大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/31 今秋も (ニシ) オジロビタキがやって来た。

2016年10月31日 | Weblog
 今朝も秋晴れの空。昨日のあの喧噪が嘘のよう。静かな私の好きな城の朝が戻ってきた。

 こんな時期は鳥に会えなくても散策だけで十分満足。いろんな事を思い巡らせながら緑の中を歩く。

 昨日の修道館裏のムギマキ。二人のカメラマンが待っていたので聞くと、居ないとの事。二日間で去ってしまったか。

 みどりのリズムで、キビタキの声のする方を探していると樹上に動く影。見つけたと双眼鏡をのぞくとムギマキだった。

 ムギマキの♀と思われる。数枚撮影したが、より条件のいい位置へと後ずさりしているうちに飛んでしまって行き先不明。見つからない。

 北外堀沿いをカモのカウントしながら東へ歩いていると、地面から飛び上がった鳥。
 キビタキか?双眼鏡で確認すると、コサメビタキか? いや違う。ん?

 (ニシ)オジロビタキ! 急いでカメラを向けると堀沿いの柵にとまる。また飛んで少し先の柵にとまって、尾を上げるいつものポーズを盛んに繰り返す。
 急いで数枚シャッターを切る。今度は前の木の中にとまる。姿は見えるが逆光。
  
 順光側に回ろうとゆっくりゆっくり。
 「飛ぶなよ。飛ぶなよ」

 しかし北外堀、天端の上なので大きく回ることが出来ない。
 10メートルくらいしか離れられない。柵に身を寄せてできるだけ離れて東側へ回ろうとしたが、飛び出して青屋門の方へ。

 青屋門の辺りを探すが見当たらない。梅林の方まで飛んで行ったかも知れない。

 昨年もこの辺りで(ニシ)オジロビタキが見つかり、その後飛騨の森から西の丸庭園へ移動。西の丸庭園では年が明けるまで滞在した。

 ひょっとしたら同じ個体が・・そうではなかった。今回の個体も1W(第1回冬羽)だったから。

 後で写真を確認も違う角度の写真がないので悩む。ニシオジロビタキのように思われるが、今後再び見つかって越冬してくれれば詳細が分かるだろう。

 大阪城公園でニシオジロビタキは、ここ5年間連続で毎年飛来している。
 今回で12羽目。26年間で12羽も観察しているのでもう珍鳥とは呼べない。

 一方オジロビタキは、たった1羽の観察のみ。こっちはやはり珍鳥。

 こんなに毎年、毎年、ヨーロッパから間違ってやって来るか・・・?
 今でも、ニシオジロビタキとされている奴。ウラルオジロビタキ(仮称)じゃないのか?心の底で疑ってる。

 オオバンはますます増加。東外堀、西外堀、北外堀で計50羽。昨年50羽を超えたのは11月24日。
 この調子なら年内に100羽超えか。

 オカヨシガモは、東外堀、西外堀、北外堀で計10羽。
 ヨシガモは、東外堀に3羽。

 ヒドリガモは、すべての堀で観察し計328羽。
 カルガモは、人工川で21羽。

 ハシビロガモは、南外堀、西外堀、北外堀で計30羽。
 コガモは、南外堀、西外堀で計12羽。

 ホシハジロは、南外堀、内堀、北外堀で計17羽。
 キンクロハジロは、南外堀、内堀、北外堀で計30羽。

※追加情報=飛騨の森、シメ1羽。

●今日の素晴らし鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、モズ、キビタキ、オオバン、ムギマキ、メボソムシクイ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、カワセミ、ニシオジロビタキ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、シメ。
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10/30 ムギマキ♂成鳥 滞在中♪

2016年10月30日 | Weblog
 今日は 「2016大阪マラソン」 の開催日。鳥見には不向きの日。数年前にはトイレで地獄をみた。
 そんな辛い思い出があるので登城しないつもりでいた。

 しかし、見事な快晴。空にはうろこ雲。少しひんやりとして気持ちがいい。
 こんな日に、部屋にこもってパソコンの前でゴソゴソしているのも。とりあえずカモのカウントだけでもと出かける。
 それに、昨日のムギマキ♂成鳥が今日もいてくれたらラッキー。

 登城すると予想通り。大変な人出。いつもの公園に数万人のランナーが集まるのだから想像を絶する人、人、人。
 
 昨日は仮設トイレを積んだトラックが続々と到着していた。各所に仮設トイレが並んでいるが、すべて長蛇の列。
 前の失敗で分かっているので、今朝は自宅を出る前に絶対大丈夫なように何度もトイレに行って整えてきている。

 足をマッサージしている人、着替えている人、クリームをすり込んでいる人、柔軟体操をする人、バナナを食べる人、おにぎりを食べる人、すでに走り回る人、中にはすでにハイになっている顔つきの人。
 上空にはヘリコプターがホバリングし激しい爆音。最大のボリュームでがなり立てるスピーカーからの音。
 園内全体が騒然としている。

 さすがこうなるとカモたちも落ち着かない。
 昨日400を超えたヒドリガモ、今朝は各堀の合計338羽。
 2番目に多かったのは、ハシビロガモで計35羽。

 カルガモが人工川の方形池で21羽。昨日も17羽とこの場所に集まっていた。どうも水面を覆うウオーターレタスだったか、水草を餌として集まっている様子。
 全面を覆っていたのが、今朝はすでに3分の1は無くなって水面が見える。これらの処理はカモに任すのがいい方法。

 ヨシガモが、東外堀に6羽。
 オカヨシガモが、東外堀・西外堀・北外堀で計6羽。

 コガモは南外堀で9羽。
 ホシハジロは、南外堀と北外堀で計8羽。
 キンクロハジロは、南外堀と北外堀で計15羽。

 オオバンは、東外堀・西外堀・北外堀で計44羽。ますます増加。その率が大きい。昨年は10月12日が初で、今日と同じ10月30日は12羽。40羽を超えたのが11月19日になって46羽。
 今年は、10月7日が初で、今日はすでに44羽。この調子なら今後軽く100を超え200羽とか!

 太鼓やぐら跡から修道館裏へ向かう途中、顔見知りの方に出会う。ムギマキはどうかと聞くと、そこを通ってきたが一度も出てない。との返事。

 やはりだめか・・。そう思いながら修道館裏に向かう。角を曲がった途端。数人のカメラがこっちに向いてる!
 
 おっ!何だこれは。 その人たちの話ではムギマキが出た!今出たばかりだとのこと。
 今日も居てくれたのか♪

 その中に入ってしばらく待つと出てきた。撮影観察条件は良くないが、ジョウビタキに追いかけられてその回りの枝葉の中を飛び回る。
 一応の観察はできたのでその場を後にする。

 きれいな♂の成鳥だった。スズメ目の鳥の換羽の基本は、2年目で完全な成鳥羽を得る。それ以後は変わらない。何年経っても同じ。

 ところがムギマキは、そうなるまでに4年かかる。つまりそれまでに死ぬものがあるので、当然4年を迎える個体数は少なくなる。

 ムギマキ♂成鳥の人気の秘密はこんなところにある。
 ちなみにキビタキの場合、2年目ではまだ風切りに褐色が残り、これがきれいな真黒になるのはその冬らしい。

 そんな変化を意識して見るのも楽しい。
 朝のマラソン参加者の中に、魔女の格好でほうきを持っている人がいた。ゴジラらしき怪獣の着ぐるみの人もいた。
 あれでゴールまで走れるのだろうか。初めから完走はあきらめて途中まで受け狙いか。

◎今日の素敵な鳥たち。
 モズ、メジロ、ジョウビタキ、シジュウカラ、カワラヒワ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、メボソムシクイ、ハクセキレイ、カワウ、オオタカ、ウグイス、コサギ、アオサギ、ムギマキ、シロハラ、ツグミ、オオバン、コゲラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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10/29 ムギマキ♂、クロツグミ♂♀、シロハラ、ジョウビタキなど・・・。

2016年10月29日 | Weblog
 予報に反して朝から青空が見える。北風で寒くなるとのことだったので1枚上着を着て出かけたが、薄っすらと汗をかく。
 南外堀沿いでとうとう上着を脱ぐことに。秋の予報は難しいらしいが・・。

 今朝は全体に鳥が少ない。バーダーやカメラマンも少ない。そんな中、修道館東でクロツグミ♀、六番やぐら横でムギマキ♂成鳥との連絡をいただく。

 しかしその時は既に、第二寝屋川を前に飲んでいた。今からそこまで戻る気力が起こらない。クロツグミ♀もいいが、ムギマキの♂成鳥、黒い奴と聞かされると非常に気になる。連絡いただいたことに心から感謝。

 キビタキは、みどりのリズム、六番やぐらで3羽のみ。秋の渡も終わりが近づいてきた印象。

 オオタカが飛騨の森などで見られている。

 ジョウビタキは、西外堀、六番やぐら、修道館裏、城南地区で♂3・♀1の4羽。

 オオバンはますます増加し、東外堀、西外堀、内堀、北外堀で計37羽。

 東外堀で自転車に乗ったガードマンが話しかけてきた。時々立ち話する顔見知りだ。頭のあおいカモがいた。あれは何?と。
 それなら多分マガモだろうと返事。ただし今見ている東外堀にはいない。その後南外堀でマガモ♂1羽を観察。多分これの事を言っていたのだろう。

 先日ふと思いついて一泊のプチ旅行に出かけた。当麻寺、橿原神宮、久米寺など思いつくままに巡る。

 橿原神宮は珍鳥情報でイワミセキレイを観察に出かけた思い出がある所。
 当時、情報を頼りに探したが見当たらず、翌日も出かけてようやく見つけるも短時間で飛び去る。しばらくして、別の場所で二人のバーダーが見ていたことで再会。カメラを持って行かなかったので写真はないが、十分に観察することができた。

 イワミセキレイは、ハクセキレイやセグロセキレイのように尾を上下に振るのでなく左右に振る。この仕草をぜひ見たいと願っていた鳥だった。

 記録を開いてみると2002年12月のことだ。目の前にあこがれの鳥が尾を左右に振って歩いている。カーッと熱くなり心臓の鼓動が感じられる。そんな当時を思い出した。

 久米寺は、よく知られた久米仙人の寺。
 「久米仙人が雲に乗って飛んでいると、川で洗濯している娘の白い脛を目にして神通力を失い落下した」 という話。

 この話の続き、ただの人に戻った久米はその娘と結婚して暮らす。
 やがて新都造営の人夫となり働くうち元仙人ということから、仙人力で材木を空から運ぶよう命じられる、再び修行し神通力を取り戻し、それを成し遂げる。

 その結果、褒美に田畑を賜り、そこに寺を建てたのがこの久米寺。
 面白いねー♪・・・長年、ひたすら耐えられない修行に耐え、ついにあらゆる煩悩を絶って、雲に乗って飛ぶことが出来る仙人にまで上りつめたのが、娘の白い脛で一瞬にして元の俗人。

 数十年のあの厳しい修行は何だった。・・・男とは所詮そんなアホな生き物か。あるいは女とはそんな恐ろしい生き物か。

 久米寺の境内にひっそりと 「ホトトギス」 
 鳥のホトトギスでなく、花のホトトギス。花のまだらな柄がホトトギスの胸に似ているからと名付けられたらしい。

 寺の若いお坊さんに声をかけると、近くに久米仙人が落下したとされる場所があり、小さな堂があるとのこと。
 早速教えてもらった場所を尋ねる。 「いもあらい地蔵尊」 が祭られている。この辺りに芋洗川があって、裾を捲った娘が洗濯していたのか。今は小さな水路があるのみだった。娘の白い脛でなく、白いコサギが1羽。

 久米が仙人になる修行した場所が吉野にあるらしい。いずれ訪ねてみたい。
 この夜は、奈良の地酒セットや持参の焼酎でぐでんぐでんになって、ベッドの上でテレビを見ていたら寝てしまった。

 昔は全国各地へ鳥見に出かけても宿には泊らず、すべて車中泊だったが、今は泊まって温泉に入ってうまい料理に酒・・・。

 ヒドリガモはもうすでに400超え! 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で計405羽。すべての堀で観察できた。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀で7羽。
 キンクロハジロは、内堀、北外堀で29羽。

 オカヨシガモは東外堀、西外堀、内堀で計9羽。
 ヨシガモは、東外堀、南外堀で4羽。

 コガモは南外堀に5羽のみ。今期増えないのは何故。
 ハシビロガモは、南外堀、西外堀、北外堀の計25羽。
 カルガモは城南地区人工川に17羽群れる、他西外堀に1羽。

※追加情報=六番やぐら周辺、マミチャジナイ、クロツグミ♂、キビタキ♂。

◎今日の素晴らしい鳥たち。
 カワウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワセミ、キビタキ、メジロ、ジョウビタキ、オオタカ、シロハラ、モズ、ハクセキレイ、カワラヒワ、クロツグミ、ムギマキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、マミチャジナイ。
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10/25 アオサギと 雨に降られる。

2016年10月25日 | Weblog
 天気予報では午後から雨。これなら大丈夫だろうと出かける。曇天の下、一通り回っていつもの水上バス乗り場のベンチ。

 アオサギが1羽とまっている。水面に雨の波紋が。小さな雨が降り出した。予報ではまだ降り出す時間ではないのに。

 じっと止まっていたアオサギも、ちょっと顔を動かして 「ん!雨か?」 みたいな感じ。私も手のひらを広げて 「ん!雨か?」

 急いで帰りの用意を始める。アオサギにお先と声をかけて速足で帰途につく。

 東外堀にオオバン9・西外堀に10で計19羽。日増しに増える。

 ヒドリガモは、東外堀77・西外堀174・内堀49・北外堀19の合計319羽。今季の水草は南外堀以外に広く繁茂。
 ヒドリガモもそれに合わせて観察される。西外堀に多いのが例年とやや違う。
 ヒドリガモが増えるとアメヒが混じっていないか。ちょっと楽しみで探してしまう。

 まずは、頭が灰色で褐色味が全くない奴を探す。しかし体も灰色味の奴は失格。頭は灰色なのに体は褐色。これが一番目。
 そんな奴が目に入ると 「ドッキ!」 

 次は、くちばしの付け根に、ぐるっと黒があるか観察。
 この2点をクリアすれば、後はじっくりと残りのポイントを確認することになる。

 残りの確認部については、バーダー誌10月号の特集 「図鑑だけでは見分けられない鳥たち」 にも取り上げられている。
 お勧め図鑑 「日本のカモ 識別図鑑」 誠文堂新光社刊 にも分かりやすく説明がある。
 もちろん、今日の319羽の中には見当たらなかった。

 東外堀でヒドリガモの中にオカヨシガモ♂を見つける。大阪城公園では最後に到着するカモであるオカヨシガモ。
 私はこの秋初観察。しかし大阪城公園初ではない。

 昨日、北外堀にオカヨシガモ♂観察との連絡をいただいている。今季初認は10月24日だった。

 カルガモは、東外堀・南外堀で計10羽。

 コガモは、南外堀で13羽。

 ハシビロガモは、南外堀・西外堀・内堀・北外堀で36羽。
 
 ヨシガモは、内堀でヒドリガモの中に2羽。一目では♂♀や年齢が分からない。
 しかし、比較的近い距離なので、後日酒を飲みながら、前出の図鑑を片手に識別を楽しもう。

 ちょうど羽の手入れを始めた。こんな時カモは最後に羽ばたく事が多い。翼の色柄を確認するチャンス!
 羽ばたきがぶれないように、ISO感度を400から1600に上げる。これでシャッター速度は2倍。その上露出補正をマイナス2分の1に設定。これでシャッター速度は5割アップ。

 この時期のカモは、同じ種なのに♂♀に♂エクリプス、♂幼鳥・♀幼鳥。大きく5つの形態でいる。これがややこしい。
 私は分からない。だから調べて考えるのが楽しい。

 ホシハジロは、内堀に♂が1羽。
 キンクロハジロは、北外堀に9羽。

 市民の森でキビタキ♀型に1羽であったのみ。いよいよ減少し始めたか。
 
 メボソムシクイは豊国神社裏で1羽。

 豊国神社裏南東部。先日からムギマキ♀が見られている。今日も見たという人がいた。

 ジョウビタキ♂1羽梅林。

 アオバト♀1羽、市民の森の樹冠部にとまる。

 ツグミが鳴きながら飛んでいたと聞く。

 朝は気温が低く冬の風情を感じる。上着を1枚着て出かけた。冷たいビールが恋しくない。

●今日の可愛い鳥たち。
 アオサギ、シジュウカラ、メジロ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ハクセキレイ、モズ、アオバト、キビタキ、ムギマキ、メボソムシクイ、ジョウビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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10/23 ムギマキ、ノゴマ、セグロカモメ・・・。

2016年10月23日 | Weblog
 今朝は二日酔い気味と睡眠不足。早朝の時間は快晴の空。二日酔いに青空は相性が悪い。
 しかし、鳥たちを見ていると少しづつ回復。

 ピースおおさか横のキンモクセイ群生。辺り一面に甘ったるい香りが漂う。これも二日酔いにはきつい香り。

 大阪城に着いてすぐにセグロカモメ1羽が上流へ。この秋初観察。帰途リュックに双眼鏡などをしまっている時、再びセグロカモメ。今度は下流へゆっくり飛ぶ。朝の1羽なんだろうか。

 セグロカモメは、ひでキングが10/17に寝屋川の今福で1羽を観察している。例年ユリカモメより早くやってきて、遅くまで残る傾向にある。

 ムギマキ♀が今日も豊国神社南東角で観察・撮影された。金曜日から3日目になる。多分同一個体なんだろう。

 同じ場所でノゴマ♂1羽。これは昨日から見られている。北外堀の青屋門近くの天端では♀1羽。「春のコマドリ 秋ノゴマ」

 キビタキは、♂2・♀型8。太陽の広場東の森・みどりのリズム・人工川・梅林・一番やぐら・飛騨の森ほか。
 白斑キビタキが見られなくなった。集中的に通過して行ったのだろうか。不思議。

 メボソムシクイ(オオムシクイ)は、城南地区・六番やぐらで3羽。

 オオタカ、ノスリが上空飛翔。
 ノスリは久しぶり。最近はオオタカ・ハイタカ・チョウゲンボウが見られている。

 オオバンはますます増加、東外堀8・西外堀4で計12羽。ちなみに昨年同日は5羽で今年の方が多い。

 ヒドリガモは、西外堀・北外堀で269羽。
 コガモは、南外堀29羽。
 ヨシガモは、南外堀2羽。
 ハシビロガモは、南外堀・北外堀で11羽。
 カルガモは、北外堀2羽。
 ホシハジロは、北外堀1羽。
 キンクロハジロは、北外堀21羽。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 セグロカモメ、ハクセキレイ、キビタキ、メジロ、オオバン、ジョウビタキ、モズ、キセキレイ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、カイツブリ、カワラヒワ、メボソムシクイかオオムシクイ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ノスリ、シロハラ。
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10/21 ムギマキ・ミヤマホオジロ・キビタキなど。

2016年10月21日 | Weblog
 大阪城公園へ向かう第二寝屋川沿いの道。対岸にはアオサギとコサギ。川面にヒドリガモとコガモ。
 いつものように金網の間からそれらを見ながら歩を進める。

 昨日のプロ野球ドラフト会議。阪神が野手を指名し会場はどよめいた。投手の豊作で、当然投手と思われていたから。

 でも私は大賛成。昨年の高山の時も喝采を送った。緊張感でしびれる投手戦は嫌い。5点取られたら6点取ればいい。10点取られたら11点取れば勝ち。来年か?清宮幸太郎もぜひ1番に指名してほしい。
 

 白斑キビタキが気になって、キビタキに会うと最初にそれを確認してしまう。
 豊国神社東の水場付近で、今日4羽目のキビタキ♀型?。後ろ姿に白斑は無いか?・・・!

 三列風切の羽縁が白っぽい。おっ・・・向きを変えて真正面が見える。喉から胸が橙色。
 ムギマキやないか! 目の後ろの白斑はごく微妙。尾羽基部の白斑は見えない。♀だろう。

 飛騨の森に向かう途中、知人に出会う。ユキヤナギの場所にミヤマホオジロ♂が突然現れたそうだ。見とれてしまって、カメラを向けた時は遅かった。飛び去った先は分からないと。
 徐々に秋の渡りの夏鳥から冬の鳥へ。季節は進む。

 ジョウビタキは♂のみ梅林・飛騨の森で計3羽。

 ハクセキレイが、東外堀など各所で6羽。
 キセキレイが、北外堀で1羽。
 
 オオバンが徐々に着実に増えてきた。
 今朝は、東外堀に5羽・西外堀に4羽。合計9羽。冬が進んでこれからどうなる?

 カイツブリは北外堀に1羽。

 昨年も越冬したカンムリカイツブリは来るんだろうか? 何日?だろうと気になる。
 もう一つ気になっているのが、キマユムシクイ。こいつもやっかい。メジロに紛れて見つけられない。
 昨年は、ともに今月下旬だった。もうそろそろ来るかも。

 カルガモは、計9羽。
 ヒドリガモは、計163羽。
 ハシビロガモは、計14羽。

 キンクロハジロは計17羽。
 ホシハジロは北外堀1羽。

 コガモが増えないのが不思議。オカヨシガモは今期まだ到着していない。11月になるだろうか。

●今日の素敵な鳥たち。
 カルガモ、メジロ、オオバン、カワラヒワ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ハクセキレイ、モズ、キビタキ、シジュウカラ、アオサギ、カワウ、ムギマキ、メボソムシクイかオオムシクイ、ジョウビタキ、ミヤマホオジロ、キンクロハジロ、ホシハジロ、キセキレイ、カイツブリ、コゲラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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10/20 夏鳥と冬鳥が交差する大阪城。

2016年10月20日 | Weblog
 平年に比べて気温が高いらしい。しかし、ほどほど風もあって快適。木陰のベンチは特等席。

 今朝、ムギマキは見られない。ただし昨日のムギマキも午後からだった。今日もこの後どうなるか。ちょっと気になる。

 東外堀のカモを観察中、自転車の男性に声をかけられた。
 「あそこに居るのはカルガモか? 横の黒いのは何や?」
 「カルガモでなくてヒドリガモ。黒いのはオオバン」

 何を食べるか?とか、鶴見緑地にはこんなカモがいるとか10分ほど、矢継ぎ早にしゃべって立ち去った。

 あらためてカモの数を確認しようとしたら、次は女性。
 「極楽橋の辺りでこんなカモを見かけるけど何でしょうか?」
 「アヒルです」
 「気になっていたのですっきりしました」
 満足した顔で立ち去った。

 観察中に声をかけられるのは日常茶飯事。
 どうという事はないが、なかなか話が終わらないのはちょっと困る。限界は10分くらい。もっとも、自分も酒を飲んだら話が止まらない。自分を振り返って・・・・。

 今朝もドローンが飛んだらしく北外堀のカモが少ない、代わって内堀に増えている。東外堀、西外堀、内堀、北外堀の合計157羽。

 キンクロハジロは、南外堀と北外堀で計16羽。

 珍しくホシハジロが1羽、北外堀に。

 ハシビロガモhが、北外堀で9羽。

 カルガモは最近減少、北外堀2羽。

 コガモは南外堀3羽のみ。

 山野の鳥は多くない。
 キビタキは、みどりのリズム、南外堀沿い、梅林、梅林南側上桜広場、飛騨の森などで♀型8羽。

 オオタカが上空を飛び回りカラスが騒ぐ。

 ノゴマ♂が愛の森で1羽。

 アトリ6羽が飛騨の森で。冬鳥が次々と到着している。

 ビンズイは西の丸庭園で1羽。

 梅林南側上でエナガ4・コゲラ2・シジュウカラ4・メジロ十数の混群に出会う。

●今日の魅力的な鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、キビタキ、オオバン、ヒドリガモ、モズ、キンクロハジロ、コガモ、コゲラ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、オオタカ、ハシビロガモ、ホシハジロ、カルガモ、ノゴマ、アトリ、ビンズイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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10/19 ジョウビタキ到着!シロハラも。追加ムギマキ続々。

2016年10月19日 | Weblog
 今朝も快晴気持ちのいい秋の日。春より秋の方が好き。何故だろう。

 今日は、ジョウビタキ初認のニュース。
 天守閣東側配水池で♂1・飛騨の森入り口で♂♀の2。梅林南側で♂1。合計♂3・♀1の4羽。
 数人の方から観察報告をいただいた。私がジョウビタキの初認を気にしているのを知ってわざわざ連絡を入れていただいた。ありがとうございます。感謝、感謝。

 実は、これまでジョウビタキ初認らしき情報は得ていたが 「白斑キビタキ」 の影響もあり確実な記録としてあげられなかった。

 19日の初認は、こころもち遅い印象もあるが、過去20日を過ぎての初認が何度もある。長期間の記録からすれば、ほぼ順当な到着。
 奴らだって、あの小さな体で翼を必死に羽ばたいて数千キロ、荒波の日本海を渡ってやってくるんだから。

 お疲れ!頑張ったねー。来てくれてありがとう。
 日本でいい冬を過ごして♪♪
 応援してるからね。

 シロハラは、市民の森で2羽確認。その後豊国神社裏で大将と出会い3羽は観察したと聞く。今秋初認。
 しかしシロハラ初認は、頭の片隅に飛騨の森で観察されたような話を、聞いた記憶があるような、ないよいような。齢のせいか、酒のせいか、はっきりしない。

 そういえば大将に出会うのは久しぶり。仕事詰めの毎日だったらしいい。そこで話題になっていた例の言葉をふってみた。

 「そんなに稼いで、大阪城を買い占めるつもりか?」
 すると大将が、
 「大阪城は無理やけど、熊本城・・・」 と言い出す。

 ノリ突っ込みか!・・・ 一瞬構える。

 「寄付しようと思っている」
 まじめな答えだった。九州出身の彼としては当然。

 白斑キビタキは見られなかったが、キビタキは社会運動顕彰塔、みどりのリズム、元ヘリポート、梅林南側、音楽堂西側上などで♂2♀型8の計10羽。

 コサメビタキは、豊国神社東と梅林南側上桜広場で2羽。

 一番やぐら西側でマミチャジナイ1羽。
 メボソムシクイ(オオムシクイ)は、みどりのリズムと梅林南側で2羽。

 カイツブリが東外堀に1羽。
 オオバンは、東外堀4・西外堀3・北外堀1で計8羽。

 コガモが南外堀で4羽。
 ヒドリガモは、第二寝屋川・東外堀・西外堀・北外堀。内堀で計152羽。

 ハシビロガモは、北外堀で11羽。
 キンクロハジロは、北外堀で4羽。

※追加情報=ムギマキ♀西の丸庭園。エナガ沖縄復帰の森。
  =ムギマキ♂若愛の森。♀梅林。マガモ・ヨシガモ北外堀。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 ヒドリガモ、メジロ、モズ、キビタキ、シジュウカラ、メボソムシクイ、カイツブリ、カルガモ、オオバン、シロハラ、ハクセキレイ、コガモ、コサメビタキ、オオタカ、コゲラ、マミチャジナイ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ムギマキ、エナガ、ヨシガモ、マガモ。
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10/18 白斑キビタキの謎?

2016年10月18日 | Weblog
 今朝も素晴らしい青空。
 心も晴れ晴れと言いたいが、最近の 「白斑キビタキ」 が頭の中にあって、常に自問自答の繰り返し。

 日本でキビタキは2亜種が記録されている。一つは亜種キビタキ。もう一つは亜種リュウキュウキビタキ。
 大阪城公園でいつも見られるのが亜種キビタキ。一方亜種リュウキュウキビタキは、奄美諸島、琉球諸島に留鳥として生息し、屋久島、種子島、トカラ列島に夏鳥として飛来するとある。(日本鳥類目録 改訂第7版)

 どう考えても亜種リュウキュウキビタキがやってくるとは思えない。もちろん形態も明らかに違う。

 今回の 「白斑キビタキ」 は亜種キビタキであることは間違いないだろう。
 ではなぜ? 白斑だったり腰の黄色だったりするのだろう。長年大阪城公園の観察記録を続けているが、こんな奴は見たことがない。

 この秋に1羽だけだったら、生物界では当然にあること。これほど驚かない。
 それが次々と出てくる。今のところ8羽+2。

・9/4 飛騨の森、雨覆白斑、腰の黄色不明。
・10/13・14 梅林南西側、雨覆白斑、腰黄色。
・10/15 梅林中央 雨覆白斑、腰黄色なし、下面黄色。
・10/16 二番やぐら跡、雨覆白斑、腰黄色、下面部分的に黄色。
・10/16 豊国神社裏、雨覆白斑、腰黄色なし。
・10/16 市民の森、雨覆白斑、腰黄色なし。
・10/16 社会運動顕彰塔、雨覆白斑、腰黄色。
・10/17 梅林南側上桜広場、雨覆白斑、腰黄色。

 ブログを見たと先日コメントをいただいた。それには六甲甲山森林公園でも9月4日と10日に観察されている。
 
 この様子なら近畿全体。あるいは日本中。このような個体が観察されているだろう。

 こいつは何?。亜種キビタキ♂で第1回冬羽から第1回夏羽へ換羽が始まった個体。ではなぜ?換羽が早まった。
 30年近く大阪城公園を観察記録しているが、これまでは皆無。
 
 なのに突然これだけの数。これだけになると、たまたまという訳にはいかない。説明できる原因があるはず。
 それに行きつかない。快晴なのに頭がすっきりしない。

 あっ!
 少し前に観察撮影されたコウライウグイス。「白斑キビタキ」 騒動で忘れられたみたいだが、決してそうではない。
 撮影した方から写真を送っていただいて、露出補正や拡大表示でじっくり確認させていただいた。
 当日カメラのモニターを見た時は♂だろうと答えていた。しかし過眼線が後頭部では細くなるというか見えなくなる。
 図鑑の解説が正しければ♀になると思われるが、どうなんだろう。

 その前の人工川でのエゾセンニュウかオオヨシキリか。種々検討、北海道にある野鳥の会に生態を教授いただいた結果も含め総合し、オオヨシキリと判断した。

 今日のキビタキは、社会運動顕彰塔、市民の森、音楽堂西側上、豊国神社裏、一番やぐら、梅林などで♂2+♀型11で計13羽。

 メボソムシクイは社会運動顕彰塔、梅林で計3羽。

 コサメビタキは、人工川、豊国神社裏、一番やぐらで計4羽。

 ヒドリガモは計150羽ちょうど。
 カルガモは計6羽。

 コガモは内堀で1羽。今秋コガモが増えない。
 ハシビロガモは、北外堀で9羽。
 キンクロハジロは北外堀で7羽。

◎今日の可愛い鳥たち。
 キビタキ、メボソムシクイ、ヒドリガモ、オオバン、ハクセキレイ、モズ、シジュウカラ、カルガモ、コサメビタキ、アオサギ、メジロ、コガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、カワウ、カワラヒワ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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10/16 キビタキに何が起こっているのか?(白斑キビタキ)

2016年10月16日 | Weblog
 快晴の素晴らしい空。
 今日もバーダーやカメラマンは多い。

 桜門で空堀に向かって超望遠レンズが林立。ざっと20~30。通りかかった観光客が驚いて、何!!”無理はない。びっくりするだろう。
 結論としてノジコは出なかった。二日間だけだったようだ。

 マミチャジナイ♂は一番やぐらで少なくとも1羽は確認とのこと。同じような大型ツグミが数羽一緒にいたと。

 キビタキは、みどりのリズム、教育塔裏、梅林、元ヘリポート、愛の森などなどで計15羽。

 二番やぐら跡でとんでもない。キビタキ。
 やはり雨覆に白斑。腰は黄色。こいつは先日梅林南側で見られた奴と同じ、同一個体かどうかは別として、こんな個体になかなか会えるもんじゃない。写真を送ってほしいと依頼。

 ところが、腰の黄色はないが、他はよく似た個体が。
 昨日梅林で撮影したと見せてもらった写真には、やはり雨覆に白斑が、ただし腰は黄色くない。
 撮影した女性によると、この個体は胸から下腹部まで黄色く見えたと言う。
 
 飛騨の森で久しぶりに出会った鳥友は、少し前に飛騨の森で雨覆に白斑のあるキビタキ♀型を撮影したという。写真を送ってほしいと依頼。

 他にも、キビタキ♀型と思えるのに、雨覆に白斑のある個体の観察例2件・・・らしき情報が入ってくる。
 すべて、越冬地でおこなわれるはずの、第1回冬羽から第1回夏羽への換羽が早く始まったのだろうか。
 
 これまで、キビタキは相当な数を観察してきたが、こんな個体は見たことがない。しかも1羽でなく複数羽。
 この秋に何が起こっているのか。将来に向かって大きな変化の始まりでは?
 気になる!気になる!

 コサメビタキは市民の森、沖縄復帰の森、修道館裏、豊国神社裏、二番やぐら跡、梅林南側上桜広場などで計11羽。

 ノゴマ♂は今日も飛騨の森で1羽。

 クロツグミの♀が1羽、飛騨の森で。

 エゾビタキは市民の森と梅林南側上桜広場。

 メボソムシクイは市民の森と

 オオバンは東外堀と西外堀で計7羽。少しずつ確実に増加。

 ヒドリガモは東外堀、西外堀、北外堀の計197羽。早朝に東外堀で見られるヒドリガモはその後ゼロに。
 理由は不明も、北外堀などに移動している様子。ダブルカウントしているのではないかと気になる。

 キンクロハジロは、東外堀と北外堀で計13羽。

 コガモは、東外堀に8羽。

 カルガモは、東外堀と北外堀で5羽と少ない。

 ハシビロガモは、北外堀に6羽。

※追加情報=白斑キビタキ、豊国神社裏でも観察された。腰に黄色なし。飛騨の森の観察は9月4日とのこと。 

◎今日の素晴らし鳥たち。
 キビタキ、オオバン、ヒドリガモ、キンクロハジロ、コガモ、カルガモ、モズ、シジュウカラ、メジロ、メボソムシクイ、コサメビタキ、ハクセキレイ、カイツブリ、カワラヒワ、アオサギ、ウグイス、マミチャジナイ、コゲラ、ノゴマ、クロツグミ、ハシビロガモ、カワセミ、エゾビタキ、キセキレイ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

〇今日二番やぐら跡で撮影された白斑キビタキの写真を送っていただいた。
 なかなかシャープに撮影されていて、その上正面や横、下などの角度のものがある。なかなか貴重な写真である。
 背はよくあるオリーブ褐色、内側大雨覆に白斑、大雨覆・三列風切の羽縁の淡色が目立つ。眉斑は見られない、腰は黄色、下面は喉・胸に黄色の羽が散在、腹から下腹は薄く黄色。
 まさに夏羽への換羽が進んでいる印象も何故今ごろ。

 9月4日の飛騨の森の個体は、全体が写っていないので見える範囲では、雨覆に白斑、うっすらと眉斑が出かけているように見える個体。黄色部は確認できず。

 東南アジアのキビタキの越冬地では、こんなキビタキが普通に見られるということか。
 東南アジアの鳥を紹介するのに、現地の鳥でなく、日本の鳥が越冬時どう過ごしているかが知りたいものだ。
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