ブログ仙岩

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赤字ローカル線を再生する請負人の思い

2014-06-02 05:54:58 | 日記
今朝ラジオ4時台「赤字ローカル線を再生する請負人の思い」を語る両備グループ代表小嶋光信氏のトークを聞いた。

3時台後半中村八大さんの「遠くへ行きたい」とか「帰ろかな」などで気分よく聞いた。三陸鉄道復旧、しかし復旧していない山田線は肋骨のようなもので、規制緩和で都市部にはいいが地方には合わない。赤字路線は廃止という現実から血液の流れが分断され、高齢化社会での車を持たない児童生徒など交通弱者には必要な足が断たれている。昨夜のテレビニュースで、5/10から試運転していたJR常磐線広野から竜田まで再開した列車に笑顔の高齢者が映し出されていた。楢葉町帰還の第一歩となれば幸いである。

和歌山電鉄貴志川線赤字解消の請負人として、まず、和歌山駅から貴志川駅まで乗車14の各駅を降りて、地域住民が沿線鉄道路線を忘れている事を知り、駅員が暇で話し込み、委託人が駅を掃除していた実態から、日本が行った世界初第三セクターでない、公設民営で赤字が解消できることを伝えたという。

まず、貴志川駅の売店小山商店で買われていた「たま三毛猫」と目が合った瞬間駅長の姿が脳裏をかすめたという。以来、日本初たま駅長で取材記者からの質問に招き猫として決めたというと大爆笑されたという。以来、たま駅長はスーパーからウルトラ駅長に出世し11億の経済効果を生んだという。

また、人気は国内だけでなく、猫を魔物扱いする外国では人の役に立つたま駅長の話題から身近な人とのつながりのテーマの外国映画にも出演したという。最後に、アイディアは汗と努力から生まれると結んだ。