じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

腱鞘炎 か?

2017-07-05 20:29:04 | 日記的雑談
いや、本日は一日中「葉苅鋏」・・・鋏なんですが、刃が長くて一度に沢山切れ、そして戻りようのバネが付いているそれを一日中握り続けたわけであります。
刃が長くて一度に沢山刈れると言う事は、抵抗も大きい訳でして、力も要るのであります。
で、私の勘なんですけれども、二秒と掛からずに一握りしていると思う訳でして、それだと一時間で1800回は握っている訳でして、7時間刈り込みをやっていた勘定だとすると・・・12000回以上ですかぃ?
いい加減握力も参っちまいます。
アレです・・・チャボヒバの刈り込みを命ぜられやった訳ですが、まっ、最初の一本が2時間近く掛かったのに対して最後の一本は30分でありました。
この違いはと申しますと、最初の一本は「特上」でやった訳です。
ヒバは中が枯れ込みますんで枯れ枝を抜き、普通に刈り込むと切り口が赤茶けるんで飛び出した葉を根元から抜くと言う手間の掛かる作業をやっていたんですが、ドーも親方が要求しているのは自分の中のランク付けでは「下」の仕上げで良いのであるな、と言う事に気が付きそうしたんですけれども・・・自分の中では不完全燃焼でありました。
枯れ枝抜きは無視、で、表面を見栄え良く刈り込む・・・それなら30分で仕上がるのであります。
いや、仕事なんですから、植木屋の自己満足なんか無用な訳です。
で、こっちも日当8000円のお手伝いですからそれなりで良いのであります、が、しかし・・・と言う気持ちが残るのは否めない・・・いやいや、仕事への姿勢がまだまだ甘いなぁ~。

と、言う事で・・・青森の旅の続きであります。


噂に名高い藤田記念庭園


この門をくぐるまではドキドキしていた、が

いや、藤田記念庭園は・・・一言で言って,広いです。
広くて取り留めが無い、と言うのが私の率直な感想でありまして造園屋の庭作りの手本に成るかと言うと、良く分かりません。
私に見る目が無いだけかとも思います・・・何故なら、造園科の先生が東北で勧める庭と言うと藤田記念庭園と毛越寺、と言うくらいの庭であります。
たぶん、私に見る目が無いのだとも言えますが・・・私しゃ、キッパリと好きじゃ無い、と言っちまいましょう。


近いから行ってみた「最勝院」五重塔

江戸中期(1667年)建立の五重塔・・・その姿が美しいと言うんで行ってみました。
いや、中々の物でありました・・・ナント申しましょうか、すっくと建って細身に見えるのですが、しかし、重み? いや、安定感と言うべきか? まっ、ナンでアレ、秀逸な姿でありました。


成美園 奥の築山から


成美園 成美館から

いや、これぞ私が求めるタイプの日本庭園・・・真行草の理に則った基本的な日本庭園でありましょう。
と、言う事で、無駄な説明は止めますが、枯れ池と池泉を配し、蓬莱の松、そして成美館の正面に守護石・・・ナンチャって、パンフを見ながら書いてるんですけど。
アレ・・・造園科の先生方は勘違いして教えたんですかね?
もしも造園屋の手本に成るとすれば間違いなくコッチだと思う訳でして・・・自分の親方もコッチを推してましたし。

あぁ・・・明日は地味な草取りであります。
終日地面に極めて近い目線でダンゴムシやミミズと会話しつつ、ヤブ蚊と戦いながら草を抜く訳であります・・・地味だねぇ。
でも、一人なんでノンビリとやれますからドッチかと言うと息抜きであります。

そんな訳で、明日のために今日は寝る、であります。

皆様 おやすみなさい、と






コメント (2)
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