クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

八百屋さんの看板娘

2008-06-29 08:08:39 | Weblog
昨日の朝窓を開けると、薄日が差し込んでいた。絶好のドライブ日和だ。ここ数日長距離ドライブが仕方がなかった。レッツゴー!甲州街道から環8~関越自動車道へ。80~90kの速度で北へ進める。適度の緊張感が心地良い。碓氷峠の入口にある、鉄道文化村を見学した。場内には、峠のシェルパEF63型電気機関車等多数の機関車や、電車・気動車・客車が屋外展示されている。園内には、小さな子供の手を引いた家族の他、僕のような鉄道ファンのおじさんも。
見学後高速道路で佐久ICへ向かう。次の目的地清里の清泉寮に向かう。国道141号線に入ると、清里67kと表示が出た。佐久市内を出ると、千曲川に沿った、八ヶ岳山麓の隘路だ。南牧村からは、急勾配の峠道を進む。アクセルを床に着く程に踏んでも、力のないサニーのスピードメーターは、50~60の間をピョコ・ピョコするだけだ。
清泉寮には、梅雨の最中と言うのに、多くの観光客が来ていた。ポール・ラッシュ博士もどんなに喜んでおられる事か。drポールは、この寒冷山村の振興を目的に、牧場を開いた。それを手伝ったのが、立大の学生を中心とした聖徒アンデレ同胞会(BSA)の人々だ。この会は、キリスト教・聖公会の男子の修養団体で、僕もメンバーの一人である。パン工房を覗いた後は、清里聖アンデレ教会の、畳敷きの礼拝堂で目を閉じた。礼拝堂の礎石は、立大BSAの若き学生が、下の川から人力で運んだもの。
長坂IC迄は急な下り坂で、レジンを2に落としても、カーブではブレーキを踏みたくなる。美味しいトウモロコシが食べたくなり、農産品直売所を探す。あったー!。車を止め店内に入ると、レジ番のお上さんの隣に仔猫が居た。ココを引取った時と同じ位の、女の赤ニャンだ。レジ横の箱に出たり入ったりして遊んでいた。丁度猫好きさんであろう女性が、カメラを向けていた。僕も勿論写した。この子は兄弟2匹で、店の前に捨てられていたと言う。店主ご夫妻が保護され、1匹はその日の中にお客さんに引取られたとの事だ。きっと、ととらちゃんのような看板娘となるだろう。品物も良く、値段も良心的なお店である。お店の名前は、北部安売りセンター。中央高速長坂ICから清里に向かう道沿いの左側である。8月に塩尻の帰りに、もう一度立ち寄る。看板ニャンコさんの成長が楽しみである。