ブラタモリ、京都の宇治へ、高級抹茶の産地として鎌倉時代からの伝統を守り続けるお茶どころ。しかも国宝・平等院鳳凰堂や『源氏物語』の舞台としても知られる、風光明媚な観光地です。京の都からほど近い宇治が天下一の茶所になった訳を解き明かすブラタモリ、旅の始まりは嵐山の保津川と同じ先行河川で町の中心を流れる宇治川のほとりからです。
800年の歴史を持つ茶屋で、抹茶を一服、宇治茶の始まりは鎌倉時代で、平等院鳳凰堂の参道には茶屋が並び、平安時代は藤原道長の別荘地で貴族のリゾートでした。この辺りはその前に広がる池には扇状地の湧き水で水はけがよく茶の栽培に適していた。道路の左右は崖で、今は折居川の暗渠で川が見えない。
繁栄の痕跡は、江戸時代の茶の商人「茶師」が住む長屋門の建物であった。宇治独特の日光を遮る「覆下」栽培方法は宇治だけに認められていた。宇治のお茶の味をよくしたのは、扇状地の南側は段丘、扇状地と異なる地形から違う茶葉が生まれ、高級抹茶は機械の1臼でひいても1時間に40gしかできない。この異なる茶葉を客の好みに合わせてブレンドした「合組」での抹茶は30gで5000円とか。
色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめをさすというように、貴族のリゾート地から宇治茶へ、その高級茶は扇状地の濃い香りと、段丘の風味の違う茶葉のブレンドでできていた。写真yahooより。
今日11日は3.11震災7年2か月、犠牲者のご冥府をお祈りします。
800年の歴史を持つ茶屋で、抹茶を一服、宇治茶の始まりは鎌倉時代で、平等院鳳凰堂の参道には茶屋が並び、平安時代は藤原道長の別荘地で貴族のリゾートでした。この辺りはその前に広がる池には扇状地の湧き水で水はけがよく茶の栽培に適していた。道路の左右は崖で、今は折居川の暗渠で川が見えない。
繁栄の痕跡は、江戸時代の茶の商人「茶師」が住む長屋門の建物であった。宇治独特の日光を遮る「覆下」栽培方法は宇治だけに認められていた。宇治のお茶の味をよくしたのは、扇状地の南側は段丘、扇状地と異なる地形から違う茶葉が生まれ、高級抹茶は機械の1臼でひいても1時間に40gしかできない。この異なる茶葉を客の好みに合わせてブレンドした「合組」での抹茶は30gで5000円とか。
色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめをさすというように、貴族のリゾート地から宇治茶へ、その高級茶は扇状地の濃い香りと、段丘の風味の違う茶葉のブレンドでできていた。写真yahooより。
今日11日は3.11震災7年2か月、犠牲者のご冥府をお祈りします。