女中さんになったつもりで
お掃除に身を入れなくっちゃと
お絵かき場（そこ本来は食堂）
ま 食堂も居間も我が家はワンルームさ
食堂のはずのところは私のアトリエとなって
油絵具も使うから汚くなってる
ま 切り絵もやるからカッターマットの大きいの
敷いてるから片付ければ
テーブルは裸になる
ま 食事もできるさ
怪獣はこっちに来るとそこでご飯！ってなる
ちびたちが来たら低い椅子の長いテーブルの
居間っぽいところ
ちびたちはこっちの方がご飯にいいだろうな
カレーは辛いからダメみたい
ホワイトシチューならいいかも
女中は今度はお料理場番
お稲荷さんも食べられると言ってたが
ぎゃ スーパーにいつもはある
稲荷揚げがなかった
ま またちびたちが来る頃スーパーに行ってみよう
高校生の時
家庭科は食物と衣類と別れてたが
高校の時は選択科目はぎりちょんしか採らないで
お絵かき学校に通ったから
私食いしん坊だから習わなくても料理はできるさ
と衣類？あれ？被服って言ったかな
それしか採らなかった
しかし食の世界も地域によって
違いが大きい
武蔵も戦争中にこっちに疎開してきて
こっちで育ったから
私と味覚の違いがいろいろで
時々けんか腰になる
でも地域の差は
東京の中も
私の幼いころの
下町と育った世田谷ではいろいろ違ってたな
武蔵は道場の子らには
先生変な言葉って
わらわれたそうだ
東京弁に慣れちゃってたから
こっちが故郷でも
子供らにやられちゃうと言ってたが
しかし武蔵もアクセントは
すっかりコッチの人になっちゃって
耳がよく聞こえない私には
武蔵がなんて言ったのかよくわかんない
しかもこのマスク世界で
帰宅後マスクも外さなかったりするから
余計話が通じない
