クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

クーの縄張り

2008-06-12 09:41:00 | Weblog
昨夕の事である。僕が出窓にクーの様子を見に行くと、シュッーと大きな鼻息が聞こえ、3m程の出窓を行ったり来たりしていた。何回か歩き回った後、端の所で立ち止まりシャッーと威嚇した。クーの視線を追うと、お向かいの塀にグレーの虎縞のニャンコさんが、夕涼みをしていた。クーはこのニャンコさんを見付けて威嚇したのである。もっとも、出窓にはガラスがはめられているので、ニャンコさんには、クーの声は全く聞こえない。ニャンコさんは時折振り返るが、クーの事は目に入らないのか、動ずる様子も無く、自転車が下の道を通っても、塀から下りようとはしない。写真を撮った後で、僕が今に引上げると、諦めたクーも付いて来た。その写真を家内に見せると、この付近を根城にしている野良さんだと言う。時々見かけるようで、我家の車庫の屋根を歩き回る事もあるようだ。
クーはオチビの頃から、縄張り意識の強い猫である。クーがオチビの頃ご近所の、チビ・チビ君と言う大きな猫が、毎朝「チビおはよう。元気かい」とパトロールの途中、挨拶に来ていたが、クーは「シッァー」をしていた。今でも我家に野良さんが近付いたり、敷地に入るのを見れば、興奮し大騒ぎをする。ココと追いかけっこをしていても中断する。ココの方があっけに取られ「クーちゃんなんで大騒ぎをするの」と、ポカンとしているほどだ。その様に縄張り意識の強いクーがココのことは、弟として受け容れているのも不思議なな事である。