オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

昨日のことなども

2009-03-27 | Weblog
3/27(金) 今朝は昨日よりも肌寒いが、気持ちの良い朝だ。6時過ぎより弁当つくりを開始する。

材料は、マグロと鳥肉、豚肉、シメジとベーコン、小松菜が主材。これらを、バター焼きや和え物、卵、塩・胡椒・醤油で調理。六品のお菜を作る。

そして、四人前の弁当が完成する。生姜焼きがたくさん余った、k君の弁当に詰める。


昨日の夕方、渋谷の或る協会に自主プレをした。その前に、近くに事務所を構える、Tさんを久々に訪問。

Tさんとは、15年ほど前にCMの仕事で知り合った。Tさんは、プロデューサとして全体の仕切りをしていた。前に、このBLOGでも書いたが、魂と理(ことわり)の人である。

車谷長吉の小説「贋世捨人」に、Tさんの旧名が出るくだりがある。そんなことも話題にしながら、最近の様子を伺う。

ここ数年、体調を崩されており、更に新たな病気が出たりと、ご苦労をされているはず。

そうでありながらも、Tさんが語るには「全てを受け入れて、ありがたく生かして貰っている」と云う。病気を通して、いい人(先生)に出会えたと喜んでおられる。

Tさんは、職業、肩書き、年齢・性別で人の価値判断をしない、その人間の持っている本質の価値(真っ当にいきている・正直・逃げない)が良し悪しの基準だと思う。

私の相棒、ヒロさんは元気かと訊く。ほどほどに・年相応に元気だと応える。
以前は、ヒロさんも交えて一緒にお会いしていた。

そんな頃のヒロさんからの話。
Tさんと待ち合わすと、何時もTさんが先に来て待っている。
(ヒロさんも早めに来る人だが、それよりも、更に・より早いとのこと)

何でそんなに早くきて待っているんですか、と聞いたそうだ。

「わしみたいな しょうも無い人間ができることは、せめて人様よりはようにきて、待ってることぐらいや」と云われたそうだ。

それ以来、ヒロさんが待ち合わせ場所に着く時間が更に早まった。
(一方の私は、何時まで経っても人を待たす癖が抜けない)

幾多の試練を越え、己を社会を透徹して観、探求する姿に、私は、襟を正す思いで接す。 昨日も然り。短い時間であったが、お会いできてよかった。

私には、いろんな方が「師」として存在したが、数少なくなった「師」のお一人である。

健勝を祈りたい。


何?自主プレは、どうなったか?
そんなものは、何時か容になるでしょう・・・、真っ当にやっていれば。

Tさんにお会いできたのが、昨日一番のうれしい出来事。





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