ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

ジョジョ片付けの意外な盲点~捨て過ぎ後悔はないけどね

2020-07-19 16:35:59 | 捨てる・整理する

「映画「東京オリンピック」
(市川崑監督)
BSで観ました。
1964年作。

私は13歳?
半世紀以上も前のことなのね。

地方にいて、特に思い入れもなく、
あまり記憶にもないのですが~~。



戦後初めての東京での開催で
湧きかえっていたようです。
改めて観て、
こんな風に世界中の人が集まることは
当分ないのかしら、と思うと涙が出てきました。




さて、着々と?進行中の片付け。
片付けには、
一挙に片づける方法と、
徐々に片づける方法がありますが、
一挙に片づけるには、
体力も気力もない身としては、
不可能に近く、
徐々に片づけるほうを選んでいます。

しかし、このジョジョ片付け、
アッ、捨てるんじゃなかったという後悔は
少ない代わりに、
意外なところに盲点、落とし穴が。

それはですね、
①片づけたあと、片づける前より
散らかることがある(汗)

ちょっとだけでもと始めると、
あれこれ出すので、
いつの間にか、部屋はすごいことに。
それに、少しくらい減らしても
見た目印象、
あまり変わりはないんですね。

雑誌やテレビなどでの紹介は、
もう7割とか8割とか減らすので
見た目、劇的。
でも実際は、ほんと、7割減らすって、
すごいことです。

息子の布団を処分します。

で、始めたものの、
途中で途方に暮れることも。

そういう場合は、とにかく
早めに収める。
あるいは放置(笑)
次の日に、放置状態見かねて
片付け始まるから。
一つでも捨てればいいと考える。

② たとえば、処分すると決めた
息子の布団。
すぐには捨てられません。
区のセンターに予約して、
順番待ちで、結構待たされるんですね。
それまではやはり家の中。

リサイクルに持っていくと
決めた洋服なども
持っていくまでは、
やはり家のなか。


これを避けるために、初心者は
リサイクルショップなどには
持っていかないほうが
いいという方もいますね。



今朝のワンプレート。100円くらい。
スモークサーモンとスプラウト
&ジャガイモきゅうりのサラダ。

でも、やはり私は持っていくほうを選ぶ。

ちなみに神戸の灘地区に近くの方は
先の内田先生主催の凱風館
「着物もらってください会」というのを
やっているそうです。
近くだと行くんだけどなあ。

そんなわけで、
すぐに家のなかが片付くわけではなく、
むしろあちこちに
モノ溜まりができる羽目に。

④ シニア(私特有?)特有の
現象かもしれませんが、
整理したあと場所変えするので、
ちょっと迷う。
あれっと。
逆に探すことになることも(汗)

それでも、
片付けテンション維持できるのは、

引き出しを開けたときのぐしゃぐしゃが、



見た目、
どんどんきれいになっていくからです。

リサイクルセンターに持っていったときにも達成感、
収集されて大きなモノがなくなったときにもすっきり感。

モノ溜まりが一時的にはできても、
捨て習慣が身に付けばOK。

少しづつ、少しづつ~~、
リメイクの使った残り布も、
これはゴミの日に一挙に捨てました。


部屋にわずかなりとも空間ができ、
きちんとなっていくのは気持ちいい。
マイペースでやります。

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格差親子の二つのリアル「街場の親子論」子供世代からの答え

2020-07-19 11:09:02 | 家族

俳優の三浦春馬さんがお亡くなりに
なりました。
娘がファンで舞台も観たことがあるので、
結構ショックでした。
繊細な人との印象を受けた覚えがあります。


さて、関連あるのかないのか、
先に少し触れた
内田樹&内田るい父娘の往復書簡
「待場の親子論」(中公新書ラクレ)を
読みました。
「わが子への怯え、親への嫌悪、
誰もが感じたことのある親子の困難~~」
と帯にあります。



親子で往復書簡本などというのは
立派な親と功成り名をとげた
立派な子がすると相場が
決まっていると思っていましたが、
内田さんちのるいさんは、
「(大学)進学もせず、
就職もせずふらふらと、
リサイクルショップや水関係やらで
お金を稼ぐいわゆるフリーター。
「マンガしか読まない」と
ゆるーく生きています。
1982年生まれの38歳です。

ちなみに父親は日比谷高校、東大、
母親は、離婚したけど
田園調布雙葉出身です。

文化人、特に教育関係の方は
自分の子どもに関しては絶対秘密、
ある一流企業に勤める人たちの間では
子どもの話はしない、とか。
その理由、自分より出来のいい子は
少ないから、という話を聞いたことがあります。

面白いです。
父内田氏の本はよく読んでいるので、

娘るんさんの周りの人たちの生活は、
本などでよく紹介されている
論をより具体的に。

たとえば、
掃除機さえ持っていない人、
「ストロングゼロ」というお酒が
よく呑まれているが、それは
アルコール度数が高くて、
一缶でべろべろに酔える、
一晩にお酒のために出せるお金は
150円から二百円だから、とのこと。

父親の内田氏は
「この往復書簡は微妙に噛み合っていない、
とお感じになるかと」
と仰っていますが、
わざと、そうしているように思います。

るんさんの父親への批判と
ツッコミを微妙にずらす、
かわすことで、普遍性を持たせて、
ベタな父娘の話にならないように
細心の注意?

でも、中には離婚当時の
「死にかけのウサギの赤ちゃんのように
弱っていた」父親への娘の視点が~~、
7歳の子どもでも、親の弱った姿を
感じるんですね。
ウツと不眠症とで6.7年はボロボロ。
これほどとは想像しなかった。



「親子アンケート」もあって、親と子の
考えの違いが興味深い。


「いい学校に入学させようとしなかったことに感謝している」と娘、
「これは二人の高校生活あっての
結論なのかな」と娘。
「敵は身内にあり」
「愛する人がいると、
(その人の期待に応えようとして)
可能性が限定される」

るんちゃんの言葉は、
私ら親世代への子ども世代からの
一つの答えのように思えます。

子どもの手が離れたあとに、子ども問題を考える(汗)
真っ最中だととても客観的には見られないもんです。

「~そもそも子供を育てるという大掛かりな
プロジェクトを
親だけで遂行するのは無理があるでしょ」
とるんさん。

これからの日本、より厳しくなるとは
親も子も一致した意見。
でも、親のほうが希望的なのは、
やはりまだいい時代を過ごして
きたからでしょうか。

父内田さんの
「人間は壊れやすい」
子供は生きていればいい。
その上で元気でいてくれたら
望むものはない」
という言葉が身に沁みます。
生まれたとき、確かにこう思ったなあ、と。

原因はまだ不明ですが、
三浦春馬さん、周囲の期待に
どんだけ「真面目に」応えようとしたのか。
冥福をお祈りします。

最後までお付き合い
ありがとうございます。
コメント (2)
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