ブログ仙岩

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静かな海の足跡が残したもの

2016-09-06 08:46:16 | エッセイ
今月15日は仲秋の名月、何かと「イモメイゲツ」や月見に関するクイズも載せた。

月に浮かぶ「餅つきうさぎ」の顔のあたりの「静かな海」に、1969年アポロ11号が着陸した。人類初の月面第一歩は日本時間7月24日月曜日正午前だった。

左の靴底で刻んだ足跡は脳裏に残っているが、その足跡のアームストロング船長が亡くなって、もう4年も過ぎた。19分後に、バズ・オルドリン操縦士が下り、眼前に広がる景色を見て「これ、すごいだろう」「壮大にして荒涼の極みだね」と、人類初の月面上での会話だった。

コリンズ飛行士は司令船から見守り、遥か地球ナサのスタッフたちや関係者に見守られで成し遂げた船長の脈拍は着陸時156を数えたと。

事故でアポロ13号が引き返した以外、17号まで6回成功し、計12人が月面に降り立った。

静かな海の足跡は、人類史に刻まれただけではなく、少年少女を宇宙へと夢を駆り立て、沢山の後輩を育てた。そんなお月様があと9日後に素敵に見える。満月は17日であるが。