6/27(木) 今朝は涼しかった、涼しいと云うよりは肌寒いぐらいに感じながら朝の散歩で一時間ほどを過ごした。今朝は目黒通りから都立大学・八雲のルートになった。
隣駅の都立大学には十年程住んだ、馴染深い町である。商店も少ないが、八雲商店街は通勤の人もまばら。東光寺とい寺の門前で、はたと思い出したのは富士市の東光寺のことであった。富士の方は臨済宗だが、こちらは曹洞宗とあった。
富士の東光寺は故・小澤先生が住職をされていた。遥かに古いこととなるが、小澤先生は教職の傍ら山梨県身延町下山の南松院で住職を務めていたことがあった。寺の一隅に剣道場を建てられて地元の方の指導をされていた。その道場で二年程、合宿をさせて頂いたことがる。
そんなご縁で、先生が生家の富士市東光寺に戻られた後も年賀状だけは欠かさなかった。頂戴する賀状には「富士に遊びにいらっしゃい」と何時も添え書きがあった。
しかし、私が富士市の東光寺を訪れたのは、先生の葬儀の時となった。その後も奥様からは丁重な便りを頂く。昨秋に私の父が亡くなった折には、実家までお悔やみの手紙とともに御仏の教えの本など頂いた。
八雲の東光寺の案内碑を目にして、在りし日の小澤先生の姿、葬儀で挨拶をさせて頂いた折の年老いた奥様の姿が浮かんだのであった。
歩きながら、いろんなことを思い出し、また考えたりもする。散歩の時間も中々いいものである。突然、柿の木坂の住宅街にピーピーと甲高い鳴き声が響いた。見上げると、TVアンテナにヒヨドリが一羽止まって誰かを呼んでいる様子。俺のことか?
散歩から戻り、またしても弁当を作ることとした。だが弁当休止宣言以来の弁当は、短時間の手抜きばかり。今朝も所要時間は30分である。
先ずは、鶏肉と人参・蒟蒻他の煮物。豚小間とキャベツ・ズッキーニの炒め物、竹輪のキュウリ挟み。炒り卵と挽肉炒めのそぼろ丼風の弁当とした。
今日の食材は、鶏肉・豚小間・竹輪・キャベツ・ズッキーニ・オクラ・九条ネギ・キュウリ・挽肉・卵・ニンニク少々。今朝も三人分の弁当である。
免許取得祝い
昨夜は渋谷・奈加野にて、T物産社長のO氏と元T物産社員で今は独立をしているT氏との懇談。私が自動車免許を取得したので「お祝いをするよ」と、誘われた次第である。奈加野で、お祝いと云われても嬉しくもないし、自動車免許で祝いをされるのも恥ずかしいが・・・。
何のことはない、私が那須の教習所に缶詰となっていた時に、奈加野の店主ともども、那須で一緒にゴルフに興じていたそうだ。
真相は、O氏が奈加野から暫く遠ざかっていたので、偶には顔を出さなくてはと云うことのようだ。(ラウンドしながら、店主から『最近姿を見せないね、などと嫌みの一つも言われたに違いない)
お言葉に甘え、気持ちよくキンキ煮などを注文。自分のボトル「伊佐美」を飲んだ。今やキンキは高級魚、稚内の魚屋でも「釣りキンキ、釧路産」は、一匹2800円の値札。
店主がハマグリの酒蒸しをサービスしてくれたが『味付けが濃すぎるね~ハマグリの香りが死ぬよ』と、生意気な注文を付けた。拙者は、この店のお目付け役のようなもの、許されよ!とかなんとか言いながら、帰りにはしっかりと「半田ソーメンをゲットしたのであった。
高校生を相手に・・・・
明日、午後の便にて高知へ向かう。今回のメインテーマは「高校創立記念日に講話」である。田舎の母校は、7月1日が創立65周年となり記念式があるそうだ。一月ほど前、在京同窓会があり校長先生が出席してくれた。
偶々、私が在京同窓会の代表を仰せつかっており、話の綾から創立記念日に在校生たちに話をする羽目になってしまった。何を伝えれば、話せばいいのか纏まらぬままに今日に至っている。口は禍のもとか?はたまた得難い体験となるか・・・。結果は、来週報告します。