大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

パンダガモ2羽 ♪♪ 2023.2.27

2023年02月27日 | Weblog
 快晴の空。朝は気温が低くネックウオーマーにニット帽子で出かけたが途中で暑くなってきて両方とも取ってしまった。

 今日の楽しみはパンダガモ2羽。連日西外堀で観察されている。なのでよっぽどの事がないかぎり見られるだろう。
 わくわく気分で西外堀をのぞくと・・・1羽しかいない!
 
 えー。なんで。の気分。諦めて豊国神社裏に回る。一番やぐらでさかなさんに出会って
「毎日見られていたのに、私が観察すると1羽しかいない」などと愚痴る。

 一通り回って最後の北外堀を観察していると、さかなやさんから連絡。
「パンダが戻って2羽に」

 どうしようと迷ったが今日見ておかないと。西外堀を外から回って大手門の近くまで行く。居たー、パンダガモ2羽。私が見た時はいなかったのに。私が居なくなるとやってくる・・・。
 
 結局今日のミコアイサは、西外堀に♂夏羽2羽、♀1羽、北外堀に♀2羽の計5羽となった。
 今期のミコアイサは不思議。面白い。もちろんパンダガモ2羽は大阪城公園初観察。

 梅林は9割は開花している。梅見客もかなり多くなってきた。春が近い。

・ヒドリガモ 55羽 東外堀14・南外堀3・西外堀19・北外堀13
・マガモ 14羽 西外堀2・内堀12
・カルガモ 5羽 内堀1・北外堀4
・ハシビロガモ 82羽 東外堀4・南外堀5・内堀4・北外堀69
・コガモ 6羽 東外堀1・南外堀5
・ホシハジロ 52羽 東外堀2・南外堀1・西外堀9・内堀15・北外堀25
・キンクロハジロ 80羽 東外堀11・南外堀8・西外堀5・内堀21・北外堀35
・ミコアイサ 5羽 西外堀♂夏羽2、♀1・北外堀♀2
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 49羽 全ての堀と第二寝屋川
・カワウ 8羽 西外堀ほか
・カイツブリ 3羽 西外堀、北外堀
・アオサギ 1羽 内堀
・ハクセキレイ 6羽 北外堀ほか
・カンムリカイツブリ 1羽 北外堀
・ゴイサギ 5羽 北外堀

・ツグミ 4羽 各所
・カワラヒワ 5羽 太陽の広場東の森
・モズ 1羽 太陽の広場東の森
・シジュウカラ 6羽 各所
・ジョウビタキ 3羽 もみじ園、北外堀、大阪城ホール
・シロハラ 6羽 各所
・トラツグミ 1羽 一番やぐら

■■アトリ(2011.1.11 北外堀天端)
 北外堀の天端で1羽のアトリが地上に下りて採餌。丸い木の実を食べている。頭はかなり黒っぽい。♂の冬羽だろう。ゆっくりゆっくり近づいて、しゃがみ込んで撮影させてもらう。
 こんな時は手持ちのカメラで助かる。もう800ミリを持って歩く事は体力的にできない。400ミリのズームでも肩が痛くなる。
 でも不満足ではない。体力が落ちた分、精神的な満足感は増した。理想を言えば、若い体力のある時に、時間も金もあれば一番だろうが、心をコントロールできないだろう。
 60歳で何を聞いても動じなく、人の言うことを逆らわないで聞けるようになる、耳順(じじゅん)
 70にして、心の欲するところに従って矩をこえず。自分の思うがままに任せても限度を超えない。従心(じゅうしん)
 これらの心境にはなれない。もうすぐ64歳の誕生日を迎える。
        
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分からないミコアイサ 2023.2.22

2023年02月22日 | Weblog
 梅林は7~8割くらいの開花。人出もほどほど。これから増えてくるだろう。

 昨日西外堀でパンダガモ(ミコアイサ)が2羽見られたと、さかなやさんから聞いていた。今日はそれが一つの楽しみで急いで西外堀へ向かう。

 堀をのぞくと1羽しかいない。坤やぐら跡の下あたりで、ホシハジロとキンクロハジロの小群の近くで動かず休んでいる。他の場所も探したが見当たらず。

 残念!と諦め他を回る。北外堀に着いて探すとミコアイサは♀1羽のみ。
 帰途スーパーで買い物をしているとさかなやさんから、北外堀にパンダガモ1羽と♀2羽が一緒にいると。
 「えー!すると西外堀以外にもう1羽来たのか?」

 その後さかなやさんから、西外堀を確認にいったが居ないとのこと。はっきりしないが西外堀の個体が北外堀へ移動したと考えざるを得ない。

 私が北外堀を見たときは、かなり隅から隅までじっくり観察したが♀1羽だった。
 ♂パンダガモは西外堀から来たとしても♀1羽はどこから来たのか? 今期のミコアイサの行動がどうもよく分からない。

 西の丸庭園のニシオジロビタキは変わらず。カメラマンなどだれもいなくて静か。ちょっと人気が落ちてきたかも。

 トラツグミは一番やぐら前の林から道を隔てた植え込み部にいた。それほど遠くない距離でも気にしないで採餌している。

 南外堀にボートが入って走っている。ほとんどカモは逃げていない。
・オカヨシガモ 2羽 内堀
・ヨシガモ 4羽 南外堀
・ヒドリガモ 60羽 東外堀14・南外堀6・内堀19・北外堀21
・マガモ 8羽 内堀
・カルガモ 9羽 東外堀2・内堀1・北外堀6
・ハシビロガモ 99羽 東外堀73・内堀14・北外堀12
・コガモ 8羽 南外堀6・北外堀1・内堀1
・ホシハジロ 99羽 南外堀4・西外堀16・内堀18・北外堀61
・キンクロハジロ 48羽 東外堀12・南外堀3・西外堀7・内堀12・北外堀14
・ミコアイサ 3羽 ♂夏羽西外堀から北外堀 ♀2北外堀

・オオバン 65羽 すべての堀と第二寝屋川
・カイツブリ 3羽 東外堀、北外堀
・カワウ 7羽 西外堀、内堀
・ハクセキレイ 5羽 西外堀ほか

・モズ 1羽 太陽の広場東の森
・シロハラ 7羽 各所
・ツグミ 9羽 西の丸庭園ほか
・ウグイス 2羽 西の丸庭園ほか
・カワラヒワ 26羽 西の丸庭園芝生に群れる
・メジロ 9羽 豊国神社裏ほか
・シジュウカラ 7羽 各所
・トラツグミ 1羽 一番やぐら前林の西通路超えた植え込み部
・ジョウビタキ 1羽 ♂北外堀
・ヤマガラ 2羽 公園事務所
・エナガ 4~5 ピースおおさかスロープ
・イカル 11羽 天守閣北側

■■エナガ(2009.11.23 北外堀外側青屋門)
 青屋門から外側へ北外堀沿いの林。エナガの群れに出合った。この冬は各所で出合っているが、いつも高い部分を採餌移動している。
 今期初めて比較的低い場所で採餌移動しているのに出合った。肩にかけたカメラで早速撮影。相変わらず動き回るが、ランニングコストを考えずに済むデジタルのよさ。狙い定めてシャッターを押しまくる。
 わずか15分ほどでこの1枚が撮影できた。露出もピントもオート。かつての苦労が嘘のよう。
科学技術の進歩は、カメラマンの腕の向上より早く進む。古くから野鳥撮影に取り組んできた者としては複雑な心境だ。
 大伸ばしの仕事がきても受けられないだろう。覚悟の上だ。もうあの巨大なレンズは持ち歩けない。5分もすれば腰痛を起こすのがみえている。
 記録写真集くらいならOKだ。宝くじでも当たれば写真集が出せる。まあ夢の話しではあるが。
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ミコアイサ西外堀に! 2023.2.20

2023年02月20日 | Weblog
 今日は暖かい日だった。朝と昼前にぱらっと降ったがすぐに上がって快晴。

 ニシオジロビタキは西の丸庭園が休園日で観察できなかった。

 パンダガモ(ミコアイサ)は土曜日におきらく先生が、日曜日にひでキングが共に西外堀で観察しているので、私もかなり期待して出かけた。
 西外堀ではすぐに見つかった。ホシハジロなどの小群の近くで動くことなく羽を休めている。このミコアイサにして珍しくはおとなしい。この場所が落ち着くと気に入ったのか。
 これでこのミコアイサは、東外堀、北外堀、内堀、南外堀、西外堀とすべての堀で観察されたことになる。
 北外堀では♀2羽と♂冬羽1羽を観察。

 一番やぐら前の林ではトラツグミが動かず休んでいる。やってきた山男Tさんの話しでは梅林のうめみ坂でも1羽のトラツグミを見たと。梅林南部や梅林南側上桜広場で見られたこともあり2羽いるのは間違いない。

 カンムリカイツブリは変わらず北外堀で越冬している。
 南外堀にボートが入って多くのカモは飛ぶ。

・オカヨシガモ 6羽 内堀
・ヒドリガモ 130羽 東外堀27・西外堀16・内堀61・北外堀26
・マガモ 13羽 内堀8・北外堀3・第二寝屋川2
・カルガモ 9羽 東外堀4・西外堀1・内堀4
・ハシビロガモ 109羽 東外堀40・内堀3・北外堀66
・コガモ 25羽 東外堀1・南外堀19・内堀2・北外堀3
・ホシハジロ 91羽 東外堀9・西外堀26・北外堀56
・キンクロハジロ 74羽 西外堀15・内堀27・北外堀32
・ミコアイサ 4羽 西外堀♂夏羽1・北外堀♀2・♂冬羽
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・カイツブリ 5羽 東外堀、西外堀、北外堀
・オオバン 51羽 全ての堀と第二寝屋川
・ハクセキレイ 8羽 東外堀ほか
・カワウ 12羽 内堀ほか
・カンムリカイツブリ 1羽 北外堀
・ゴイサギ 4羽 北外堀
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川
・ユリカモメ 6羽 北外堀上空飛翔

・シロハラ 10羽 音楽堂西側上ほか
・アオジ 3羽 音楽堂西側上
・トラツグミ 2羽 一番やぐら前、梅林うめみ坂
・ジョウビタキ 3羽 梅林ほか
・モズ 1羽 ♂梅林
・ハシボソガラス 1羽 第二寝屋川

■■オオタカ(2009.11.12 西の丸庭園)
 大手門から西外堀越しに西の丸庭園のひつじさるやぐら跡に目をやると白く見えるものがとまっている。双眼鏡で確認するとオオタカだ。今年もやってきた。
 この場所には2005.11.7に若い個体がとまったのが最初。白く見える成鳥は2007.10.17が最初。今年で3年目。多分同一個体だろう。
 写真を見ると2007年にとまっていた枝から少し下の枝だと分かる。撮影場所も大手前の同じ位置からだ。
 プリントを見ると前回の30Dの写真と変わらない。というより見方によればその方がより良いようにも見える。
 画素数がどのように影響しているのか?現在発売中の7Dが気になっているが、1800万画素・・。どうなんだろうか。
 この成鳥が来ている間に、ぜひとももう少し近い距離で出合いたいものだ。シャープでかちっとしたものがほしい。
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トラツグミ、ニシオジロビタキなど 2023.2.17

2023年02月17日 | Weblog
 今朝は寒かった。手袋をしてない手先が冷たくて。でも快晴で日差しは暖かく、そのうち寒さも忘れてしまった。
 2月の中旬、そろそろウグイスの初音が聞けるころと少し期待して行ったが全く聞こえず。笹鳴きは聞こえないこともあるが、さえずりはよく聞こえるので意識していたがだめだった。
 近年の記録を開いてみると
・2019年 2月23日
・2020年 2月11日
・2021年 2月22日
・2022年 2月25日
 2月中には聞くことが出来そうで、これから毎回期待して出かける。

 パンダガモ(ミコアイサ)は見られず。北外堀に着いた時間も遅いしそれほど期待はしていなかった。♀2羽が一緒に行動して盛んに潜水を繰り返していた。
 ミコアイサといえばやはり白黒のパンダガモが絶対の人気者。時間的に間に合わなかったのか来ていなかったのか分からない。

 メジロガモ×ホシハジロの雑種は久しぶりの出合い。ただしひでキングでは12日にも観察されている。

 ニシオジロビタキは今日も西の丸庭園の迎賓館西側の山茶花の周辺。カメラマンなど誰もいなくて静か。撮影など自由にできていい条件かもしれない。
 今朝もジョウビタキ♂が山茶花の辺りを独占していてニシオジロビタキは見られず。探すと後ろのサクラの木々で見付ける。ときどき地面に下りて採餌していた。

 トラツグミは一番やぐらに着くと鳥友ひとりが撮影中。やはり一番やぐら前の林の中で落ち葉や土をひっくり返し、飛ばして採餌していた。

・オカヨシガモ 2羽 西外堀
・ヨシガモ 1羽 ♂南外堀
・ヒドリガモ 82羽 東外堀11・南外堀3・内堀35・北外堀33
・マガモ 8羽 内堀6・北外堀2
・カルガモ 7羽 人工川1・内堀1・北外堀5
・ハシビロガモ 118羽 東外堀52・南外堀9・西外堀1・内堀47・北外堀9
・コガモ 3羽 南外堀
・ホシハジロ 75羽 東外堀2・南外堀9・西外堀17・内堀17・北外堀30
・キンクロハジロ 東外堀12・南外堀8・西外堀13・内堀18・北外堀32
・ミコアイサ 2羽 北外堀 ♀
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 53羽 すべての堀と第二寝屋川
・カイツブリ 3羽 東外堀
・カワウ 42羽 第二寝屋川で潜水、移動を繰り返す32羽ほか
・セグロカモメ 1羽 南外堀着水
・カンムリカイツブリ 1羽 北外堀
・ハクセキレイ 5羽 北外堀ほか
・ゴイサギ 8羽 北外堀

・シジュウカラ 12羽 各所2羽でよく見る。ペアか
・シロハラ 13羽 各所
・ツグミ 4羽 西の丸庭園ほか少ない
・アトリ 5羽 市民の森水場
・アオジ 1羽 音楽堂西側上
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
・ジョウビタキ 2羽 西の丸庭園ほか
・ヒヨドリ 19羽が修道館裏の水たまりに集まる
・トラツグミ 1羽 一番やぐら

■■ヒヨドリ(2010.10.8 上空飛翔)
 秋になるとヒヨドリが渡って行く。「渡り鳥だよ人生は」基本的な性格からいえば合う。
 旅から旅へ渡り歩く人生。思い出を引きずらない。正直言えば、思い出の中には、楽しいものもあるが苦いものもある。それに耐えられないから渡り歩く。
 結局、辛い思い出と一緒に、幸福だった思い出も消しながら前に進む。
 この群れで約50羽くらいだろう。どこまで渡るのだろう。私なら一人で渡る。ヒヨドリの中にも入れない。いや入らない。
 青春の始まりのころ、私は人生の孤独を感じた。孤独を知った。それから、賑やかで面白くて、軽くて楽しくて、陽気で、人を傷つけないで、好かれるように生きてきた。
 でも人生は孤独。私の好きな孤独。でも大阪城公園の野鳥の記録を残したい。矛盾かも。ヒヨドリの群れは人生を思わせる。
コメント (2)
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ニシオジロビタキ、パンダガモ(ミコアイサ) 2023.2.14

2023年02月14日 | Weblog
 薄晴の朝、昨日より気温はかなり下がっている。歩いているうちに薄雲が差してきて細かい雨もぱらぱら。また雲が切れて日が差してくる。ややこしい空模様。

 コウノトリ (日本野鳥の会ひょうごの会報)の2023年3月号にこんな記事があった。
 みんなのひろばの中の 「五位鷺(ゴイサギ)の真相」 辻啓子さんの記事。

 “ゴイサギの名の由来について、天皇から五位の位を授かって五位鷺の名前になったと通説になっているが、その元になっている「平家物語」では五位の位を授かったとはあるが、その鳥の名前を五位鷺とは書かれていない。
 五位鷺の名が出てくるのは室町時代末期、そして名の由来が平家物語からきていると紹介されるのは江戸時代になってから”

 そうだったのか。確かに私もそのように話したり書いたりした記憶がある。自宅にある図鑑を何冊か開いてみると、名の由来に触れている3冊を見つけた。
・「鳥の名前」 大橋弘一 東京書籍
・「名前といわれ 日本の野鳥図鑑」 国松俊英 偕成社
・「野鳥観察図鑑」 杉坂学 成美堂出版
 そこには 「五位の位を授かったから」 とある。読んだ流れでは 「五位の位を授かって五位鷺の名をいただいた」 と思ってしまうようだ。
 この記事を読んで、そうだったのかと目から鱗が落ちた思い。

 今朝はいつもの順に回ったのでパンダガモ(ミコアイサ)は諦めていた。豊国神社裏で出会った鳥友から北外堀のローソン裏で見たと聞き急いで向かう。
 ローソン裏辺りには居なかったが、北外堀沿いに西へ歩いて行くと伏見櫓跡の下辺りで発見。近くに♀と♂の冬羽もいる。

 やがてパンダガモのみ堀の中ほどまで出てきたが、突然飛び立ち水面低く東へ飛ぶ。そちらに向かうと時々潜ったりしている。
 本当にこのカモは落ち着きがない。警戒心が強いだけではないような。でもこの時間までいてくれた。

・オカヨシガモ ♂1羽 南外堀
・ヨシガモ ♂1羽 南外堀
・ヒドリガモ 88羽 東外堀12・西外堀4・北外堀41・内堀31
・マガモ 14羽 東外堀2・西外堀2・内堀10
・カルガモ 5羽 東外堀3・内堀2
・ハシビロガモ 107羽 東外堀7・内堀51・北外堀49
・コガモ 10羽 南外堀
・ホシハジロ 95羽 南外堀11・西外堀17・北外堀33・内堀20
・キンクロハジロ 81羽 東外堀19・南外堀12・西外堀5・北外堀19・内堀26
・ミコアイサ 3羽 北外堀 ♂夏羽1,♂冬羽1,♀1
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 71羽 全ての堀と第二寝屋川
・ユリカモメ 12羽 東外堀、第二寝屋川
・カイツブリ 5羽 東外堀、西外堀、北外堀
・カワウ 10羽 第二寝屋川ほか
・ハクセキレイ 3羽 北外堀ほか
・カンムリカイツブリ 1羽 北外堀
・カワセミ 1羽 北外堀水面低く飛ぶ
・セグロカモメ 2羽 北外堀上飛翔
・ゴイサギ 9羽 北外堀

・アオジ 4羽 音楽堂西側上
・シロハラ 8羽 音楽堂西側上ほか
・ツグミ 4羽 音楽堂西側上ほか
・ジョウビタキ 2羽 西の丸庭園ほか
・ニシオジロビタキ 1羽 西の丸庭園
・メジロ 6羽

■■メジロ(2009.3.17 城南地区人工川)
 城南地区の人工川にカンヒザクラがある。早くから深紅の花を開き辺りを圧倒する。散歩の人も思わず足を止めて見上げる。
 大阪城公園の桜はソメイヨシノがほとんどだが、時期も花も色も違うカンヒザクラもいい。メジロやヒヨドリが喜んで花に集まる。後から知ったことだが園内には河津桜もあるそうだ。
 いつもの観察コースなので、毎回開花状況を見ながら横を通る。メジロが集まっていると、肩に掛けたカメラで撮影。粘って素晴らしい写真を撮ろうとの気持ちもなく、通りがかりに少し集中して撮るだけ。デジタルならではの撮影。
 花は下向きに開くのでメジロは苦労してくちばしを花の中に。動き回って面白い姿勢。
 結構偏屈な性格かも知れない。デジタルがこれだけ普及して、だれでも簡単に野鳥の写真が撮れるようになると少し引いてしまう。今は観察記録の方に力が入ってしまう。20年近く前から続けている記録は貴重なものだから。
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ニシオジロビタキ、トラツグミ、ミコアイサなど 2023.2.9

2023年02月09日 | Weblog
 今朝は快晴で比較的暖かく絶好の鳥見日和。

 少し早く家を出てまず初めに北外堀へ向かう。もちろん目的はミコアイサ。そのパンダガモは相変わらず、堀の西へ行ったり東へ行ったりと落ち着きがない。
 他のミコアイサは♀2と♂冬羽1で計4羽。北外堀の後は、いつものように回って最後に北外堀へ戻るとパンダガモはまだいた。そして少し落ち着いて潜ったり羽の手入れなどしていた。
 このパンダガモは1月30日から飛来していて今日で10日目、このまま春までいて欲しい。

 北外堀には他にカンムリカイツブリが越冬している。今朝もやや西寄りの場所でのんびりしている。
 ニシオジロビタキは西の丸庭園の山茶花の周辺で行動。特に変わらず、今朝はジョウビタキが出て来なかったので、山茶花の枝や地面によく下りてゆっくりしている。
 カメラマンも私以外に1人だけで、ちょっと飽きられてきた様子。

 トラツグミはいつもの一番やぐら前の林。私が着いた時は誰もいなくて、通路の近くに出ていた。これは近いから撮影しようとカメラに手を伸ばしたら、トコトコと奥へ歩いて上に飛び上がってしまった。

 音楽堂西側上のルリビタキは、すぐに出てきて通路の柵にとまる。西の植え込みに飛んで藤棚の柵にとまる。これも撮影しようとカメラを向けるとすぐに下に降りてしまった。

 今朝はミコアイサ、カンムリカイツブリ、ニシオジロビタキ、トラツグミ、ルリビタキと越冬している人気の鳥たちすべてに出合えた。なかなかいい朝だった。

・オカヨシガモ 3羽 内堀
・ヒドリガモ 75羽 北外堀22・東外堀16・西外堀7・内堀30
・マガモ 5羽 内堀
・カルガモ 3羽 東外堀2・内堀1
・ハシビロガモ 78羽 北外堀46・内堀32
・コガモ 7羽 南外堀
・ホシハジロ 51羽 北外堀17・南外堀4・西外堀16・内堀14
・キンクロハジロ 81羽 北外堀9・東外堀22・南外堀12・西外堀11・内堀27
・ミコアイサ 4羽 北外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 58羽 全ての堀と第二寝屋川
・ユリカモメ 19羽 東外堀ほか
・カイツブリ 4羽 北外堀、東外堀
・ハクセキレイ 5羽 北外堀ほか
・カワウ 9羽 第二寝屋川ほか
・セグロカモメ 1羽 北外堀上空飛翔

・シロハラ 14羽 各所
・ツグミ 4羽 各所
・ヤマガラ 1羽 沖縄復帰の森、高い木の樹頂にとまる
・メジロ 6羽 もみじ園ほか
・ルリビタキ 1羽 ♀型音楽堂西側上
・シジュウカラ 4羽 人工川ほか
・コゲラ 1羽 西の丸庭園
・ジョウビタキ 3羽 豊国神社裏ほか
・トラツグミ 1羽 一番やぐら

■■ツグミ(1992.2.16 沖縄復帰の森)
 秋が近付くと昨年の最初に合った日を思い出す。今年もやってくる頃だとか、気候の影響で遅れるのではないかと気にかかる。
 渡来数も多い代表的な冬鳥で、この公園でも普通に見られる。飛来当初は群れで鳴きながら飛んでいたり、枝にとまっていたりしていることが多い。しかし冬も深まると地面に下りてきて1羽や2羽で跳ね歩きながら採餌しているのが見られる。
 その頃には警戒心も弱くなって近距離で見ることができる。ツグミ特有の胸を反らした姿勢で立ち止まり私をじっと見る。
 かつて大量に殺されて焼き鳥にされた歴史があり、禁止された後も密猟で捕獲され続けた。法律が改正されて取締りも強化されていると聞くので実効があがることを期待している。
 しかし、何千万羽と殺された先祖の記憶が今も体の中を流れているのだろうか、私の心に話しかけてくるようなあの瞳が気になる。
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パンダガモ、カンムリカイツブリ 2023.2.6

2023年02月06日 | Weblog
 梅林の梅の花、全体をざっと見た感じでは1~2割程度の開花状況。人出もまあまあの感じ。
 梅林のローソンが営業開始している。早速入っておでんを買う。飲み物は持参の焼酎湯割り。梅林で梅を見ながら、人を見ながら食べて飲むのもいい。

 パンダガモ(ミコアイサ)は10時40分に北外堀から西方向へ飛び立ったとのこと。私はいつもの順に回ったので間に合わず。これまではボートが入ったからとか、ドローンが飛んで来たからとか、柵の工事の人がとか考えていたが、このパンダガモはそれらとは関係なく、朝の9時ごろから11時ごろの間に飛び立つようだ。
 多分夜間に帰って来て朝に出掛ける行動らしい。毎日いったいどこに行くのだろう。
 その後北外堀ではミコアイサ♂の冬羽1羽観察。

 カンムリカイツブリは朝に東外堀で観察、その後北外堀で観察されたと聞く。私が北外堀に行った時には見られず。再度東外堀を探したが見られず。

 北外堀のヒドリガモが堀を飛び出して周りに下りる。木々の間の草を採餌、ジョギングや散歩の人が来ると、少し歩いて離れるがそれほど気にしていない。

・オカヨシガモ 1羽 南外堀
・ヒドリガモ 107羽 東外堀16・南外堀4・内堀38・北外堀49
・マガモ 11羽 南外堀2・内堀9
・カルガモ 5羽 東外堀2・内堀1・北外堀2
・ハシビロガモ 78羽 南外堀19・西外堀7・内堀14・北外堀38
・コガモ 14羽 南外堀11・内堀3
・ホシハジロ 92羽 南外堀26・西外堀17・内堀14・北外堀35
・キンクロハジロ 69羽 東外堀26・南外堀3・西外堀7・内堀14・北外堀19
・ミコアイサ 3羽 北外堀

・オオバン 71羽 全ての堀と第二寝屋川
・カンムリカイツブリ 1羽 東外堀~北外堀
・ユリカモメ 26羽 東外堀ほか
・ハクセキレイ 4羽 東外堀ほか
・アオサギ 2羽 東外堀ほか
・カワウ 22羽 内堀ほか
・ゴイサギ 10羽 北外堀
・セグロカモメ 1羽 東外堀上空飛翔
・カイツブリ 3羽 東外堀ほか

・ツグミ 5羽 太陽の広場東の森ほか
・シロハラ 18羽 音楽堂西側上ほか
・モズ 1羽 ♂城南地区
・ジョウビタキ ♀1羽 太鼓やぐら跡
・エナガ 3羽 二番やぐら跡
・メジロ 13羽 豊国神社裏ほか

■■アオバト(2009.12.14 元ヘリポート)
 「オーアーオーアー」の声がなかったら近づきすぎて飛ばしてしまっただろう。朝日の中の逆光ですっきり見えないが、雨覆の栗色は一部のみのようだ。若い個体なのだろう。
 年が明けると63歳。若くはない。しかし気力も体力もみなぎっている。たしかに体の各部に多少の故障はある。老眼、腰痛、50肩、耳鳴り、頻尿、健忘などなど、若い頃とは言わないが十年ほど前は感じなかったことだ、だが精神的満足感はこれまでの人生で最も充実している。
 これが老いるということか。しかし決して20歳に戻りたいとは思わない。体の満足感は80点であっても、心の満足感は100点。いい日々を過ごしている。
 少なくとも後10年くらいは、大阪城公園に通いたいと思っている。その間に、成鳥アオバトと近距離での出合いもあるだろう。健康が全てを保障する。
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パンダガモに出合う♪ 2023.2.3

2023年02月03日 | Weblog
 今日は2月3日の節分。しかも金曜日。金曜日は我が家では「海軍カレー」として晩御飯はカレーに決まって数年になる。
 しかし節分の「巻き寿司丸かぶり」と重なってどうしようかと迷った。巻き寿司の丸かぶりは関西の寿司店の商魂たくましい発案で始まったらしい。なのでこだわることはないのだが。
 結局スーパーで巻き寿司を買って帰った。

 合えた。パンダガモ(ミコアイサ)数日前から時々見られているので今日は回る順を逆にして東外堀から北外堀に向かった。
 これがよかったのかパンダガモに合えた。白に黒の美しいカモだ。今回このカモの観察記録は
・1月30日 月曜日 北外堀
・2月1日 水曜日 内堀~北外堀
・2月2日 木曜日 北外堀
 と観察されている。そして今朝も北外堀。東の方にいたのが飛んで西の方へ。再び飛んで東の方へと移動。このカモはともかく落着かずよく動く。今日も北外堀を飛び出して高く南の方に飛んで見えなくなったとのこと。
 回る順を逆にして北外堀へ回ったのがよかった。

 パンダガモは大阪城公園では4羽目の観察になる。
1回目 1996年2月
2回目 2014年1月
3回目 2021年12月
 今回で4回目。 

 今日はパンダガモの観察を主にして回ったため、山野の鳥の観察はなく西の丸庭園にも入場せず。よってニシオジロビタキも未観察。
 また他のカモたちも東外堀にボート、北外堀にもボート、内堀は遊覧船と舟に追いかけられ落着かず移動が激しい。
 昨日は市民の森の水場にシメが1羽来たそうだ。今期はシメが非常に少なくこれまで数回の観察記録しかない。

・オカヨシガモ 4羽 内堀
・ヨシガモ 1羽 南外堀
・ヒドリガモ 91羽 東外堀14・北外堀36・内堀37・西外堀4
・マガモ 11羽 内堀9・北外堀2
・カルガモ 9羽 東外堀4・北外堀4・内堀1
・ハシビロガモ 58羽 北外堀24・内堀11・東外堀19・西外堀4
・コガモ 6羽 北外堀1・南外堀6
・ホシハジロ 62羽 北外堀29・内堀12・南外堀14・西外堀7
・キンクロハジロ 74羽 東外堀31・北外堀18・内堀16・西外堀9
・ミコアイサ 3羽 北外堀 ♂夏羽・♂冬羽・♀。♂夏羽と♀は高く飛んで南の方へ、♂冬羽のみ北外堀に残る
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 96羽 全ての堀と第二寝屋川
・カンムリカイツブリ 1羽 東外堀
・ユリカモメ 54羽 東外堀ほか
・カイツブリ 1羽 北外堀
・ハクセキレイ 6羽 東外堀ほか

■■シ メ(2018.12.14 市民の森)
 市民の森の石の水場。今朝は誰も撮影していない。私一人。少し近づいて木の陰から水浴び中の1羽のシメを撮影。半分体を木に隠してもシメにはお見通しだろう。だが少しでも驚かせないように。
 後ひと月で72歳になる。どう見たって老人だ。自分の中ではそうではないが。
 振り返るとこれまでの日々に思いが頭をめぐる。激動の中を飛んでいた日々から、地上にゆっくりゆっくりと、衝撃を与えないようにうまくソフトランディングできていると思う。
 今は激しい揺れもショックも感じない。大成功。地上に帰ってきた。宇宙は素晴らしいが危険も伴う。大事故もなく無事宇宙旅行を楽しめた。
 あと十年くらいでこの世を去って宇宙の思い出とともに静かに眠れるだろう。
 水浴びしながら濡れた羽で時々こちらを見る。このシメはどこに帰るのだろう。北日本か大陸か。無事な旅を。
コメント
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