ここらは画材屋がなくて困る
とボヤいてたから
武蔵が守谷に連れてってやる
と言ってくれて連れてってくれたが
何しろ茨城はだだっ広い
おまけに道に迷って千葉県に入っちゃったり
おまけに画用紙はロールのもないし
30号水張りできるようなのもない
不便なこっちゃ
しかしKさんもYさんも遠くから大変だな
パネルはGETした
額縁も勝手に選んで買うような仕組みじゃなく
額装はお願いする客ばかりって感じだ
仮枠探したくてももううんざり
この夏立て続けに展覧会があるからややこしいのだ
ま あっちまで行くと住宅の様子も
ここらと違う
高層ビルほどじゃないが
瓦屋根の家なんかそんなにない
ここらの瓦屋根や
長屋門のある家々と田んぼの広がる景色
描いておこう
我が家も長屋門風の門で
おばさんのこだわりがあったから
ふうんじゃあ屋根は入母屋にするの?
と聞いたら
いや寄棟でいいとおおせだった
長屋門は昔は使用人の住処でもあったのだよな
私の階層はそっちの方だ
今日行き来した国道は
トラックだらけ
運送業者だらけだ
前に空想したことがあった
家もない流浪の民になったら
こういうトラックを住処にして
トイレはコンビニで
お風呂は銭湯でって生活が成り立つな
と思ったが
ここら銭湯なんてあるか?
ま
明野の温泉があるか
東京だとただで車止めて
寝泊まりなんてできないな
そうだ又そろそろおばさんのところに行かなくっちゃ
暑くなってきた
衣類も補充が必要だろう