北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

鍵主恭夫さん、富士を描く

2018-04-15 | 情報


「一水会」で活躍する三崎町雲津出身の画家・鍵主恭夫の個展が名鉄エムザで開かれている。
鍵主さんと言えば、横浜赤レンガ倉庫の扉シリーズが代名詞といってもいいと思うが、今回の個展は富士山を描いた作品が45点。
自宅のある茅ケ崎市からは富士山が望むことができ、少しドライブすれば様々な富士山が見えるということもあり、実に多様な富士山、大胆な構図の富士山が描かれている。
今日から17日と期間が短いが、鍵主さんの新しい魅力が詰まった個展へぜひどうぞ。





以下は今朝の北陸中日新聞の紹介記事

「胸に迫る富士」描く 珠洲出身 鍵主さん油彩画展

 洋画団体「一水会」で活躍する珠洲市出身の画家・鍵主恭夫さん(68)=神奈川県茅ケ崎市在住=が富士山をテーマにした作品を集めた個展が金沢市武蔵町のめいてつ・エムザで開かれている。

 昨年の日展で二度目の特選に選ばれた記念展。「扉」のシリーズで知られるが、今回は「これまで温めてきた」という富士山を描いた油彩の近作を中心に計四十五点を展示する。地元での個展は五年ぶり。

 「富士には胸に迫ってくる感動がある」という鍵主さん。茅ケ崎のアトリエや御殿場、河口湖などさまざまな場所から見える富士山を丹精な筆致で描いている。30号の「夜想富嶽」は、月夜に雪をいただく富士が浮かび上がる幻想的な表情。「天龍富士」は雲を竜に見立て、自らの心象も投影している。十七日まで。 (松岡等)


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