飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

ハチソン効果と反重力に関するボイド・ブッシュマン

2017-10-13 18:53:35 | 新技術

ボイド・ブッシュマンと言えば、
拙稿『死の床で『宇宙人は真実』と語った!!』でお馴染みの
ロッキードマーチン社の上級科学者である。
彼が語る面白い動画を見つけた!
ハチソン効果について語っている・・・。

 

ハチソン効果について記事にしたことがある。

もうかれこれ10年前だ。

紹介する程の内容ではないので、

打っ棄っておくが、

要は、

一定の周波数の電磁波の環境下で、

全てのものはプラズマ化したり、

反重力現象が起きるという話だ。

 

それはUFOの現象を説明できるし、

そのような行動を再現できる。

実際、

ロッキードマーチン社では、

応用技術でそうした航空機を実現している。

空気力学を超えて空中にホバリングできる技術は完成している。

Boyd Bushman On The Hutchison Effect and Antigravity

Levitation Breakthroughs! bio-gravitics, hutchison effect, vibro-acoustics, 

 

これはハチソン自身が作成した映像と、

その効果を映像で示したものだ。

The Secrets Of Anti Gravity - Hutchison Effect Is Really Frequency Levitation

 

ハチソン効果(ハチソンエフェクト)は普遍的な現象である。

宇宙は極大から極小に至るまで

振動している。

言い換えれば、

宇宙は一つの振動体なのだ。

物とは、

一定の振動域の現象に過ぎない。

空間とは一定の振動領域であると考えれば、

別の空間は別の振動領域である。

それらは併存している。

 

そこに共鳴現象を引き起こせば、

空間が曲がる。

曲がるというか、

特異空間物理法則が変異する。

物体がプラズマ化(素粒子化)したり、

重力派が生じたり、

空間移動(テレポーテーション)したりするのであろう。

と推測する。

 

別に不思議なことは何もない。

しかし、

応用は多岐に亘る。

軍事利用もそうだが、

まさに放射能無害化は簡単な話だろう。

今は、

奪われて失われているが、

必ず、

復活する。

 

【転載開始】

ハチソン効果の驚異

ハチソン効果の発見

 装置のスイッチを入れると、物体が重力に逆らうように浮上し、折れ曲がりようもない金属が捩じれ、切断される。このまるでSF映画のような出来事が起こったのは、カナダのバンクーバーにあるジョン・ハチソンという人物の研究所だった。
 ジョン・ハチソン。1945年生まれ。カナダ在住の物理学者である。物理学者といっても学業を修めたのは高校まで。あとは独学でエレクトロニクスを学び、様々な電子装置を開発。その過程で物理学の常識を根底から覆す装置を造り出してしまったのである。
 1979年、ハチソンはいつものようにバンクーバーにある彼の研究所内の装置群のスイッチを入れていた。その時である。彼は肩に何かが当たるのを感じた。それは金属片であり、あたかも自分で飛んできたかのようであった。そしてその金属片は、再び飛び上がって彼に当たった。ハチソンは最初、誰かがいたずらしていると思ったが、そうではなかった。こうしてハチソン効果はほんの偶然に発見されたのである。
 ハチソンは冷静に状況を分析し、現象に再現性があることに気づく。つまり、これは超常現象ではなく、機械が引き起こす未知の現象であると見抜いた。ハチソンは勘を頼りに、どんどん装置を改良。結果、ハチソン効果は強まり、様々な現象を引き起こすことに成功する。

 ハチソンの名を一躍有名にしたのは、1988年にカナダのオタワで開かれた「新エネルギー技術シンポジウム」であった。この席上、彼は自ら開発した装置を発表。装置を動かした時に起こった様々な現象の映像を公開した。
 ビデオ映像が映し出された時、場内に驚きの声が上がった。次々と繰り広げられる驚愕の映像に、誰もが釘付けになった。最初に映し出されたのは、装置の概観であった。ハチソンが一人で組み立てたという高電圧装置と静電高電圧発生装置(テスラ・コイル、ヴァン・デ・グラーフ発電機)だ。同じような装置は、理工系の大学であれば、どこにでもある。が、問題は、装置の台に実験対象となる物体を置き、スイッチを入れた時に起きる現象だ。

                

浮上現象

 最初の現象がこの浮上現象である。金属、木材など材質にかかわらず、あらゆる物体が浮上した。浮上には4つのパターンがある。
 (1)ゆっくり数秒かけて弧を描くように浮上し、落ちるパターン。
 (2)弾丸のような浮上―浮上する瞬間に強い衝撃があり、その勢いで上がっていくパターン。
 (3)加速しながら浮上するパターン。反重力ともいえる現象。
 (4)宙に浮いた状態。また、浮上はしないが、上に引かれる力で立った状態を維持するパターン。
 浮上現象全般の特徴として、物体を寝かした状態では上昇しないが、立てた状態にすると上昇する傾向がある。また、浮上した物体は螺旋状に上がっていく傾向がある。
 一番重いものとしては、400kgの変圧器が浮いたことが報告されている。実験では、物体だけでなく、液体(水)に対しても行われ、コップの中の水が飛び跳ねる様子がビデオに収録されている。             

破壊現象

 この現象も浮上現象同様、物体の材質にかかわらず起こった。物体が破壊に至る過程で曲がったり、捩じれたりするものもあった。ビデオを見てまず驚くのが、スプーンが立ったまま折れ曲がっていく現象である。ある金属が切断したその切断部は、あたかもその部分を高熱にして、強引に引き裂いたような切断面になっている。そうかと思えば、ナイフで切ったような切断面の金属もある。また、破壊だけでなく結合して一体化してしまう現象も起きている。この「破壊現象」は単なる物体の破壊だけではない。磁気的にも異常をきたしている。約20cmの棒ヤスリが、破壊した時、通常であれば断面は例えば片方がN極だとすれば、もう一方は必ずS極となり、互いに異極となるはずであるが、この破壊したヤスリは同極のNとN、SとSになっているのである。現在、磁気単極(モノポール)―N極、S極だけの磁荷―は理論的には存在していいのであるが、正式には発見されていない。この破壊したヤスリは一方がN極、もう一方もN極。あるいは一方がS極、もう一方がS極を示しており、この現象はモノポールの謎を解く鍵であるといえる。

            

テレポーテーション現象

 さらにハチソンは、驚くべきことに物体の透明化、及びテレポーテーションが起こったことを報告している。地下にある実験室から上がった外の倉庫に置いてあるカードボックスにあるはずの釘が、いつの間にか外に飛び出して、倉庫の壁を通り抜け、実験室の壁の表面に出てきたのだ。壁といっても特定のこの場所から、というわけではなく、もちろんそんなところに穴などあろうはずがないのだ。また、ハチソン自身が見ている前で、物体が透明化して、置いてある台だけが透けて見えたと報告している。

 これらの現象(主に破壊と浮上)は初め、スイッチを入れればすぐに起こるというのではなく、非常にランダムに起こった。最初は大体平均して1日に1回くらいの割合から、装置を工夫することにより、1時間に5回の割合まで起こせるようになったという。
 これらの驚くべき現象をいったいどう説明すればいいのだろうか。懐疑的な見方をすれば、まず考えられるのは磁石である。強力な磁石を使って金属製品を浮かせる。非金属物体には、密かに金属を埋め込んでおくというトリックだ。が、水やアイスクリームなどを上に引っ張るわけにはいかない。
 物品浮上の映像トリックとしては、カメラとセットを一体化させて、そのまま回転させるという方法がある。こうして撮影された映像は、あたかも地球の重力を無視して物体が浮上したかのような印象を与えることがてできる。この指摘は、ハチソン効果の否定材料して必ず登場する。しかし、ハチソンの映像をよく見ると、複数の物品を使った時、全てが同時に浮上するわけではない。一つ一つ、まるで糸で吊られるかのように浮上する。
 また、完全に上昇する以前に、倒れていた棒が立ち上がり、ゆらゆら揺れている状態で静止する。これらはカメラを土台ごと回転させただけでは再現できない映像である。

 不可解なのは、浮上現象だけではない。これは特に金属に関してなのだが、変形や破壊が起こるのだ。スプーンであれば、ひとりでにねじ曲がる。金属の板やパイプなどは、ガラスが割れるように破壊されてしまう。さらに、融合という現象だけは、トリックでは不可能である。少なくとも、現在の最先端技術でも再現することは非常に難しい。融合とは文字通り、2つの金属が溶接したように一体化する現象である。分子レベルで融合しているのだ。高い温度で熱しない限り、2つの金属を融合させることは不可能だ。仮に、高熱を密かに発したとしても、違う種類の金属を融合させることは難しい。ステンレスとステンレスなら簡単だが、軽金属であるアルミと重金属である鉄を融合することはできない。
 アーク溶接をしても両者を融合することは不可能だといわれる。専門家が見れば、アルミニウムと鉄の合金がいかなる代物であるか、その重要性に気づくはずである。

 シンポジウムは、まさに驚愕の嵐となった。これを聞きつけたカナダのテレビ局がニュース番組で、ハチソンの実験を取り上げたところ、大きな反響があった。情報は世界中に配信され、一大センセーションを起こすことになる。やがて人々は、これらの未知の現象を開発者の名にちなんで「ハチソン効果」と呼ぶ。

ハチソン効果を巡る動き

 1982年、ハチソン効果の再現性に満足いくデータを得たハチソンは、知り合いの技術コンサルタント、ジョージ・ハザウェイとアレクシス・ペザーロらと共に、「ファロス・テクノロジー社」を設立。ハチソン効果を商業ベースに乗せて、大きく展開しようと野望を抱く。ハチソンの研究成果に関する情報は、やがてカナダの技術者の間で、ちょっとした噂になる。どこからか、それを聞きつけたのか、1983年、アメリカの政府関係者が突如、ハチソンのもとを訪れる。彼らはハチソンの装置を視察し、謎の現象について、詳しい話を聞いた。が、不可解なことに、男たちは自らをきちんと名乗ることもせず、ガイガーカウンターで部屋中を調べた。ハチソンは、この時直感的に、連中が軍事関係者ではないかと感じたという。
 これを契機に、カナダやアメリカの国防総省、それに航空宇宙関係者が多数、ファロス社を訪問。1985年には、軍事産業の大手マグダネル・ダグラス社の技術者たちがやってきて、ハチソン効果を確認。詳しいデータを取ると共に、技術提携の契約をほのめかす。これに気をよくして、ハチソンは持っているほとんどの実験データを提供。技術者たちは、これをアメリカに持ち帰った。

 ところが、この頃から少しずつ雲行きが怪しくなってくる。というのは、ハチソン効果を確認したはずのマグダネル・ダグラス社の記録には、83年のアメリカ政府関係者の視察の際にはハチソン効果は起きず、自分たちの視察の時も、浮揚効果も破壊効果も起こらなかった。あっても、それはアルミ箔が少し移動したり、近くのものが落ちた程度であると記されているのだ。
 1988年、バード社からグレッグ・ランドとアルフレッド・サッターなる人物がやってきた。彼らは非常に友好的で、ハチソンも彼らを全面的に信用する。それは、留守の間、装置の管理を委ねるほどだった。この年に開かれたシンポジウムで公開された映像も、彼らの協力の下に撮影したものである。
 しかし、連中はどうも食わせ者だったらしい。用事から帰ってきて、ハチソンが装置のスイッチを入れると、コンデンサーが爆発するなどのトラブルが度々起こるようになった。留守中、彼らが装置をいじったことは明白だった。怪しいと感じたハチソンが、彼らの背後関係を調べると、アメリカのNASAと関係があることが判明。NASAが軍事機関であることを知っていたハチソンは、彼らと手を切ることにした。
 その後もバード社の人間による妨害は続いた。ハチソンのストレスもかなり高まり、その結果、ハチソンはドイツのランディ・ベルゴウを頼ってヨーロッパに行くことを決めたのであった。

 1989年2月8日、ハチソンは必要な機材と共にドイツに向かってバンクーバーを後にした。しかし、慣れないヨーロッパの生活は彼に様々なトラブルを引き起こす結果となり、ついには自動車事故を起こし、入院生活を余儀なくされた。
 ハチソンは1990年の9月にバンクーバーに戻ってきた。しかし、ハチソンを待ち受けていたのは、さらなる妨害以上のものであった。バンクーバーに残してあった実験装置がカナダの政府関係者の指示で勝手に壊されたり、捨てられたりしていたのだ。当時、ヨーロッパから戻ったばかりで、お金に困っていたハチソンにとって、装置を元通りにできないばかりか、残っていた装置を売ってお金を得なければならなかったのだ。
 この時点で、1979年以来続けられた「ハチソン効果」の研究開発は事実上終結となった。1991年以降は、元々ハチソンが研究したいと思っていた「モレイのフリーエネルギー装置」をはじめとする、ソリッドステート型のフリーエネルギー装置の研究をつづけている。

 その後、ハチソンにできるのは、過去の実験データを可能な限り収集することだけだった。そこで、彼は以前、視察にやってきて、データを持ち帰っていったアメリカ陸軍に連絡。データの返還を要求した。
 1991年3月、陸軍省からは次のような返事が送られてきた。
「ジョン・ハチソン様、そちらの要請に対する陸軍省からの返答を申し上げます。そちらが陸軍省に提供して下さった実験データとリポートにつきましては、現在、陸軍省で“極秘扱い”に指定されておりまして、残念ながらご返還できません。(中略)もし、どうしてもご必要であれば、情報公開請求書を提出し、情報の自由法を使われるしか方法がありませんので、そのための取り寄せ手続きをお勧めいたします」

 極秘扱いとは、どういうことか。こちらは開発者である。データの権利はハチソンにあるはずだ。なのに、当局には取りつく島もない。これにはどうも裏がある。いったいどういうことなのか。実は、これに関連して、ハチソンは一つ気になる発言をしている。
「ワシントンにある米軍諜報部が作成した、ハチソン効果についてまとめた報告書(1983年度)を見ると、放射性廃棄物や各種の汚染物質を処理する未知の現象を引き起こすと書かれてあります。国立ロスアラモス研究所や海軍調査研究所は、私の研究資料を利用して4カ月も徹底的に研究したのです」
 さらにハチソンはこんなことも述べている。
「ハチソン効果を応用すれば、地球製のUFOを飛ばすことも可能になります。事実、私の研究施設で、400キロもある変圧装置が空中に浮揚したのです。UFOなどその気になれば、ハチソン効果と潜水艦建造技術で、今にでも簡単に飛ばせることができます。
 そのことについて、アメリカのBBCや、NASA、さらにアメリカ政府からも問い合わせが来ています」
 ハチソンの実験施設が破壊されたのは、このコメントの直後だった。
 どうやらハチソンの実験装置が目障りになった連中がいるらしい。地球製UFOにまで言及するとなると、放っておくわけにはいかないと判断し、装置を破壊してしまった人々が存在する。しかも、彼らはハチソンの実験装置が破壊されても困らない。何故なら、ハチソン効果の実験データは全て手元にあるからだ。犯人はもはや自明だろう。アメリカ軍である。アメリカ軍がカナダ政府と共謀して、ハチソンの実験装置を闇に葬ったのだ。

 いささか古い話になるが、1994年3月下旬、この現象の発見者であり、その未知のエネルギーの解明に意欲を燃やすジョン・ハチソンが来日した。広島、東京、福岡で行われた彼の講演会は、この現象を撮ったビデオの上映のほか、破壊された金属サンプルの展示も行われ、連日百名を超す人々が集まり、大盛況だった。しかし、主要な実験データが失われてからは、現在に至るまでハチソン自身やその周辺でも、ハチソン効果の完全な再現には至っていない―。

テスラ・コイルとは何か

 テスラ・コイルは、その名の通りユーゴスラビア生まれの天才的発明家ニコラ・テスラ(1857~1943)が発明者だ。テスラ・コイルは、共振により高周波・高電圧を得る装置である。簡単な部品の組み合わせで製作することができるので、初心者が空間電磁現象の実験をするのに適した素材だといえる。また、テスラ・コイルは、奇妙な現象を示すハチソン効果にも関連しており、追求すれば奥の深い対象だ。

 図1Ⅰのように、テスラ・コイルは大きく分けて、一次共振回路、二次コイル、電源回路の3つの部品からなる。まず電源回路で直流電圧Vを発生させ、抵抗Rを通してコンデンサCを徐々に充電する。Cが充電される過程で両端の電圧Vcは上昇していく。このとき放電ギャップGにも同じ電圧が印加される。(図1(b))。
 Gの両端の電圧が火花放電電圧Vsに達すると、パルス的なアーク放電が発生し、Cと一次コイルLがGを介して接続され、CとLに振動電流が発生する。(図1(c))。
 一次コイルに流れる振動電流が周囲に磁場または渦状電場を作り、二次コイルに誘導を起こす。この誘導は二次コイル全体に及ぶものではなく、一次コイルに接近した部分に強く誘導する。
 二次コイルに誘導した種電圧は二次コイル内に共振を起こし、コイル両端に超高電圧が発生する。(図1(d))二次コイルが共振するためには、一次共振周波数と二次コイル共振周波数を一致させておく必要がある。電気回路が共振するためにはキャパシタンスとインダクタンスの組み合わせが必要である。二次コイルにはコンデンサが取り付けられていないが、コイル自体が静電容量を持っているため、共振が起きるのである。

ハチソンの実験装置

 バンクーバーのハチソンの研究所の実験装置は、ファロス社との契約により、ジョージ・ハザウェイによって装置の主要な部分を取り出して、再び組み直された。その時の配置が図2に、同時にブロック回路図が示されている。電源装置は2つの15キロボルトのネオトランスがその中心になっている。
 その主な構成は、約1.4メートルのテスラ・コイル(大)、約46cmのテスラ・コイル、直径28cmのアルミ球で構成される―電場発生球、ヴァンデグラフ発電機、放電コイル、天井から吊るされている2つのテスラ・コイルを組み合わせたダンベルコイルである。テスラ・コイル(大)とテスラ・コイル(小)の距離は3.7メートルあり、この間に「現象領域」が存在する。多くの現象はこの「現象領域」で起こったものであるが、必ずしもここだけで現象が起こったわけではない。

 それらの電気的特性として、テスラ・コイル(大)は約330キロヘルツで、テスラ・コイル(小)は約760キロヘルツで共振している。ヴァンデグラフ発電機は約30cmの放電球を持ち、電圧は最高25万ボルトである。放電コイルのギャップの間隔は約1ミリであり、15万キロボルトの直流電源からコンデンサーを通して入力され、40秒ごとに放電する。その他にも、放射線源や多種の高周波発生機などを追加して実験されている。
 この現象領域を、ハチソンは「メタルマスエリア」と呼んでいる。
「私が使っていたのは、通常の交流の60ヘルツ、110ボルトの電圧でした。ワット数にすると、400から4000ワット程度しか使っていなかったのです。それだけの電力量でハチソン効果が現れたのです。フランスの科学者チームに試算してもらったところ、通常の物理学の範囲、すなわちレーザーやマイクロ波を使って金属を破壊させるような現象を起こそうとしたら、何兆ワットという膨大なエネルギーが必要だと言われました」

 破壊された金属の中には、どう考えても核爆発にあったとしか思えないような変化をしているものが多数あるという。科学者チームの試算によると、1立方メートルの中に、約5万6000メガジュールという巨大なエネルギーが発生している計算になったというのである。メタルマスエリアに高電圧がかかっているのは分かるが、そこに、どんな理由で信じられないほどのエネルギーが発生するのかは、ハチソンにも分からなかった。ただ、それぞれの装置が発生する強電界が互いに干渉し合って、全く未知のエネルギーを発生、あるいは誘発しているらしい。それは、まるで異次元から注ぎ込まれているような感じだった。
 破壊されたり、変形したサンプルの中には奇妙なものも発見されている。
「14インチの鉄の棒の約2インチの部分が、地球でまだ発見されていない合金に変化してしまったんです。私たちはフェロシリコンと呼んでいます。サンプルの多くは、単極化しており、また電子顕微鏡やX線分析装置で見ると、鉄の棒の中にマンガンとか銅の原子が現れているケースもありました。さらに一度変質した物質は、時間が経つにつれてなお変化し続けていることが分かっています」
 メタルマスエリアでは、物質が一旦原子よりももっと小さな素粒子に分解され、再構築されているのではないか―ハチソンはそう考えているのである。

ハチソン効果におけるプラズマ

 ハチソン効果を解明する上で、最も重要なのは、その主な実験装置であるテスラ・コイルであると思われる。ハチソンの実験室には数多くの電気装置があり、具体的に装置がどのように作用しているかは、データや実験装置が失われてからは、現在においてもほとんど分かっていない。しかし、基本的にはテスラ・コイルとヴァンデグラフ発電機が、その中核をなすことは間違いない。テスラ・コイルからは「電界の縦波」が放射されていると考えられ、複数の装置が発生する強電界が互いに干渉し合って、特殊なプラズマが発生していると考えられる。事実、ハチソンがカメラで現象を撮ろうとしたところ、カメラと実験装置の間に虹色の発光現象が見られたという。

 プラズマに包まれた物体は、プラズマが動くとそれに伴って移動する。ハチソン効果における物体浮揚現象の原理はこれだ。ハチソンの実験装置には偶発的にプラズマの上昇流が生じていたのだ。これに引き込まれて物品が移動したのだ。また、水などか泡立ったことも、プラズマで説明できる。これはちょうど電子レンジに入れた状態に近い。高周波によって水分子が振動し、これが泡立たせる原因となったのだ。
 金属の場合は、それが切断や融合という形で現れる。実際、金属片が破壊される時に、内部から高い熱が発生。これによって焼き切れる場面も撮影されている。
 レーザー光線等による切断と違い、ハチソン効果の場合、金属全体がプラズマに包まれてエネルギーが集中した部分が破壊される。
 また、融合に関しては、最近になって発見されたプラズマの特性である。プラズマ流を当てながら溶接すると、異なる金属同士が分子レベルで融合してしまう。ステンレスとアルミの溶接はもちろん、ガラスと紙といったものまで溶接できる。これはプラズマが引き起こす現象の中でも特筆すべきもので、現代物理学が解明していない「亜空間」を生じさせることが分かっている。すなわち、ここでは原子レベルで亜空間が生じているということだ。
 ハチソン効果は、特殊なプラズマ現象である。アメリカ軍はハチソンからさらった実験データとリポートを基に、ロスアラモス研究所等においてハチソン効果のデータを深く解析。ハチソンが作ったものと基本的に同じ装置を作り、物体浮揚や金属の破壊、融合などの現象を再現させただろうことは間違いない。
 先に紹介したアメリカ軍の有人プラズマ飛行物体―すなわち地球製UFOの存在は、そのテクノロジーが応用され、研究開発から、既に実用段階に入っていることを強く示唆している。

ハチソン効果による未知のテクノロジーの可能性

 ハチソン効果を実際に使用し、コントロールできるようになったら、いったいどんな世界が出現するだろうか。それが軍事面に利用されたら恐ろしいことになるのは容易に想像できる。実際、ハチソン効果の研究は、その後もロスアラモス研究所などで秘密裡に進められており、地球製UFOやプラズマ電磁兵器を開発しているという話もある。
 また、逆の方向の利用も考えられる。実際、ハチソンがやろうとしていたのは、地球環境を回復することだった。1994年の来日時にハチソンは語っている。
「私が取り組んでいたのは、破壊されたオゾン層を回復することでした。あるいはメタルマスエリアでは放射能のレベルが下がるという現象も現れていたので、これを核廃棄物の処理などに活用したいと考えていました」

 しかし、ハチソン効果の応用は、それだけにとどまらない。人間の常識を覆すような究極のテクノロジーの可能性を秘めているかもしれないのだ。ハチソン効果は空間―真空から、いわゆるゼロポイント・エネルギーを得ているのではないかという可能性がある。
 ハチソン効果を自在にコントロールすることで、時空連続体を自由に行き来すること―つまり、テレポーテーション等が可能になるのではないだろうか。先に紹介した「フィラデルフィア実験」は、巨大なハチソン効果といえるものが既に半世紀前のフィラデルフィアで起こっていたことを示しているのではないだろうか。
 無尽蔵のエネルギーが蓄積されたゼロポイント・フィールドから信じられないほどのパワーが流れ込んでくる。そして、メタルマスエリア内で今までの物理学では得られなかった推進力や重力波、さらには時間を逆行させる波動までが創造される。

 ハチソンは言う。「強大なエネルギーを使えば、時間を捩じ曲げるということも考えられます。あるいは“時空を折り畳む”ということも考えられるでしょう。ハチソン効果の重力波を利用して、いわばタイムトンネルを作るわけです。そこをくぐり抜けることによって、時間を前に行ったり、後ろに行ったりすることが可能になるのです」

 実際、メタルマスエリアでは時空間の歪みが起きているのかもしれない。テスラ・コイルを用いたハチソン効果は、新しい世界の夜明けを示唆していると言える。つまり、単なる物体の浮上や破壊現象ではなく、タイムワープの可能性という、我々が持っている物理的概念を引っ繰り返すほどのパワーを秘めているかもしれないのだ―。【転載終了】


世界最高4170メートルの射程距離を持つ狙撃銃

2017-10-04 10:54:36 | 新技術

ゴルゴ13も度肝を抜く射程距離だ・・・!
秒速1000mの弾丸は標的に当たるのに4秒以上掛かる。
しかし、
音がしてから逃げては遅い・・・!
音速は秒速約330m(標準温度)だ。

 

それがこれだ。

 

これを見ると、

ラスベガスの自動小銃乱射事件など、

実に他愛のないキチガイ行為にしか見えない。

何故、

ホテルに十数丁もの銃器を持ちこんだのか?

持ちこめたのか?

何で自宅に40丁もの銃を保管していたのか?

意味が分からない。

 

その必要性はテロと言えども、

全くなくて、

只の見せかけだろう。

まともに考えれば

偽旗以外の意味が見当たらない。

 

 とにかく、

狙撃という世界は超精密な世界だ。

Побит мировой рекорд по дальности стрельбы - 4178 м Винтовка СВЛК-14С 'Сумрак'

【転載開始】
ロシアの長距離狙撃銃が射程距離で世界最深記録を樹立【動画】
© 写真: Lobaev Arms
テック&サイエンス
2017年10月02日 22:49(アップデート 2017年10月03日 18:10)

ロシアの超長距離用狙撃銃SVLK-14S「スムラク」の射程距離が世界記録を上回り、4170メートルに達した。ロシアのマスコミが報じた。

前回射程距離で世界記録を達成したのは米国の狙撃銃で射程距離は4157メートルだった。

今回は新記録樹立のため、刷新された「ロバエフ・アームズ」社のSVLK-14S「スムラク」が使われ、火薬も違うものが用いられた。

設計者のウラジスラフ・ロバエフ氏は「これによって30グラムの弾をはじめから毎秒1000メートルのスピードで発射させることに成功した」と語っている。

先の報道によると、ロシアの特殊部隊は最新の狙撃銃「トーチナスチ(精度)」を採用した。【転載終了】


中国、メタンハイドレート採取! 革命前夜!

2017-05-30 17:02:14 | 新技術

はたして中国の技術は本物か?
メタンハイドレート採取技術を検証して見た!
要は採算性が問題である
そして、
環境破壊がないか?
情報は少ないが心許ない・・・!

 

メタンハンドレートについて初めて耳にしたのは、

今から30年前である・・・。

日本近海、

とりわけ日本海はその宝庫であるとの情報であった。

特に、

近くの変動の大きい地震帯沿いには夥しく偏在する。

その成り立ちは詳しくないが、

何でも地中から無尽蔵に供給されている。

 


要するにメタンガスの固形化したものである。

大きな圧力と低温化で常在する。

石炭・石油・天然ガスを合わせた総量よりも遥かに多く、

いわゆる炭素エネルギーの最終資源という見方である。

現在は、

石炭から石油へ、

そして天然ガスへと炭素エネルギー資源は広がったが、

それは活用効率と採算の利便性からと思われる。

 

石油枯渇が問題視されて、

広く偏在するシェールオイル・ガスに注目が集まったが、

今、

石油価格の低迷で漂流している。

つまり、

石油枯渇は幻想であったのである。

石油は常にマントルから供給されている?!

しかしながら、

自噴するのは有期限でであって、

採算性がその分かれ目なのだ。

不採算油井は放棄される。

 

しかしながら、

その油井に石油が枯渇したのではない。

採算性が枯渇したのである。

少し休眠すれば油井は復活するし、

シェールガスではないが、

与圧すれば採取復活は可能である。

ビジネスは常に採算性を求めるから、

石油枯渇説が吹聴されたのが真相だと見ている。


シェールガスは石油の採算性を超えることは出来ない。

無尽蔵のに存在するとは言え、

採算性を度外視して主流になる事はない。

シェールガスが吹聴された時、

石油価格は高騰し、

第3次か4次か知らないが石油危機が叫ばれ、

枯渇説が再燃したのは人為的であった。

今はどうか?

石油価格は低迷している。

 

実は石油は余っているからである。

そういう時、

シェールオイル・ガスの事業は多くは潰えた。

採算性で勝負にならないからだ。

はたして、

メタンハイドレートはどうか?

 

現在、

いくつかの問題点がある。

採算性の問題がある。

密閉空間の地殻から杭一本で自噴する石油・天然ガスとは

比較出来ない技術的課題があるのだ。

下手に採掘して地表に上げれば、

一瞬でガス化して飛散してしまう。

メタンハイドレートにも種類があって、

「表層型」と「砂層型」があるようである。

その採取方法には違いがある。

 

中国の新技術はどういうものであろうか?

噴出試験においては、すでに連続8日間にわたって産出しており、その最大生産量は1日あたり3.5万立方メートル、1日あたりの平均生産量は1.6万立方メートル以上、累計生産量は12万立方メートルに上るとみられ、その生産量は安定しており、メタン含有量は最高で99.5%に達し、当初の目標を達成している。

 

中国は全体主義国家である。

地政学的な観点から、

とにかく採取するというのであれば、

どんな技術であれ可能であろう。

今般は南シナ海である。

とにかく採取するということで既得権益を主張する。

やりかねない話である。

未来のエネルギーとして期待されている「メタンハイドレート」は、どのくらいの量が、どの辺りに存在しているのでしょうか?

世界の「メタンハイドレート」は、陸域で数十兆立方メートル、海域で数千兆立方メートル。これは、世界天然ガス確認埋蔵量(145兆立方メートル)の10倍。天然ガス、原油、石炭の総埋蔵量の2倍以上といわれています。

さらに、日本周辺の南海トラフ(東海地方沖から宮崎県沖)北側に4200億~4兆2000億立方メートル。地質調査所の調査では、南海トラフ、北海道周辺海域に、6兆立方メートルが存在すると言われています。これは、日本の天然ガス使用量の100年分に匹敵する量なのです。

つまり、日本近海は、世界最大の「メタンハイドレート」量を誇っているのです。日本は世界最大のエネルギー資源大国になる可能性を持っているです。

 

しかし、

石油・天然ガスの資源小国の日本に取って、

別の意味で地政学的意味合いは高い。

採算性の問題は技術エンジニアリングで何とでもなるだろう。

中国の動きを見れば、

一層拍車をかける必要がある。

日本人なら、

この事は異論を挟まないだろう。

 

ほとんどメタンハイドレート採取特許は

日本が有している様であるが、

中国(中共)が相手では通用しない。

実体的な技術システムを完成し、

実効的な採取行動に打って出るのは国益に欠かせない。

但し、

石油資本、

原子力資本との折り合いが問題である。

 

【転載開始】

革命前夜 中国で石油・ガスの代替物を採取

革命前夜 中国で石油・ガスの代替物を採取
© Sputnik/ Ramil Sitdikov
経済
2017年05月18日 21:17
中国の石油会社が世界で初めて南シナ海の海底から、「燃える氷」とも言われるメタンハイドレートと採取した。中国中央電視台が18日、同国国土資源省の情報として報じた。
スプートニク日本

同省地質学研究局の副局長は、「これは先に米国で起きたシェールガス革命のように巨大な出来事となるだろう。その結果、エネルギー使用メソッドは将来的に変わる」と述べた。

副局長は、この分野における中国の理論的根拠と技術の開発は「前例のない成功」に達し、その結果、中国はメタンハイドレート採取において世界をリードする位置を占めたと指摘した。

国土資源省の大臣によると、これは真剣なブレークスルーで、全世界のエネルギー革命を導くことができるということだ。国際的な研究サークルはメタンハイドレートを、石油と天然ガスの裁量の代替物だと呼んでいる。【転載終了】


日本初のステルス実証機 滑走試験実施

2016-02-24 19:32:32 | 新技術

やっと試験実施・・・
先は思いやられるが、
初めての最新鋭機種の実証機だ・・・!
ここで軍拡などという野暮な議論はさて置いて、
新技術に注目したい・・・!

 

長らく米国に依り、日本の国産戦闘機開発は封じられていた。

この機種も日の目を見るか?

途中でお蔵入りになるかは定かではない。

これまで何度もそう言う憂き目を見て来た。

世界情勢の変遷が、

なんとか実証試験実施に漕ぎつけた感がある。


写真・図版
地上滑走試験をするステルス実証機「X2」(手前)。後方はMRJと名古屋駅のビル群=24日午前9時38分、
愛知県豊山町の県営名古屋空港、細川卓撮影


本来は、昨年の秋に実施される予定であった。

 

未だ、飛んだ訳ではないが、

注目される。

通常兵器に依る紛争抑止力は、

今や、画期的な技術力の差で決まる。

この技術は、不断に磨かれなくてはならないのである。

 

日本は、

国防上、未曽有の危機に直面している。

北朝鮮は相変わらずであるし、

中共は、益々、侵略性を高めている。

南沙諸島など自国領土と断言してミサイル・戦闘機まで投入する状況だ。

誰が見ても覇権主義だろう。


【転載開始】

中国、西沙諸島に戦闘機配備…軍事拠点化進む

2016年02月24日 13時51分

 【ワシントン=大木聖馬、北京=竹腰雅彦】米国防当局者は23日、中国が南シナ海のパラセル(西沙)諸島で実効支配するウッディ島(永興島)に戦闘機を配備したことを明らかにした。

 米メディアは、配備されたのはJ(殲)11戦闘機などだ と報じている。同島には中国軍部隊が駐留しており、今月には長距離地対空ミサイルの配備も確認されたばかり。ワシントンで同日行われた米中外相会談でケ リー米国務長官は、中国が軍事拠点化を進めていることに強い懸念を表明した。

 米FOXテレビなどはJ11戦闘機やJH(殲轟)7型戦闘爆撃機が配備されたなどと伝えた。配備はこの数日以内に行われたが、何機配備されたかは不明。米当局者は23日、「中国がこれまでにウッディ島に戦闘機を配備したことは認識している」と明らかにした。【転載終了】


この事は尖閣・沖縄に対する基本姿勢も同じ事だ。

これを否定するなら、

しても良いが、

その代案が明確でなければなるまい。

非武装などおとぎ話である。

非武装こそ、

中共の侵略性を助長する工作理論だ。

 

戦争は避けなければならない。

そのためには、

圧倒的な防衛能力が必須である。

武器とは、矛を収める器と書いてある。

その為の新技術は、

日々、磨き上げねばならない。

 

負ける戦争は2度と御免蒙りたいのである。

日米同盟は確固たるものとしなければならない。

その為に、

分を弁え分担能力を高めることに異を唱えさせてはならない。

もはや、米国一国での世界警察権は潰えた。

日本が分担し、

ロシアを引き込み、

露米の仲立ちに努めなければならない。

 

そうすれば、

北朝鮮、中共は完全に封じ込むことが出来る。

 

国産ステルス機 心神 ベールを脱ぐ

 

【転載開始】

日本
2016年02月24日 16:10(アップデート 2016年02月24日 16:23)

24日、日本初の所謂「見えない飛行機」、ステルス性を備えた実証機の滑走試験が、愛知県で中谷防衛相立会いのもと行われた。

中谷防衛相は「すべてが計画通りに進んでいると確信した。我々は、国産ステルス戦闘機の開発と今後の航空産業全体の発展に大きな期待を抱いている」と述べた。

日本初のステルス機の開発が始まったのは、今から7年前で、開発に、ほぼ400億円を費やした。またステルス機の設計と製造には、200を越える企業が参加し、最先端技術が使われ、エアロダイナミクスの開発が進められた。

24日の最初の滑走試験の際、実証機は、滑走路を時速100キロのスピードで500m疾走した。初飛行は、来月3月に予定されている。

【転載終了】

Vortex .羽根のない風量発電・・・!

2015-12-26 16:50:57 | 新技術

これは面白い!
風車のない風量発電装置・・・。
風の持つ巨大なエネルギーを振動で捉える。
コストも安く、
故障も少ない・・・。

 

いろいろ知恵は出てくる・・・。

あのサンフランシスコのタコマナローズ橋の強風崩壊からヒントを得た?!

要するに、共振エネルギーを活用するのであるから、

その効率度合いが、飛躍的になるらしい。

 

 

さて、

その形状は、単なる一本の棒状である。

何の変哲もないし、場所も選ばないすぐれものである。

どうして、これで電気が起こるかというと、

振動を磁気で捉え、そのまま交流発電をするというのだ。

実に面白いアイディアである。

 


<ケムトレイルとの構図・・・何とも不気味である・・・!>

 

Vortex .Bladeless Wind Generator.

 

【転載開始】

風車は必要なかった!? 風力発電システムの進化系

揺れる風力発電装置

小説『ドン・キホーテ』でも知られる風車で有名な国スペインで、風車にとってかわる風力発電の装置が登場した。どういうものかというと……棒であ る。先が太い。可動部分は……ない。だから、摩擦もないし、潤滑する必要もないし、さらには消耗部品を交換する必要もないという。でも、どうやって発電す るのか?

『Vortex』と名づけられたこの風力発電装置、1940年に、タコマナローズ橋が強風で崩壊した事故にヒントを得ているという。風が橋を振動させ、その振動を増幅させてついには橋を崩落させてしまったのだ。つまり、風がそれほどのエネルギーを橋に与えたわけである。

その現象が、風のエネルギーを活用するのに効率がいいと考えたエンジニアたちは、風によって振動する棒を発電に使うことを考えた。

VORTEX03

風車は回転運動を電力に変えるわけだが、このシステムでは振動を電力に変える。この“いったりきたり”という動きは、交流の発電により適しているという。もちろんギアやベアリングを使わないので、摩擦による損失は少ないし、交換しなければいけない消耗部品もない。

通常の構造物であれば、振動する周波数というのは決まっているが、この『Vortex』は風が強くなれば内蔵する磁石の磁力も強まって減衰作用が働き、自身の振動数を自動的に調整する機能を持っているので、幅広い風速に対応して最大限の発電ができるという。

コストを大幅に下げられる

この『Vortex』は、風車に比べて製造コストは53%、運用コストは51%、メンテナンスコストは80%削減できるという。それによって発電費用は40%下げることができ、カーボン・フットプリントも40%下げることができると試算されている。

最初に作った試作品は、小型のもので、高さ3m。重さは10kg。100wの発電力を持つ。これは、たとえば太陽光発電を備えている家庭で、太陽光発電ができない時間帯のために発電し、貯めておくための装置としてちょうどいい規模だという。

また、1年以内に作る予定の次の製品は、4kwの発電力を持つ『Vortex』だ。これは高さ13m。重量は100kg以下。そして最終的には、4年以内に、1MWを超える『Vortex』を作ることを目標にしている。

メーカーであるVortexbladelessは、6月からクラウドファンディングで資金を募集する計画を立てている。実際、供用された場合の性能 がどうなのか、振動することによるデメリットはないのかなど、未知の部分も多いが、ひょっとすると将来は風車に代わって風力発電の主流になる装置かもしれ ない。【転載終了】