北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

9月議会 質問通告

2018-09-06 | 珠洲市議会
今日は質問通告の締め切り日。
いろいろ取り上げたいテーマがあったが、結局以下の4項目に。
質問方法は分割方式。

質問順番は今回は7番目。

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1.人材育成基本方針について
(1) H22年度から5ヵ年計画でスタートした珠洲市行財政改革推進プランでは、時代に即した人材育成基本方針の策定を掲げ、結果的に「策定に至らず」とのことで「計画通り進捗しなかった」というD評価だった。現行の第2次行財政改革推進プランでも、引き続き新方針の策定を掲げたが、本年4月の進捗状況の報告で、一転、新方針は策定しないと決定し、結論が出たからA評価とのこと。改革推進のためのプランで、策定方針を断念したなら当然「未達成」のC評価とすべきではないか。

(2)今回策定しないとした理由は、「策定せずとも市民に信頼される人材育成に取り組める」とのことだが、その根拠も含め、この8年間の検討経過を明らかにせよ。

(3)H28年度からスタートした本市の人事評価実施規定は、人事評価を人材育成に活用すると記載している。第2次プランで策定を目指した人材育成基本方針の最大の課題は人事評価制度との連動だったと考えるが、見送った理由はなにか。

(4)現行の人材育成基本方針は17年前の貝蔵治前市長時代に策定されたものである。人材育成方針に関して、泉谷市長として新たに盛り込みたい理念や具体策はないのか。

2.情報発信について
(1)自治体のインターネットを使った情報発信は、ホームページとSNSの組み合わせが主流となっている。ホームページのみの本市は、情報発信のリアルタイム性と情報の拡散力で他の多くの自治体から大きく遅れをとっていると思うが認識を聞く。

(2)スカウトジャンボリーの参加者1万3千人。トライアスロンの参加者約1,400人など、多くのイベント参加者をイベント終了後も珠洲市とつなげ、珠洲市の情報を届け続けるツールとしてもSNSは効果を発揮する。珠洲市のファン獲得の大きなチャンスロスだったと思うが、認識を聞く。

(3)第2次行財政改革推進プランでは、引き続き「ホームページの充実」を掲げているが、情報発信体制全体の充実強化こそが重要である。運営は各課室の若手職員からなるSNSプロジェクトチームとし、早急に取り組みをスタートさせるべきと思うがどうか。

3.新元号への対応について
(1)改修が必要な情報システム、必要な予算とその財源、改修に向けたスケジュールを聞く。

(2)政府は各省庁のコンピューターシステム間でやりとりする日付データを西暦で一本化するとのこと。行政内部のデータは西暦で管理している自治体もある。市民生活に直接関係のない行政の内部データは、この機会に西暦で一本化すべきと思うが、現状と今後の対応を聞く。

(3)各種申請書類は、元号だけでなく西暦で記入できる様式が各地で広まっている。本市でも西暦で記入できる様式が一部あるが、さらに拡大する考えはないか。

(4)市が発行する各種証明書について、新元号への切り替えは遅滞なくで 
きるのか。遅れた場合の対応についても聞く。

(5)新元号となる2019年5月までの間に、それ以降に及ぶ行政の計画等を策定する場合の年度の表記について、平成と西暦の併記、あるいは西暦での記載など自治体によって様々な対応がある。本市の考え方を聞く。

4.親子議会について
(1)学校で子ども議員を選び、学校でテーマを考え、学校で質問原稿をつくり、学校で発表練習する現在の親子議会の在り方は、「親子が珠洲市についてともに考え、絆を深める」という親子議会の本来の趣旨から逸れていないか。

(2)7月開催にこだわらず、夏休みの親子、あるいは家族での様々な会話や体験を踏まえた市政への提言を小中学生から提出してもらい、応募多数の場合は抽選をおこない議会で発言してもらうなど、開催時期や子ども議員の選手方法を見直してはどうか。

(3)主権者教育という観点からは、市政に関して、市長に質問や提案をし、説明を受ける「議会」ではなく、一定の予算を配分し、子どもたちが討議し、使途を決めていく議事機関としての「議会」へと転換していってはどうか。


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