飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

何かが起ころうとしている?!

2010-12-07 12:43:27 | 小石 泉 牧師

それは、誰しも漠然と感じている!!
そうでない人は、日常に埋没しているか、
敢えて、観ないようにしているか、どちらかであろう.....。


 それでも人生はそれぞれであるから、選択するのはその人自身の問題だ。敢えて強いる必要はない。強いることも出来ない。


予告された911テロ/イルミナティ・カードゲーム95年
http://www.youtube.com/watch?v=ldnyHhkVOqE&feature=player_embedded#!
</object>。


 イルミナティーカードは、悉(ことごと)く、予言を的中させてきた。予言ではない、予定だからである。そして、これからの予定も記されている。予告されているのである。


 その中で、尖閣も、延坪(ニョンボン)島砲撃も引き起こされたに違いない。そして、尚もその延長線は続いている。如かし、少し、腰が引けた状況は見られるが、執拗である。


 イルミナティーは、一言で言えば、西欧の帝国主義だと見て間違いない。連綿と今に続いているのである。事を起こして、対応策を取る、そして、一定のコンセンサスを形成する。あたかも警察官のようにに振る舞って、新秩序を打ち立てる。


 これがその手法だ。所詮は帝国主義に他ならない。そのための予定の事変が組まれている。いわゆる、自作自演の争乱捏造計画書だ。それがイルミナティーカードだ。その中で、9.11WTCテロも起こった。人工地震もパンデミック・フルーもその一つに過ぎない。メキシコ湾原油流出事故もそうである。


 ケムトレイルもHAARPも例に洩れない。


 ならば、第三次世界大戦もそう言うことになる。そう予告されているからだ。彼らは飽きもせず、投稿者に言わせてもらえば、性懲りもなく偏執狂のように予定を踏んでいるのだ。


 あたかも救世主のように、新秩序を打ち立てることを目論んでいる。これは間違いないだろう。


 最終章が近づいている。それが世情をいやが上にも混乱の極みに立たせる。それはカオスを目論んでいるからだ。経済崩壊もその一つだし、テロも、テロ取り締まりもその一つだ。自由を標榜しながら、道徳の退廃、麻薬の氾濫もその一つだ。


 この計画は、最期の最期に破綻する。そう観ている。目で見える情況は、あたかも世を覆うと見えるが、心では破綻すると観る。偽物だからである。


【転載開始】荒野の声 NO.101

Izumi

何かが起ころうとしている

 これはアレックス・ジョーンズという人のサイトからの記事である。アレックス・ジョ-ンズはアメリカのクリスチャンの間では良く知られている。(原文はトークショウなので意訳、編集した。)


 ロシアと中国は全ての石油製品と天然ガスの供給契約に署名した。そこには、ドル建ての取引が無い。彼等はドルを使用しないことに決めた。これはドルに壊滅的打撃を与えるだろう。
彼の情報提供者は"原油価格に注意しろ。君はエリート達の(計画の)進展を知るだろう。"と言った。彼は、1年前に(注意すべき)兆候を教えてくれた。 今、彼等は原油価格を再び上昇させ始めた。これは、彼等の計画が予定通りに進んでいることを意味している。原油価格は、$150~200/バレルに(反 転)上昇する。給油所のガソリン価格は、$4~5/ガロンになる。これは、猛烈なインフレーションを企てることになる。そして今、アル・ゴアと仲間達 は、”グリーン経済”と呼ばれる彼等自身が管理できる解決策を実施する地位を得た。全ての小片は奴等が実行しようとしている全体計画の一部である。
 情報提供者は、ワシントンで国土安全保障長官ジャネット・ナポリターノと昼食を共にしたが、1週間程前に、「何か大きな事が実行されるべく準備されており、それは(必ず)起きる。」と聞かされた。彼女は6ヶ月分の食料と水を確保するよう言われた。ジャネット・ナポリターノとの昼食の席で彼女は「あなたは直ちに家へ帰り、6ヶ月分の食料と水を貯蔵して下さい。何かが起ころうとしているのです。それが何であるかを言うことはできないけれど。」と言った。

 かつて、アレックス・ジョーンズに米国で最も裕福な女性の一人がクック諸島へ引っ越すと語った。そして彼女は「本質的な何かが起きようとしている」と 言った。それは、08年の崩壊の2年前だった。今は、08年10月から2年後だ。今のヘッドライン報道は、知っているか、米国の金持ちは逃げ出している、 欧州の金持ちも逃げ出している、という。確か、数ヶ月前のBBCのヘッドライン報道は、最も裕福な10人の女性の内6人は自宅を売却し、イスラエルを去っ た、というものだった。彼らは何を知っているのか、支配階級の人間達の間で脱出が始まりつつあるのだ。

 アリゾナのフェニックスにヒスパニックの政治活動家がいる。この人物はとても熱心なクリスチャンである。ご存知のように、現在の国土安全保障長官である ジャネット・ナポリターノは、以前にアリゾナ州知事を務め、大統領政権に加わるべくワシントンへ出向いた。ジャネットがワシントンへ行った時、彼女はこの 政治活動家に依頼した。ジャネットは、彼女(政治活動家)にワシントンへ行って米国のヒスパニック・コミュニティと国土安全保障部との間の連絡役になるよ う依頼した。その時、その仕事に就く場合の報酬として17万ドル(年)が提示された。彼女(政治活動家)がその役に就くべくワシントンへ行った時、ジャ ネットは彼女呼び、「ここへ来たら、あなたは幾つかの事柄について話してはいけないのよ。私はあなたがクリスチャンであることは知っているわ。」ジャネッ トは言った。「あなたは中絶について語ってはダメ、同性愛について語ってはダメ、どのような方法でも大統領政権の意向に背いてはダメなのよ。」ジャネット は言った。「私達は、あなたにこの仕事を任せたいの」。この熱心なクリスチャンである人物は応えた。「ごめんなさいジャネット、私は年棒17万ドルの為に クリスチャンとしての信仰を投げ出すことはできないわ。私はこの仕事を引受けることができません。」
 その後、先週、この人物はヒスパニック団体のための基金を募るためにワシントンへ出向いた。そしてジャネット・ナポリターノは彼女がワシントンへ来てい ることを聞きつけた。ジャネットは彼女へ電話をかけて言った。「一緒に昼食を摂りましょうよ」。そして彼女等は会った。この人物は、フェニックスへ戻り、 彼女等の会話の中のジャネットの話を語ってくれた。「今、この事を私は親しい友人達だけに伝えているのよ。」そして彼女(ジャネット)が言ったのは、「私 は、あなたにフェニックスへ戻って欲しい、先ずして欲しい事は、あなたの自宅に6ヶ月分の食料と水を直ぐに備蓄することよ。」「ジャネット、なぜ?」「あ なたに教えることはできないの」「何かが起きようとしているの」「家に戻って今伝えた事に留意してちょうだい」
 これは非常に緊急な事態である。これは先週の土曜日の事である。これは現実である。これらの連中は、何か強烈なことを実行しようと準備している。彼等は知らされている、どのような理由であれ、戦争、恐慌、準備しろということを。
 インサイダー・トレーディング、について説明しよう。株式市場には、平均的で普通に日々の取引を行う「名無しの権平」がいる。これはインサイダー取引、 CEO達、アメリカ国内の企業のトップ達のことである。彼等の多くは、全てではないが一部は、支配者そのものである。これらの企業トップ達やCEO達が株 式市場で行う取引をインサイダー取引と呼ぶのである。今年の9月13日から17日の間、ニューヨーク株式市場でのインサイダー取引の割合は400対1だっ た。これは、インサイダー達、企業のトップ達、CEO達が彼等自身の企業の株を売却していたのである。
 それは400対1だった。一人の「権平」が売却していた数に対して400もの株を企業が売却していた。10月4日から8日の間、現在ですが、インサイ ダー取引の比率は1600対1になった。企業はCEO、経営者達を抱えている。これらの連中は、彼等自身の企業の株を大量に売り逃げしており、1ヶ月の間 に400対1から1600対1にまで増やした。これらの支配者達が、彼等の多くが、これらの企業トップ達が何を知っており、彼等が逃げ出している中で私 (達)は何を知らないのだろうか?
 彼等は、我々が世界通貨の方へ向かうという事を知っている。彼等は、ドルが消滅していく途中にあるという事を知っている。ロシアはそれを知っている。中 国もそれを知っている。それが、彼等がドルを用いたクルード原油と天然ガスの契約に署名しなかった理由である。その代わりに、彼等は「我々は、他の通貨を 使用していく」と言っている。彼等は何が起きようとしているのかを知っているので、将来を見据えているのである。彼等は既にそれを始めており、2012年 までにドルが死ぬ事を知っている。ドルは、急速に消滅する。
 支配者達が何事かを行っていることは明らかである。彼等は、米国の人々が怒り、混乱し、革命を始めるまで待ちたくないのだ。彼等は、あなた方が騙されて何もできなくなる、というやり方でそれを実行したいのである。
 彼が2年弱前に「2年以内に、君はアメリカ(の存在)を認識できなくなるだろう。」と言った。彼は再度「2012年までにドルは死ぬ」と言った。また、 「2年以内に、ほとんど全ての人々が政府のために働くことになる。」とも言った。これは、ヘルスケアの前、ブッシュ政権の末期に、ゼネラルモータース、ク ライスラー、AIGが救済され、我々が銀行の問題を知らされる前の事である。この人物が私に語った事の全てが正確に起こっていた。

イランの情勢に目を向けよう。彼等はイランに関して何を語ったか。「イラン問題は危険な状況にある」。2年前、同様に、私はこれをDVDに記録した。そし て、誰もが2年以内にイランと戦争することはないと考えていると言った。我々の空軍、海軍、海兵隊はペルシャ湾で戦闘の準備ができていた。
 そして全てのトークショーで、私はゲストとして言った、「我々はイランとの戦争に戻るだろう」。或る日、私は友人である支配者と電話で話をしていた。そ こで彼は、「いや、それは2年間は発生しない」と言ったのだろ?しかし、それは2年前の事だ。1年前には誰もが戦争の準備ができていると考えていた。彼は 言った。「チャップレン(牧師)、まだイランと戦争する時ではないよ。」 しかし、今がその時なのである。彼等は4~5ヶ月以内に中東で危機が起きること を望んでいる。何も心配ないと述べる以前に、私はあなた方へ教えている。彼等が望んでいた4~5ヶ月以内というのは、今なのである。


 前回、CIAがデンバーに移ると言うニュースを書いたが、どうも政府機能全体が移動するようだ。ということはデンバーは核戦争には生き残るという意味な のだろう。かなり前に、フリッツからの情報でFEMAは核戦争後のために存在すると書いた。そして、FEMAは核戦争後の焼け野原を走行し、放射線や病原 体をガードするシールドを持ち、破壊されたガソリンスタンドからでも給油できる装置を備えたハイテク車を持っているとも書いた。それからもうずいぶん時が 過ぎた。イルミナティの計画もなかなか思い通りには行かないらしいので、今回も必ず起こるとは言えないが、かなり確率は高いと思う。
 さてそれでは、日本はどうなるのだろう。今回の情報が核戦争とは限らないのだが、確かに言えることはドルの消滅だろう。円高など問題ではない。ドルは紙切れになるだろう。
核戦争はやはりイランへのアメリカ、イスラエルの攻撃から起こるだろう、その時は、キリストの忠告に従おう。文脈から必ずしも第三次世界大戦とは限らず、ハルマゲドンとも思われるのだが、何かの参考にはなると思う。

預言者ダニエルによって言われた、荒らす憎むべき者が、聖なる場所に立つのを見たならば(読者よ、悟れ)、 そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。マタイ24:15~16
その時には、世の初めから現在に至るまで、かつてなく今後もないような大きな患難が起るからである。もしその期間が縮められないなら、救われる者はひとりもないであろう。しかし、選民のためには、その期間が縮められるであろう。24:21~:22
【転載終了】


日本はアメリカと対等になれるか?-久々の小石泉牧師-

2009-09-02 20:19:14 | 小石 泉 牧師

世界の闇の権力について、追求をたゆまず続ける
異色の牧師がいらっしゃる!!
既に何度も本ブログで紹介転載した
久方ぶりの転載!!



 選挙には、民主党が勝利した。しかし、それは始まりの合図でしかない。そして、その全貌はまだ見えてこない。しかし、予感はいくらでもある。岐路は無数に考えられる。


 その中の一つに小石牧師の警世の叫びがある。これは一読の価値がある。何度も転載する所以は、見解は様々あろうけれども、すべては事実に基づいて警世を述べておられることに注目されなければならない。


 世界の混沌は、未だ深く、厳しいものがある。


 イスラエルのイラン攻撃は、現実のものである。咄嗟のこと中止されたか、引き延ばされたかの様ではあるが、その刹那まで迫っていたことは伺える。いつ何が起こってもおかしくはない。風雲急を告げる事態は些かも変わってはいない。


 そうした状況に小石牧師の警世の咆哮は、一読の価値がある。


【転載開始】荒野の声 NO.80

Izumi

日本はアメリカと対等になれるか

-民主党の公約を考える-


民主党はアメリカと対等になるという公約を掲げている。それは確かに望ましい。しかし、本当にそうなれるだろうか。

 私の本「誰も書けなかった悪魔の秘密組織」(20ページ)を読まれた方は細川内閣のときに、アメリカから日本に突きつけられた驚天動地の屈辱の要求をご 存知だろう。当時のクリントン政権は日本に500兆ドルを円と交換してくれと言ってきたのだ。当時の円ドルレートはほぼ100円だったから日本円にして5 京円である。

 私は何気なく、5京円とは日本の国家予算の何年分に当たるのだろうかと電卓をたたいて見た。そして仰天した。当時の国家予算は75兆円だったから、5 京÷75=666.6666666666。つまり日本を666年間買い取りますというジョークだったのである。日本をなめきった態度である。これはハル ノートに匹敵する、いやそれ以上に過激な挑戦状であった。

 こんな馬鹿げた話が本当にあったのだろうか。実はその本には書かなかったが、このニュースを私に話してくれたのは太田 龍氏だった。彼は何度も「これは 本当の話なのだ」と繰り返した。そしてそのニュースソースは当時、永田町のフィクサーといわれていた占い師の富士谷昭憲氏だった。彼も私に本当の事だと繰 り返した。お二人とも今年故人となられた。

 この驚くべき話は、このお二人が考えた作り話ではありえない。お二人ともそんなことをしている暇人ではなかった。また、こんな途方もない話をでっち上げる必要も無かった。

 この事がきっかけで細川氏は政権を放棄したのだという。この事件は全く世に知られることはなかったが、一体アメリカは日本に何を言いたかったのだろう か。要するに「お前らはいつでもひねりつぶせるのだ」という意思表示である。国と国の立場で、このような要求がなされたことがあるだろうか。古代のエジプ トやローマや秦のような時代ならあるかもしれないが。

 民主党が政権を取ったら、ほぼ同じことか、それ以上の脅迫が行われるだろう。明確な意思表示を伴う、事故、事件、暗殺、謀略が仕掛けられるだろう。それは、細川政権に投げかけられたと同じ脅し、「お前らはいつでもひねりつぶせるのだ」というメッセージだろう。

戦争を忘れない?

それより戦争に備えろ!

 8月になると、戦争を忘れるな、広島長崎追悼の記事やニュースでにぎやかになる。しかし、私はいらいらするのだ。過去の戦争を回想している暇があるの か、という思いであるからだ。広島長崎では数十万人が死んだという。しかし、今度の戦争では全世界で数千万もしかしたら数億人が死ぬ。日本でこんなことを 言うと気違いじゃあないかと言われそうだが、ジョン・コールマンさんもシスコ・ホイーラーも確実な情報源からの情報として、私と同じ考えを言っているの だ。

 この点について、私は「アメリカ炎上」(「第三次世界大戦に備えよ」)に書いた。残念ながら、ついに某有名出版社からの出版は没になった。しかし、実は かえって良かったのかもしれない。私はどこからか知らないが出版禁止令が出ているので、日本の大手出版社からは実名では出版できない。それでペンネームで 出す予定だったのだが、ペンネームではどうしても無理があった。これからは実名で出版してくれる出版社を探すつもりだ。

 第三次世界大戦について次のことを明確にして置きたい。

  1. これはロシアによるイスラエルへの通常兵器とアメリカへの核攻撃に始まる。
  2. 恐らく数千万、数億人が死ぬだろうが、非常に短期間で終わるだろう。
  3. これを世界の最終戦争ハルマゲドンという説が世界中で報道されるだろうが、それは違う。
  4. この戦争の後で、世界は核廃棄を実現できるかもしれない。
  5. その流れを作り出す機関は一人の人物を平和の君として送り出すだろう。
  6. その機関と王は世界を統一する。
  7. それから先は、黙示録の予言のとおりになるだろう。

 このことに関し、何故私がこれほどの確信を持っているかというと、次のような確証があるからである。

  1. 聖書の予言。(エゼキエル書38,39章)
  2. ヘンリー・グルーバー師の見た幻。
  3. ジョン・コールマン氏の情報。
  4. 20世紀初頭アルメニアの少年が見た幻のパートⅡ.
  5. シスコ・ホイーラー、フリッツ・スプリングマイヤーの情報。
  6. デイヴィッド・メイヤー氏の見た幻。

 この中で驚くべきは単なるキリスト教の伝道師で世界の裏情報などとは全く関係のない、ヘンリー・グルーバー師と世界最高級のエスピオナージであるジョ ン・コールマン氏の情報がほとんど一致することである。何と、破壊されるアメリカの都市の名前までがほとんど一致するのだ。これには本当に驚いた。

 実のところ、私は非常に困惑している。こんな大きな未来予言を信じていると、今起こっている、世界のさまざまな事々が、なんとも馬鹿らしくて仕方がない のだ。こういうネガティブな頭ではいけないとは分かっている。特に人々に希望を与えるべき牧師という立場ではなおさらだ。私はかつてY2Kに引っかかっ て、赤恥をかいた前歴がある。だから“狼少年”にはなりたくないのだが、事実は事実である。読者はご自身で判断されよ。

イスラエルはイランの騒乱時、

攻撃を計画 していた(ROCKWAY EXPRESS )

http://www.asyura2.com/09/warb0/msg/386.html投稿者 新世紀人 日時 2009 年 8 月 11 日 16:26:58: uj2zhYZWUUp16 http://rockway.blog.shinobi.jp/ ◆8月8日

 イランの大統領選挙後にその選挙の正当性をめぐって騒乱が生じた時、イスラエルはアメリカに対し、イラン攻撃を許可するよう要請していた、という。これ はアメリカが無視したため、イスラエルは結果的には攻撃を断念した、というのだが、確認はされていないが、もし本当だとすれば、我々はまったく中東大戦 争、ひいては第3次世界大戦の敷居にまできていたことになりそうだ。

 このイスラエルのイラン攻撃への許可要請に、今のオバマ政権が反対ではなく、無視を示したことは少々頼りないが、ともかくも戦争が始まらなかっただけで も諒としたい。ひょっとしてそのような情報がオバマ大統領にまで届いていたのであろうか、という疑問が残るのだが。つまり情報を遅らせることで、イスラエ ルの判断で攻撃を始めることを可能とする動きがあったのではないだろうか、という疑念が残るのだ。情報の伝達が遅れた、という口実は作れる。まさか大統領 に代わって、偽のゴーサインを出すのは危険だが、情報の伝達遅れならば、話としては可能であろう。

 下段にあるようにBBC放送で示された、ブレナン補佐官のアメリカの対テロ政策の方針転換の話にもあるように、オバマ政権は軍事力を極力使用しない方式 で、外国その他の勢力との関係を作っていこうとしている。これはネオコンに引きずられたブッシュ政権の「武断政治」から比べれば雲泥の差というか、まさに アメリカの「様変わり」を象徴することである。この武断外交からソフトな対話外交へのアメリカの外交方式の転換に戸惑っているのがイスラエルである。今ま でどおりのやり方ではアメリカと齟齬をきたす、ということは明らかだからだ。いや齟齬をきたすどころか、いまやイスラエルとアメリカとはほとんど対立的に なってしまっている。敵対的とはまだ言わないが。 こうして、いよいよイスラエルがその生存を賭けて、アメリカと対立しながらでもイランを叩きにいくのか、あるいはアメリカと結局は歩調をあわせて、対話・ 外交方針に自分たちも転換していくのか、決断を下すべき時が迫ってきている。

●イスラエルはイランの騒乱時、攻撃を計画【8月7日 ynetnews.com】

 クウェートの新聞は、エルサレム在のアメリカ人外交官が、イスラエルはオバマ政府に対し、選挙後混乱状態が続いているイランに対し、核施設への攻撃の許 可を願い出たが、アメリカ政府はその要求を無視したため、イスラエルは計画を撤回した、と言ったと報道した。先月イスラエルはアメリカに、イランの核施設 への攻撃の許可を願い出た、とクウェートの新聞 「al-Jarida 」紙が7日、報道した。この新聞は「エルサレム在のアメリカ人外交官」の話として伝えたが、確認はされていない。 イランの大統領選挙後に騒乱が生じた 時、イスラエルはアメリカに対し、イランの核施設ならびに重要拠点への攻撃に対する許可を願い出たという。 この外交官によると、アメリカ政府はこのシモ ン・ペレス大統領のサインの入った書簡でネタニエフ首相により送られたイスラエル政府からの要請を無視したという。 この外交官によれば、イスラエルはイ ランを激しく叩きたいという意思は固かったが、アメリカの好意的反応がなかったことで、イスラエルは攻撃に踏み出すことができず、中止するにいたった。ま た、ホワイトハウスは、イランのアハマディネジャド大統領の再選の承認を撤回した点について、「イスラエルとアラブからの圧力があった」という。「穏健派 アラブ諸国はわれわれがアハマディネジャド氏を承認することを願っていない」という。【転載終了】