ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

芸術的映像の持つ効力

2014-06-07 10:42:06 | 日記
技術革新で画像も含めて映像があふれています。街角の大型スクリーンから自宅のテレビ、はたまた手元のスマホやガラケイまで、私たちは何かと映像を見ています。

しかも、路上には監視カメラから常にどこかで被写体になっており、私たちはその映像、新聞雑誌、ネットなどで見ながらの生活で、映像や画像は私たちの生活の中枢に入り込み、トリック映像などで驚愕しながら生活を送っています。

私は毎月1回発行の先月5月号の家族新聞で、「昨年から予定の玄関の窓や外壁のひび割れ修理」のテーマで載せた画像について記します。3.11の震災で、半壊の診断解体の手続きの種類を作成しても、母屋の垂直に狂いはなく、解体中止と決め、業者に依頼したガラス戸3枚と屋根瓦の雨漏り修理やこの3年間自分で徐々に修理してきました。

4/8から、縦227cm、横108.5cmの自作10段の靴箱を整理し、5/1から靴箱を外し、外れた窓枠を修理して納め、2~3日から前に押し出された玄関の柱等を車のジャッキやテコで圧しても効果なし、諦め割れ目にセメント詰めを6日から実施、母屋の柱との隙間には木詰めで、ゴキブリなどの侵入を防御したと家族新聞に載せました。しかし、玄関がどれだけ押し出されたかは文章から判断できませんが、映像や画像の持つ力は百聞は一見にしかずでその一部を載せますと、震災後の被害と修理の様子が手に取るように理解できます。


血管外科医としての責任の取り方

2014-06-07 07:55:42 | 日記
「平穏死」のすすめで、石飛幸三医師は外科医の心境を健康上不都合なところをオペでより安全な状況に変える処置でいわゆる人生の一時期の危機管理です。手術中には予想外なことが起こりますが、正しいと思ったことを身を挺して実行し、結果は真摯に責任をとるることであると言いています。

平成15年五月場所で、膝のケガを押して千秋楽で武蔵丸を破った貴乃花の顔が忘れられません。そして小泉首相は感動した賛辞を送り手渡した優勝杯光景は眼に焼き付いています。新聞記事では無謀だとか、出場適否基準を作るべきだとか様々な意見が飛び交いました。

この時の裏話を石田医師は、14日目武双山との勝負で膝を痛めた貴乃花からある人を介して私に連絡が入り、報道陣を避けて、翌日の朝6時、勤めの病院でMR検査の結果、半月板損傷であることが分かった貴乃花は闘いたいと強く言いました。が、再起不能を予測し休場して欲しいところをあえて賛成し、専門医が痛みを和らげる処置をしたと言います。

2年後平成15年引退まで、危機を乗り越え貴乃花の人生を貫徹した責任のとり方に共感し、もし休場していたなら、不惜身命の信念を貫き通すことができずに早々と引退していたかもしれませんねと。