ブログ仙岩

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涙の稀勢の里にまたまた泣かされた

2017-03-27 09:25:55 | エッセイ
平成29年春場所で新横綱稀勢の里は、鶴竜との対決では本命の左が使えず完敗、今日はもうダメと諦めて、千秋楽の相撲は見れなかった。

しかし、誰もの予想に反して、2度目の立ち合いで、照ノ富士に攻められながらも、突き落としで勝った。

結びの、白鵬同様あまり横綱相撲を取らない勢いの日馬富士と思っていたが、正道の鶴竜が寄り切りで勝った。

いよいよ、優勝決定戦、やはり照ノ富士が優位に攻め、押し込まれた稀勢の里は、右手一本で小手投げで優勝を勝ち取った。

この執念はどこから来たのか、本割で勝負に驚き、決定戦では、琴奨菊と相撲を取らない照ノ富士に相撲道の精神に火をつけ、天晴れ新横綱の意地を見せた。本放送は見れず、リプレイで見て涙した。

そして、優勝杯を右手で持ち、左手に抱きかかえる姿にまたも涙、自分の力以上のことをしたとまた涙・・・。

福島県高校入試数学の解答

2017-03-26 14:12:55 | 問題
ℓの直線が正確でないから、x軸に平行な直線mを少し下げて作図した。

⑴ x=-1より、y=-(-1)-3/2=-1/2 よって、-1/2=a(-1)² ∴a=-1/2

⑵ ① t=2より、y=-1/2・2²=-2 よって、-2=-x-1/2 x=1/2 ∴q(1/2,-2)

② AQ=ARより、∆ARQは直角二等辺三角形、QR=2AS=2(t²/2-1/2)=t²-1

また、Q(t²/2-3/2、-t²/2)より、PQ=QR=t-(t²/2-3/2)=t²-1

3t²-2t-5=0 因数分解より(3t-5)(t+1)=0、tは1より大きく3より小さいから、∴t=5/3

ここで、終わってはいけない。放物線は落下の時間と距離の関係を表している。

バンジージャンプで、始め1m落下した人が、5秒後には25mも落下しており、時間と共に速さが増す加速されている。ビルの工事現場の落下で人がケガをしたりする。落下物が低ければ軽傷で済むが、高ければ死に至る。

ビルの工事現場の高さも、三角関数からすぐに予測でき、危険から身を守る行動ができる。

ことわざなどの書き取りの解

2017-03-26 08:49:21 | 問題
①国会の証人喚問はこれが典型的で、「石に(漱)ぎ流れに枕す」。枕石漱流(石に枕して、流れに漱ぐ)を誤って漱石枕流と晋の孫楚が言ったことに始まる。自分の間違いを間違いと言わず、こじつけて正当化する。

②悪事などでよく使う、「頭隠して(尻)隠さず」。悪事や短所の一部を隠して全体を隠したつもりでいる。

③「情けは人の(為)ならず」。人に尽くした親切はいつかは巡り巡ってかえってくること。

④「医者と(味噌)は古いほど良い」。経験豊富な医者に誤診がなく、味噌の仕込みも古いほど味が良い。

⑤「三つ子の(魂)百まで」。幼児に培われた性格は年をとっても変わらないこと。

⑥「老いては(子)に従え」。年老いてからは我を張らず、何事も子供の言うことに従っていくこと。

⑦「秋(茄子)は嫁に食わすな」。秋茄子は美味しいから憎い嫁に食べさせることがもったいないから、姑が嫁いびりをするたとえ。

⑧「(東)男に京女」。男はたくましい関東の男がよく、女は優美で情のある京都の女ん良い。

⑨「(声)無くして人を呼ぶ」。徳の高い人のところには、その徳を慕う人が大勢集まってくる。

⑩「偕(老)同穴」。夫婦の仲むつまじい幸福な生活のたとえ。
 
上のことわざのカッコに入る漢字を入れてください。

ことわざなど漢字の書き取り

2017-03-24 09:04:28 | 問題
①国会の証人喚問はこれが典型的で、「石に( )ぎ流れに枕す」。

②悪事などでよく使う、「頭隠して( )隠さず」。

③「情けは人の( )ならず」。④「医者と(  )は古いほど良い」。⑤「三つ子の( )百まで」。

⑥「老いては( )に従え」。⑦「秋(  )は嫁に食わすな」。⑧「( )男に京女」。

⑨「( )無くして人を呼ぶ」。⑩「偕( )同穴」。
 
上のことわざのカッコに入る漢字を入れてください。

大中恩氏の素直な言葉が人をひきつける

2017-03-23 08:52:53 | エッセイ
大中 恩(おおなか めぐみ)1924年東京都生まれの作曲家で、女のような名であるが男である。土田藍は筆名で、自身の歌の作詞も手がけている。1989年紫綬褒章受章。93才の歌曲、楽譜、童謡、合唱曲、校歌など2500 曲も手掛けた方。

父は『椰子の実』の作曲者である大中寅二で教会のオルガニスト兼合唱指揮者であったことから、音楽には手近い環境で育ち、東京音楽学校時代に海軍に入り、戦後NHKの劇中音楽などを担当した。

好きだ、嫌いだ、苦しい、うれしいといった人間の一番そばにある言葉にひかれて歌を作ってきたと語る彼は、「サっちゃん」「犬のおまわりさん」などで知られる。

宮下俊也のピアノに合わせ、ソプラノの妻北原聖子、バリトンの原田博之が歌い、大中は演奏の合間に、音楽の命は「ことば」、作曲より詩を探すことの方が好きと語る。

聖歌隊の女の子に惹かれたからだとも語っているが、夏の思い出の中田喜直ら4人と子どもの歌を作る作曲家「ろばの会」を結成。合唱団の指揮では、「きれいに歌うことも大切だけれど、詩の言葉や旋律を聴き手に伝えること忘れたらステージにならない」という。また、合唱の楽しい雰囲気にしがみついて、彼らに支えられ、もうやめられないともいう元気な老人である。