クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ニャングの後は

2008-06-24 07:24:27 | Weblog
今朝も僕が雑誌を読んでいると、自分のベットで寝ていたココが、スクッと立ち上がり数歩駆けて、僕の背中に乗った。瞬間的に時計を見れば、4時半だった。背中から下りると耳元で、口を大きく開けて「ミャーン・ミャーン」とご飯をせがむ。雑誌の記事は読み掛けで、ここで閉じれば何処まで読んだのか分からなくなる。霧の良いところ迄と思い、記事に目を向けると、今度は、頁をめくる腕に、ガブリとニャング攻撃が始まった。腕を上げると、これこそココの思う壺にはまる。背中にのり、腕をめがけて飛び上がる。仔猫の頃と全く変わらぬ。ニャンコさんの前歯を良く見ると上の歯は、鋭い左右の牙の間に、鋸のような歯が生えている。この歯を左右に動かすのだから、線状の傷が付くのだ。
諦めて雑誌を閉じ起き上がって「ご飯食べるの」と聞くと「ゴアーン」と返事が。ココの茶碗を手にすると、してやったりと勝ち誇った顔で、台所に駆け足だ。食後は何時ものように、棚に乗ってライターを落として転がしたり、おもちゃ箱を引っ繰り返して、マタタビの枝で遊び、最後は部屋中を駆け回る。これだけ動き回れば、クーよりも食べても太らない訳だ。駆け足の終わりは、3段飛びでパソコンテーブルに。身体をよじり、パソコンとモニターを動かして、その間に身体を横たえた。軽く毛繕いをして目を瞑った。その頭を軽く撫ぜると、僕の手を一なめし、眠ってしまった。