ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

シニアは、新しい自分に出会うとき~~?

2020-07-10 11:09:50 | シニア

コロナ感染者、東京都224人で
過去最高だそうです。
「検査数増えたから~~」と
仰るけど、
それって、
隠れコロナがいっぱいいるってことですよね。
よけいに心配だわ~~。


本日も雨から曇りに~~。
着物友達に誘われた「きもの展」にも
行けず~~。

片付けをやっていて
見つけたのは雑誌のページを
コピーした数枚。


「暮らしの手帖」だと思う。
図書館で見て、
なんとなくコピーしておいたんだねえ。

心身ともに変わりつつあるのを自覚した今、
しっかり読んでしまいました。

まあ、書いてあることは
通常の
アンチエイジングと
あまり変わりはありませんが、
運動、食事云々

気になったのはこの一節。

「~自分が年を重ねたら、
新しい自分に出会うんだ!
と期待して欲しい」
(京都大学医学部・近藤祥司)

新しい自分~~。

考えてみれば、これまでは、
家族や仕事、知人など、
自分のフィールドのなかでやってこれた。

年を重ねても、そのフィールドのなかで
楽しんでいる人はいるけど、
私など、その場自体が変わってきているなあと、
感じます。

子どもなど、自分が主導権を持てた。
いろいろあったにしても。
仕事にしても、
どうにかそのフィールドでやってこれた。
いろいろの3乗くらいあったにしても。

でも、これからは、
「相手」が変わってきているような気がします。
もっと大きくなってきている~~。

活動範囲は狭まったのに、
「相手」は大きくなる~~?


苦手なブロッコリー。栄養豊富。
百円と安かったので買ったものの。
魚用のグリルで焼いてみました。
辛子醤油で、美味!

食材なくなってきたので、
カンタン寿司めしと。
キノコなどの野菜にスプレッド、
ゴマ、缶詰ツナ、乾燥小エビなどを
入れて~~。
とろろスープと。

食欲ないときでも、作って食べる。
先の資料によれば、
シニアの低栄養、結構あるとのこと。

で、これからの「相手」
それはすばり介護、ですね。
見ず知らずの相手に身をゆだねる~~。

その先にはもっと大きな相手が~~。

「おひとりさまの老後」(上野千鶴子著)
前に読んだときにはスルーした
介護の章
「どんな介護を受けるか」


無料イラストお借りしました。
ありがとうございます。

この章で課題になっているのは
「介護されることを受け入れる勇気」

下の世話を受けるくらいなら
死んだほうが~~、
と思う方々。
いやいや、
そう簡単には死ねない、らしい。

私らの世代、
まだまだ前の世代の考えの残り香が
残っている。
「もったない」にしてもそうだし、
男の子の家事には抵抗があったり。
世話されることに罪悪感抱いたり。

「新しい自分」とは、そんなもろもろの
自分を縛る考えを解き放った先に
あるのかな?
頭ではわかっても、古い自分は
足を引っ張るよね。

その足を振り切るのはパワーいるなあ。



公園で拾ってきた枝。
どうだんつつじ、買うと高いから(笑)
これでOK。
十分癒される。

本に載っている
脳梗塞で下半身不随になった
鶴見和子さん。
着物でもおなじみです。
彼女は倒れてから、学問、歌、
踊り、キモノというそれまで培ってきた
あらゆる要素を総動員して、
自分という作品を作り上げた、
といいます。

この方の一句が心に沁みます。

「感受性の貧しかりしを嘆くなり
倒れし前の我が身我がこころ」

噛みしめています。


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