大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

サンコウチョウ低い所を飛び回る 2022.8.31

2022年08月31日 | Weblog
 いよいよ8月の月末。本当に月日の経過が早い。今日は日差しが暑かった。風も先日ほどでもなかった、今年も残暑が厳しいのか。
 29日の月曜日に飛騨の森でアカショウビンが観察撮影された。赤味がやや薄く嘴先端が淡色の幼鳥個体。数人が撮影されたようだ。どこで繁殖した個体なのだろうか。案外大阪周辺で営巣しているのではと大変興味がある。

 話が変わるが今期はハクセキレイが見られない。ここ数年夏の観察が減少傾向。理由が分からない。注視する必要がある。

 サンコウチョウが豊国神社裏で見られた。10人ほどのカメラマンの前10~30メートルくらいの近い距離で人を恐れずフレンドリーな個体。
 しかも低い所ばかり飛び回り地面にもよく下りる。石段にもよくとまる。背面の赤茶色から♀だ。こんなサンコウチョウは珍しい。

 空堀でさかなやさんがオオヨシキリを観察撮影。同所でIさんが25日に観察していたと。同じ個体が残っていたのか。

 今日もヤマガラが各所で見られている。豊国神社東や沖縄復帰の森など

・シジュウカラ 6羽 みどりのリズムほか
・カワウ 6羽 東外堀、南外堀、北外堀
・サンコウチョウ 1羽 豊国神社裏
・コゲラ 1羽 音楽堂西側上
・カルガモ 6羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・キビタキ 2羽 ♀型梅林南側上桜広場、天守閣東側配水池
・ヤマガラ 6羽 豊国神社東、沖縄復帰の森、飛騨の森
・オオヨシキリ 1羽 空堀
・エゾムシクイ 2羽 音楽堂西側上
・センダイムシクイ 5羽 沖縄復帰の森、天守閣東側配水池
・オオルリ ♀1羽 天守閣東側配水池
・チョウゲンボウ 1羽 梅林上空飛翔
・コルリ 1羽 ♀飛騨の森
・アオサギ 2羽 北外堀、第二寝屋川

■■ハクセキレイ(2012.11.28 豊国神社裏)
 まっさおな空。豊国神社の裏の小道。イチョウの落葉が逆光に輝き道を飾る。ここに鳥がほしいと頭に浮かんだとき1羽のハクセキレイが降りてきて黄金の上で踊る。  
 りんと微かな音が聞こえたような気がした。心に響く音。私は有頂天になってカメラを向ける。一方で冷静に状況を判断しろと誰かが言う・・・・。
 このように絶好のタイミングで鳥が降りてくる訳がないと心の片隅で疑いながらも目の前は現実。ハクセキレイは、まりが転がるように上を見たり小走りに斜めに走ったりして惑わせる動き。分かっているのだ彼女は。生まれつきそういう可愛い奴かもしれない。
 千路に乱れる心。小悪魔。本当の悪魔ならわかりやすい。黄金の舞台で踊るハクセキレイは小悪魔。分かっていながら誘われている。私が誘ったように思ったけれど。向こうから散歩の人がやってきた。もう飛び立つだろう。
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秋の渡り順調 2022.8.29

2022年08月29日 | Weblog
 陽ざしの中ではまだまだ暑いけれど、木陰や風のある場所では幾分涼しい。あの40度近い猛暑とは少し変わってきた。

 秋の渡り、日によって増減はあるが順調に進んでいる。今朝は飛騨の森のコルリとトンボにカメラマンが多かった。私はトンボは分からないので横目で見て通り過ぎる。

 大阪城公園の観察データーはパソコン本体と外付けHDD、そして先日購入した外付けSSDの3か所に保存している。同時に3つが壊れることはないだろうと。
 30数年間の大阪城公園の記録は私の人生そのもの。どんなことがあってもこれを守らないといけない。

 SSDは早いと思っていたが、私の記録量ではHDDと変わらない。どちらも短時間で終わる。詳しい仕組みは分からないが2種類の方法で記録しておく方が安全だろうと思っている。

 今朝は山男Tさんが愛の森でヤブサメを観察。今秋初ではないか。ヤマガラが各所で見られている。この冬大阪城公園に滞在するのか。

・エゾムシクイ 3羽 太陽の広場東の森、市民の森、飛騨の森
・コサメビタキ 2羽 太陽の広場東の森、市民の森
・ヤマガラ 4羽 太陽の広場東の森、市民の森、沖縄復帰の森、飛騨の森
・シジュウカラ 7羽 みどりのリズムほか
・メジロ 4羽 みどりのリズムほか
・センダイムシクイ 4羽 市民の森、梅林南側上桜広場、飛騨の森
・サンコウチョウ 3羽 市民の森、飛騨の森
・コルリ 3羽 ♂若 音楽堂西側上、飛騨の森、♂飛騨の森
・カワウ 7羽 南外堀、西外堀、北外堀
・カルガモ 4羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・キビタキ ♀型2羽 梅林南側上桜広場、飛騨の森
・エナガ 4羽 沖縄復帰の森、市民の森
・オオルリ 4羽 ♂若 梅林南側上桜広場、飛騨の森、愛の森。♀市民の森
・ヤブサメ 1羽 愛の森
・アオサギ 2羽 内堀、北外堀
※追加情報 アカショウビン 飛騨の森

■■カワセミ(2000.12.30 本丸庭園池)
 「ツチィー」の声に水面を注視するとコバルトブルーの弾丸が低く一直線に通過し石垣にとまる。カワセミはいつ見ても何度見てもうれしい鳥のひとつ。
 これまで3回撮影したが、いずれも距離が遠かったり光線が悪かったりして50点程度の出来の写真でしかなかった。
 鶴見の花博公園や大泉緑地など、撮影のために餌付けされている場所があり、見栄えのする写真が簡単に撮影できる。しかし大阪城公園で撮影でなければ意味がなく、出かける気にもならない。かといっていい写真が欲しいと常々意識から離れなかったのも事実。
 半年も前の事だっただろうか、本丸の日本庭園の池でカワセミがよく見られると数人から耳にした。様子を見に行くと一人の顔見知りカメラマンがいて、近距離にとまるなどの話しをする。心がざわついたが冷静を装い参考となるべき情報を仕入れた。
 翌日から注視し続けたが結局その枝にとまるカワセミは一度も見ることなくシーズンが終わった。
 数か月も過ぎた12月29日、再び近距離で観察したとの話を聞いたので立ち寄ると、今しもカワセミが岩から飛び上がり目前の枝にとまったところだった。以前話に聞いたとおりの状況に心が躍った。
 年末年始の休暇はこのカワセミにかけると決めて翌30日から池の前に陣取った。1回目は意外にあっさりと9:30に現れ30分ほど採餌して姿を消した。
 2回目はなかなか現れず、豊城園のラーメンを屋外テーブルに出前してもらったり、ワンカップで体を温めたりしながら3時間以上も待った。
 来たー。「ツチィー」の声とともに現れたのは、午後1時を過ぎていた。しかし魅力的な色や独特の姿は待った甲斐があった。その後は2時間以上もの間、採餌や葉蔭での休息などたっぷりとその美しさを堪能させてくれた。
 気分は95点。出来上ったフィルムを確認しても80点はある。今夜はようやく大阪城公園でカワセミが撮影できて高揚した気分で酒を口にする。後の20点はより私好みの構図であり、キャッチアイであり、コバルトブルーの輝きである。
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コルリ、サンコウチョウなど 2022.8.26

2022年08月26日 | Weblog
 セミの声がずいぶん少なくなった。時々ジェージェーと聞こえる程度。空が暗くなって今にも降りそうになる。
 今日はコルリが4羽。実際は10羽くらいいるのではと大将が言ってたが、確かにこの数よりはずっと多いと思う。近年は植え込みの中などの観察条件が悪くなっている。 
 来週は雨が多い、コルリはこの土日がピークだろうか。

 ちょっと前からヤマガラが観察されている。混群に混じっていたり単独だったりする。大阪城公園で冬を越してくれるといいが、近年は秋に通過で終わることも多い。

 昨日に市民の森でサンコウチョウが2羽観察されている。今朝は沖縄復帰の森で1羽が観察された。サンコウチョウもコルリとともに今が多い時。

・エゾムシクイ 2羽 音楽堂西側上、愛の森
・カワウ 1羽 南外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・カルガモ 4羽 西外堀
・コルリ 4羽 ♂市民の森、♀愛の森、音楽堂西側上、うめみ坂
・サンショウクイ 1羽 飛騨の森
・サンコウチョウ 1羽 沖縄復帰の森
・ヤマガラ 4羽 沖縄復帰の森、飛騨の森、梅林南側上桜広場
・センダイムシクイ 2羽 飛騨の森
・ゴイサギ 1羽 ホシゴイ北外堀
・シジュウカラ 4羽 市民の森ほか
・コゲラ 1羽 市民の森
・ハシボソガラス 1羽 北外堀
・アオサギ 1羽 北外堀
・その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ

■■ヤマガラ(2010.10.1 ピースオオサカ)
 ピースオオサカの裏、においの森で数羽のヤマガラと出合った。左右の木々に飛び交いながら楽しそう。
 天空は真っ青で快晴。朝の冷気が気持ちいい。動き回るヤマガラを眺める。
 大きな問題は何もない。というより幸せな日々を過ごしていると言える。3点セットと自分では決めている。今は4点セットか。
 将来の不安と言えば、ぽっくり死ねるだろうか? 娘家族の先々は? 特に孫の将来は? 苦労性だからと言われる。しかし先の事も考えておかないと。
 気軽に楽しく過ごすタイプに見えるが、結構繊細で緻密な部分もある。あえてそう見せているともいえる。
 人には、見えない人生もある。かつて読んだ本に「棺桶の中まで持って行く秘密の一つや二つ無いような人生なんて」というくだりがあった。
 人は見えている部分だけで生きているわけじゃない。それにしてもこのヤマガラの陽気さはなんだ。
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コルリ、サンショウクイ、キビタキなど 2022.8.24

2022年08月24日 | Weblog
 今朝は風もあって少し楽。あと一週間もすれば9月。今年の秋の渡りは順調に始まっている。今朝も種々の夏鳥が大阪城公園にやってきた。

 夏鳥の前にマミジロキビタキの件。昨日の23日に一番やぐらで観察されたと。14日にもそれらしい姿が観察された。ともに写真がないのがつらい。

 夏鳥は順調で、特に今朝はムシクイがよく見られた。そしてサンショウクイの観察情報も。コルリは飛騨の森で十数人のカメラマン。

・エゾムシクイ 5羽 太陽の広場東の森、飛騨の森ほか
・センダイムシクイ 7羽 太陽の広場東の森、元射撃場、二番やぐら跡、飛騨の森ほか
・シジュウカラ 10羽 太陽の広場東の森ほか
・メジロ 8羽 もみじ園、二番やぐら跡ほか
・ツバメ 1羽 もみじ園上空飛翔
・カルガモ 3羽 西外堀
・コサメビタキ 2羽 六番やぐら、二番やぐら跡
・コルリ ♂若2・♀1 飛騨の森
・キビタキ ♀型2 豊国神社裏、一番やぐら
・サンショウクイ 1羽 市民の森
・アオサギ 1羽 内堀
・カワウ 6羽 北外堀沿いヤナギに群れとまる

■■キアシシギ(2015.5.21 南外堀)
 出会いは偶然なのか必然なのか。逆光の中のカワウの飛び立ちを撮影しようと構えているところに飛び込んできた。わずか10秒ほどの時間。構えてなければ絶対に撮影は出来ていない。
 夢のような出会いだった。人生は出会いと別れの繰り返しという。出会った時は歓喜に飛び上がるが、別れは胸を締め付ける。特に納得できない別れはどうしてとの思いが頭の中をめぐり続ける。最後は長い時間をかけて少しずつ少しずつ癒されていく。
 もしも別れがそれほど辛いなら、出会わなかった方がいいとなるのだろうか。このキアシシギも双眼鏡で確認しただけで、カメラを向けることができていなかったとすれば、会わなかった方がよかったのか。
 当然出合った方がよかったと思っている。想像もしなかった突然の出来事だったが。たまたま撮影もできて出会いに感謝している。
 もし別れがあっても、出会いには感謝しかないのだ。古希が近づいているのに、人は迷う生き物なのだろう。一生。ずっと。
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サンコウチョウ、コルリ、キビタキなど秋の渡り 2022.8.22

2022年08月22日 | Weblog
 今朝は、日陰で風があると少し楽。8月も下旬に入った。ぼちぼち夏鳥が見られる時期になった。

 市民の森で大将が何か見ている。行ってみるとサンコウチョウ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、シジュウカラ、エナガ。混群で林の中を少しずつ移動している。
 エゾムシクイの地鳴きが聞こえるという。サンコウチョウの「ゲッ」の声で気付いたともいう。残念ながら私にはまったく聞こえない。

 南外堀から西外堀へ回りヒドリガモを探す。石垣に上がって休んでいるのを見つける。他にカルガモも。

 梅林南側上桜広場の北東角、うめみ坂の所にコルリ♂若1羽。数人が待っているが柵の奥で観察条件は悪い。

 秋の渡りは順調に始まった様子。

・ツバメ 1羽 太陽の広場東の森上空飛翔
・コサメビタキ 3羽 太陽の広場東の森、天守閣東側配水池、飛騨の森
・エゾムシクイ 4羽 市民の森、もみじ園、飛騨の森
・センダイムシクイ 3羽 市民の森、飛騨の森
・サンコウチョウ 1羽 市民の森
・エナガ 3羽 市民の森、豊国神社裏
・シジュウカラ 5羽 市民の森ほか
・キビタキ 2羽♀ 天守閣東側配水池、飛騨の森
・コルリ ♂若1羽 うめみ坂
・カワウ 1羽 南外堀
・カルガモ 5羽 西外堀
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・アオサギ 1羽 第二寝屋川

■■メボソムシクイ(1994.10.13 西の丸庭園)
 ムシクイの仲間はすべて動きが激しくじっと止まっている事は少ない。特に大阪城公園は渡りの中継地で、エネルギーを補給するように盛んに動き回って採餌を続けている。忙しくてのんびりしてられないと言ったところだろうか。
 また個体数も多く、撮影はそのうちにとの気持ちが起こって後回しになることの繰り返し。結局いい写真ができなくて気になっている。記録として撮影しておかないといけない。 
 他の鳥を撮影している時に、偶然に近くにくると撮影するといった感じで撮影。そろそろ他の種の撮影も進んでいるので、チャンスがあればメボソムシクイを目的に一日を費やしてもいいだろう。できればさえずりで確認できる春がいいと思う。
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コルリ到着しました。 2022.8.19

2022年08月19日 | Weblog
 お盆がきたらコルリはいつ出てもおかしくない。今朝、今秋初のコルリが出た。梅林南側上桜広場の北東角。うめみ坂の所。カメラマンなど10人弱が狙っているが、柵などで観察撮影条件は悪い。山男Tさんが見つけたとの事。

コルリの過去5年間の秋の初認日は次のとおり。
・2021年 8月16日
・2020年 8月15日
・2019年 8月11日
・2018年 8月18日
・2017年 8月20日

 だいたい同じころに初認されるコルリ。毎年同じころに現れる不思議と言えば不思議。今秋も来てくれてうれしい。
 これから徐々に秋の渡りが始まる。コルリとともに早い、サンコウチョウの過去5年間の秋の初認日は
・2021年 8月30日
・2020年 8月18日
・2019年 8月12日
・2018年 8月13日
・2017年 8月20日

・コルリ ♂成鳥1 梅林南側上桜広場北東角
・シジュウカラ 4 太陽の広場東の森ほか
・センダイムシクイ 1 音楽堂西側上
・ヒドリガモ 1 西外堀
・カルガモ 1 西外堀
・アオサギ 2 内堀、北外堀
・カワウ 3 北外堀

■■フクロウ(1998.10.28 市民の森)
 幸運とはこのことか?
 フクロウは1992年に記録があるが、情報を手にしたのは数日後だった。希少な機会を逃した事は残念で悲しい思い出として心の深層に残った。
 その後フクロウは叶わない夢。各地でフクロウに合うたびに、大阪城公園だったらとため息をついた。
 あれから6年。フクロウが飛来することは一度もなかった。過去の記録などから判断すると10年に一度程度の飛来と考えられる。
 10年に一度、その日、その場所にいる確率は限りなくゼロに近い。生涯大阪城公園でフクロウに合うことはないだろうとほぼ諦めの心境。
 ところが確率を超えるとんでもない事が起こった。なんとフクロウとの出合い。
① その日、たまたま休暇を取って大阪城公園に出かけた。(日程は天気予報と仕事の都合で決めたもの)
② H江氏がフクロウを見つけ、私に何度も電話するも留守なので諦めていたが、豊国神社東側で偶然私を見付けてくれた。(私に知らせようと種々の努力をしてくれた)
③ 見つけたのがH江氏だった。(彼でなければ、私にその情報が伝わっていたかどうか)
④ 当日の朝、豊国神社東側に居て、9時を過ぎたので西の丸庭園へ向かおうとしたら奈良のT木氏がやってきて、長々と話しかけるのでその場から動けなかった。(あいさつ程度で西の丸庭園に向かっていたら、H江氏と会えていない)
⑤ ともかく聞いた場所へ駆けつけたが、既に飛去した後だった。しかし、第六感で市民の森の方を探して発見。(なぜ市民の森を探そうとしたのか。広い市民の森の樹冠部で動かないフクロウが見付かった。海岸の砂浜にあるビー玉ひとつ探すより困難だろう。あの第六感は何だったのか)
今、写真を前に眠れない。
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秋の渡りもう一歩 2022.8.15

2022年08月15日 | Weblog
 沖縄復帰の森でツクツクボウシの鳴き声。今日も暑いが風がやや冷たいので助かる。

 昨日11時半に一番やぐらでマミジロキビタキらしき姿を観察したと聞く。ただしその確率は7割くらいだという。微妙な数値。
 逆光で暗くて色が見えずに数分、そして光が当たる場所に一瞬出て飛び去る。その時に黄色が見えたような。そして動きも前に見たマミジロキビタキと同じように見えたと。3~4人居たが誰も撮影できなかった。

・カルガモ 7羽 東外堀、西外堀
・エナガ 2羽 沖縄復帰の森
・ヒドリガモ 1羽 西外堀
・センダイムシクイ 1羽 沖縄復帰の森
・メジロ 2羽 豊国神社裏
・シジュウカラ 1羽 豊国神社東
・アオサギ 1羽 北外堀
・ゴイサギ 1羽 北外堀
・コゲラ 1羽 沖縄復帰の森

 そろそろ秋の渡りが始まる頃。コルリやサンコウチョウなど早い夏鳥が見られる時期。 
 
■■カワウ(2018.6.21 内堀)
 内堀の東部側にゴミやウキクサの拡散防止のためにオイルフェンス状のものが水面に張られている。冬期はカモが上がって休んでいることも多い。
 カモが見られなくなったころ1羽のカワウが見られるようになった。右足にアルミ色の金属環、左足に青地に白で636が見える。
 早速山階鳥研へ報告すると夕方には返事が返ってきて驚く。昔は手紙で報告し結果が帰ってくるのにひと月ほどかかったと思うが、さすがにネットの時代。
「標識付カワウの観察情報と写真を有難うございました。青「636」は、2017年7月9日に兵庫県伊丹市昆陽池で、ヒナの時に標識された個体で、金属脚環番号は「13D08420」です。この鳥は目立つところによく止まっているためでしょうか、5/17以来多くの方から観察情報を頂いています。観察回収記録として保存 させて頂きます。ご協力有難うございました。」

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マミジロキビタキ見られず。2020.8.11

2022年08月11日 | Weblog
 今日はみのパパさんが最近購入された「キャノンEOS R7」を見せてもらう約束をしていた。小型で軽量でいい雰囲気のカメラ。
 機能も素晴らしい。正直かなり気になるカメラ。7DⅡの後継機として、多分大ヒットカメラになるだろう。10歳若かったら間違いなく買うと思う。

 それにしても彼は撮影よりもカメラ機器が好きだと思う。知り合ってからどれだけカメラやレンズが変わったことか。
 今回も3年は使うと言う。私ならともかく一生と言う。

 マミジロキビタキは出ない。元ヘリポートで数人、一番やぐらで30人弱が待っていたが、まったく出る気配はない。みんな集まってしゃべっているだけ。
 元ヘリポートや一番やぐら以外の場所に居る可能性もある。でも分からない。

 例年の7月は最も鳥の少ない時期。8月の前半も少ない時期。しかし今年の7月はキビタキの繁殖で楽しむことが出来た。8月に入ってマミジロキビタキで楽しむことができた。
 センダイムシクイやコサメビタキも観察出来た。これまでとは違う夏。

■■カイツブリ(2010.9.27 東外堀)
 大阪城公園では成鳥夏羽が少ない。東外堀で岸から比較的近い場所に突然浮かびあがってきた。しかし私に気付いて奥の方へ移動していく。急いで手持ちのキャノンEOS 7Dで撮影。やや遠くなったが、プリント時にトリミングすることで何とか。
 デジカメを持ち歩くようになって写真記録は確実に増えている。そのままで死んでしまうには惜しい。出来れば「大阪城公園の野鳥Ⅲ」に写真も入れたいが、経費が一気に上がる。数百万円になってしまう。
 宝くじでも当たるしかないか・・・。あてのない話ではある。
 かと言って撮影不要ではない。識別やエイジングには重要だ。もう一つ、やはり撮影は楽しい。撮影できた写真を眺めるのは楽しい。人生は何が起こるか分からない。
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今朝はマミジロキビタキ見られず。 2020.8.8

2022年08月08日 | Weblog
 今朝はマミジロキビタキは出なかった。一番やぐらには十数人、元ヘリポートには数人が待っていたが少なくとも午前中は出なかった。

 昨日の日曜日は、これまでで一番よく出た。午前中だけで元ヘリポート1回と1番やぐらに5回も出た。
 20人くらいが観察できたようだが、短時間ですぐに飛びたつので撮影は困難だったと聞く。

 今回のマミジロキビタキで一番の写真は、土曜日の昼前に1番やぐらで40代くらいの男性が、低い枝から何度も地面におりて採餌するのを近い距離で一人で撮影されたもの。

 大阪城公園でマミジロキビタキはこれで5羽目。32年間で5羽。ざっと6年に1回になる。少ない鳥だ。昨年の5月~6月に見られた♂は風切り羽に褐色が見られる第1回夏羽の若鳥だった。今回は美しい♂の成鳥。
 大阪城公園の中に居るのだろうか。今後の観察が楽しみ。これまでの観察の経過は次のとおり。今後再び見られる可能性は大と思う。

・7月23日 一番やぐらでおきらく先生が♂を撮影。
・7月31日 一番やぐらで酒の会会長の奥さんが観察。胸や腹はレモンイエロー。元ヘリポートで山男Tさんがキビタキかマミジロキビタキかを短時間観察。
・8月4日 元ヘリポートで山男Tさんが眉斑の白を確認。
・8月5日 元ヘリポートでさかなやさん観察。
・8月6日 元ヘリポートでダンディーHさん撮影、他うめみ坂観察。一番やぐらで撮影。
・8月7日 元ヘリポート・一番やぐらで多くの人が観察撮影。
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マミジロキビタキが元ヘリポートに。2022.8.4

2022年08月04日 | Weblog
 今日は風があるので少し過ごしやすい。青屋門の辺りを歩いていると山男Tさんから電話。「元ヘリポートでマミジロキビタキを見た」急いでそこに向かう。

 彼の話しでは、元ヘリポートの南端でキビタキらしき鳥を見つけた。双眼鏡で眉斑を見ると白い。マミジロキビタキだ。すぐに南側に飛んで見えなくなったと言う。

 その後1時間ほど待ったが出てくることは無かった。この夏のマミジロキビタキは
・7月23日 一番やぐら おきらく先生が♂を観察撮影。
・7月31日 一番やぐら 酒の会会長の奥さんが観察。眉の色は確認できなかったが胸や腹はレモンイエローだった。
・7月31日 元ヘリポート 山男Tさんがキビタキかマミジロキビタキかを短時間観察。
・8月4日 元ヘリポート 山男Tさんが眉斑の白を確認。

 この時期にマミジロキビタキは見られないのが普通。でもこんなに観察情報が出ると、大阪城公園で過ごしているのだろうか。秋になって南へ渡るまで。

・トビ 1羽 本丸上空飛翔
・ツバメ 6羽 本丸、内堀
・メジロ 3羽 沖縄復帰の森、元ヘリポート
・シジュウカラ 2羽 元ヘリポート
・アオサギ 2羽 内堀
・カルガモ 1羽 内堀

 まだ鳥影は薄い。もう10日もすれば早い夏鳥がやってくるだろう。一昨日には梅林南側でサンコウチョウが観察されている。
 サンコウチョウの秋の渡りは早い方だが、それでも8月の中旬だった。上旬に観察されたのは初めて。夏鳥の生態が変わりつつあるのか。よく分からない。

■■サンコウチョウ 2015.9.27 城南地区人工川 
 城南地区の人工川にサンコウチョウ。流れの向かいの低い植え込みの辺りを飛び回っている。足場になるような石を見つけて、飛び石のようにして渡った。
 私に気付いて少し離れたが遠くに逃げず。私を誘うように飛び回る。何も知らない訳ではない。分かっているがその後をついていく。何度か撮影しているうちに高い位置に飛び上がった。振り向くようにして私を見ている。可愛くて困ったやつだ。
 半年前の春の思い出も消えないうちにやってきたサンコウチョウ。長い尾をひらひらさせた春。美しい思い出も苦い思い出も。忘れられない多くの出来事。もうすぐ半年になる。少しずつ時の経過は確実に変えていく。
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