飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

原発がどんなものか知ってほしい!!⑦

2008-05-31 10:41:55 | 平井憲夫

また、ぞろ原子力発電に傾斜を始めた企て.....。
後のことは関係ない、利権しか考えない
悪の企て、アルゴア以来の、否、温暖化キャンペーン以来の
悪の企て......。で、掲載することにした。

 Fukushima1 コメント氏は、やはり原発関係者であった。それはそれで結構である。議論こそ大切であるから、大いに発言なされる事は歓迎する。ならば、『原発に関係しているものですが....』という前置きがあるのが望ましい。それはなかった。あたかも善意(知らないと言うこと..法律用語として)を装って、来られた。
 そこから、聡く巡らすと感づく。不思議なもので、言葉は丁寧でも、言霊に険(けん)が感ぜられた。すぐに攻撃性を感得した。敢えて、引き込むことにした。即ち、直接論争をせずに、本文にちょっと反論した。ついて来られた。

 『Re:原発がどんなものか知ってほしい』については、投稿者は既読であった。
<平井憲夫氏>の文書に触れたのは、約1年前。注目したので、そのあたりを探せばすぐにヒットする。当然というか、自然というか、関連記事として当然目を通す。当たり前の行動である。真実の追究しようという意識があれば、尚のこと、抜かすはずがない。その上で、時を経て、熟慮の上転載を決断した。裁判の審理は、主尋問、反対尋問を経ないで証拠とはならない。常識である。
 しかし、敢えてそのことは言わないでおいた。そしたら、何度もお付き合い頂くことになった。またお越し頂いたら歓迎する。その方が、核心が見えてくる。

 原発関係者とおぼしきコメント氏は、後輩達の懸命の努力にあらぬ誤解のなきことを願っておられるので、一言申し上げたい。言うまでもなく、本ブログにおいて一線の従事者を誹謗中傷するものではないことは明らかである。寧ろ、共に安全を杞憂するものである。そして、そのほとんどの方は、信念に基づいて真剣に安全性を追求しておられる事を信じている。しかし、それでも尚、原発が必要か否か、本当に安全か否か、問題を含んでいないか否かを問うことは重要である。

 コメント氏こそ、
『Re:原発がどんなものか知ってほしい』の著者その人ではないかと勝手な想像をしたのだが妄想であろうか.....。 『Re:原発がどんなものか知ってほしい』について、やけに詳しい。『Re:原発がどんなものか知ってほしい』は、個人を装った、一つの裏の広報と推察していることも付記しておきたい。

【転載開始】<平井憲夫氏>

どうしようもない放射性廃棄物

 それから、原発を運転すると必ず出る核のゴミ、 毎日、出ています。低レベル放射性廃棄物、名前は 低レベルですが、中にはこのドラム缶の側に五時間 もいたら、致死量の被曝をするようなものもありま す。そんなものが全国の原発で約八〇万本以上溜ま っています。

 日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこ の原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、近くの海 に捨てていました。その頃はそれが当たり前だった のです。私が茨城県の東海原発にいた時、業者はド ラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉 の沖に捨てに行っていました。

 しかし、私が原発はちょっとおかしいぞと思った のは、このことからでした。海に捨てたドラム缶は 一年も経つと腐ってしまうのに、中の放射性のゴミ はどうなるのだろうか、魚はどうなるのだろうかと 思ったのがはじめでした。

 現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行 っています。全部で三百万本のドラム缶をこれから 三百年間管理すると言っていますが、一体、三百年 ももつドラム缶があるのか、廃棄物業者が三百年間 も続くのかどうか。どうなりますか。

 もう一つの高レベル廃棄物、これは使用済み核燃 料を再処理してプルトニウムを取り出した後に残っ た放射性廃棄物です。日本はイギリスとフランスの 会社に再処理を頼んでいます。去年(一九九五年) フランスから、二八本の高レベル廃棄物として返っ てきました。これはどろどろの高レベル廃棄物をガ ラスと一緒に固めて、金属容器に入れたものです。 この容器の側に二分間いると死んでしまうほどの放 射線を出すそうですが、これを一時的に青森県の六 ケ所村に置いて、三〇年から五〇年間くらい冷やし 続け、その後、どこか他の場所に持って行って、地 中深く埋める予定だといっていますが、予定地は全 く決まっていません。余所の国でも計画だけはあっ ても、実際にこの高レベル廃棄物を処分した国はあ りません。みんな困っています。

 原発自体についても、国は止めてから五年か十年 間、密閉管理してから、粉々にくだいてドラム缶に 入れて、原発の敷地内に埋めるなどとのんきなこと を言っていますが、それでも一基で数万トンくらいの 放射能まみれの廃材が出るんですよ。生活のゴミで さえ、捨てる所がないのに、一体どうしようという んでしょうか。とにかく日本中が核のゴミだらけに なる事は目に見えています。早くなんとかしないと いけないんじゃないでしょうか。それには一日も早 く、原発を止めるしかなんですよ。

 私が五年程前に、北海道で話をしていた時、「放 射能のゴミを五〇年、三百年監視続ける」と言った ら、中学生の女の子が、手を挙げて、「お聞きして いいですか。今、廃棄物を五〇年、三百年監視する といいましたが、今の大人がするんですか? そう じゃないでしょう。次の私たちの世代、また、その 次の世代がするんじゃないんですか。だけど、私た ちはいやだ」と叫ぶように言いました。この子に返 事の出来る大人はいますか。

 それに、五〇年とか三百年とかいうと、それだけ 経てばいいんだというふうに聞こえますが、そうじ ゃありません。原発が動いている限り、終わりのな い永遠の五〇年であり、三百年だということです。

住民の被曝と恐ろしい差別

 日本の原発は今までは放射能を一切出していませ んと、何十年もウソをついてきた。でもそういうウ ソがつけなくなったのです。

 原発にある高い排気塔からは、放射能が出ていま す。出ているんではなくて、出しているんですが、 二四時間放射能を出していますから、その周辺に住 んでいる人たちは、一日中、放射能をあびて被曝し ているのです。

  ある女性から手紙が来ました。二三歳です。便箋 に涙の跡がにじんでいました。「東京で就職して恋 愛し、結婚が決まって、結納も交わしました。とこ ろが突然相手から婚約を解消されてしまったのです。 相手の人は、君には何にも悪い所はない、自分も一 緒になりたいと思っている。でも、親たちから、あ なたが福井県の敦賀で十数年間育っている。原発の 周辺では白血病の子どもが生まれる確率が高いとい う。白血病の孫の顔はふびんで見たくない。だから 結婚するのはやめてくれ、といわれたからと。私が 何か悪いことしましたか」と書いてありました。こ の娘さんに何の罪がありますか。こういう話が方々 で起きています。

 この話は原発現地の話ではない、東京で起きた話 なんですよ、東京で。皆さんは、原発で働いていた 男性と自分の娘とか、この女性のように、原発の近 くで育った娘さんと自分の息子とかの結婚を心から 喜べますか。若い人も、そういう人と恋愛するかも 知れないですから、まったく人ごとではないんです。  こういう差別の話は、言えば差別になる。でも言 わなければ分からないことなんです。原発に反対し ている人も、原発は事故や故障が怖いだけではない、 こういうことが起きるから原発はいやなんだと言っ て欲しいと思います。原発は事故だけではなしに、 人の心まで壊しているのですから。

私、子ども生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。

 最後に、私自身が大変ショックを受けた話ですが、 北海道の泊原発の隣の共和町で、教職員組合主催の 講演をしていた時のお話をします。どこへ行っても、 必ずこのお話はしています。あとの話は全部忘れて くださっても結構ですが、この話だけはぜひ覚えて おいてください。

  その講演会は夜の集まりでしたが、父母と教職員 が半々くらいで、およそ三百人くらいの人が来てい ました。その中には中学生や高校生もいました。原 発は今の大人の問題ではない、私たち子どもの問題 だからと聞きに来ていたのです。

 話が一通り終わったので、私が質問はありません かというと、中学二年の女の子が泣きながら手を挙 げて、こういうことを言いました。 

 「今夜この会場に集まっている大人たちは、大ウ ソつきのええかっこしばっかりだ。私はその顔を見 に来たんだ。どんな顔をして来ているのかと。今の 大人たち、特にここにいる大人たちは農薬問題、ゴ ルフ場問題、原発問題、何かと言えば子どもたちの ためにと言って、運動するふりばかりしている。私 は泊原発のすぐ近くの共和町に住んで、二四時間被 曝している。原子力発電所の周辺、イギリスのセラ フィールドで白血病の子どもが生まれる確率が高い というのは、本を読んで知っている。私も女の子で す。年頃になったら結婚もするでしょう。私、子ど も生んでも大丈夫なんですか?」と、泣きながら三 百人の大人たちに聞いているのです。でも、誰も答 えてあげられない。

 「原発がそんなに大変なものなら、今頃でなくて、 なぜ最初に造るときに一生懸命反対してくれなかっ たのか。まして、ここに来ている大人たちは、二号 機も造らせたじゃないのか。たとえ電気がなくなっ てもいいから、私は原発はいやだ」と。ちょうど、 泊原発の二号機が試運転に入った時だったんです。

 「何で、今になってこういう集会しているのか分 からない。私が大人で子どもがいたら、命懸けで体 を張ってでも原発を止めている」と言う。

 「二基目が出来て、今までの倍私は放射能を浴び ている。でも私は北海道から逃げない」って、泣き ながら訴えました。

 私が「そういう悩みをお母さんや先生に話したこ とがあるの」と聞きましたら、「この会場には先生 やお母さんも来ている、でも、話したことはない」 と言います。「女の子同志ではいつもその話をして いる。結婚もできない、子どもも産めない」って。

 担任の先生たちも、今の生徒たちがそういう悩み を抱えていることを少しも知らなかったそうです。

 これは決して、原子力防災の八キロとか十キロの問題 ではない、五十キロ、一〇〇キロ圏でそういうことがい っぱい起きているのです。そういう悩みを今の中学 生、高校生が持っていることを絶えず知っていてほ しいのです。【転載続く】


音を全方向に響かせる有機ガラス管スピーカー!!

2008-05-31 08:22:46 | ニュース

別に音を一極だけに伝える集中スピーカーというものがあったが、
今回はその逆だ......。
いろいろ出来るものだ。
人間は、考えられることは、
結局、実現してしまう!! そういう存在なんだな!....。

【転載開始】2008年05月29日 20時44分00秒 ギガジンより

音を全方向に響かせるソニー製の有機ガラス管スピーカー「Sountina」速攻レビュー

先日ソニーから発表された、1本の有機ガラス管で音を360度に広げる100万円のスピーカー「Sountina」ですが、その実物を早速、大阪ソニースタイルストアへ見に行って、一体どれほどのものなのか体験してきました。

実際に音を出している様子のムービーなどは以下から。

スピーカーシステム“Sountina” NSA-PF1 | AV/Hi-Fiオーディオ | ソニー

大阪ソニースタイルストアに到着

あった。既にじっくりと聴いている人がいる。

全体はこんな感じ

発売前先行展示

結構しっかりとした作りになってます

2008年6月20日発売、税抜きで100万円。ソニースタイルストアの人に話を聞いてみたところ、既に購入の意志を示す人が来訪したとのこと。既に確かな手応えがあるらしい。

このLED部分はリモコンで好みの色にすることが可能。赤(アンバー)、青(ブルー)、さらに両方を同時点灯させた紫(パープル)が選べます。

イルミネーションはこんな感じ
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上の方に光が当たるとこうなる

音がまっすぐ360度に進むため、フロアの端っこまでちゃんと音が聞こえます。ソニースタイルストアの人によると、これが来てからソニースタイルストア全 体のBGMをオフにしているとのこと。というのも、この有機ガラス管スピーカー「Sountina」の音がBGM代わりになるため。

この4つの銀色の柱はただの飾りではなく、実際に振動して音を鳴らす部品の一部です。

この黒い部分は360度どこからでもリモコンを受信するための受光部。

このワイヤー状になっているものがトゥイーター、振動することによって周囲にある有機ガラス管から音が出るという仕組み。

ガラス管はミッドレンジの共鳴管としても機能します。



本革製のスリーブを取り外すとメタリックシルバーに。スリーブを付けていても音に影響はないとのこと。

いい感じです、どこまで離れても音がまっすぐ聞こえる。


下から上までじっくり観察
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大体こんな感じです
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【転載終了】


原発がどんなものか知ってほしい!!⑥

2008-05-30 09:30:18 | 平井憲夫

また、ぞろ原子力発電に傾斜を始めた企て.....。
後のことは関係ない、利権しか考えない
悪の企て、アルゴア以来の、否、温暖化キャンペーン以来の
悪の企て......。で、掲載することにした。

 原子炉の廃炉解体は、議論の多いところである。その理由は、解体されてその後どうなっているのかという情報がないからである。そして、ほとんどは稼働中。最大の理由は、チェルノブイリの永久閉じこめ処置。Hamaoka_npp_2_mlit1975
<浜岡原子力発電所> 
 そして、一般論として放射性物質(残渣)の永久毒性(永い半減期)が、本能的に『始末に困る、やっかいなもの』として認識されるのは、又、当然である。最終的に深度地下に永久埋設と言うことになるが、誰もその安全性に信用をおいてない。というより、それでも最悪の迷惑物質との認識には変わりがない。いかに補助金で釣ろうとしても、当該地の自治体
志願が反対運動でをつぶされてしまう。
 実験では、どうなったか承知していないが、残渣処理は解決していない。

 
平井憲夫氏>の文書は、直截で、ある意味攻撃的である。本当のところはどうかは知らないが、本人は『内部被爆』により発病したと思っているのであるから、当然と言えば当然である。批難する方が不謹慎である。水俣病・肝炎薬害感染その他の認定・不認定の同じ情緒的問題がある。
 
『Re:原発がどんなものか知ってほしい』の著者は、平井憲夫氏の発病について、こう言っている。
 『(前略)でも、これもよく話題にのぼる話なのですが、果たしてその「ガンになったというのは、本当に被曝が原因か?」という事です。
 残念ながら私はご本人を良く知りません。
 だからもしかしたら現場監督にありがちなヘヴィースモーカーだったのではないかとか、余計な事をついつい考えてしまったりします。
 現状では、原子力発電所における作業とガンの発生について明確な因果関係は示されていないはずです。(後略)』

 これを見て、投稿者は思った。同じだ。チッソとミドリ十字(今はない)の同じ体質だ。であるから、どちらに真実性があるかと問われるならば、
平井憲夫氏の方である。方や、理論理屈を並べ立てているに過ぎず、平井憲夫氏は命を削っている。

 コメント氏から、再度、コメントを頂いた。既に公開したが、全文掲載する。常に議論は公平であらねばと考える。

コメント掲載
飄平さん今日は
IPアドレス: 58.188.229.48

『都合の悪いブログだな、何とかやめさせよう。もしくは、欺瞞性を指摘しておかないことには示しがつかない。』
この部分は私の心情の推察でしょうが違います。
この今問題にしている当該文章、恐らくは原発が内蔵する問題点を一般に提起する上では最強のテキストかも知れません。
しかしながら、内容の3割はねつ造か歪曲、4割以上が大げさ以上、事実なのかどうか?と言える部分は殆どが一般体験談に近いと言うのが我々の受け止め方です。
そして一番肝心なのは内容において風評被害に遭ったおばあさんを取り上げながら、この文章の拡散はかえって風評被害の拡大に一番寄与しかねないと危惧するのです。
従いましてこの文章を掲載される場合、異論・反論も併せて掲載されることをお願いするだけです。両方読んだ後の判断については口を挟む事では無いでしょう。
ただ今回は内部被ばくに対する見解でついついお節介をやってしまったと反省しております。
今の原子力業界を養護する気持ちなど有りませんが、何かと誤解される面がある後輩達の安全に対する努力すら冷笑されるのは忍びない・・・これが私の本音です。

レイニー様
 分かりました。やはり原発関係者の方ですね。その他の裏の方に対する警戒心から、行きすぎた発言、陳謝します。紳士的に参ります。
 原発関係者の方に、全く悪意はありません。むしろ、尊敬しています。お説の趣旨に添って、掲載は続けますが配慮することを誓います。そして、さらに勉強をして参ります。失礼の段、お詫び致します。<飄平>。

【転載開始】<平井憲夫氏>

廃炉も解体も出来ない原発い

 一九六六年に、日本で初めてイギリスから輸入し た十六万キロワットの営業用原子炉が茨城県の東海村で稼 動しました。その後はアメリカから輸入した原発で 、途中で自前で造るようになりましたが、今では、 この狭い日本に一三五万キロワットというような巨大な原 発を含めて五一の原発が運転されています。

 具体的な廃炉・解体や廃棄物のことなど考えない ままに動かし始めた原発ですが、厚い鉄でできた原 子炉も大量の放射能をあびるとボロボロになるんで す。だから、最初、耐用年数は十年だと言っていて、 十年で廃炉、解体する予定でいました。しかし、一 九八一年に十年たった東京電力の福島原発の一号機 で、当初考えていたような廃炉・解体が全然出来な いことが分かりました。このことは国会でも原子炉 は核反応に耐えられないと、問題になりました。

 この時、私も加わってこの原子炉の廃炉、解体に ついてどうするか、毎日のように、ああでもない、 こうでもないと検討をしたのですが、放射能だらけ の原発を無理やりに廃炉、解体しようとしても、造 るときの何倍ものお金がかかることや、どうしても 大量の被曝が避けられないことなど、どうしようも ないことが分かったのです。原子炉のすぐ下の方で は、決められた線量を守ろうとすると、たった十数 秒くらいしかいられないんですから。

 机の上では、何でもできますが、実際には人の手 でやらなければならないのですから、とんでもない 被曝を伴うわけです。ですから、放射能がゼロにな らないと、何にもできないのです。放射能がある限 り廃炉、解体は不可能なのです。人間にできなけれ ばロボットでという人もいます。でも、研究はして いますが、ロボットが放射能で狂ってしまって使え ないのです。

 結局、福島の原発では、廃炉にすることができな いというので、原発を売り込んだアメリカのメーカ ーが自分の国から作業者を送り込み、日本では到底 考えられない程の大量の被曝をさせて、原子炉の修 理をしたのです。今でもその原発は動いています。

 最初に耐用年数が十年といわれていた原発が、も う三〇年近く動いています。そんな原発が十一もあ る。くたびれてヨタヨタになっても動かし続けてい て、私は心配でたまりません。

 また、神奈川県の川崎にある武蔵工大の原子炉は たった一〇〇キロワットの研究炉ですが、これも放射能漏 れを起こして止まっています。机上の計算では、修 理に二〇億円、廃炉にするには六〇億円もかかるそ うですが、大学の年間予算に相当するお金をかけて も廃炉にはできないのです。まず停止して放射能が なくなるまで管理するしかないのです。

 それが一〇〇万キロワットというような大きな原発です と、本当にどうしようもありません。

「閉鎖」して、監視・管理

 なぜ、原発は廃炉や解体ができないのでしょうか。 それは、原発は水と蒸気で運転されているものなの で、運転を止めてそのままに放置しておくと、すぐ サビが来てボロボロになって、穴が開いて放射能が 漏れてくるからです。原発は核燃料を入れて一回で も運転すると、放射能だらけになって、止めたまま にしておくことも、廃炉、解体することもできない ものになってしまうのです。

 先進各国で、閉鎖した原発は数多くあります。廃 炉、解体ができないので、みんな「閉鎖」なんです。 閉鎖とは発電を止めて、核燃料を取り出しておくこ とですが、ここからが大変です。

 放射能まみれになってしまった原発は、発電して いる時と同じように、水を入れて動かし続けなけれ ばなりません。水の圧力で配管が薄くなったり、部 品の具合が悪くなったりしますから、定検もしてそ ういう所の補修をし、放射能が外に漏れださないよ うにしなければなりません。放射能が無くなるまで 、発電しているときと同じように監視し、管理をし 続けなければならないのです。 

 今、運転中が五一、建設中が三、全部で五四の原 発が日本列島を取り巻いています。これ以上運転を 続けると、余りにも危険な原発もいくつかあります 。この他に大学や会社の研究用の原子炉もあります から、日本には今、小さいのは一〇〇キロワット、大きいの は一三五万キロワット、大小合わせて七六もの原子炉があ ることになります。

 しかし、日本の電力会社が、電気を作らない、金 儲けにならない閉鎖した原発を本気で監視し続ける か大変疑問です。それなのに、さらに、新規立地や 増設を行おうとしています。その中には、東海地震 のことで心配な浜岡に五機目の増設をしようとして いたり、福島ではサッカー場と引換えにした増設も あります。新設では新潟の巻町や三重の芦浜、山口 の上関、石川の珠洲、青森の大間や東通などいくつ もあります。それで、二〇一〇年には七〇~八〇基 にしようと。実際、言葉は悪いですが、この国は狂 っているとしか思えません。

 これから先、必ずやってくる原発の閉鎖、これは 本当に大変深刻な問題です。近い将来、閉鎖された 原発が日本国中いたるところに出現する。これは不 安というより、不気味です。ゾーとするのは、私だ けでしょうか。【転載続く】

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ジオターゲティング


ベンジャミン・フルフォードさんが語る人工地震!!

2008-05-30 08:23:19 | ニュース

ベンジャミン・フルフォードさんが語る人工地震!!
但し、英語.....

 
何となく分かるから、是非どうぞ!!

ベンジャミンフルフォード VS HAARP

</object>>

http://www.youtube.com/watch?v=InV0cVH6KZc&feature=related


原発がどんなものか知ってほしい!!(番外編)

2008-05-29 11:13:05 | 平井憲夫

また、ぞろ原子力発電に傾斜を始めた企て.....。
後のことは関係ない、利権しか考えない
悪の企て、アルゴア以来の、否、温暖化キャンペーン以来の
悪の企て......。で、掲載することにした。

 という連載は、今回、お休みさせて頂いて、番外編と言うことで.....


 レイニーさんという方から、熱心なコメントを頂いている。これまでものは掲載したが、昨日も頂いた。きっとこれが最後になろうと思うので、もったいないないことだから公開しようと思う。コメント欄には既に公開した。Hamaoka_nuclear_pp_mlit1988

 今回は、返事(投稿者)も併せて掲載する。コメントに対し、投稿者は常に真摯に対応しているつもりである。心からそうである。そして、明らかにいかがわしいものは別として、公開を原則としている。本文に掲載することはよほどの事がないかぎりしない。今回は別である。 平井憲夫氏の文章を掲載することに、よほどにがにがしく思っている節が見える。何故か。?

 これまで、氏には敬意を持って対応してきたが、大体、見透しはついていた。原発関係者か、その指令によるものか(裏方の指令)であろう。そうでなければそこまで執着しない。一般人であれば、1回のやりとりで十分である。それすらも勇気のいることである。従って、結論を出したので、丁寧ではあるが、ズバリ核心に触れる返事を書いた。もうコメントしてこないであろう。してくるとすれば、悪態ををつくはずである。そうでなければ、間違いである。投稿者が素直に謝る。だから、そのやりとりを掲載して、平井憲夫氏文章の転連載を一回お休みすることとした。次回から再開する。悪しからず。

【コメントのやりとり掲載開始】

飄平さん今日は。IPアドレス: 58.188.229.48

一応お伝えすべき事を色々書いてきましたが、直接提示したリンク先は読まれたようでその点は祝着です。
なお「お客様相談室/広報部営業課」というのはあくまでも当該筆者たるEiFYEさんが個人サイトで一般訪問者向けにQ/Aをされていた窓口としての名称 に過ぎません。あくまでも個人で原子力発電の疑問に答えられていたサイトです。成立はここで問題にしている文章がweb拡散するより早い時期です。
まぁ私を信用なさらないのは結構ですが(有る意味当然かも知れません)、飄平さん自身が何も裏付け調査をされていない事には正直ガッカリしています。情報を公開し真実を追究すると言う立場を取られるなら、公開する文章の裏付けぐらい取るのは当然だと思ってました。
>「九電力会社は、情報公開して、下請けも含めて、電磁波被爆と放射能被爆の実態を明らかにすべきである。」
折角「中央登録センター」と書きましたのに、ググれば一番最初に出てきます、平成14~18年の職業被ばく全部が網羅されています、「原発作業のみならず研究所レベルも含みます」。
なおご忠告申し上げますが、「被爆」は原爆被災に対する用語であり、放射線由来は「被曝」、私が被ばくと書く理由でも有ります。
ホールボディカウンタを信用なさらないのは勝手ですが、一応性能表示で言えば検出限界が200ベクレル。
人体中の天然核種であるカリウム-40の存在量は文献により異なりますが、凡そ4000ベクレル程度です。
何故に事前測定が必要か?の答えでも有ります。

なお今後も継続されるとの事ですのであらかじめ。
放射性廃棄物の海洋投棄は存在しますが、実験室・医院等から出た「RI廃棄物」が対象で、原発由来のものは有りません。
「廃炉出来ない・・・」ですが、研究炉のJPDRは完全解体されており(平井氏存命中)、現在その成果を生かして原電東海が解体中です。
海外事例では日本で原発が出来る以前に解体されたものすら存在します。・・・・では。

レイニー 様
 度々、貴重なコメント有り難うございました。本日のコメントも必ず公開します。そして、広い、確度のある情報を元に、読者にご判断願うと言うことで、む しろ真実が見えてくるのではないでしょうか。その意味で、貴方様のコメントは、貴重で重要でありました。感謝申し上げます。

 私は、ジャーナリストではありません。一介の市民です。そして、たかがブログです。独白です。出来るだけ、広く、公平に情報を収集しようと努めて いても、独断と偏見のそしりを免れることは出来ないと考えます。それは、帰納法においては、個人の限界です。畢竟、その手法は演繹的にならざるを得ませ ん。それが『理知』によると言うことです。『情』ではありません。しかしながら、魂の奥底では、『情』による判断が関わっているのではないかとも考えてお りますが、表面上の『情』は排斥しています。
 『理知』も限界があり、「何だ、それだけの理知か!」とおしかりを受けることも多々あろうかとも存じます。それも、独白とお笑い下されば良しとの覚悟です。ただ、私は立場でものを言っているのではことだけ申し上げます。原発に反対でも、賛成でもない立場の人間です。
 只、限られた情報と、限られた『理知』で判断するところ、原発が何故必要か、原発が何故作られたか、そして、何故推進されるのか、その目的と狙いは、何か?というところから来ています。単に、原発は危険だからという発想は原点ではありません。その後です。
 これは全くの非公式なのですが、ある筋から、電力会社は電磁波被ばくと放射能被曝で実は非常に困っているという話を聞きました。その対応策も聞きまし た。それについては迷惑をかけるといけないので言えませんが、確度の高い話です。そして、それは現在も内密に急がれています。調べ始めたのはそれからです。。
 当然、被害を中心に調べることは当然です。その被害に対する反論、隠蔽情報は後回しです。知った事じゃあないって感じです。やっぱり、事実はあるのです。ないと言うことは絶対にありません。電力会社は電磁波被ばくと放射能被爆で実は非常に困っているんです。

 貴方様は、大変原発についてお詳しい。むしろ、専門家に部類すると拝察します。きっと、原発関係者であると想像しています。お聞きしたい。そう言 うことはありませんか。貴方様の仲間、部下、下請け業者、作業人の健康被害についてお詳しい情報をお持ちではありませんか。そして、その方達のリタイア問 題を腐心している立場ではありませんか。
 むしろ、そうした状況を知り抜いた上で、隠蔽したいという思いを抱いているか、思いを抱いた方の指令でコメントされたのではありませんか。
 オット失礼、つたない『理知』で演繹的に思考していますと、こういう方向に展開して参ります。又、お叱りを受けそうなので、この辺でやめておきます。

 何れに致しましても、異論各論があって当然です。それが民主主義というモノです。リベラリズムとでも申しましょうか。しかし、民主主義、リベラリ ズムが、本当に狙いとするモノが体制破壊が目的であると申し上げたら、『世迷い言』と一笑されるでしょう。それは真実です。『理知』によると真実との判断 をしています。それは、私のブログを全編お読み頂くとその判断の上に立っていることが分かります。

 実は、本音を申し上げると、原発の問題に触れるつもりはなかったのですが、やっぱり、核心の問題であることがよく判りました。その意味で、感謝申し上げます。
 貴方様が、最初にコメントして頂いたときに感じました。『都合の悪いブログだな、何とかやめさせよう。もしくは、欺瞞性を指摘しておかないことには示しがつかない。』と。
 でも、ご心配には及びません。つたないブログですから、ほんの数千人/日しかご覧になっていない、独白の『世迷い言ブログ』です。本当に盛り上げて頂き、深く感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。<飄平>