各地のアオバズクが、次々と巣立ちしたとの話が伝わってくる。順調に成長して、何百年と続いてきた歴史をこれからもと、祈らずにいられない。
先日、アオバズク調査の事を書いた。
永年営巣していたが、飛来しなくなったという場所は大変多い。
例えば、能勢の倉垣天満宮、島本の若山神社、交野の倉冶公園、寝屋川の八坂神社、和泉の福瀬戎神社、東大阪の池島神社、岬の金乗寺・・・などたくさんある。すべて飛来しなくなった。
これらの中には、夜間に出かけて、捕食された昆虫の頭や羽を拾った神社もある。毎夏楽しみに観察に行った寺もある。
しかし、前年が最後だったと分かって、諦めきれず振り返りながら帰った悲しい場所もある。
営巣木の倒壊、周囲の環境の変化、カラスの圧力、人の影響などなど、原因はいろいろ。
一方、これまで飛来しなかった場所に、新たに営巣したとの話を聞いた事がない。つまり、アオバズクの営巣場所は、減ることはあっても増えることはない。
調査中断したままで、協力をいただいた方々には申し訳なく思っている。
言い訳になるが、現状を把握して減少を記録しても意味はない。絶望するだけ。 営巣場所を守る、増えるような活動に繋がらないと徒労。辛いが、私個人の限界。
大阪城公園のアオバズクの記録を開くと、1990年代は毎年見られている。
92年2羽。
93年3羽。
94年2羽。
95年1羽。
96年1羽。
97年1羽。
98年2羽。
ところが、99年ゼロ。00年ゼロ。01年ゼロ。
と3年連続ゼロ。
その後、2年は見られたが、
02年1羽。
03年1羽。
再び3年連続ゼロ。
04年ゼロ。
05年ゼロ。
06年ゼロ。
07年2羽。
08年1羽。
09年1羽。
と飛来観察されたが、10年は再びゼロ。11年が2羽で、昨年はゼロ。
今年は、春の渡りでは観察なし。秋に期待したい。
ここ20年間ほどの傾向をみても、あきらかに右下がり。減少一方。 アオバズクの将来は厳しい。
7月は10回の登城のみ。明日から8月。いつも同じことを言っているが、お盆の辺りからコルリなどが期待できる。後2週間ほど。
●今日の鳥たち。
ササゴイ、アオサギ、ヒドリガモ、カルガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
先日、アオバズク調査の事を書いた。
永年営巣していたが、飛来しなくなったという場所は大変多い。
例えば、能勢の倉垣天満宮、島本の若山神社、交野の倉冶公園、寝屋川の八坂神社、和泉の福瀬戎神社、東大阪の池島神社、岬の金乗寺・・・などたくさんある。すべて飛来しなくなった。
これらの中には、夜間に出かけて、捕食された昆虫の頭や羽を拾った神社もある。毎夏楽しみに観察に行った寺もある。
しかし、前年が最後だったと分かって、諦めきれず振り返りながら帰った悲しい場所もある。
営巣木の倒壊、周囲の環境の変化、カラスの圧力、人の影響などなど、原因はいろいろ。
一方、これまで飛来しなかった場所に、新たに営巣したとの話を聞いた事がない。つまり、アオバズクの営巣場所は、減ることはあっても増えることはない。
調査中断したままで、協力をいただいた方々には申し訳なく思っている。
言い訳になるが、現状を把握して減少を記録しても意味はない。絶望するだけ。 営巣場所を守る、増えるような活動に繋がらないと徒労。辛いが、私個人の限界。
大阪城公園のアオバズクの記録を開くと、1990年代は毎年見られている。
92年2羽。
93年3羽。
94年2羽。
95年1羽。
96年1羽。
97年1羽。
98年2羽。
ところが、99年ゼロ。00年ゼロ。01年ゼロ。
と3年連続ゼロ。
その後、2年は見られたが、
02年1羽。
03年1羽。
再び3年連続ゼロ。
04年ゼロ。
05年ゼロ。
06年ゼロ。
07年2羽。
08年1羽。
09年1羽。
と飛来観察されたが、10年は再びゼロ。11年が2羽で、昨年はゼロ。
今年は、春の渡りでは観察なし。秋に期待したい。
ここ20年間ほどの傾向をみても、あきらかに右下がり。減少一方。 アオバズクの将来は厳しい。
7月は10回の登城のみ。明日から8月。いつも同じことを言っているが、お盆の辺りからコルリなどが期待できる。後2週間ほど。
●今日の鳥たち。
ササゴイ、アオサギ、ヒドリガモ、カルガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。