大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

11/30 アオジに行く手とられて回り道。

2012年11月30日 | Weblog
 音楽堂西上の小路に差し掛かり、ふと前を見ると落ち葉の上にアオジが1羽。色合いがよく似て気が付かなかった。

 私が歩を進めても一向に気にしないでいる。近付いても逃げない。まさか、アオジをまたいでいく訳にもいかない。困った。仕方なく戻って、上の道を行く。

 太陽の広場東の森、市民の森ではツグミの声も少なく、シロハラの方がはっきりと多かった。逆転したと思っていたが、西の丸庭園に入るとツグミがほとんど。
 結局ツグミが再逆転して78羽。 シロハラは41羽。

 西の丸庭園のアカゲラ。昨日は終日この中で見られたと聞く。しかし、今日は見当たらない。出る時、受付嬢に 「どうでした?」 と聞かれ、ダメやった。と答えると、「赤いシャツ着ていから!」 と言われる。

 太陽の広場東の森と東外堀の間で、キョキョの声に見上げるとアトリ。7羽が木の実を食べている様子。
 みどりのリズムでは、上をマヒワ50+が飛び回る。

 大阪城公園に着いてすぐ、上空をコサギがゆっくり飛ぶ。教育塔裏の人工川でコサギが1羽、先ほどの奴か?
 人工川ではカワセミが1羽。

 なぜか今期少ないカワラヒワ。音楽堂西上で2羽、大手前で1羽。
 ジョウビタキは、ピースおおさか♂、人工川♀、大手前♂。

 北外堀から第二寝屋川へユリカモメ16羽。この時期にしては少ない。
 オオバンは北外堀4、内堀1の5羽。

 オカヨシガモは増加傾向、東外堀、内堀、北外堀の計44羽。
 ヨシガモは、南外堀、内堀の計16羽。
 
 ヒドリガモは全ての堀で観察、計98羽。
 カルガモは、東外堀、南外堀、北外堀の計9羽。

 ハシビロガモは、南外堀、北外堀、内堀の計31羽。
 コガモは、南外堀に8羽。

 ホシハジロは、北外堀に33羽。
 キンクロハジロは、南外堀、内堀、北外堀の計88羽。

☆大将から連絡があった! エナガが音楽堂西上で12羽とのこと!今期、ヤマガラやヒガラが来ているのに、エナガが飛来しないのが不思議だった。とうとう現れた。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、シロハラ、アトリ、メジロ、ツグミ、マヒワ、ウグイス、アオジ、シメ、ジョウビタキ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、エナガ。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コサギ、カイツブリ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワセミ、カワウ、ユリカモメ、オオバン。
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11/28 今日もアカゲラと。

2012年11月28日 | Weblog
 早朝きりっとした寒さ。手足は冷たいが嫌いではない。

 西の丸庭園に開園一番に入って千貫やぐら方向へ。前方を飛んで木にとまった姿に双眼鏡を向けるとアカゲラ。
 昨日は、ひろこさんが来た時には行方不明だった。彼女が今日も来ているなら連絡してあげないと・・・ふと後ろを見ると、ちょうどこちらに向かって歩いてくる。絶妙のタイミング。

 後は昨日と同じ行動。枝移しながら北へ。その後芝生広場を飛び越えて東へ。最初に見つけた時間も、場所も行動も全く変わらず。

 
 その後北外堀沿いで、帰宅途中の彼女に出会った。話しでは、その後内堀沿いで再び見つけ、やがて元の千貫やぐら方向へ。
 その場所では十数分間も動かず、見放題に撮り放題だったと。嬉しそう。よかった!
 昨日のブログを見て、奈良から来たと言う男性も大変喜んでおられたと。よかった!

 東外堀でオナガガモ4羽。オナガガモはかなり珍鳥の部類で、★で言うと4つくらい。その後一通り回って北外堀を観察すると、ここにもオナガガモ。4羽いたのが3羽に減っているが、こちらに移動してきたんだろう。

 太陽の広場と東外堀の間の道に水たまりがある。今日はそこにマヒワの群れ60羽前後。

 第二寝屋川をセグロカモメが1羽飛翔。南外堀で1羽が着水。水浴びしている。
 ヨシガモ、南外堀に12羽、内堀に2羽、合わせて14羽。内はっきり♂と分かるのが7羽。
 オオバンは、内堀1羽と北外堀に4羽、合わせて5羽。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、マヒワ、ウグイス、シジュウカラ、キクイタダキ、メジロ、アオジ、ヒガラ、ヤマガラ、モズ、ジョウビタキ、アカゲラ、ルリビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、ハクセキレイ、カワウ、ササゴイ、セグロセキレイ、カイツブリ、アオサギ、ユリカモメ、オオバン。
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11/27 アカゲラと散歩

2012年11月27日 | Weblog
 大阪城公園の紅葉はすでに散り初め。昨日の雨がそれを押した。しかし、五色の落ち葉の絨毯の上を歩くのも悪くない。

 西の丸庭園に入って、まず芝生の上を双眼鏡で端から順に確認する。今日はツグミが見られない。
 千貫やぐらまで進むと、いきなりアカゲラが目前に。隣の木、隣の木へと枝移りするのに合わせて一緒に北へ北へと散歩する。
 最近は、西の丸庭園から、豊国神社裏~豊国神社東でよく見られているようだ。

 ツグミが減少した。今日は41羽。空を飛び回る群れにも合わない。 一方シロハラが増えた。特に、市民の森や修道館西など、地上に下りているのも見られた。計49羽。
 アカハラ1羽が市民の森で観察された。 

 ルリビタキはみどりのリズム、市民の森、飛騨の森とすべて♀型。
 ジョウビタキは、水上バス乗り場、もみじ園で♂。西の丸庭園で♀。

 市民の森の高い場所を、メジロ、シジュウカラ、ヒガラ、キクイタダキが混群になって移動していく。他に市民の森でキクイタダキが3羽。 真上で首が痛くなる。

 久しぶりにカワラヒワ!もみじ園と大手前で各2羽。 どうしたんだろう、この冬カワラヒワが少ない。
 マヒワ9羽音楽堂西上。
 ウグイスが音楽堂西上、西の丸庭園、天守閣東配水池で笹鳴き。

 オオバンは北外堀に3羽、内堀に1羽の計4羽。
 アオサギが、坤やぐら跡下の石垣に4羽。

 オカヨシガモは東外堀、内堀、北外堀で計18羽。少しずつ増えている。
 ヨシガモは、南外堀に♂4、♀型7の計11羽。本種は日により増減が多いような。

 ヒドリガモは東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計92羽。減少。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀の計42羽。

 
●今日の鳥たち。
 ツグミ、ジョウビタキ、シロハラ、ルリビタキ、アカハラ、メジロ、シジュウカラ、ヒガラ、キクイタダキ、カワラヒワ、アオジ、マヒワ、ウグイス、アカゲラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、ササゴイ、コサギ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、オオバン。
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11/24 ホンジュラスからのコメント。

2012年11月24日 | Weblog
 前回のブログにホンジュラスからコメントが届いた。
 当然と言えば当然なのだろうが、地球の裏側から普通に届くインターネット。 理解できない。そんな所からつながる驚きと感激。 今や世界中の人と、隣りの人のように話せる。

 彼女とは十数年の知り合い。 ホンジュラスへ行くと聞いたが、深く思わなかった。あらためて彼女の決意や行動に感動。意思をを持って行動する魅力的な女性。

 申し訳けないがホンジュラスがどこにあるか知らなかった。世界地図を開いてみた。接する国はグアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア。ますます分からない。せめてメキシコかパナマなら何となくイメージは。

 彼女に写真やパンフレットをプレゼントしてもらったことがある。ハチドリだった。
 日本では絶対に見られない小さな鳥。昆虫のように機敏で、玉虫のような輝きで。驚かせてくれる鳥。彼女はそれを目にすることができる。 そんな生き方なのかも。

 今日は曇天、ずーっと曇天。
 大阪城公園に着くやいなや、第二寝屋川をユリカモメの少群が川上へ向かう。5羽。17羽。8羽。11羽。次々と。
 少しあいて、セグロカモメ2羽がやはり川上へ。

 ツグミは相変わらず多く、特に西の丸庭園では十数羽の群れが各所に。飛び出す90羽ほど。芝生の上にも十数羽。

 東外堀でカモのカウント中、オオタカがかなり上空を西へ。やがて羽をつぼめて、一気に急降下。多分西の丸庭園だろう。
 9時になって西の丸庭園に入る。やはりオオタカ。足にドバトをつかんで林の中を低く飛び回る。カラスに追われる。最期は獲物を放して逃げる。 奪い取ったカラス同士がまた追いかけ合う。

 城南地区人工川でキセキレイと一緒にセグロセキレイ1羽。セキレイ3種ゲット。
 セグロセキレイは本当に久しぶり。ここ10年ほどで最も変化のあった鳥の一つと言える。

 市民の森でキクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ混群。 6番やぐらでアカゲラの観察情報。
 キクイタダキ、アカゲラともに越冬中。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、メジロ、ジョウビタキ、オオタカ、ヤマガラ、キクイタダキ、アオジ、コゲラ、アカゲラ、シメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、セグロカモメ、ハクセキレイ、カワウ、キセキレイ、セグロセキレイ。
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11/22 見上げればツグミ。

2012年11月22日 | Weblog
 曇り一時雨の予報。今すぐ降り出しそうな空模様。
 振られる前にと、急ぎ足で一通りいつものコースを回る。西の丸庭園は今日まで臨時休園。
 自宅近くで雨が降り出す。

 ツグミが多くなった。至る所でツグミのあの声。樹頂を飛び回り、とまったのを双眼鏡で確認すると、ツグミ、ツグミ、ツグミ。
 アカハラやマミチャジナイなども頭に浮かべていたがすべてツグミ。ときにシロハラ。

 上空を数羽から十数羽で飛び回る。結局カウントした数は269羽。
 過去には、1000羽を超える事もあったので、多いといってもそれと比べるとまあまあ。一方、年によってはわずかしか見られないこともある。

 「ツグミたちの荒野」(遠藤公男著、絵たかはしきよし、講談社) 一度、読んでみることをお勧めしたい。ツグミと出合った時に感じる思いに変化が。一段と愛しくなる。そして人の業。

 シロハラは、市民の森、みどりのリズムなど各所で計31羽。特に音楽堂西上では、同じ場所から次々と飛び出し計8羽。

 マヒワがみどりのリズムの上を飛び回り、群れてとまる。70羽±。青屋門の水場では20羽±が群れ飛ぶ。

 シジュウカラ3、ヤマガラ3、キクイタダキ3、メジロ6、ヒガラ5の混群が音楽堂西上から沖縄復帰の森へ。その後南外堀の東端、そのまま南外堀沿いに藤棚付近まで、そこから再び沖縄復帰の森へ。
 途中、椅子風に置かれた石の窪みの水たまりに、シジュウカラとヒガラが下りて水浴。

 ジョウビタキは、人工川、豊国神社東、元博物館、北外堀沿い。
 豊国神社裏でルリビタキの♀型が、6~7センチの青いバッタ風の虫を捕え食べるのに苦労している。

 オカヨシガモは、北外堀に4羽。 ヨシガモは、南外堀に♂1・♀3、東外堀に♂1・♀1、内堀♂1。
 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計87羽。ずいぶん減少した。

 カルガモは、東外堀、人工川、北外堀で計7羽。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀の計22羽。
 コガモは、南外堀と北外堀で5羽。

 ホシハジロは北外堀に18羽。 キンクロハジロは、東外堀、西外堀、内堀、北外堀の計36羽。

 オオバンは、内堀1、北外堀2。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、メジロ、マヒワ、ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ、キクイタダキ、ヒガラ、ジョウビタキ、ルリビタキ、カシラダカ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、ササゴイ、コサギ、キセキレイ、カワウ、オオバン。
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11/20 大阪城公園、今日は37種の野鳥。

2012年11月20日 | Weblog
 今日もカラたちの混群に出合った。昨日の場所から100メートルほど西側の、南外堀沿い藤棚近くだ。
 メジロ15羽ほどの群れに気づき、大まかにヒガラ4、ヤマガラ4、キクイタダキ3、シジュウカラ3。今日はコゲラも混じっている。
 動きに合わせて50メートルほど南外堀沿いに歩く。

 そのうえジョウビタキの♀もやってきてにぎやか。南外堀のカモをカウントする時間を与えてくれない。

 ジョウビタキは、東外堀沿い、太鼓やぐら跡、豊国神社東、元博物館、みどりのリズム、山里丸などなど各所で9羽。
 特に太鼓やぐら跡では、♀2羽が追いかけあい争っているところに♂も現れ激しい争い。「ヒッ・ヒッ・ヒッ」 とともに 「カッ・カッ・カッ」 とヒタキの語源になった声。
 1メートルほど離れてにらみ合いあ。「ジュルルルルー」 とくちばしを震わせて連続音で威嚇。

 ルリビタキはすべて♀型で、豊国神社東、太陽の広場東の森、天守閣東配水池。
 アオジは、もみじ園、豊国神社東など多くなってきた。

 みどりのリズムで、アキニレにアトリが18羽。群れて採餌。マヒワも混ざっている。その後同じ所にマヒワの群れ23羽。
 マヒワは、飛騨の森から北外堀へ飛び出す30羽ほどの群れも。

 キクイタダキは、南外堀沿いでの混群ほか、飛騨の森、太陽の広場東の森、本丸などでも。多分春までいてくれそう。
 昨日大将が、頭の羽を広げて、赤い色を全開で見せたまま行動しているキクイタダキを動画で撮影。こんなのには、なかなか出合わない。

 しかも、頭頂の羽は左右に開いて、中の赤い羽が見えると思っていたが、後ろから前に開いているとの事。不思議な記録。

 南外堀のヨシガモ♂は全く見られない!。♀型が4羽のみ。まだまだ移動中で、大阪城を越冬地と決めた訳じゃないようだ。残念。

 ヒドリガモも減少気味で、すべての堀で観察できたが、数は計86羽と百を切ってしまった。清掃作業で、浮草が減ったのが影響しているのだろう。

 セグロカモメが内堀の上を東から飛んできて、極楽橋でUターンし東外堀方向へ。
 北外堀ではユリカモメが3羽。すでに観察したとの連絡をいただいているので、今期初認ではないが、私は北外堀で見るのは初。

 オオバンは、北外堀で3羽のみ。隅から隅までじっくり探したのではない。石垣の間などに隠れているのかも知れない。

 都会の中の公園で、37種もの野鳥が観察できることを、多くの市民は知らないだろう。

●今日の鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、コサギ、キセキレイ、セグロカモメ、ユリカモメ、オオバン。
 メジロ、ツグミ、アトリ、シロハラ、マヒワ、ウグイス、ジョウビタキ、アオジ、ヒガラ、コゲラ、ヤマガラ、キクイタダキ、シメ、ルリビタキ、カワラヒワ、シジュウカラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アオバト。
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11/19 カラの混群に囲まれる。

2012年11月19日 | Weblog
 山粧う。大阪城公園も紅葉真っ盛り。

 音楽堂西上からピースおおさかに向かう途中、ダンディー・ヤマガラが出てくる。胸の色と紅葉が似合っていい感じ。写真を撮ってみようかとすると、にぎやかなメジロの群れがやってきて、その中にもダンディー・ヤマガラ。そしてシジュウカラも。

 メジロの中にキクイタダキも見つける。キクイタに紅葉もいいなー!とカメラを向けると、今度はヒガラも出てくる。
 落葉した地面に下りたのは、シジュウカラと思うとヒガラ。葉の先でぶら下がるようにしているメジロかと思うとキクイタダキ。

 上も下も、右も左も鳥だらけ。「チーチー、ニーニー、ジュクジュク、チー、ツ・ツ」 とにぎやかに私の回りを飛び回り、しばし動けず。

 キクイタダキは他にも、社会運動顕彰塔、太陽の広場東の森などでも観察され、この冬は大阪城公園で過ごしてくれそう。

 先週の金曜日から、飛騨の森でオジロビタキが見られている。今日もいてくれると思いながら向かったが、飛去したのか一時的に行方不明か。見当たらない。
 待機していたカメラマンたちも、元博物館横に出ているコマドリの方に行って誰もいなくなった。

 
 ツグミが増えて各所で鳴き声や枝にとまる姿。18羽群が飛び回る。大手前では芝生に下りている1羽も。
 シロハラも増えて各所で鳴き声や姿も。

 ウグイスの笹鳴きが市民の森、修道館西、北外堀天端。
 アオジが音楽堂西上の小路。
 ルリビタキ♀型が天守閣東配水池。

 南外堀にカイツブリが3羽。
 ヨシガモは、東外堀に♂1羽。南外堀には♂5羽・♀型9羽、内堀に越夏♂1羽。南外堀の♂5羽はうれしい到着。
 オカヨシガモは、内堀に4羽、北外堀に9羽。

 内堀でオオバン1羽を観察し、北外堀へ向かうと4羽。合わせて5羽。ますます増加。

●今日の鳥たち。
 キクイタダキ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、ウグイス、アオジ、ヤマガラ、ヒガラ、モズ、コマドリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、キセキレイ、コサギ、カワウ、オオバン。
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11/14 アカゲラと第一種接近遭遇。

2012年11月14日 | Weblog
 飛騨の森を進んでいると、突然耳元に 「シュッ!」 と音とともに風が顔に。1羽の鳥が木の上から急降下し、Uターンして再び木の上に。とまった鳥はアカゲラだ。

 今期各所でたくさんの人が観察。越冬中のアカゲラ♀だ。どこで、どんな状況で出合うか分からない。
 カメラを向けると飛んで少し先の木に、そちらに向かうと再び飛んで先の木に。やがて木の幹ではなくて、枝先の方にぶら下がるようにして何かを食べている。

 緑の葉の中に、枯れ葉のかたまりみたいなものが見える。そこで突いて何かを食べている様子。あれは何だろう。やがて西の丸庭園の中に飛び込む。
 取りあえず撮影したが、木の幹に縦にとまっている方がキツツキらしくていい。

 キビタキがまだ残っている。♀型が市民の森、天守閣東配水池、豊国神社東の3か所で。
 メボソムシクイ?市民の森で2羽。
 ジョウビタキは、もみじ園、天守閣東配水池、元博物館、豊国神社東、梅林南側上桜広場で観察。
 
 ツグミとシロハラが多くなった。アカハラも市民の森で観察されている。
 ルリビタキ♀型が市民の森。アオジは音楽堂西上、豊国神社裏など。

 キクイタダキが、元博物館と天守閣東配水池の間で6羽。 2番やぐら跡でホオジロ。

 城南地区南外堀沿いのアキニレにマヒワの群れがとまり、また飛び立ち、群れて飛び回って再びとまる。そんな行動を繰り返している。

 
 少群がやってきて合体したり、また二つにわかれたりを繰り返していて数が分かりにくい。取りあえず合体して大きな群れになって飛び出したところを撮影。
 帰宅後、パソコンで大きく表示して数えると171羽。多分まだ木にとまっていたのもあり、合わせると200-羽ほどになる。

 城南地区人工川でカワセミが1羽。ロープにとまっているのを撮影。コサギも採餌中。少し私を気にする。
 カイツブリが南外堀で2羽。 キセキレイも南外堀。

 オカヨシガモが北外堀で13羽。
 ヨシガモは東外堀と北外堀で14羽。内東外堀と北外堀で♂が各1羽。多分先日から時々見られている奴。内堀で越夏した奴は今日は見つけられなかった。

 ヒドリガモは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で124羽。やや減少。
 カルガモは東外堀と北外堀で10羽。

 ハシビロガモは東外堀、北外堀、内堀で41羽。
 コガモは南外堀で15羽。

 ホシハジロは北外堀で14羽。
 キンクロハジロは南外堀、内堀、北外堀で計54羽。

 北外堀でアメリカヒドリっぽい個体を見つける。1羽はヒドリガモと交雑と思えたが、もう1羽はアメリカヒドリらしき。
 しばらく観察していると羽ばたきを始める。素早く撮影しモニターを確認すると脇羽は真っ白。ついにアメリカヒドリかと。帰宅後パソコンで拡大して詳しく見ると・・・ダメ! やっぱり交雑個体だ。残念。

 大阪城公園ではいまだに、完全にアメリカヒドリと言える個体を記録していない。毎年これだけのヒドリガモが越冬しているのだから、きっとその中にいてもおかしくないとも思っているのだが。

●今日の鳥たち。
 メジロ、シロハラ、ツグミ、キビタキ、シジュウカラ、ジョウビタキ、マヒワ、ホオジロ、アカハラ、ルリビタキ、アオジ、キクイタダキ、メボソムシクイ?、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カイツブリ、ササゴイ、カワセミ、コサギ、キセキレイ、カワウ。
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11/12 冬鳥が増えてきた。今冬は楽しめそう。

2012年11月12日 | Weblog
 いつものように南外堀を観察しながら西へ進む。教育塔前藤棚で、東を見るとカモのシルエット。
 遠いうえに朝日の逆光で分からない。雰囲気や形などからコガモかなと思う程度。

 突然そのカモが飛び立ち、前を通って大手門辺りに着水。水面近くを低く飛んでいたので、双眼鏡でずーと追って見る。
 緑の翼鏡が見え、やはりコガモだった。と思いながらも雨覆いが明るく見えるような気がした。上下にある白線もコガモと違うような・・・・。

 ひょっとして・・・・。小走りに大手門へ向かう。
 ところが、大手前から、着水した辺りの水面を探すが見当たらない。 「えーっ。なんでー!」 みたいな気持ち。気を静めて落ち着いて、もう一度端から順にじっくり探すが・・・・いない!

 3分も経過していない間にいなくなった。キツネにつままれたような気持ち。
 そうなると余計に気になる。
 「釣り損ねた魚は大きかった」 とか 「振られた彼女は可愛いかった」 と言うよいうに、ますますコガモではなかったように思えて残念。

 未練たらしく西外堀をいつもより丹念に探したが見つからず。
 今朝の私の、ちょっとしたドキドキの出来事。

 オカヨシガモが北外堀に10羽。
 ヒドリガモは、すべての堀で計191羽。今日ももう少しで200羽。
 南外堀にヨシガモの♂1羽かなり換羽の進んだ奴と、♀型5羽の計6羽。

 南外堀に今日はコガモがいて11羽。
 カルガモは、東外堀と北外堀で10羽。
 ハシビロガモは、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計39羽。少し増えてきた。

 ホシハジロは北外堀に5羽。キンクロハジロは南外堀、内堀、北外堀の計49羽。
 オオバンは北外堀に3羽。

 昨日は、天守閣東配水池にヤマシギとトラツグミがいたようだ。

 ツグミは各所に多く、鳴き声もよく聞く。シロハラも市民の森などで姿と声。ともに増えてきた。
 アカハラ1羽、市民の森。
 この時期にクロツグミ♀1羽。大将が観察撮影。
 天守閣東配水池にキビタキ♀型1羽。

 元ヘリポートで 「フィ・フィ・フィ」 とウソの鳴き声。声を頼りにようやく木々の先の見にくい所で見つけると、ヒヨドリみたいな鳥がやってきて、ウソが飛び立つ。2羽だ。
 先日と同じように南西方向へ。「あーあ」 残念。
 シャープに撮影したかった。

●今日の鳥たち。
 ツグミ、シジュウカラ、アカハラ、シロハラ、クロツグミ、メジロ、アオジ、ウグイス、ジョウビタキ、モズ、ウソ、ヤマガラ、キビタキ、ルリビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、イカル。

 ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カワウ、カイツブリ、コサギ、オオバン。
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11/10 ルリビタキ多し!

2012年11月10日 | Weblog
 快晴の空。落ち葉の上を歩く。紅葉すすむ大阪城。快適な秋の一日。

○ルリビタキ多い。
 ルリビタキが次々と山から下りてきたみたい。市民の森で♀型1羽を観察。西の丸庭園に入ると乾やぐらの南側で♂1羽、少し手前に♀型2羽。
 天守閣東配水池では、♂と♀型。梅林でも♀型。飛騨の森でも見たとの話し。合計8羽。全く見られない年ももある本種ではかなり多い方だ。
 ♀とせず、♀型と書くのは、ルリビタキが※遅延羽色成熟の種であるから。

 今秋は、キクイタダキやヒガラが見られているのに、なぜエナガがやって来ないのだろう?

○ツグミがかなり増えてきた。
 上空を飛び回る11羽の群れ。その他、園内各所で見られた。西の丸庭園では芝生の上に下りている4羽も。合計38羽。

 シロハラは、市民の森、西の丸庭園で5羽。
 マミチャジナイは、市民の森で2羽。今秋はマミチャジナイがよく見られる。

○今人気のアカゲラ。
 今日は豊国神社東と山里丸。昨日は、梅林、梅林南側上桜広場、天守閣東配水池、西の丸庭園で見られている。
 公園内全域を行動圏としているので、どこで待つのが、合える確率が一番高いか?難しいところだ。あえて言うなら豊国神社東がいいと思う。

 オオタカが今日も西の丸庭園の坤やぐら跡にとまっていたそうだ。ただし朝の6時ごろとのこと。

○北外堀のオオバンが3羽になっている!
 今秋初認が10/20で1羽。 11/7には2羽になった。 11/10には3羽になった。 今後どう推移していくか興味津々。

○カモたち。
 大阪城公園のカモの優占種ヒドリガモ。一時は200羽を超えるかと観察を続けていたが、やや減少気味。多かった北外堀より、今は東外堀の方が多い。
 東外堀に多い理由は、浮草が繁茂しているからだ。
 東外堀59、南外堀2、内堀17、北外堀47。合計125羽。

 ヨシガモは、南外堀に♀型1、内堀に越夏♂1わで計2羽。
 オカヨシガモ、今日は見られた。北外堀に5羽。やや遅れて増加すると予想している。

 追加情報:飛騨の森で、キクイタダキ1羽。ルリビタキ♂若、♀型。マヒワ青屋門近くの注水口に40前後の群。ヒガラ市民の森、山里丸、沖縄復帰の森で計5。カイツブリ南外堀。

●今日の観察種。
 ツグミ、シジュウカラ、メジロ、シロハラ、ルリビタキ、マミチャジナイ、ウグイス、ジョウビタキ、モズ、アカハラ、オオタカ、コゲラ、カシラダカ、キビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、マヒワ、ヒガラ。
 ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、ハクセキレイ、ササゴイ、カワウ、アオサギ、カイツブリ。


■遅延羽色成熟(ちえんうしょくせいじゅく)

 多くのスズメ目の鳥は第2回夏羽で完全な成鳥の羽色になるが、一部の鳥では数年かかることがある。ムギマキなど。
 ルリビタキも成鳥の羽色になるのに数年かかる。第1回冬羽では♂であっても♀と区別がつかない。

 バンディング(標識調査)で、捕まえて手に取って詳細に観察した結果♀と判断。リングをはめて放った個体が翌年に再捕獲され、青色が出ていて♂だったとの話を聞いたことがある。

 手に取って見ても♂か♀か間違うくらいだから、双眼鏡で見て分かるはずがない。 私の記録では♀ではなく♀型としている。
(解説は書籍やネットで拾ったもの私が詳しい訳ではない)
コメント (4)
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