4/8(日) 日本人のサクラ好みは病気じゃないか、と思える次第。今日の昼、中目黒に着くと駅の中から外まで、人・人・・・人であった。東横線・中目黒の直ぐ前を流れる目黒川の両岸に咲く桜見物の人波である。
近年、ここの桜の人気は異常なほどである。小さな流れの両岸から川面に掛かる桜並木は見事ではあるが・・・・。一週間前、殆ど咲いていなかった桜は金曜日には7~8分咲き、今日あたりは満開か。ちょっと川沿いを歩きたかったが、人出の多さに諦めた。
金曜日の午後、目黒の某社・社長を訪問した後、目黒川沿いに遡った。中目黒の手前までは川幅が広く、遊歩道が中目黒まで続いている。両岸の桜は、7~8分咲き、急げば30分も掛からぬ行程をゆっくりと楽しんだ。東横線の線路を潜ってからがポ花見のポイントである。金曜日の夕方近くであったが、人出は多かった。
目黒の某社の社長は、越中のイージーライダーを自称するM氏の前上司にあたる。色んなところで、関わりがあるものだ。
夜は、市ヶ谷の堀沿いの土手で夜桜宴会。この堀沿いの桜並木は見事である。が、この夜は寒かった、ホカロンなるものを持参したが・・・寒い。おまけに雨がポツポツと来たり、雹まで降ったのだ
。高宮事務所の案内による夜桜会、総勢20名ほどか。今年、高円寺の演劇学校を出たばかりという役者の卵?が、4~5人参加していた。
そんな中で、酒を飲んでいるとは・・・桜好きなのか、宴会好きなのか・・・どっち?
そして、昨日は昼前に学芸大学に地元のオジサンが集合。ブラリブラリと花見の会場である洗足池に向かった。サレジオ教会から、途中の花見スポットである「碑さくら通り」を歩き、”すずめのお宿公園”を抜けて大岡山へ。
大岡山の駅前には東京工業大学の広いキャンパスがある。校門を入って直ぐに桜の古木があり、ここも花見スポット。初めてだと言うので、ここを案内してから、洗足池に至った。
ところが、小高い桜山が一変していた。桜の木は半減、おまけに枝が切られているし、敷物は禁止となっていた。久方振りに見る景色は無残なばかりであった。これじゃ遺憾と、池のほとりの神社の片隅に腰を落ち着けた。
向こう岸の桜を遠望しながらオジサン達は酒を飲み始めたのである・・・・。座り込んでいると寒さが忍び寄って来るのだ。遥々単身赴任先から参加したT氏が、仙台の銘酒だと持参した酒を飲み、持ち込んだ携帯コンロで目刺を焼き、缶詰を温めて肴にする・・・。
結局は酔っ払ってしまい、夕方に地元に辿り着いたら二次会の元気を皆、失せていた。健康的な花見と云えようか・・・。
そして、日曜日の今朝。未だ見ていなかった「碑文谷公園」の桜を訪ねてやったのである。家から百mぐらいの場所にあり、毎年見なくては落ち着かない。池の周りの桜より、グランドの周りの桜が立派であるが、某銀行から区の手に渡り、枝が刈り込まれて美しさが半減した。残念だね~。
そのまま会社に向かう。徒歩にて中目黒まで、途中「祐天寺」の境内を覗くと桜が満開の様子。仁王門から桜越しに本堂を望み、写真を撮った。
そして中目黒駅に至り、冒頭のシーンとなったのである。今年も桜を山車にした飲み会は、もう少しつづきそうだ・・・。