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裏山の雑木林の中に、毎年春になるとこんな花が咲く。
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こんなふうに一株だけ。
気になっていた名前、そのうち調べようと思いながら先延ばしになっていた。
時間ができた今年こそはと調べてみるとショウジョウバカマ(猩猩袴)というそうな。
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猩猩は中国の想像上の動物で、猿のような顔をもち、毛は紅色。「大酒飲み」らしい。
花をこの”猩猩”の頭の髪に見立てて、葉を袴(はかまは)に見立ててこの名がついたという説明が多いようだが、諸説ある。
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花の色は土地によってピンクや城もあるそうだが、どっちにしても猿の頭にはみえない。
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