大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

センダイムシクイ到着しました♪♪ 2021.3.29

2021年03月29日 | Weblog
 朝に出掛ける用意をしているときスマホが鳴る。Kさんだ、太陽の広場東の森でセンダイムシクイがさえずっていると。続報で2羽がさえずり始めたと。
 準備の手を早めて大阪城公園に向かう。いよいよ来たか!センダイムシクイ。早い。

 過去の記録を開くと、センダイムシクイが3月中に到着したのは2回しかない。
・2017年3月30日 1羽 豊国神社東
・2019年3月30西 4羽 沖縄復帰の森、音楽堂西側上。
 3月に到着は、今回で3回目になる。

 夏鳥到着で言えばツバメが一番は変わりない。そしてセンダイムシクイも早い。
 サクラ満開で人出でにぎわう。誰の句だったか。
 「散る桜、残る桜も 散る桜」

・メジロ 34羽 各所
・シロハラ 10羽 太陽の広場東の森ほか
・ツグミ 15羽 太陽の広場東の森ほか
・トラツグミ 2羽 太陽の広場東の森、一番やぐら。
・センダイムシクイ 2羽 太陽の広場東の森 さえずりも
・カワラヒワ 4羽 みどりのリズム
・アトリ 27羽 太陽の広場東の森
・ツバメ 4羽 南外堀、内堀、梅林
・ウグイス 2羽 南外堀、大手前ではさえずり

 あまりの人の多さに早めに切り上げて、逃げるように帰宅。土日はもっと多かったのだろう。

・ヒドリガモ 18羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・マガモ 3羽 東外堀、内堀
・キンクロハジロ 91羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・オオバン 30羽 東外堀。南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ハクセキレイ 6羽 各所
・カルガモ 7羽 東外堀、西外堀、北外堀、第二寝屋川
・コガモ 14羽 南外堀、西外堀、内堀
・カワウ 11羽
・カイツブリ 1羽 西外堀
・オカヨシガモ 9羽 内堀、北外堀
・ハシビロガモ 2羽 北外堀
・ホシハジロ 2羽 北外堀

※追加情報 アカハラ=青屋門と梅林 ルリビタキ♂=飛騨の森 ヨシガモ♂=内堀 シメ=梅林。

■■センダイムシクイ(2000.5.6 音楽堂西側上)
 この写真もやっぱり60~70点。ムシクイは80点以上の写真を撮るのが難しい。影響は別として繁殖地であれば撮れるだろうが、通過地点である大阪城公園でのムシクイの行動は実に落ち着きがなく、片時もじっとしていないので撮影は困難を極める。
 撮影でも悩むが、それより第1段階の識別でも悩む。今回は確実な鳴声で確認できたので識別に問題はなかった。しかし鳴き声がない場合、多くの識別ポイントも野外では必ずしも確認できるものではない。各種の図鑑も解説者の微妙な表現で説明されており、現実には役に立たないことが多い。
 センダイムシクイの場合はとりあえず頭央線の確認が一番。次に上面の色合い。緑色味の強いオリーブ色、下嘴の色、そして下尾筒の黄色味が強いという点である。
 ただしこれらの点も、他の二種に比べてということであるから、やはりムシクイを見た絶対数の多いことが何より強みになる。緑色味の強いオリーブ色や、下尾筒の黄色味が強いなどは光線の具合や、ちょっとした角度その他の条件で大きく変化する。
 多く見ることで微妙な違いが分かるようになってくる。また自分なりの見かたのポイントもできてくるものだ。
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春満開 全てに翼をさずけよう。2021.3.26

2021年03月26日 | Weblog
 いつもの上着を着てきたら、大阪城公園に着いただけで汗をかく。サクラ満開で人出が多い。人が多いのは好きでないが仕方ない。

 今、待ち遠しい事がある。もちろん一番は春の渡りの鳥たちに出合う事。
 次は F1 の開幕。今晩にバーレーンで2021年の第1戦がスタート。今年はホンダ最後の年、どうしてもワールドチャンピオンを取ってほしい。そして7年ぶりに誕生した日本人ドラバー角田選手の活躍も。
 数日前から眠れない。周りの声も耳に届かない。レッドブルホンダの開幕戦優勝。これしかない!!!!!!! 今夜8時30分。

 三つ目は阪神タイガースの佐藤選手。強烈な特大ホームランが魅力。一部のネットでは松井やイチローなどのようなスター選手になるだろうと言われている。

 少し前にF1 好きの鳥友からラインが届いた。ちょうどF 1 開幕前テスト走行の日だった。
「今日からDAZNでF1を観戦しています。今から角田君が走ります」
「えー! DAZN加入したんかぃ!!」 

 私は飛び起き夢遊病者になってパソコンを起動。たまらず即DAZNに加入。
 これでF1も、野球も、TV放映関係なしに見られる。実は、すこし前から今年1年間だけでも加入しようかなと迷っていた。彼からのラインは私の背中を強く押した。

 今年は、オリンピックが大成功して世界の人々に夢が与えられるように心から応援している。
 昨日の聖火リレーのスタート。あの大震災を思い、胸がいっぱいになってにじむ涙を抑えられなかった。

 そして今春は、マミジロキビタキが目の前に現れる。ホンダがチャンピオンを獲得する。阪神が優勝する。こんな夢をいっぱいにして春に酔っている。

・ツグミ 9羽 水上バス乗り場、南外堀ぞいほか
・シロハラ 18羽 水上バス乗り場、市民の森、音楽堂西側上ほか
・モズ ♀1羽 市民の森 地面から飛び上がって10センチくらいのものをくわえて食べる。ミミズのようにすっきり長いものでない。バッタ風でもこの時期なので。
・アトリ 20羽+ みどりのリズム
・エナガ 4羽 ピースおおさか、飛騨の森
・トラツグミ 1羽 一番やぐら
・マヒワ 50羽+ 市民の森、みどりのリズムほか
・アオジ 1羽 音楽堂西側上 大将が、いい声でさえずっているという。横にいる私にはまったく聞こえない。
・シジュウカラ 6羽 各所
・ツバメ 3羽 南外堀、梅林の上空飛翔
・メジロ 8羽 各所
・ジョウビタキ ♀1羽 一番やぐら
・ハシブトガラス 沖縄復帰の森で2度頭を蹴られる。繁殖が始まった。小枝を頭にかざして歩く時期がきた。
 
・ヒドリガモ 17羽 東外堀8・西外堀5・内堀4
・マガモ 3羽 東外堀1・第二寝屋川2
・カルガモ 6羽 東外堀2・南外堀3・内堀1
・キンクロハジロ 103羽 東外堀3・南外堀48・西外堀9・内堀3・北外堀70
・ホシハジロ 南外堀1羽
・オオバン 40羽 すべての堀
・ハクセキレイ 6羽 東外堀ほか
・コガモ 11羽 南外堀8・内堀1・北外堀2。南外堀では、ハクセキレイに追われ水面を円弧を描いて逃げ飛ぶ。
・カイツブリ 3羽 西外堀
・オカヨシガモ ♂1羽 内堀
・ゴイサギ 4羽 北外堀
・ハシビロガモ 5羽 北外堀
・カワウ 4羽 第二寝屋川
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川

 いつものように観察が終わってサクラの下で飲む。満開前なのにわずかに花びらが舞い膝に落ちる。少しずつ酔っていくのが分かる。74歳の春。

●今日の観察種。
 ツグミ、シロハラ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ハクセキレイ、モズ、アトリ、エナガ、トラツグミ、マヒワ、アオジ、シジュウカラ、ツバメ、カイツブリ、メジロ、ジョウビタキ、ゴイサギ、カワウ、セグロカモメ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■カワラヒワ(1992.1.2 梅林東側)
 大阪城公園では冬鳥と同じで、秋になると十数羽の群が「キリキリ・コロコロ」と鳴きながら飛び回ったり、梢にとまり「ジュイーン」と鳴き交わしたりしている姿を見ることができる。
 スズメと同じように、鳥友なかまには軽んじられて人気はなく、声を聞いただけでカワラヒワかと双眼鏡を目に当てようともしない。
 木の上部で種子を食べていたかと思うと、地上に下りて歩いていたり、鳴きながら堀を超えて飛んで行ったりして行動は多彩。光線の状態では黄色が鮮やかに輝いてはっとするほど美しく見えることもある。
 人は勝手なもので、数が多いだけで人気はないが、まれな鳥だったら次のように言って追いかけるに違いない。
 ピンク色のくちばしが目付きの鋭さを和らげ、優しさとたくましさの調和を感じさせる表情。頭部から背面にかけてオリーブ褐色の不思議な色合いが魅力的で、鮮やかな黄色がポイントとなって全体を引き締める。渋さの中に目立つ色をバランスさせた、絶妙の配色をもった美しい鳥。  
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緋レンジャク・サクラ 6羽 2021.3.22

2021年03月22日 | Weblog
 最高気温はそれほどでもないが、最低気温もほどほど。私にはちょうどいい。

 先日レンジャク観察の時、昔からの知り合いである大西さんと出会った。
 彼は 「日本の野鳥650 平凡社」 の解説も書いている方で、この図鑑をお持ちの方はおなじみだろう。
 立ち話のなかで、昨年末に交雑種アカハジロ×ホシハジロ♀を内堀で観察したという。

 私の頭では記憶になく、帰宅後記録を開いたが載っていない。彼に写真とともに観察結果を送ってもらって記録に追加した。(初認2020.12.24 終認2021.3.2 内堀)
 それにしても下尾筒の白など目に付きそうなのに、まったく見逃していたとは情けない。相変わらずいい加減な酔っぱらいバーダーである。

 春の渡りが近付いてきた。例年のようにそろそろ来そうな鳥の過去3年の初認記録。
・オオルリ 2018年は4/2 2019年は4/4 2020年は4/4
・キビタキ 2018年は4/3 2019年は4/7 2020年は4/15
・センダイムシクイ 2018年は4/2 2019年は3/30 2020年は4/2
 待ち遠しい春の渡り、やはりセンダイムシクイが一番か。 

● カモはますます減少。
・ヒドリガモ 18羽 東外堀10・内堀2・北外堀6。北外堀に落鳥1羽。
・オオバン 41羽 東外堀3・南外堀4・西外堀13・内堀12・北外堀9。いつも見られる第二寝屋川で1羽も見られなかった。
・キンクロハジロ 94羽 南外堀25・東外堀4・北外堀61
・ハクセキレイ 7羽 各所
・カワウ 11羽
・マガモ 6羽 南外堀、内堀、北外堀
・コガモ 16羽 南外堀6・内堀9・北外堀1
・カルガモ 9羽 南外堀3・内堀2・北外堀4
・ヒドリガモ 21羽 東外堀10・内堀2・北外堀9
・カイツブリ 3羽 西外堀
・オカヨシガモ 4羽 内堀、第二寝屋川
・ゴイサギ 4羽 北外堀
・コサギ 2羽 第二寝屋川
・ハシビロガモ 16羽 北外堀
・キセキレイ 1羽 内堀
・セグロカモメ 2羽 第二寝屋川

● アトリやマヒワなど冬鳥もまだ残っいる。
・シロハラ 11羽 各所
・ツグミ 10羽 各所
・シジュウカラ 8羽 各所
・アトリ 11羽 みどりのリズム、市民の森。
・モズ ♀1羽 市民の森
・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・エナガ 3羽 ピースおおさかほか
・マヒワ 38羽 南外堀ほか
・ヒレンジャク 6羽 南外堀沿い。サクラにもとまったがとカメラマンの話し。常時見られるのでなく居なくなるとしばらく出てこないと。
・ツバメ 15羽 南外堀、上空飛翔ほか
・トラツグミ 2羽 豊国神社裏、一番やぐら。豊国神社裏の工事通行止めは終わっていたので久しぶりに歩く。
・ウグイス 1羽 一番やぐら
・ハイタカ 1羽 上空飛翔
・アカハラ 1羽 青屋門
・キクイタダキ 2羽 沖縄復帰の森。
・チョウゲンボウ 2羽 第二寝屋川上空飛翔。

●今日の観察種
 シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、ハクセキレイ、アトリ、モズ、アオジ、エナガ、マヒワ、ヒレンジャク、カワウ、ツバメ、カイツブリ、トラツグミ、ウグイス、ハイタカ、アカハラ、キクイタダキ、チョウゲンボウ。

■■メジロガモ(①~③2000.12.31 ④2001.1.1 北外堀)
 大阪城公園という限られた場所をテーマとして記録していることに喜びを感じる。今日のメジロガモとの出合いである。
 いつものように伏見やぐら跡から京橋口方向の北外堀に休むカモの群れをカウントしていると「違うな」と感じさせる1羽を見つける。双眼鏡に目を押し付けて動きを追ってみるが遠くてはっきりしない。
 しかしホシハジロやキンクロハジロではない。下尾筒の白から、頭の隅にメジロガモも浮かぶが遠くて断言できない。ただ「違うな」だけがはっきり感じられるだけ。
 横にいたO氏に「ちょっと違う奴がいる。帰る時に横を通るのでその時に確認する」と話して別れる。カモならあわてることはない。あの様子なら30分や1時間くらいで飛び立つことはないと経験が判断する。
 天守閣東配水池を観察して車に戻り準備をしていると、さきのO氏から携帯電話で「分からないけど、確かに違うのがいます」と連絡が入った。
 元自衛隊のあった側から見ると、双眼鏡で十分確認できる距離である。目や下尾筒の白が目立ちメジロガモと確認できるが、図鑑や昨年南外堀で見た成鳥のように全身赤茶色でなく、脇に白っぽい部分もあり一見悩んだ。若いのか交雑なのかの判断がつかない。
 昨年の成鳥のあの輝く海老茶色が乏しいので迷う。日本野鳥の会大阪支部の識別委員でもあるK氏に電話して相談してみると、鶴見緑地に出ているメジロガモの若い個体が同様の特徴があるとのこと。
 断言できないが、珍しいカモが大阪市内にやってきて特徴が似ているとすれば同一個体と判断することもできるだろう。アカハシハジロの例もあり、鶴見緑地と大阪城公園の距離なら、かなり自由に行き来しているのではないか。
 とりあえず撮影してから情報公開することにして、数本の撮影を済ませ昼食も済ませた後、二人で手分けして数十人に電話連絡した。やがて小雨が降り出し、木陰で雨宿りして待ったが誰もくる気配もなく帰宅する。地味なカモは人気がない。
 一人になると、メジロガモが再びやって来るという想像もできない事に遭遇したことに、胸の芯が小さくうずき、大阪城公園という限られた場所をテーマとして記録している事に深い喜びを感じた。
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ウグイスさえずり3羽 2021.3.18

2021年03月18日 | Weblog
 サクラも開き始めている。大阪城公園にも春が来ている。
 陽ざしにいると結構暖かい。そろそろ湯割り焼酎の持参も不要かなと思う。

 今朝は春の中にいる事を実感する。この時期に兵庫の酒蔵レストランで飲んだことがある。コースに 「山菜にがみ鍋」 との小鍋が出た。内容は、茗荷、芹、蕨、菜の花、蕗の薹。
 まさに春の野菜。新芽に苦味がある。これをつまみながら飲む酒のうまい事。ちょっとした苦味をうまいと感じる年齢になった。

 「春の皿には苦味を盛れ」 や 「春は苦味を食え」 の言葉が言葉がある。それなりの効能があるのだろうが、何より春を感じるのがいい。

 酔って窓の方に目をやる。格子の間に枝垂桜。オオルリ、キビタキの飛来を待って苦味をあてに盃を重ね春の到来を知る。
 「苦味や オオルリまって 盃と」  鳥鳥子
 「枝垂桜 辛口の酒と 灘五郷」 鳥鳥子

 エルポソ フエテックというお土産を頂いた。ごく簡単にいうとスペイン産の白カビの付いたサラミ。薄く切って酒のあてにすると実に奥深い味と香り。
 この白カビ臭がたまらなくいい。酒飲みの仲間♪ 一度食べてみては。

◎ カモのますます減少は春の知らせ。
・ヒドリガモ 23羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ホシハジロ 11羽 南外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 109羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・オオバン 67羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
・カワウ 10羽 東外堀、西外堀、梅林上空飛翔、第二寝屋川 
・コガモ 12羽 南外堀、内堀
・カイツブリ 3羽 西外堀
・ハシビロガモ 9羽 北外堀
・ハクセキレイ 7羽 各所

◎ウグイスのさえずりも。
・モズ 2羽 太陽の広場東の森と市民の森、共に♀
・ツグミ 11羽 各所 
・シロハラ 7羽 各所
・マヒワ 21羽 みどりのリズム、沖縄復帰の森。
・アトリ 51羽 もみじ園、音楽堂西側上、豊国神社東。豊国神社東では42羽が地面で採餌。時々驚いたように一斉に飛び上がるが、しばらくすると次々と下りてくる。
・エナガ 5羽 音楽堂西側上、沖縄復帰の森、大手前
・シジュウカラ8羽
・メジロ 20羽
・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・ヤマガラ 3羽 沖縄復帰の森、元射撃場
・トラツグミ 1羽 豊国神社裏
・ツバメ 8羽 南外堀、内堀。
・ヒレンジャク 7羽 西外堀を北へ飛翔との観察情報。南外堀で3羽が観察されているので同一か。
・キレンジャク 1羽 西外堀を北へ飛翔。ヒレンジャクと同じ。
・ウグイス 3羽 教育塔、豊国神社、一番やぐら すべてさえずり。まだ上手でないが春を感じる声。
・ジョウビタキ 2羽 一番やぐら、内堀沿い
・カワラヒワ 3羽 内堀沿い
※ 追加情報 チョウゲンボウ1羽 南外堀

■■マヒワ(1994.3.21 豊国神社東側一番やぐら)
 マヒワを見たとの話を耳にしたので、朝から飛騨の森で待ち続けた。既に7時間以上は経過しているだろう。いっこうに出てくる気配もなく、疲れきって座り込んでいた。
 そこへ音楽堂西側上で見たという人や、豊国神社東側で見たという人の話が伝わってくる。気にはなるが、疲れていて重たいカメラ一式を担いでそこまで探しに行く気力が出ない。
 行ったところで、出合える確率は数パーセントもないだろう。腰を上げる気にならない。それでも心の底では行くべきだとの思いもあり葛藤している。
 悩んでいたが、やっと腰を上げる気になった。近くにいる鳥友たちに多分空振りだろうが、とりあえず行ってみると声をかけて歩き出した。機材の重さが肩に食い込む。
 やっとの思いで豊国神社東側の一番やぐらまでたどり着き、カメラの準備ができるや否や飛び出して枝にとまったのがマヒワだ。
 驚き興奮。待ち続けていたマヒワが現れた。鳥友たちに無線で連絡するのももどかしく、ファインダーに集中した。疲れはその瞬間に消えていた。
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大阪城公園の鳥の春 ヒレンジャク1羽に 2021.3.15

2021年03月15日 | Weblog
 もう春、それとも既に春。豊国神社からウグイスの春を告げる声を聞いた。
 
 ユキヤナギや白い花が目に付く。出勤途上かOLが花にスマートホンをかざしているのも見る。ハクモクレンかコブシか。分からないが春を感じて素晴らしい。
 先に東外堀沿いでよく見られたマヒワ。このブログに書いたヒマラヤスギは間違い。メタセコイヤが正解。以前ひでキングに確認した記憶がある。

 先日届いた「私たちの自然」3・4月号(日本鳥類保護連盟) を読んでいるとちょっと気になる面白い事に気付いた。

 (山階鳥類研究所のこれまでと今後)の記事の中に 「足環の回収で明らかになった日本の渡り鳥の行き先」 と言う図があった。
 夏鳥の行き先を見ると多くの線が重なって太くなっているのはフィリピン方面。これは分かる。意外と中国大陸には少ない。

 これは標識調査なので、回収報告がもらえる地域でないと記録できない事を勘案しないといけないのだろう。
 オーストラリアの南東部にもほどほど線が伸びている。シギチではないかと思ったが夏鳥とあるのでオオジシギしか思いつかない。これはどんな鳥なんだろう。

 そして一番気になったのは、日本各地から太い線が太平洋の真ん中辺りに集中している。無人島では回収報告がない。なのでハワイしか思い付かない。だとするとハワイと行き来する多くの夏鳥って何?思いつかない。何だろう!
 むりむり考えた答えは海鳥?夏鳥の海鳥? この図を眺めていると疑問と夢が広がって飽きない。ぜひ、ハワイと日本を行き来する夏鳥はなにか?教えてほしい。

・ツグミ 18羽 各所
・シロハラ 8羽 各所
・モズ 2羽 太陽の広場東の森、市民の森
・カワラヒワ 2羽 太陽の広場東の森
・ヒドリガモ 16羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・カルガモ 8羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・オカヨシガモ 6羽 東外堀、南外堀
・オオバン 35 すべての堀
・ハシブトガラス みどりのリズムでが巣材をくわえて運んでいる。
・アオジ 4羽 音楽堂西側上
・シジュウカラ 9羽 
・ハクセキレイ 12羽
・ホシハジロ 14羽 南外堀、北外堀
・キンクロハジロ 96羽 南外堀、西外堀、東外堀、北外堀、内堀
・カイツブリ 1羽 南外堀
・コガモ 15羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ヒレンジャク 1羽 南外堀教育塔側
・アトリ 30羽+ 二番やぐら跡
・マヒワ 30羽+ 元射撃場
・トラツグミ 2羽 太陽の広場東の森、豊国神社裏
・エナガ 7羽 沖縄復帰の森ほか
・ジョウビタキ 六番やぐら
・ウグイス 2羽 豊国神社で大きな声でさえずり
・ハシボソガラス 4羽 青屋門、第二寝屋川
・ハシビロガモ 14羽 北外堀
・ツバメ 1羽 北外堀
・コゲラ 3羽 市民の森、飛騨の森
・メジロ 18羽 沖縄復帰の森ほか
・カワウ 8羽 西外堀、第二寝屋川
・セグロカモメ 4羽 第二寝屋川
・ゴイサギ 6羽 北外堀
・アオサギ 1羽 北外堀
●今日の観察種
 ツグミ、シロハラ、モズ、カワラヒワ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、アオジ、シジュウカラ、ハクセキレイ、カイツブリ、ヒレンジャク、アトリ、マヒワ、トラツグミ、エナガ、ジョウビタキ、ウグイス、ツバメ、コゲラ、メジロ、カワウ、セグロカモメ、ゴイサギ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、アカハラ。

※追加情報 アカハラ1羽青屋門。トラツグミ1羽一番やぐら。

■■ツグミ(1994.3.21 梅林南側)
 飛来した当初は、地表に下りずに枝にとまっていることが多い。
 やがて地面で採餌する姿がいたるところで見られるようになり、枝にとまっていることが少なくなる。
 その後、春がきて飛去する時期が近づくと再び枝にとまっている姿も目にするようになる。
 枝にとまって遠くを見つめる姿は、出発する日を計っているのか。仲間との再会を思っているのか。遠いシベリアの地に思いを馳せているのか。
 目付きや仕草から感じるのだろう、ツグミは何故か思慮深い鳥に思えてしまう。
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キレンジャク・ヒレンジャク 飛咲花 2021.3.11 

2021年03月11日 | Weblog
 今日は東北大震災からちょうど10年。何もできないが忘れてはいけない。このブログに書いて今も終わっていない事を発信したい。
 10年前、大阪にいた私はすべてを理解していなかった。時間の経過とともにニュースで知って驚きと限界を知った。
 その後当時仙台に住んでいたという方から多くの話しを聞いた。私の人生で忘れられない出来事のひとつになった。

・ツグミ 10羽 各所。結構フレンドリーに。
・シロハラ 9羽 各所。
・モズ 1羽 ♀太陽の広場東の森。スズメに突っ込んだが空振り。
・ヒレンジャク 10羽 南外堀の教育塔側。
・キレンジャク 2羽 ヒレンジャクと同じ。

 レンジャクの飛翔写真を撮影しようとしたが、簡単にはいかない。望遠でファインダーとらえるのも難しい、捕らえてもピントは背景に持っていかれる。ほとんど無理。
 結局 「千三つ」 状態。連射連射の無駄打ち。ただひたすら連射し後は運まかせ。
 後に確認してみる僅かに写っているのもある。よしとしよう。

・マヒワ 12羽 東外堀南端のヒマラヤスギの元に下りて採餌。結構近くに下りてくるが一般の通行人などで一気に飛び立つ。もう少し長く滞在してくれれば人馴れするんだけど。
 ヒマラヤスギの種を食べているとの事。

・アトリ 音楽堂西側上小道に16羽 私に驚いて近くの木に飛び上がったが、ちょうど見える枝にとまった1羽を見てに驚く。
 おー!これは? 頭は真黒、胸に橙色がはっきりと。凄いのを見たと一瞬思わせる粋な奴だった。これまでで初めてと言える凄い奴だった。

・アオジ 2羽 音楽堂西側上
・シジュウカラ 8羽
・ウグイス 3羽 音楽堂西側上2と豊国神社1。すべて稚拙ながら春のさえずり。悪くない。
・エナガ 4羽 音楽堂西側上ほか。
・ジョウビタキ 7羽 ♂1♀2 梅林、天守閣東側配水池、本丸日本庭園池ほか
・チョウゲンボウ 1羽 南外堀南西府警本部
・ツバメ 1羽 南外堀 レンジャク観察時飛び回る
・ヤマガラ 1羽 音楽堂西側上
・トラツグミ 2羽 みどりのリズム、豊国神社裏

 大阪城公園の森之宮入口近くにベニバナスモモが満開。これがサクラと同じ。東外堀沿いにアーモンドが満開。これもサクラの様。
 大阪城公園駅近くの白い花にヒヨドリが嘴を突っ込んんでいる。コブシかハクモクレンか。今だに分からない。花の季節。

 レンジャクの飛翔写真。開いた尾羽が空に透けて美しい。尾羽の端はそれぞれ赤か黄が素晴らしく光る。
 飛び立つタカの尾羽の白いのを、飛咲花(ひさくばな)と表現する。飛んで咲く花。
 タカ以外の鳥もそのように表現するのか知らないが、レンジャクの飛翔写真をみていると、黄色も赤色も飛咲花!!

・ヒドリガモ 21羽 東外堀、西外堀、内堀
・マガモ 4羽 東外堀、内堀
・キンクロハジロ 125羽 東外堀、南外堀、西外堀、第二寝屋川、内堀、北外堀
・オオバン 85羽 すべての堀で観察も、第二寝屋川で52羽でびっくり!たまたま集まっていたのか。
・カワウ 7羽 西外堀ほか。
・カルガモ 4羽 東外堀、西外堀
・ハクセキレイ 8羽
・コガモ 15羽 南外堀、内堀
・ホシハジロ 61羽 南外堀、内堀、北外堀
・カワセミ 本丸日本庭園池
・ゴイサギ 5羽
・アオサギ 1羽 北外堀
・ハシビロガモ 17羽 北外堀
・オカヨシガモ 1羽 北外堀
・ユリカモメ 1羽 北外堀着水
・セグロカモメ 2羽 第二寝屋川飛翔

●今日の観察種
 ツグミ、シロハラ、モズ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワウ、ハクセキレイ、キレンジャク、ヒレンジャク、マヒワ、アトリ、アオジ、シジュウカラ、ウグイス、エナガ、トラツグミ、カワセミ、ジョウビタキ、チョウゲンボウ、ツバメ、ヤマガラ、ゴイサギ、アオサギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■クロジ(2008.4.15 市民の森)
 なかなかすっきり写真が撮りにくいグループがある。ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロなどエンベリザだ。行動範囲が広く同じと事にとどまっていることが少ない。驚いて飛び立っても再び同じ所に戻ってこない。もちろん大阪城公園での記録が少ないことが大きな理由だが。
 今回はデジタルカメラを持ち歩いていることで撮影できた。何度も同じことを書いているが、かつて銀塩では考えられない。600ミリを手持で撮影しているのだ。感度は1600ブレ防止だ。しかもかなり遠かったのでトリミングしている。
 次はもっと感度を上げてもシャープに出ることや、画素数が増えて極端なトリミングも可能になることを期待する。ただし容量が大きくなり過ぎて他の面で困るだろうが。
 デジタルカメラの進化の目的ははっきりしているが、クロジの全身真っ黒。すすけたような黒は何のため。緑の中ではけっこう目立つ。進化の目的は何だったのだろうか。
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キレンジャク・ヒレンジャク 2021.3.9

2021年03月09日 | Weblog
 パソコン起動すると、初めに出てくる画面の絵が定期的に変わる。今回はフクロウの仲間2羽の写真。アナホリフクロウではないかと思うが・・・。

 スマホをかざすと瞬時に鳥の名が出てくるアプリができないだろうか。最初は顔や全身が入っていないと識別できなくても、徐々に改良されて体だけでもとか下面の写真でも鳥名が出る。もっと進化すると尾だけでもとか、体のごく一部でもOK。

 さらにはカメラに内蔵され撮影すると自動的に他のデーターとともに鳥名も記録される。
 そうなると識別で悩むことは無くなる。
 図鑑をひっくり返してあれやこれやと調べるのも楽しいかも知れないがすぐに判明するのもいい。こんな野鳥アプリを開発してくれないだろうか。

 大阪城公園も春。朝はやや肌寒かったが陽ざしとともに春の心地。
 今朝もレンジャク。南外堀の教育塔藤棚周辺。堀の中に飛び出して、時には対岸の木にとまる。キレンジャクが1羽とヒレンジャクが8羽。

 自衛隊の 「第36普通科連隊」 が装甲車やジープ風車両数十台を並べ、内堀にはボートが走り石垣にも隊員。訓練というか展示というか。
 カモが日々減少。春が近ずく。

・ツグミ 19羽 各所、シロハラより目立つ。
・シロハラ 12羽 各所。
・トラツグミ 2羽 太陽の広場東の森と一番やぐら。今期越冬のトラツグミはいずれも警戒心の強いタイプだったが、今朝の太陽の広場東の森では20メートルくらい離れた場所で観察していたが、全く気にする様子ではなかった。
・カイツブリ 4羽 東外堀、西外堀
・カルガモ 10羽 東外堀、南外堀、北外堀、第二寝屋川
・ハクセキレイ 14羽 各所
・ツバメ 1羽 東外堀
・オオバン 60羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川。特に第二寝屋川に多く
・ホシハジロ 68羽 南外堀、北外堀
・キンクロハジロ 151羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・ヒドリガモ 20羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
・マガモ 6羽 東外堀、西外堀、北外堀
・コガモ 11羽 東外堀、西外堀、内堀、第二寝屋川
・ウグイス 3羽 元射撃場、豊国神社裏、大手前では稚拙なさえずり
・アトリ 2羽 豊国神社裏
・アカハラ 1羽 青屋門
・カワウ 15羽 西外堀、第二寝屋川
・ジョウビタキ 1羽 ♂空堀
・オカヨシガモ 5羽 内堀、第二寝屋川
・モズ 1羽 ♂愛の森
・ゴイサギ 5羽 北外堀
・ハシビロガモ 36羽 北外堀
・セグロカモメ 2羽 第二寝屋川
※追加情報 トラツグミ豊国神社裏。マヒワ3音楽堂西側上。ミサゴ北外堀上空飛翔。カシラダカ玉造口西側。

 レンジャクの所でKさんに声を掛けられ一瞬誰か? 失顔症の上マスクをしているとほとんど分からない。声を掛けられたからかろうじて分かったが。
 同所で大将が手持ちぶたさ、・・・何とカメラを忘れたという。彼にしては珍しい。元気に見えても還暦も遠くない。先輩として警告すると「自分でも驚くほど忘れものが増える」
 酒の会理事長とも出会った。キレンジャクの飛翔写真撮影成功。シャープに写っているキレンジャク。お互い呑み助の会話が落ち着く。 

☆鳥ことば☆ 
・キビタキ 自己愛。美しい水仙。うぬぼれ。
・サシバ 伝わらない心。
・コマドリ いつまでも忘れない人。
 
 「鳥ことば」はこれで終わります。前に書いたようにこれは自分の発案だと興奮気味に始めたのですが、既にあったと知って意欲は激減と言うかゼロ。
 しかし始めたからにはと、大阪城公園で記録のある鳥は最後まで続けました。

 「鳥ことば」 は大失敗でしたが、野鳥を楽しむ思いは変わりません。また新しい何かをやりたいと常に思っています。

■■トモエガモ(2002.1.8 西外堀) 
 3月で退職することにした。というより55歳になったのを契機に新しい道を選択した。
 巷ではリストラの嵐が吹き荒れ、中高年の人たちにとって厳しい時代が続いている。ほとんどの反応は「何で?もったいない!」一部うらやましいとの言葉もあった。
 あと5年間続けることができた、年収もそれなりに高くなっていた。がしかし、昔から心の中に60歳までには退職し自分の人生を歩みたいとの思いがあった。それを実行したということ。
 具体的に考えられるようになってくると、どんどん大きく膨らみ始めた。無職無収入になる不安と夢を実現させたいとの思いと。私自身決断をするまでの葛藤もこれと同じものだった。
 決断は子供たちが結婚し孫もできた。日々の生活は夫婦二人だけとなったこともある。しかし何よりの一番の理由は 「野鳥を見ると宇宙が見える」 「人生が見える」に尽きる。
 これまで信じてきたことより「広い世界」が見えてしまったのだ。心で野鳥を見続けていると見えてしまうのだ。
 一億数千万年も地球上で命を伝え続けてきた野鳥に接し続けると人生観が変わるのだ。
 退職日まであと2か月。休暇をとって心の中を旅しながら公園内を歩きまわってトモエガモに出合った。大阪城公園初記録である。私の選択を祝ってくれているように思った。寒い冬の朝だった。
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レンジャク7羽 2021.3.4

2021年03月04日 | Weblog
 今年はレンジャクの当たり年。各地での観察情報が伝わる。
 大阪城公園もちょっと前から飛来し、今のところ最多は2月27日に梅林で90羽+が観察されている。
 今朝も楽しみに向かったが、梅林の東外堀沿いはゼロ。あれだけいた群れが全く見られない。
 
 梅林正面入り口前の内堀沿いにいた。初めは数羽だったが徐々に増えてキレンジャク2羽・ヒレンジャク5羽。合計7羽になる。
 堀から飛び出してフライングキャッチを繰り返していたが、やがて北方向へ群れて飛び立つ。
 木の実があればもう少し居てくれたのでは思うが、思い通りにならないのが野鳥の魅力。
「高嶺の花は何とかなるが ならない野鳥はならない」

・トラツグミ 1羽 太陽の広場東の森。
・セグロカモメ 2羽 第二寝屋川。
・ツグミ 13羽 各所。
・シロハラ 9羽 各所。
・カワラヒワ 3羽 太陽の広場東の森でスズメと林床で採餌。
・オオバン 44羽 すべての堀
・ヒドリガモ 25羽 東外堀14・南外堀3・西外堀4・内堀4
・キンクロハジロ 124羽 東外堀11・南外堀21・西外堀7・内堀16・北外堀69
・カルガモ 2羽
・カイツブリ 7羽 東外堀、南外堀、西外堀
・ハクセキレイ 14羽
・コガモ 12羽 南外堀、北外堀
・ホシハジロ 90羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・シジュウカラ 7羽
・ハシボソガラス 1羽 南外堀沿い
・カワウ 14羽 西外堀、第二寝屋川
・ジョウビタキ 3羽 
・オカヨシガモ 2羽 内堀
・ヒレンジャク 5羽 梅林入口前内堀
・キレンジャク 2羽 梅林入口前内堀
・マガモ 3羽 内堀
・アカハラ 2羽 青屋門、梅林
・アトリ 1羽 京橋口石垣の水
・ゴイサギ 3羽 北外堀
・ハシビロガモ 111羽 
・その他 キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

☆鳥ことば☆
・ヒガラ 男運。
・ハシボソガラス 一人。運命。
・ダイサギ 期待。沈黙。
・ジュウイチ 祈りの心。平穏。
・コチョウゲンボウ 薄れゆく愛。

■■アカハラ(2005.4.24 西の丸庭園)
 東京の方ではアカハラはそれほど珍しくないようだがここでは少ない種類だ。年により多少はあるが、渡りの時期はアカハラを見るよりキビタキやオオルリを見るほうが簡単だ。
 西の丸庭園を入ってしばらく進むと、右側にやや広く出っ張った場所がある。ソメイヨシノが植栽され、すぐ下に内堀を望むことができる場所だ。
 この春はここでアカハラが2羽よく見られた。そのうちカメラマンが取り囲んで現れるのを待っていることもあった。
 通りかかると知り合いが撮りやすいのでぜひ撮影しろカメラを持って来いと勧める。
 昨日から飽きるほど撮影したそうだ。私がカメラを持ってくるのを待って場所を代わってくれた。
 とりあえず撮影済みの種は、かつてのように撮影に対する強い思いがわかない。積極的に勧められて、背中を押されて撮影を始めることになる。
 嫌いではないので、レンズの中に動くアカハラを見ているとその中に没頭していくのが分かる。
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ツバメ到着!!レンジャク舞い飛ぶ 2021.3.1

2021年03月01日 | Weblog
 まさに季節は春。園内を歩く気持ちが素晴らしい。
 今朝最初に出合った鳥は第二寝屋川のセグロカモメ。最初に出会った鳥友は大将。太陽の広場東の森だった。トラツグミが見当たらない。彼もまだ見ていないと言う。

 今期の越冬トラツグミは、主に太陽の広場東の森、元射撃場、一番やぐらで見られる。しかし今朝は最初から空振りで始まった。

 東外堀のカモのカウントに向かうと、対岸の梅林でレンジャクが見える。東外堀に飛び出してまた枝に戻る事を繰る返している。
 飛んでいる虫をフライングキャッチして食べているのだろう。レンジャクとは分かるが黄か赤かまでは分からない。

 その時、東外堀にツバメが飛ぶのに気づく。おー!今期初認だ! スマホの電話が鳴る?
 山男Tさんだ。
 東外堀でツバメ初認と! 私も今観察したと伝える。彼も今期初なので 「観察情報」 と電話してくれた。彼は非常に早い飛来日ではないかと言う。でも帰宅して記録を見ないと私の頭では返事できない。

 ツバメのここ3年間の初認日は次のとおり。
・2020年は、2月29日
・2019年は、3月13日
・2018年は、3月10日

 レンジャクが気になるがとりあえずカモのカウントから。
・オカヨシガモ 1羽 北外堀
・ヒドリガモ 41羽 東外堀25・西外堀10・南外堀2・北外堀4
・カルガモ 5羽 東外堀2・北外堀3
・ハシビロガモ 134羽 東外堀4・北外堀130
・コガモ 15羽 南外堀12・内堀3
・ホシハジロ 82羽 東外堀2・南外堀12・北67・第二寝屋川1
・キンクロハジロ 119羽 東外堀24・南外堀15・西外堀14・北外堀65
・オオバン 40
・セグロカモメ 3羽 第二寝屋川
・カイツブリ 7羽
・ハクセキレイ 9羽
・カワウ 18羽

 先日いつもの医院の指示で検査を受けた。結果もちろん糖尿病、高血圧。他に中性脂肪やコレステロールなども基準越え。
 その上に頸動脈狭窄、数年前は25%の詰まりが今は50%になっていると。血液が半分しか脳に行ってない・・どおりで頭の働きが。ツバメの初認日など全く頭に浮ばない。そして心臓肥大まで指摘される。確かに階段を上ると息切れ。
 あーあ。いよいよ危なくなってきたかも。好きに生きてきたからいつ来てもいいが・・・。

 2019厚生省発表の平均余命表をみると、75歳では余命12年ほど。
 何とか80歳までたどり着きたいと思う。その時に大阪城公園の記録をまとめたいと思う。60歳、70歳と本にしてきたが、最後に大阪城公園の記録の集大成をと考えている。

 その時まで、気力、知力、体力など維持していられるか不安もあるが、人生には夢が必要。私はそれを目標に日々頑張りたい。

 ここ数日レンジャクが多く観察されている。主に梅林の東外堀側。対岸から確認出来ているので慌てず、いつものコースで梅林へ向かうと、内堀の蓮如上人前でレンジャク!
 しばらくここでじっくり観察。黄も1羽混じっている。

 その後梅林の東外堀側へ。いる。いる。レンジャクが♪♪ほとんどヒレンジャクだがキレンジャクも。北端から南端まで東外堀に沿ってどこでも見られる。
 堪能して青屋門を出る。あまりの暑さにビールを買って北外堀を眺めながら飲んでいると対岸にレンジャク。結局合計は
・ヒレンジャク 73羽 内堀16・梅林54・北外堀3
・キレンジャク 5羽 内堀1・梅林4

・ツグミ 8羽
・シロハラ 17羽
・ツバメ 1羽 東外堀 初認
・アオジ 3羽 音楽堂西側上
・アトリ 2羽 音楽堂西側上と沖縄復帰の森。沖縄復帰の森は負傷した個体
・エナガ 4羽
・モス 1羽 城南地区
・ジョウビタキ 6羽
・その他 メジロ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ
★追加情報 トラツグミ3羽 太陽の広場東の森・一番やぐら・豊国神社裏。アカハラ1羽 青屋門。シメ2羽 修道館裏。マヒワ10羽 人工川。

☆鳥ことば☆
・カワウ なすがまま。
・エゾセンニュウ 永遠の悲しみ。
・カッコウ でしゃばり。
・コイカル 調和。
・カヤクグリ 恋を疑う。秘密。
・コサメビタキ 美少年の心。
・ハクセキレイ 一緒の旅行。

■■キレンジャク(2011.3.26 内堀の青屋門側)
 3月11日の東日本大震災で被災された多くの方々に心からお見舞い申し上げます。
 被害の全容はいまだに分からない状況。原発も大事故が起こった。連日ニュースはこの事ばかり。家族を亡くした人の映像は辛い。一刻も早く復旧復興を願っている。
 レンジャクがヤナギやハナミズキから内堀に飛び出してフライングキャッチを繰り返している。東日本にはこのキレンジャクが多くて、ヒレンジャクの方が少ない。だからキレンジャクが混ざっているとついついそちらに注目する。
 この日は快晴だったので空抜けの位置でも問題はない。何度か挑戦しこの1枚撮影成功した。
撮影できたといううれしさと東北地方の事を思うと複雑な心境になる。
 口座が開設されたニュースをみてすぐに義援金を振り込んだ。しかしアリバイ証明をしているような後ろめたい気持ちもない事はない。
 全国民が思っているように自分にできる事はほかにないのだろうかと。
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