ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

歎異抄の謎

2020-04-16 05:34:07 | エッセイ
五木さんの「歎異抄の謎」を読んで、今、コロナウイルスの感染時代に「歎異抄に噛むか、噛まれrか」、コロナに置き換えてみても、鬱が酷くなるばかり、米軍基地で起きた高級将校の乱射事件、五木さんが気にしたことは、その将校は精神科の軍医だったことです。
プロレタリア文学の代表「蟹工船」、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」「悪霊」「白痴」など、人間の魂の恐慌、金融崩壊の経済、しかし、心の恐慌、人間中心の世界が、感染菌という見えない相手と戦う鬱の戦争です。
親鸞は、心の闇を徹底的に見つめる歎異抄、人間の罪を勇気をもって極限まで追求した人です。
歎異抄は、人の心をつかむ力があり、読めば読むほどわからないところが出て来る。悪人は誰か、宿業とは、善悪の区別、浄土とは、還相とは、そして信じるとはどういうことなのか、
座禅の世界に飛び込まずして、本当の空が分からない。
唯円と蓮如というフイルターを通しての親鸞の本当に言いたかったことはグレーゾーンになっている。

合戦場の桜

2020-04-15 09:26:01 | 旅行
一昨年、娘婿の車で、朝早くに家を出て6時三春の滝桜を、光が暗くダメ、国道459号二本松新殿大林の「合戦場の桜」を見た。
8時過ぎで光がよく、撮影には最高でした。滝桜の孫で樹齢180年、平安後期の武将源義家(八幡太郎1019~1062)と安部貞任(1019~1063)宗任(~不詳)兄弟が戦った所と言い伝えられている。昭和62年5月1日岩代町教育委員会より天然記念物の指定を受けた折りに「合戦場のしだれ桜」と命名された。当地より東に1キロ、東新殿大久保に福田寺(臨済宗妙心寺派)というお寺があり、門前に、三春町の「滝桜」の子木と言われる「福田寺の糸桜」という古木のしだれ桜もある。
また、三春に戻って、田部井淳子さんの遺品などの展示を見て、帰り道小野町夏井の千本桜を見て磐越道にのり帰宅した。

忠魂碑の桜

2020-04-15 05:16:07 | 旅行
我が街の高校の東隣に、日の出公園があり、その奥に立派な忠魂碑が立っている。上り道の土手にムスカリが咲いている。
なかなか行く機会が少ないが、津波の逃げ場には最高である。私達が避難した雷神様と同じ約30mの高さにある。

春の嵐一過

2020-04-14 11:30:52 | 日記
小名浜29m/s の強風、我が家の風呂場の窓枠の桟が1本飛ばされた。修理したが、やはりまだ風が強いですね。

昨年は大雨洪水、そしてコロナウイルス、昨日夜は暴風雨、暴風波浪警報が出た。こんな時はと、歎異抄の謎(五木寛之)、般若心経入門(松原泰道)を読み直している。