クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

爪研ぎソファー

2008-06-28 06:24:16 | Weblog
我家のソファーには花模様で、つづれ織り風の、家内が気に入って買って来た、カバーが掛かっている。このカバーは、クーもココも大変気に入っている。ニャンコに模様の良さなど分かるはずはない。二人が気に入っているのは、このつづれ風の凸凹のある織りがお気に入りなのである。この凸凹が、爪を研ぐのに最高だと、あまり意見の一致しない二人が、口をそろえて言っている。
最初に爪を研ぎ始めたのはココである。我家に引取った翌日から始めた。手の平サイズのオチビ故、ソファーの角に摑まり立ちをし、チョコチョコとしていた。その仕草が可愛らしく、見逃したのが運の憑き。写真右上のグレーの物が、布製の爪研ぎ器であるが、ここでは滅多にしない。たまに、マタタビの粉を擦り付けた時だけである。また、ソファーの下にも、クーを家に入れた直後から使っている、紙製の爪研ぎもあるが、今これは、背中掻き器となり、クーもココも、ゴロンゴロンとこの上で転がり、背中を押し付けて書いている。
少し大きくなったココは、ソファーの背に登って、爪研ぎを始めた。目を細め実に楽しそうにしている。それをクーが台所からみていた。「ココ君上手い所で爪を研いでいるのネ。あたし気が付かなかった」となったのである。ココが行うまで、クーはソファーの背に乗り、爪を研ぐ事はなく、カバーも買った時のままであった。クーが爪を研ぐのは、カーペットのうえであった。ココを見習い、クーも背で爪研ぎを始めた。ココよりもクーの爪の方が太いので、カバーの糸は簡単に持ち上がる。家内は悲鳴を挙げるが二人とも「楽しいモン」と言う顔をいて、叱られても、知らん顔をし、続けている。