2場。まだまだ夏鳥たちの共演が続き、杜鵑も現れ、コルリは計11羽も。西の丸庭園は休園日で残念。少なくとも4~5羽程度のコルリは残っているだろう。

 それにしても昨日のコルリには驚いた! 大阪の各地の公園でも多数のコルリが観察されている。多分大阪の空を数千羽の大きな群れが通過していったのだろう。
 こんな事は二度とないかもしれない。

情報も含め今日の主な鳥たちは、

●太陽の広場東の森~弓道場
センダイムシクイ=鳴き声多し。
アカハラ=8羽、林床で採餌。
コルリ=まだまだ残っているようだ。ここで4羽。
クロツグミ=弓道場♀1羽。
エゾムシクイ=2か所でさえずり。
キビタキ
ビンズイ
ヤブサメ=太陽の広場東の森入口付近の植え込み1羽。
シジュウカラ

●みどりのリズム~市民の森
センダイムシクイ
エゾムシクイ
シジュウカラ
アカハラ
コルリ=やはり高い木の梢で盛んにさえずる。軽やかで涼しい声。
ツツドリ=市民の森で鳴き声2羽。
ジュウイチ=市民の森でさえずり。
ツバメ

●音楽堂西側上~沖縄復帰の森
オオルリ=音楽堂西側上で♂2♀1
センダイムシクイ

●人工川~教育塔
キビタキ
カワラヒワ=タンポポの実を採餌。
シジュウカラ

●修道館~豊国神社~一番やぐら
センダイムシクイ
シジュウカラ
キビタキ
ムギマキ
コサメビタキ=一番やぐら1羽。

●梅林~梅林南側上桜広場~元ヘリポート
キビタキ
センダイムシクイ

●元博物館~天守閣東配水池
マミジロ=♂1羽。
ツツドリ
キビタキ
センダイムシクイ
エゾムシクイ
コルリ=今日もまだまだ多い。

●愛の森~飛騨の森
コルリ
センダイムシクイ
エゾムシクイ
メボソムシクイ
サンショウクイ
ノゴマ=♂1羽。昨日と同じ植え込み。
アオバト
オオヨシキリ=愛の森でよくさえずる。

●その他
ケリ=上空を鳴いて飛翔1羽。
コアジサシ=第二寝屋川を飛び回る。時々飛びこむ。

●今日の観察種。情報含む。
 センダイムシクイ、シジュウカラ、アカハラ、コルリ、クロツグミ、エゾムシクイ、キビタキ、ビンズイ、ヤブサメ、ジュウイチ、ツバメ、オオルリ、カワラヒワ、コサメビタキ、マミジロ、ムギマキ、メボソムシクイ、オオヨシキリ、ケリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 カワウ、キンクロハジロ、コアジサシ。

★★★追加情報!!!
 市民の森にカラアカハラ出現との事!! 明日は雨か・・・・(泣)
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5/8 夏鳥爆発! どうなってんねんコルリ !!

2011年05月08日 | Weblog
 正直言って、朝起きた時は、登城を止めようかと思っていた。
 スーパー銭湯に行って、のんびり風呂につかり、ビールを飲んで昼寝。娘に迎えに来てもらって・・・・・などと。
 しかし、「サンコウチョウ」 なんてメールがきたら、気が安まらない。今日あたりそろそろ出そうな気もする。
 それが恐くて、リュックを背負ってとぼとぼ大阪城公園に向かう。 これから起こるとんでもない事も知らずに。

 公園に入るや、いきなりキビタキのさえずりが数か所から。 少し進むと、センダイムシクイにエゾムシクイの声。
 「エーッ! 昨日は全く鳴いていなかったのに・・・・よしよし」
 アカハラのさえずりが各所から。 ムクドリも盛んに鳴く。シジュウカラも盛んに鳴く。とうとうメボソムシクイの声まで。四方から鳥の声、ワーッ戸隠の朝みたい!

 太陽の広場東の森からいい声が。コマドリか?コルリか? 耳を澄ましていると少年がやって来て、「これはコマドリですか?」 「おっちゃんも悩んでるんや?。コルリならチッチッチッの声で始まるんやけど」
  「チッチッチッと言ってた!」 と少年。 それならコルリで間違いなしや。 しかし林の高い樹間から聞こえるのが気になる。コルリがそんな高いところでさえずるか。姿を確認しないと。
 その時突然下りてきた鳥が、林床の灌木の影に。コルリだ!!

 少年が、「クロツグミが見たくて来たんです」 と言う。よっしゃ!見たらケータイしたる。 ところが、「携帯持ってないんです」
 「でも今晩買ってもらう事になってます」 そうか、初めての携帯。嬉しいやろなー。初めてのコルリとどっちが嬉しいやろか。
 そら携帯やろな! 私も、デートと鳥と比べたら、瞬時に彼女の方をとるもんなー。などとくだん事を思いながら音楽堂西側上から城南地区に回る。
 回る内にどんどん出てくる。やがて、コルリは十数羽。ノゴマも出た・・・・。マミチャジナイにサンショウクイも出た。ミゾゴイも出た、観察情報が次々と。
 
 昨日まで、夏枯れや鳥影なしと書いてきたが、今日はどうなってんねん!!!びっくり!びっくり! 夏鳥は爆発だ!(太郎風に)
 だから野鳥は分からない。だから野鳥は面白い。

○コルリ=太陽の広場東の森、市民の森、みどりのリズム、天守閣東配水池、豊国神社裏、修道館裏、西の丸庭園、元博物館裏、飛騨の森などで計23羽。一日のこれだけのコルリが観察されるとは!信じられん!。大阪城公園はコルリだらけ!
○ノゴマ=飛騨の森、西の丸庭園で各1羽。
○キビタキ=社会運動顕彰塔、弓道場、みどりのリズム、市民の森、沖縄復帰の森、西の丸庭園、梅林南側上桜広場、豊国神社、飛騨の森と18羽。これも大阪城公園はキビタキだらけ。
○センダイムシクイ=元博物館裏、社会運動顕彰塔、太陽の広場東の森、市民の森、みどりのリズム、東外堀沿い藤棚、梅林南側上桜広場、西の丸庭園など園内各所で 「チヨチヨビー」 
○エゾムシクイ=太陽の広場東の森、市民の森、梅林南側上桜広場、西の丸庭園などで 「ヒーツーキー」 
○メボソムシクイ=市民の森、みどりのリズム、天守閣東配水池で各1羽がさえずり。春の渡り終焉の使者がやってきた。
○マミチャジナイ=市民の森北部で♂♀各1羽の観察情報。
○オオルリ=♂1羽、梅林南側上。早く山へ行かないと!嫁さん見つけられないでー!と尻を叩きたい。
○サンショウクイ=市民の森で♂1羽観察情報。
○ミゾゴイ=元博物館で観察情報。

●今日の観察種。情報含む。
 キビタキ、センダイムシクイ、シジュウカラ、アカハラ、コルリ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、マミジロ、ツバメ、オオルリ、コゲラ、カワラヒワ、ノゴマ、マミチャジナイ、サンショウクイ、クロツグミ、アオジ、クロジ、ツグミ、シロハラ、ビンズイ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハクセキレイ、カワウ、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コサギ、ミゾゴイ。

※ 羽数は、当然のことながら私がすべて確認したものではありません。多くの観察情報を合わせたものです。誤認、重複なども考えられます。一方、すべての植え込みを確認することもできず、当然、見逃されたものもあると思われます。
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