北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

議場の日の丸

2011-07-20 | 珠洲市議会
 昨夜のブログの答えは、議場の「日の丸」と珠洲市の市章の掲示。

 掲示という表現がいいのかわからないが、旗ではなく「日の丸」と珠洲市の市章を描いた図画を壇上の後に張り付けているのであえて掲揚ではなく「掲示」と言わせてもらう。
 
 いずれにしても、今まで珠洲市の議場には日の丸(国旗)も珠洲市の市章もなかったのだが、寺井議長が議長の権限、議会運営委員会の事後承諾という形で6月議会から掲示となった次第である。

 私はたまたま6月議会開会の前日に議長から直接聞いていた。すでに取り付け工事が終わったあとであった。

 もちろん賛意を示したわけでもないが、実は「ようやくかぁ」というのが率直な印象でもあった。
 県議会でも掲揚され、私の知ってる県内の自治体議会ではどこでも掲揚されており、県議時代から、珠洲市はなぜ日の丸掲揚の話が出ないんだろうと内心不思議に思っていたのである。
 調べたわけではないが、国旗・国歌法の制定を節目に掲揚したところも多いのではないだろうか。

 日の丸を掲揚しない珠洲市議会に内心、敬意を表していた私としては、ついに来るべきときがきたかぁという思いであった。と言っても、ここで日の丸掲示を問題にして、議論を巻き起こせる自信もなく、「賛成するわけじゃないですけど・・・」ということで、事実上容認してしまった。

 日の丸それ自体の問題もあるが、なぜ珠洲市議会の議場に珠洲市の市章と日の丸なのか。日の丸を入れるくらいならばなぜ石川県の旗がないのか。なぜ石川県を除いて、珠洲市と日の丸なのか。素朴な疑問である。これは議場に限らず、多くの市の行事に共通する疑問である。
 ご存知の方がおられたら、ぜひご教示願いたい。
 
 ところで、私の知る限り、議場での日の丸は記憶にある限り旗そのものであり、議場にはほとんど風が吹かないため、置いてあっても国旗であることは確認できない(国旗及び国歌に関する法律(国旗・国歌法)の規定によれば、旗の形は縦が横の3分の2の長方形。日章の直径は縦の5分の3で中心は旗の中心。色は地は白色、日章は紅色とされている。上下・左右対称で方向性はない)。国旗どころかどこの旗か全くわからないこともある。

 珠洲の場合は、旗ではなく、日の丸の看板であり、誰が見ても一目瞭然である。

 


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