「宮脇晴の周辺 愛・知のリアリズム」
アップが遅くなってしまったので、展示はもう終了していますが・・
豊田市美術館へ行ってきました。
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宮脇 晴さんの息子さん宮脇 檀さんのエッセイを本屋で手にしたのは、もう10年以上も前のこと。
宮脇 檀(まゆみ)さんの軽妙で小気味よい文章に惹かれ、
何冊も著作を買い集めてファンになったのでした。
宮脇 檀さんは建築家なので、住宅論が多いけれど住まい方・生き方・楽しみ方など、
読んでいて目からうろこ的なお話も多くて、読むのが楽しみでした。
ところが、病に倒れ1998年 62歳で亡くなられたのでした。
もっともっと、エッセイを書いてほしかったのですが。
檀さんのお父さん晴さんは愛知出身の画家ということは知っていたのですが、
どんな絵を描くのか知らなかったので、今回お名前を見つけて、豊田市美術館へ行ってきたのでした。
豊田市美術館は、クルマの街、豊田市を見下ろす小高い所に建っています。
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お母さんは、アップリケ作家 宮脇綾子さん
絵を描くように、布で素敵に表現しています。
とてもセンスがいいです!
10年くらい前かなぁ、この豊田市美術館で宮脇綾子さんのアップリケ展があり観に行ったことがありました。
3年ほど前、秋野不矩美術館でも見ましたが・・・
電車でコトコト行ったので、着いたらもうお昼です。
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宮脇 晴さんが影響を受けたという岸田劉生の絵もたくさんあり、
宮脇 晴さんの写実的な絵からユーモアあふれる大らかな絵に移っていく過程など興味深く見てきました。
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美術館に行く楽しみは絵を見ることはもちろんですが、建物の雰囲気は、とても楽しみなものです。
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建物はモダンで、外にはオブジェ・・・直線的な池がカラフルなオブジェの鏡に映り込みます。
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鏡に映る桜・池・・・カップルさん・ファミリー・そして私たちも鏡に映って遊んでしまいます。
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別館の高橋節郎館で漆工芸の作品や墨彩画が素晴らしくって、
思いがけなく長居となり、お茶室でお抹茶をいただく時間が無くなり、残念でした。
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高橋節郎氏の「花花」 クリアファイルより
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東海道線普通列車で浜松から岡崎まで行き、
愛知環状鉄道に乗り換えて、豊田市まで、のんびりの旅?でした。
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